Eclipse で APT を使用したヘッドレス・ビルド

コマンド行から直接または Ant を使用して行うワークスペースのビルドの説明

APT プラグインは Eclipse と組み合わせて使用され、事前構成されたワークスペースをコマンド行から直接、または組み込み Ant タスクを備えた Ant によりビルドします。

コマンド行からのビルド

APT プラグインを含む Eclipse がインストールされている場合、次のコマンドによりコマンド行ビルダーを呼び出すことができます (改行なし)。
java -cp %ECLIPSE_HOME%/startup.jar org.eclipse.core.launcher.Main
   -noupdate -application org.eclipse.jdt.apt.core.aptBuild -data %WORKSPACE%
これにより、Eclipse をヘッドレス・モードで呼び出し、コマンド行で指定したようにワークスペースをビルドすることができます。 提供されたワークスペースの構成は、ビルド中に監視されます。

Ant によるビルド

この場合にも、APT プラグインを含む Eclipse をインストールする必要があります。 APT プラグインを含む Eclipse がインストールされている場合には、build.xml ファイル内にある次の xml により「apt」タスクを呼び出すことができます。
<project name="test_eclipse" default="build" basedir=".">

    <taskdef name="apt" classname="org.eclipse.jdt.apt.core.build.JdtApt"/>
    
    <target name="build">
        <apt workspace="%WORKSPACE%" eclipseHome="%ECLIPSE_HOME%"/>
    </target>
    
</project>
Ant インストールの lib ディレクトリーに APT 用 jar を追加するか、または Ant を呼び出す際に APT 用 jar をクラスパス上に置く必要があります。jar は、次のディレクトリー内にあります。
%ECLIPSE_HOME%/plugins/org.eclipse.jdt.apt.core_X/aptcore.jar