ワーキング・セットは、ビュー内の表示のため、または要素の集合の操作のために、要素をグループ化します。
ナビゲーション・ビューでは、表示するリソース・セットに対する制限を設けるために、ワーキング・セットを使用します。 ナビゲーター内で 1 つのワーキング・セットが選択されると、そのワーキング・セットに含まれているリソース、リソースの子、およびリソースの親だけが表示されます。 「問題」ビュー、タスク・ビューおよびブックマーク・ビューは、ワーキング・セットに基づいてすべてフィルターされます。検索機能を使用する ときに、ワーキング・セットを使用して検索する要素のセットを制限することもできます。
異なるビューで、ワーキング・セットを指定する異なる方法を提供します。Eclipse SDK のビューは、 デフォルトでウィンドウ・ワーキング・セットを使用します。ウィンドウ・ワーキング・セットは、「ウィンドウ」>「ワーキング・セット」メニューで指定され、最初は空です。ワーキング・セットをサポートする ビューは、通常、以下のワーキング・セット選択ダイアログを使用して既存のワーキング・セットを管理し、以下の新規ワーキング・セットを作成します。
新規ワーキング・セットを作成するときに、異なるタイプのワーキング・セットを作成することができます。 以下の例では、リソース・ワーキング・セット、Java ワーキング・セット、または ヘルプ・ワーキング・セットを作成することができます。
新規リソース・ワーキング・セットを作成する場合には、以下に示すように、ワーキング・セット・リソースを選択することができます。 同じウィザードが、既存のワーキング・セットを編集するために使用されます。 異なるタイプのワーキング・セットには、異なる種類のワーキング・セット編集ウィザードが提供されています。
注: 新しく作成されたリソースは、 自動的にはアクティブなワーキング・セットに組み込まれません。 これらのリソースは、既存のワーキング・セット要素の子であれば、ワーキング・セットに暗黙的に組み込まれます。 作成した後で他のリソースを組み込みたい場合は、明示的にワーキング・セットに追加する必要があります。