このセクションでは、さまざまな環境と製品で作動するヘルプ・システムのインストール、構成、およびカスタマイズに関連したトピックについて説明します。
ヘルプ・システムは、ワークベンチ (標準)、 InfoCenter、および スタンドアロンの 3 つのモードで実行できます。ワークベンチ・モードは、製品に組み込まれたヘルプのサービス提供に使用され、通常の場合、ヘルプ・メニュー経由になります。このモードは、コンテキスト・ヘルプとヘルプ・ビューも備えていますが、これらは他の 2 つのモードでは使用できません。 スタンドアロン・モードとワークベンチ・モードの目的は同じですが、非 Eclipse ベース (ヘルプが組み込まれることが少ない) 製品向けです。 InfoCenter モードは、ヘルプ目次を Web を介して一般に提供する目的に使用されます。詳しくは、上記のリンクを参照してください。
ヘルプ・システムは、 オプション のリッチ・クライアント・プラットフォーム (RCP) コンポーネントです。つまり、最小 RCP の一部ではありませんが、RCP アプリケーションにヘルプを提供する目的で追加できます。
ヘルプには、製品でヘルプ・システムを必要に応じてカスタマイズするために使用できる設定があります。これらには、ブランドや外観をカスタマイズする機能、機能をオン/オフする機能などがあります。
大量のヘルプ文書を提供する製品の場合、初回の検索時に実行される初期索引付けフェーズに時間が掛かることがあります。この遅延を回避するために、ヘルプ目次の事前索引付けを行い、ドキュメンテーションと一緒にビルド済み索引を出荷することができます。これは、パフォーマンス (索引付けフェーズの回避) とスペース (索引の保管用) の間のトレードオフとなります。