グローバル・アクション・ハンドラーの設定

プラグインは、ビューまたはエディター・パーツのために IAction を実装することによって、また IAction をグローバル・アクション・ハンドラーとしてパーツのアクション・バーに登録することによって、 再ターゲット可能なアクションを組み込みます。   ビューでは、これは一般的にパーツのアクションおよびコントロールの作成時に行われます。エディターについては、再ターゲット可能なエディター・アクションを参照してください。再ターゲットされるアクションの名前 (IWorkbenchActionConstants で定義されたもの) は、ハンドラーの対象となるアクションの指定に使用されます。  以下は、ワークベンチ・タスク・リスト・ビューが PROPERTIES アクションのハンドラーを登録する方法を示しています。

public void createPartControl(Composite parent) {
	...
	makeActions();
	...

	// Add global action handlers.
	...	
	getViewSite().getActionBars().setGlobalActionHandler(
		IWorkbenchActionConstants.PROPERTIES,
		propertiesAction);
	...

プロパティー・アクションは、以下のように、ローカル・メソッド makeActions に作成されます。

void makeActions() {
	...
	// properties
	propertiesAction = new TaskPropertiesAction(this, "properties");
	propertiesAction.setText(TaskListMessages.getString("Properties.text"));
	propertiesAction.setToolTipText(TaskListMessages.getString("Properties.tooltip"));
	propertiesAction.setEnabled(false);
}

必要なことはこれだけです。  アクションは、ユーザーがそのアクションをワークベンチ・メニュー・バーまたはツールバーから選択し、ビューまたはエディターがアクティブになっている場合に実行されます。  ワークベンチは、再ターゲットされたアクションが常に現行のアクティブ・ビューと関連付けられていることの確認作業の詳細を処理します。 EditorActionBarContributor から提供されたエディター・アクションの場合も、同じことが適用されます。