「プラグイン」タブ
プラグインをテストするときには、起動構成の「プラグイン」タブで起動するプラグインのリストを管理し、手動で選択することができます。
プラグイン選択オプション
「すべてのワークスペースおよび使用可能にされた外部プラグインとともに起動」オプションは、デフォルトの設定です。このオプションを使用する場合、ユーザーが起動しているランタイム Eclipse アプリケーションを構成するプラグインは、設定ページ (「ウィンドウ」>「設定...」>「プラグイン開発」>「ターゲット・プラットフォーム」と選択) で明示的にチェックされたすべてのワークスペースとすべてのプラグインです。このオプションでは、プラグインのリストが PDE で保守され、ワークスペースでプラグインを作成または削除するときに、毎回起動の前に更新されるため、保守がほとんど必要ありません。このオプションは、起動構成の「メイン」タブの「実行するプログラム」が、ご使用のターゲットのデフォルト製品またはデフォルト・アプリケーションに設定されている場合にお勧めします。
「プラグインおよびフラグメントをリストから選択 (Choose plug-ins and fragments from the list)」オプションは、通常、ヘッドレス・モードで実行している場合、またはワークスペースとターゲットからプラグインのサブセットを使用する RCP アプリケーションをテストする場合に使用します。この設定では、ほかの 2 つのオプションの場合と比べて、より多くの保守が必要です。これは、ワークスペースに対してプラグインを追加または削除するときに、選択したプラグインのリストが最新のものであることを確認する必要があるためです。「必須プラグインの追加」ボタンを含め、プラグインの選択に役立てるために使用できる複数のボタンがあります。「必須プラグインの追加」ボタンは、選択したプラグインのサブセットが完全であることを確認する場合によく使用されます。
ワークスペース・プラグインの ID がターゲット・プラグインの ID と同じになっている場合、ワークスペース・プラグインがそのターゲットのプラグインの代わりに使用されます。 2 番目のオプションを使用した場合には、ワークスペース・プラグインを選択解除し、そのターゲットのプラグインを選択できるため、この振る舞いを上書きできます。
プラグイン・セットの検証
「プラグイン・セットの検証」機能は、「プラグイン」タブの右下隅にあるボタンで呼び出すことができます。この機能により、選択したプラグインのセットが分析され、起動開始に関する問題が明らかになります。例えば、依存関係の欠落、不十分な実行環境、非互換のプラットフォーム・フィルターは、プラグインの実行を困難にする潜在的な問題です。
「起動前にプラグイン依存関係を自動的に検証」オプションにチェック・マークを付けると、 PDE は、毎回起動前に「プラグイン・セットの検証」機能を実行します。問題が検出された場合は、エラー・メッセージを表示して調べるためのダイアログが表示されます。ユーザーは、問題を訂正せずに起動を継続するか、または問題を訂正するために起動を取り消すことができます。問題が検出されない場合、起動は通常どおりに進行します。