レンダリング拡張
識別子:
org.eclipse.debug.core.memoryRenderings
開始:
Eclipse 3.0
記述:
この内部拡張ポイントにより、プラグインは、メモリー・ブロックのレンダリングを定義できます。
この拡張ポイントは、Eclipse 3.0 では内部使用専用にリリースされており、今後のリリースで共通 API になる予定です。
レンダリングは、メモリー・ブロックの UI 表記です。
メモリー・ビューでデフォルトで作成される 16 進表記に加え、メモリー・ブロックを他のフォーマットで表すことができます。
例えば、メモリー・ブロックのロー・データをテキストにレンダリングし、ASCII ストリングとして表示できます。
また、データを数値にレンダリングし、整数または 10 進数として表示することもできます。
この拡張ポイントにより、プラグインは、その必要性に応じたレンダリングを定義できます。
また、独自のレンダリング・ビューを定義して、定義したレンダリングを表示することもできます。
構成マークアップ:
<!ELEMENT extension (rendering* | default_renderings* | rendering_binding*)>
<!ATTLIST extension
point CDATA #REQUIRED
id CDATA #IMPLIED
name CDATA #IMPLIED>
- point - ターゲット拡張ポイントの完全修飾 ID
- id - 拡張インスタンスの ID (オプション)。
- name - 拡張インスタンスの名前 (オプション)。
<!ELEMENT rendering ((rendering_property*))>
<!ATTLIST rendering
renderingId CDATA #REQUIRED
name CDATA #REQUIRED
renderingFactory CDATA #IMPLIED>
このエレメントによって、レンダリングが定義されます。
レンダリングは、ID、名前、およびオプションのレンダリング・ファクトリーとレンダリング・プロパティー・リストから構成されています。
- renderingId - レンダリングの必須固有 ID。
- name - レンダリングの必須の名前。
- renderingFactory - IRenderingFactory を実装するクラスを指定するフィールド (オプション)。
IRenderingFactory は、IMemoryRendering オブジェクトを作成するためのものです。
このフィールドを定義しない場合、デフォルトのレンダリング・ファクトリーが使用されます。
MemoryRendering が作成され、メモリー・レンダリング・マネージャーに保管されます。
<!ELEMENT rendering_property EMPTY>
<!ATTLIST rendering_property
renderingId CDATA #REQUIRED
name CDATA #REQUIRED
value CDATA #REQUIRED>
レンダリング固有のプロパティーを指定するためのものです。
- renderingId - プロパティーが属しているレンダリング。
プロパティーより前にレンダリングが定義されている必要があります。
- name - プロパティーの名前。
- value - プロパティーの値。
<!ELEMENT default_renderings EMPTY>
<!ATTLIST default_renderings
memoryBlockClass CDATA #REQUIRED
renderingIds CDATA #REQUIRED>
「memoryBlockClass」のオブジェクトが作成されるときに作成されるデフォルトのレンダリングです。
- memoryBlockClass - メモリー・ブロック・クラスの名前。
- renderingIds - 「memboryBlockClass」型のメモリー・ブロックが作成されるときに作成されるレンダリングのリスト。
複数のレンダリング ID を指定し、これらの ID をコンマで区切ります。
レンダリングは、そのレンダリング ID が、rendering_binding で指定された、リストされた有効なレンダリングの 1 つでない場合は追加されません。
<!ELEMENT rendering_binding EMPTY>
<!ATTLIST rendering_binding
memoryBlockClass CDATA #REQUIRED
renderingIds CDATA #REQUIRED>
メモリー・ブロックをレンダリングのリストにバインドします。
プラグインがメモリー・ブロックの有効なレンダリングのリストを定義できるようにします。
- memoryBlockClass - レンダリングのバインド先のメモリー・ブロックのクラス名。
- renderingIds - メモリー・ブロックに対して有効なレンダリングのリスト。
複数のレンダリング ID をコンマで区切ります。
API 情報:
[API 情報をここに入力してください。]
提供される実装:
[システムに提供されたこの拡張ポイントの実装情報を入力してください。]
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