プラグイン・プロジェクト構造

プロジェクト構造」ウィザード・ページを使用すると、プロジェクト名、ロケーション、設定およびターゲットが指定できます。

プラグイン・プロジェクト構造

 

プロジェクト名

プラグイン・プロジェクトの名前を選択する場合は、逆方向のドメイン命名規則 (com.example.abc など) が推奨されていますが、PDE では強制されません。

 

プロジェクト・ロケーション

プラグイン・プロジェクトのデフォルト・ロケーションは、ワークスペース・ロケーションの内側にネストされたサブディレクトリーです。ロケーションを変更するには、「デフォルト・ロケーションの使用」チェック・ボックスのチェック・マークを外し、任意のロケーションを入力します。

 

プロジェクト設定

プラグイン・プロジェクトを Java プロジェクトとして作成する必要があるかどうかは、プラグインがコードを提供するかどうかで異なります。ほとんどのプラグインはコードを提供するため、Java プロジェクトとして作成する必要があります。ドキュメンテーション・プラグインなどのその他のプラグインはコードを提供しないため、シンプルなプロジェクト内に含めることができます。

 

Eclipse フレームワークと OSGi フレームワーク

EclipseOSGi フレームワークかの選択は、使用可能なテンプレートのリストのほか、「プラグイン・コンテンツ」ページで使用可能なコード生成オプションを制御します。

Eclipse プラグインは、Eclipse 拡張レジストリーを使用する OSGi バンドルです。ほとんどの Eclipse プラグインは、このレジストリーを使用します。これは、ランタイム・レイヤーで使用可能なためです。その結果、Eclipse ターゲットがデフォルトで選択されます。

Eclipse 拡張レジストリーを使用しない場合は、「OSGi フレームワーク」オプションを使用する必要があります。「OSGi フレームワーク」オプションを選択した場合は、ランタイム・レイヤーに依存しなくなります。また、PDE により、使用可能なテンプレートおよびユーザー用に生成されたコードが OSGi レイヤーに制限されます。

 

Equinox と標準

OSGi フレームワークを対象とする場合は、「Equinox」フレームワークまたは「標準」フレームワークを選択できます。 Equinox OSGi フレームワークは、Eclipse 固有のヘッダー (Eclipse-LazyStartEclipse-PlatformFilter など) およびディレクティブ (x-friends など) を使用して、MANIFEST.MF コンテンツを補強します。これらの Eclipse 固有のヘッダーおよび属性を使用しない場合は、「標準」オプションを選択してください。