製品構成

製品構成は、Eclipse 製品のすべての性質を定義および管理します。このファイルは、PDE のみによってサポートされる開発時ファイルであり、ランタイムによる解釈や読み取りは行われません。

新規製品構成」ウィザードは、トップレベルのメニューから ファイル」>「新規」>「その他...」>「プラグイン開発」>「製品構成と選択することによって使用できます。

製品ウィザード

 

ファイル名およびロケーション

唯一の制限事項は、製品構成にファイル拡張子 .product が必要であることです。製品構成は、任意のプロジェクトまたはフォルダーに置くことができます。ファイルが柔軟に命名できるため、複数の製品構成を同じフォルダーに保管することができます。

 

初期ファイル・コンテンツ

製品構成は、以下の 3 つのうちいずれかの方法で初期化できます。

  1. 基本設定で構成ファイルを作成: ユーザーがまだ製品拡張をプラグインで定義していない場合、またはどの製品かということを認識していない場合は、このオプションを選択する必要があります。このオプションを使用すると、最小限の内容を持ち、インクリメンタルに定義を開始できる製品構成を取得できます。
  2. 既存の製品を使用: ご使用のプラグインのいずれかで、すでに org.eclipse.core.runtime.products 拡張を定義している場合に、製品をビルドおよびパッケージするときは、このオプションを選択する必要があります。 PDE は、製品拡張 (例えば、製品 ID、アプリケーション ID、ウィンドウ・イメージなど) に定義されたすべての設定値を使用して、製品拡張を事前に取り込みます。
  3. 起動構成の使用: すでに製品に必要なすべての設定 (例えば、製品 ID、プラグインのリスト、プログラムおよび VM 引数など) を含む起動構成がある場合は、このオプションを選択する必要があります。 PDE は、すべての起動構成設定値を使用して、製品構成を事前に取り込みます。