概要のフレームワークの使用法シナリオ次第で、XHTML ファイルを概要コンテンツとしてコントリビュートすることができます。include
、anchor
、および contentProvider
です。
include:
この要素は、有効な XHTML 文書に追加して、別の XHTML
文書からのコンテンツを組み込むことができます。組み込むコンテンツは、有効な XHTML スニペットである必要があります。
- 例:
<include path="root/foo" />
が IDfoo
の要素を、ID がroot
のウェルカム・ページから組み込みます。
anchor:
この要素は、有効な XHTML 文書に追加して、他のウェルカム・ページのコントリビューションによって、コンテンツをこのページにコントリビュートできることを宣言します。ページは、これらのアンカー・ポイントを定義することによって、拡張に適切な場所を宣言します。
- 例 :
<anchor id="anchor1" />
は、他のプラグインからのこのページへのコントリビューションを可能にします。
contentProvider:
この要素は、有効な XHTML 文書に追加して、ワークベンチへのフックを設定することができます。概要のフレームワークがこの要素を検出した場合、インターフェースが呼び出され、XHTML ページの DOM の操作が可能になります。 <contentProvider id="contentProviderId" class="org.eclipse.ui.intro.template2.IntroXHTMLContentProvider" pluginId="org.eclipse.ui.intro.template2"> </contentProvider>
は、
org.eclipse.ui.intro.template2.IntroXHTMLContentProvider
クラスからの動的コンテンツの生成を可能にします。これらの 3 つの要素と共に、XHTML ページを使用して、カスタムの概要 XML マークアップでかつて行っていたのと同じように、プラグ可能で動的なウェルカム・ページを組み立てることができます。PDE には、概要を使用したサンプル RCP アプリケーションの作成を可能にする新規テンプレートがあります。このテンプレートは、概要を使用する際に適切なサンプル・プロジェクトです。