ソース・コードのロケーション

Eclipse では、ソース・コードと拡張ポイント・スキーマが別々のソース・プラグインで出荷されます。 ソース・プラグインは、1 つ以上のソース・コードのロケーションが含まれているプラグインです。

 

宣言されたソース・コードのロケーション

宣言された (事前定義された) ソース・コードのロケーションは、 org.eclipse.pde.core.source 拡張です。

Eclipse 3.2 には、7 つの事前定義されたソース・コードのロケーションがあります。プラグイン用の拡張ポイント・スキーマおよびソース・アーカイブ (複数可) は、以下のいずれかのソース・コードのロケーションの下にある、固有のサブディレクトリーにあります。

各サブディレクトリーには、{id}_{version} 命名規則がなければなりません。この id はプラグイン ID であり、version はプラグインのバージョンです。

例えば、org.eclipse.pde.source は、すべての org.eclipse.pde.* プラグイン用のソース・コードを含んでいるプラグインです。

したがって、org.eclipse.pde.core プラグインのソース・コードおよび拡張ポイント・スキーマは、 {eclipse_installation}/plugins/org.eclipse.pde.source_3.2.0.{qualifier}/src/org.eclipse.pde.core_3.2.0.{qualifier}/ にあります。

ソース・コードのロケーション

 

追加のソース・コードのロケーション

追加のソース・コードのロケーションは、org.eclipse.pde.core.source 拡張を使用しなくても、「追加...」を押してファイル・システムを参照するだけで指定できます。

追加のソース・コードのロケーションのサブディレクトリーは、前述の宣言されたソース・コードのロケーションの場合と同じレイアウトおよび命名規則に準拠していなければなりません。

 

ソース・アーカイブ命名規則

プラグイン用のソース・コードが含まれている ZIP アーカイブは、{library_name}src.zip 命名規則に準拠していなければなりません。

例えば、プラグインに Bundle-ClassPath: xyz.jar MANIFEST.MF ヘッダーがある場合、ソース・コードは xyzsrc.zip という名前の ZIP アーカイブにパッケージされている必要があります。

プラグインに Bundle-ClassPath MANIFEST.MF ヘッダーがない場合、またはヘッダーのフォームが Bundle-ClassPath: . である場合、ソース・コードは src.zip という名前の ZIP アーカイブにパッケージされている必要があります。