独自の変更を加える

Fred は file1.txt および file2.txt にいくつかの変更を加え、それらをリポジトリーにコミットしました。このセクションでは追加の変更を行い、それからリポジトリーと同期化します。同期化を行うと、Fred が行った変更と共に自分の行った変更を見ることができます。

  1. 以下のように file3.txt を追加します。
    新規コンテンツ: (以下の行をファイルに追加します。)
    This is the brief contents
    of file 3
  2. 「ナビゲーター」に、リソースの CVS 状態が表示されていることを確認してください。 Jane が追加した新規ファイルの前に、> が付いていることに注意してください。 「ナビゲーター」ビュー
  3. プロジェクト、JanesTeamProject を選択し、そのプロジェクトのコンテキスト・メニューから 「チーム」>「リポジトリーと同期化」を選択します。 パースペクティブの選択を置き換えてよいかどうかの確認を要求されたら、「はい」を選択します。 「チーム同期化」パースペクティブが開き、変更を加えたファイルが「同期化」ビューに表示されます。「file1.txt」をダブルクリックすると、比較エディターが開きます。 「同期化」ビュー  
  4. 他にも重要な注意事項がいくつかあります。最初に、(構成された比較エリアの) file1.txt の隣のアイコンは、file1.txt に着信変更があることを示しています。これは、つまり、受け取る必要のある変更がサーバーにリリースされたことを意味しています。file1.txt を見ると、Fred がファイルに加えたテキストがわかります。また、ウィンドウの下部にある状況表示行に、番号のついた矢印があります。これらは、着信、発信、および競合状態にあるファイルの数を表示しています。ファイルの横にある最初の番号は、あなたがワークスペースで行った改訂で、もう一方の番号は最後に同期化したときのサーバー上の改訂です。
  5. 通常、ほかのメンバーが行った変更を更新し、それらの変更を使ってあなたのワークスペースでテストを行い、次に、ほかの人が行った新規の変更があなたのワークスペースで何も壊さないことを確認してからあなたの変更をコミットしなければなりません。
  6. Fred の行った変更を受け入れる判断を行う前に、彼がその変更を行った理由を見つけたいと思うことがあるでしょう。そのようなときには file1.txt を選択し、コンテキスト・メニューから「ヒストリーに表示」を選択します。 「ヒストリー」ビュー
  7. * から始まる行は、これが、読み込まれている現在の改訂であることを示しています。ここでは、Fred が改訂 1.2 をリリースしたときに付けたコメントが表示されています。

    ヒント:「ヒストリー」ビューで「エディターおよび選択にリンク」ツールバー・ボタンを選択すると、新しいエディターを開くときか、または選択の変更時に自動的にヒストリーが更新されます。このようにすればコメントを素早く参照できます。

  8. 更新するには「同期化」ビューで「JanesTeamProject」を選択し、コンテキスト・メニューから「更新」を選択します。
  9. 「同期化」ビューが更新され、file1.txt および file2.txt がもうリポジトリーと非同期ではないという事実が反映されます。この時点で file3.txt だけが見えているはずです。
  10. 次に、file3.txt をコミットします。