前の例では、指定された拡張ポイントにウィザードが提供されました。もう 1 つの、おそらく、より一般的なケースは、独自のプラグインのウィザードを、独自に定義した何らかのアクションから起動する場合です。 (『ワークベンチ・メニューの組み込み』では、アクションをワークベンチに追加する方法について説明しています。)
組み込みダイアログにウィザードを置くことによって、そのウィザードは UI に表示されます。この詳細は、ウィザード拡張に組み込むときに処理されます。 独自のウィザードを起動する場合には、そのウィザードを WizardDialog にラップすることによって表示する必要があります。
例えば、ReadmeCreationWizard は、ウィザード・ダイアログを作成して、それを ReadmeCreationWizard に関連付けると、単独で起動することができます。以下のコードのスニペットは、これを何らかのアクションの委譲者から行う方法を示したものです。 (このメソッドは、ワークベンチと選択内容がわかっていることを前提にしています。)
public void run(IAction action) { // Create the wizard ReadmeCreationWizard wizard = new ReadmeCreationWizard(); wizard.init(getWorkbench(), selection); // Create the wizard dialog WizardDialog dialog = new WizardDialog (getWorkbench().getActiveWorkbenchWindow().getShell(),wizard); // Open the wizard dialog dialog.open(); }
プラグインのユーザー・インターフェースのどこかにウィザードを組み込まなければならない場合、インターフェース IWizardContainer がウィザードを処理するために必要なプロトコルを定義します。