いくつかのユーザー支援コンポーネントにより、動的コンテンツを提供することができます。これは、ユーザーの環境またはコンテキストに従って、コンテンツを変更できることを意味します。例えば、ユーザーが特定の機能を有効にしている場合にのみ、ヘルプ文書のセクションや「ようこそ」ページを表示する場合などです。
動的コンテンツを作成するには、2 つの基本的な方法があります。一つの方法は、タグと属性 (注釈) を XML マークアップに追加して、セクションまたは文書にフィルターをかけたり、他の文書のセクションを組み込んだり、他のコンポーネントがユーザーの文書を拡張できるようにアンカーを指定することをシステムに指示する方法です。
もう 1 つの方法は、Java コードをプラグインすることによりユーザー独自のコンテンツ・プロデューサーを作成し、コンテンツを最初から作成するかまたは既存の静的文書を実行中に処理する方法です。両方のアプローチを検討してみましょう。
マークアップの各性質について、さらに学習したい場合は、上のリンクを参照するか、または目次で該当するトピックを見つけてください。
これについて、以下の XHTML フラグメントで示します。
<p> これは静的パラグラフです。 </p> <!-- このタグは参照タグに置き換えられます --> <include path="my.plugin.id/path/my_other_document.xhtml/element_id"/> <ul> <li> これは静的リスト項目です。 </li> <li filter="os=win32"> これは Windows で実行する場合を示します。 </li> <li filter="plugin!=org.eclipse.help"> これは、プラグイン org.eclipse.help がインストールされていない場合を示します。 </li> </ul> <!-- 他がコンテンツを追加できる場所 --> <anchor id="my.anchor.id"/>
コンテンツ・プロデューサーは、Java コードをプラグインして、実行中に文書コンテンツを作成するメカニズムです。コンテンツ・プロデューサーは、XML 注釈より強力ですが、使用方法がより複雑です。
コンテンツ・プロデューサーは、ユーザー支援の以下のエリアでサポートされます。