org.eclipse.ui.intro.config では、コンテンツを表示するためのコンテンツ構成の ID、および概要コンテンツに対する固有の定義を含む XML ファイル名を記述します。指定されている CustomizableIntroPart では、概要構成が 1 つだけ定義されていることが前提になっています。 (最初に検出された概要構成のみが、CustomizableIntroPart で表示可能です。)
<extension id="intro" point="org.eclipse.ui.intro.config"> <config introId="org.eclipse.platform.intro" id="org.eclipse.platform.introConfig" content="$nl$/introContent.xml"> <presentation home-page-id="root" standby-page-id="standby"> <implementation ws="win32" style="css/shared.css" kind="html" os="win32"> </implementation> <implementation kind="swt"> </implementation> </presentation> </config> </extension>ファイルのパスは、プラグイン・ディレクトリーへの相対パスです。 (ディレクトリー名で使用されている $nl$ 変数は、このファイルが、ターゲット環境の各国語に対応するディレクトリーに配置されていることを意味していることに注意してください。)
構成拡張機能によって、コンテンツと、そのコンテンツの表示の両方を指定できます。 content 要素がページの定義にフォーカスしているのに対して、presentation 要素は、ページの表示方法を記述する表示関連の属性を記述します。概要ホーム・ページのページ ID (フル・モード) の指定は必須で、待機ページ ID (待機モード) はオプションです。ホーム・ページは、製品の最初の起動時に表示されるページです。プレゼンテーションは、ページを表示するための 1 つ以上の実装を指定できます。実装は、プラットフォームおよびウィンドウ操作システムごとに指定されます。これによって、ページ・コンテンツを表示するためのプラットフォーム固有の特性を利用できます。例えば、Windows プラットフォームには、堅固な HTML ブラウザー・ウィジェットがあります。このため HTML ベースの実装が概要コンテンツで使用されます。この機能を持たない他のプラットフォームは、ページ記述を SWT ベースのフォームにマップする SWT ベースの実装を使用します。ウィンドウ操作システムまたはオペレーティング・システムのいずれかを指定しない実装は、汎用実装として扱われます。すべてのプラットフォームで概要を表示するには、汎用実装を定義することが重要です。ワークベンチは、現行のオペレーティング・システムおよびウィンドウ操作システムに一致する実装を最初に検索します。一致する実装が検出されなかった場合には、汎用実装が選択されます。これら詳細のほとんどは、製品構成レベルで処理されます。このためここではこれ以上の説明は控えます。