フィーチャーのマニフェスト・エディター

フィーチャーのマニフェスト・エディターは、他の PDE エディターの場合と同じ概念を使用します。 このエディターには、4 つのフォーム・ページ (「概要」、「情報」、「内容」、および「拡張」) と、 マニフェスト・ファイルの生の XML コードを表示する「ソース」ページがあります。 プロジェクトに build.properties ファイルが存在する場合には、さらにもう 1 つのページ (「ビルド」) が表示され、 フィーチャーのビルド方法を構成できます。この場合には、build.properties ファイルに対する 「ソース」ページも表示されます。

フィーチャー・マニフェスト・エディター -「概要」ページ

フィーチャー・プロジェクト・セットアップ時に入力される情報は、 「概要」ページで変更可能です。さらに、プロパティー・シートでは、更新サイトディスカバリー・サイトの URL を提供することができます。更新サイトの URL は、新規更新の検索時に「更新マネージャー」が 使用します。ディスカバリー・サイトの URL は、他の興味深いフィーチャーおよび/またはサイトを ユーザーに示すために使用されます。

ユーザーがフィーチャーをブラウズするときに、 「更新マネージャー」で使用される独自のバナー・イメージを用意することができます。 フィーチャーを「基本」としてマークすると、「製品」フィーチャーとして扱われ、より多くのものを要求されます (「製品概要」の情報、スプラッシュ・スクリーンなどの提供)。 最後に、 フィーチャーをバッチ・インストール (1 回で複数のフィーチャー) に組み込む場合に、 そのフィーチャーに対して排他的インストールを要求できます。

基本フィーチャーに対するブランド情報は、ブランド・プラ グインに保管されます。明示的に設定しない場合、Eclipse は、 ブランド・プラグインの ID がフィーチャーと同じであるものと想定します。

デフォルトでは、ユーザーのフィーチャーは、汎用ポータブルとして扱われます。 サポートされるオペレーティング/ウィンドウ・システム、 言語、および/またはシステム体系を提供して制約を追加することができます。 この情報は、ユーザーのフィーチャーがインストールされていないか、 またはこれらの制約に一致しない内容を示していることを確認するために使用されます。

フィーチャーでは、説明、ライセンス、および著作権情報を提供する必要があります。 この情報は「情報」ページで編集可能です。 これら各 3 つのカテゴリーは、テキストあるいは有効な HTML ページを指す URL のいずれかで表すことができます。 絶対 URL も可能ですが、通常 HTML ページはフィーチャーと一緒に提供され、 プロジェクト・ルートに対して相対的な URL を持ちます。

フィーチャー・マニフェスト・エディター - 「情報」ページ

フィーチャーの一部であるプラグインおよびフラグメントは、 「内容」ページにリストされています。 「追加 ...」ボタンを押し、 ワークスペース内にあるすべての有効なプラグインおよびフラグメントを表すチェック・ボックスのリストを起動します。 プラグインまたはフラグメントのエントリーをダブルクリックすると、 そのプラグインまたはフラグメントのマニフェスト・エディターが選択された項目について開きます。

フィーチャー・マニフェスト・エディター - 「内容」ページ

「必須プラグイン」は、フィーチャーの一部ではないが、フィーチャーをインストールするための前提条件として、 ターゲット・プラットフォーム内に存在しなければならないプラグインです。 これらのプラグインのいずれかが欠落している場合は、フィーチャーはインストールされません。 必須プラグインは、プラグインおよびフラグメント内の全体的な依存関係情報に基づいて計算するか、または「プラグインの追加 ...」ボタンを使用して手動で追加します。 要件は、プラグイン ID のみに基づくようにするか、予期されるバージョンおよび一致規則を使用してさらに制約を加えるようにすることができます。

プラグインと同様、フィーチャーも前提条件として使用できます。 同様の規則が適用されます。 明確な違いは、フィーチャーの依存関係は「パッチ」チェック・ボックスの選択が必要な場合に必須であることです。 詳細については、フィーチャー・マニフェストのリファレンスを参照してください。

これらの標準ページに加えて、フィーチャー・マニフェストを使用して、より拡張されたフィーチャー・マニフェスト・データを設定できます。 他のフィーチャーを組み込むことにより、フィーチャー階層が作成され、 より大きなフィーチャーがビルドされる可能性があります。 プラグインに加えて、カスタム・フィーチャー情報を保持するための、不透明データ項目を指定することができます。 これらの項目は、通常カスタム・インストール・ハンドラーと一緒に指定します。 インストール・ハンドラーは、標準外のインストール・タスクを実行し、 データ項目が更新マネージャーによりダウンロードされると、それを操作するために使用することができます。 「プラットフォームのインストールおよび更新」ガイドでは、 このフィーチャーと他のフィーチャーについてさらに詳しい情報を得ることができます。

フィーチャー・マニフェスト・エディター - 「拡張」ページ

特記事項