「プラグイン」タブ
「プラグイン」タブを使用すると、プラグイン (aka. バンドル) とその開始レベルを選択できます。これにより、起動構成の実行時に使用する osgi.bundles および osgi.bundles.defaultStartLevel システム・プロパティーをカスタマイズできるようになります。
デフォルト開始レベル
開始レベルは、バンドルが実行されるデフォルトの OSGi 開始レベルを示す正整数です。「デフォルト開始レベル」は、すべての選択されたバンドルに割り当てられ、最初は 4 に設定されています。このマスター設定は、バンドル全体 の開始レベルを変更するために直接変更できます。あるいは、バンドルごとに上書きすることもできます。
デフォルト開始ステータス
開始ステータスは、フレームワークに対して、バンドルが開始した後、そのバンドルにアクティブとマークするかどうかを示します。これが「はい」(デフォルト) に設定されている場合、フレームワークの起動時に、バンドルが必ず開始されます。「プラグインを自動的に開始」はマスター設定であり、選択したすべてのバンドル全体 に適用されますが、バンドルごとに上書きすることもできます。
バンドルの選択
開始時にフレームワークによってインストールされるバンドルには、このページで明示的にチェック・マークを付ける必要があります。デフォルトでは、バンドルにはデフォルト開始レベルとデフォルト開始ステータスが割り当てられますが、これらの値は、開始のレベルとステータスを同じ場所で選択および編集することにより、バンドルごとに上書きできます。
「必須プラグインの追加」ボタンを含め、プラグインの選択に役立てるために使用できる複数のボタンがあります。「必須プラグインの追加」ボタンは、選択したプラグインのサブセットが完全であることを確認する場合によく使用されます。
ワークスペース・バンドルの ID がターゲット・プラグインの ID と同じになっている場合、ワークスペース・バンドルはそのターゲットのプラグインを上書きします。この振る舞いは、ワークスペース・バンドルを選択解除し、そのターゲット・バンドルを選択することにより、上書きできます。
プラグイン・セットの検証
「プラグイン・セットの検証」機能は、「プラグイン」タブの右下隅にあるボタンで呼び出すことができます。この機能により、選択したプラグインのセットが分析され、起動開始に関する問題が明らかになります。例えば、依存関係の欠落、不十分な実行環境、非互換のプラットフォーム・フィルターは、プラグインの実行を困難にする潜在的な問題です。
「起動前にプラグイン依存関係を自動的に検証」オプションにチェック・マークを付けると、 PDE は、毎回起動前に「プラグイン・セットの検証」機能を実行します。問題が検出された場合は、エラー・メッセージを表示して調べるためのダイアログが表示されます。ユーザーは、問題を訂正せずに起動を継続するか、または問題を訂正するために起動を取り消すことができます。問題が検出されない場合、起動は通常どおりに進行します。