Eclipse の変更に伴い、3.1 と 3.2 との間の互換性が変更されたため、プラグインはその影響を受けます。以下の項目で、変更された領域、および 3.1 のプラグインを 3.2 にマイグレーションする手順について説明します。3.1 のプラグインを 3.2 で実行していて問題が生じた場合は、ここを調べるだけで十分です。
影響を受けるもの: IJavaReferenceType.getClassLoaderObject()
を呼び出すクライアント。
説明: Eclipse 3.1 では、メソッド org.eclipse.jdt.debug.core.IJavaReferenceType.getClassLoaderObject()
は、IJavaReferenceType
に追加されていました。メソッドは NULL
を戻すように指定されませんでしたが、これを戻すことができました。
Eclipse 3.2 では、仕様が更新されて、NULL
が有効な戻り値であることが示されています。メソッドの振る舞いは変更されていませんが、呼び出し元は NULL
が戻せることを知っている必要があり、また適切なチェックを追加する必要があります。
必要なアクション: IJavaReferenceType.getClassLoaderObject()
を呼び出すクライアントは、戻り値として NULL
を取り扱うように変更される必要があります。