始動

org.eclipse.ui.startup

リリース 2.0

この拡張ポイントを使用して、始動時に活動化したいプラグインを登録します。 始動要素の属性として指定されているクラスは、インターフェース org.eclipse.ui.IStartup を実装する必要があります。ワークベンチが開始されると、別のスレッドからメソッド earlyStartup() が呼び出されます。startup 要素に class 属性が指定されている場合は、そのクラスがインスタンス生成され、生成されたクラスの earlyStartup() が呼び出されます。それ以外の場合は、プラグイン・クラスのこのメソッドが呼び出されます。プラグイン・クラスを class 属性の値として指定しないでください。この指定を行うと、そのクラスが 2 回インスタンス生成されます (通常のプラグインの活動化によって 1 回、このメカニズムによって 1 回)。拡張が始動要素の属性としてクラスを提供しない場合、プラグインのアクティベーター (プラグイン・クラス) は org.eclipse.ui.IStartup を実装する必要があります。この書式は推奨されておらず、使用すべきではないことに注意してください。この機能は org.eclipse.core.runtime.compatibility プラグインおよび org.eclipse.core.runtime.compatibility.registry フラグメントによって使用可能になります。この拡張ポイントに拡張機能を提供するプラグインは、ワークベンチ設定にリストされ、ユーザーは始動時に任意のプラグインを使用不可にすることができます。

<!ELEMENT extension (startup*)>

<!ATTLIST extension

point CDATA #REQUIRED

id    CDATA #IMPLIED

name  CDATA #IMPLIED>


<!ELEMENT startup EMPTY>

<!ATTLIST startup

class CDATA #IMPLIED>


始動拡張の例を以下に示します。
   

<extension point=

"org.eclipse.ui.startup"

>

<startup class=

"org.eclipse.example.StartupClass"

/>

</extension>

インターフェース org.eclipse.ui.IStartup を参照してください。