ユーザー支援とは、ユーザーに対して、製品の紹介、タスクの案内、製品詳細情報の検索支援などを行う、コンポーネント・セットです。基本コンポーネントは以下の 3 つです。
ようこそ (あるいはイントロ) サポートは、拡張ポイントおよびワークベンチ・パーツの集合で、プラグインが、プラットフォーム製品を新規ユーザーに紹介する特殊なページを定義できるようにするためのものです。これらの拡張ポイントは、製品の「初期ユーザー・エクスペリエンス」をウェルカム・ページ形式で作成する場合に使用できます。ウェルカム・ページの目的は、製品の機能をユーザーに紹介することです。通常、ウェルカム・ページは製品を最初に開始したときに表示されます。
ヘルプ・システムは、ドキュメンテーションを構造化してプラットフォームに組み込むための未加工のビルディング・ブロックを提供します。ドキュメンテーションの構造または細分度は、それによっては決定されません。ドキュメンテーション用のツールと構造は必要に応じて選択できます。 ヘルプ・プラグインを使用すると、目次 (toc) ファイルを使用してプラットフォームに対するドキュメンテーション構造を記述できます。
ヘルプにはコンテキスト・ヘルプ・サポート機能があり、これによって UI 形式 (Windows で F1 を押す) で特定要素のヘルプを呼び出せます。さらに、ヘルプには、任意の数のソースから情報を見つけ出す単一検索機能 (統合情報検索) があります。
虎の巻は、ユーザーに対してタスクのガイドを行います。タスクはそれぞれいくつかのステップに分かれ、ユーザーに対して一度に 1 ステップずつ示されます。ユーザーは、あるステップを完了するとそのステップにチェックマークを付けます。虎の巻は 2 つの形式に分かれます。1 つはシンプル (1 タスク、複数ステップ) で、もう 1 つはコンポジット (多数のサブタスク、各サブタスクが多くのステップからなる) です。どちらの形式を使用するかは、ガイドしたいタスクのサイズと複雑さで決まります。