プラットフォームで提供されている Ant タスク

プラットフォームは、ワークスペースと対話する、役に立つ Ant タスクおよびプロパティーをいくつか提供します。これらは、同じ JRE 内にワークスペースとしてビルドするために設定されているビルド・ファイルと共に使用します。

eclipse.refreshLocal

このタスクは、IResource.refreshLocal() メソッドに対するラッパーです。例:

<eclipse.refreshLocal resource="MyProject/MyFolder" depth="infinite"/>

eclipse.incrementalBuild

project 属性が指定されている場合、このタスクは IProject.build() へのラッパーです。指定されていない場合、このタスクはメソッド IWorkspace.build() へのラッパーです。いずれの場合も、ビルドの種類は常に IncrementalProjectBuilder#INCREMENTAL_BUILD です。

例:

<eclipse.incrementalBuild/>
<eclipse.incrementalBuild project="MyProject"/>

eclipse.convertPath

ファイル・システム・パスをリソース・パスに変換します。またはその逆の変換を行います。結果の値は、特定のプロパティーに割り当てられます。property 属性は、fileSystemPath または resourcePath 属性のいずれかと共に指定する必要があります。ファイル・システム・パスが指定されている場合、このタスクは IWorkspaceRoot.getContainerForLocation(IPath) へのラッパーです。リソース・パスが指定されている場合、このタスクは IResource.getLocation() へのラッパーです。

例:

<eclipse.convertPath fileSystemPath="${basedir}" property="myPath"/>
<eclipse.convertPath resourcePath="MyProject/MyFile" property="myPath"/>