ワーキング・セット

org.eclipse.ui.workingSets

リリース 2.0

この拡張ポイントは、ワーキング・セット・ウィザード・ページを定義するために使用します。 ワーキング・セットは、タイプ IAdaptable の要素を多数含み、ユーザーに提示するため、または要素のセットを操作できるように、要素をグループ化するために使用できます。 ワーキング・セット・ウィザード・ページは、特定タイプの要素を含むワーキング・セットを作成および編集するために使用します。

ワーキング・セットを選択できるように、ユーザーには、ワークベンチに存在するワーキング・セットのリストが提示されます。 そのリストからワーキング・セットを選択でき、この拡張ポイントで定義したウィザード・ページの 1 つを使用して編集することができます。 既存のワーキング・セットは常に、それを作成するために使用されたウィザード・ページで、またはオリジナル・ページが使用可能でない場合は、ワーキング・セット・ページに基づいてデフォルト・リソースで編集されます。

新しいワーキング・セットは、同じワーキング・セット選択ダイアログからユーザーが定義できます。 新しいワーキング・セットが定義されると、プラグイン提供のウィザード・ページの前に、使用可能なすべてのワーキング・セット・タイプがリストされるページが表示されます。 このリストは、各ワーキング・セット拡張の name 属性値で構成されています。

ビューは、ワーキング・セット選択ダイアログを開くためのユーザー・インターフェースを提供し、選択されたワーキング・セットを保管する必要があります。

リソース・ナビゲーターは、「ナビゲーター」ビューで要素をフィルター操作するためにワーキング・セットを使用します。 ビューには、ワーキング・セット要素そのものに加えて、ワーキング・セット要素の親と子だけが表示されます。

<!ELEMENT extension (workingSet*)>

<!ATTLIST extension

point CDATA #REQUIRED

id    CDATA #IMPLIED

name  CDATA #IMPLIED>


<!ELEMENT workingSet EMPTY>

<!ATTLIST workingSet

id           CDATA #REQUIRED

name         CDATA #REQUIRED

icon         CDATA #IMPLIED

pageClass    CDATA #IMPLIED

updaterClass CDATA #IMPLIED>


汎用 IResource 要素を表示および編集するためにリソース・ワーキング・セット・ダイアログ拡張を定義する方法の例を以下に示します。

    

<extension point=

"org.eclipse.ui.workingSets"

>

<workingSet id=

"org.eclipse.ui.resourceWorkingSetPage"

name=

"Resource"

icon=

"icons/resworkset.gif"

pageClass=

"org.eclipse.ui.internal.dialogs.ResourceWorkingSetPage"

/>

</extension>

pageClass 属性の値は、org.eclipse.ui.dialogs.IWorkingSetPage インターフェースを実装するクラスを表す必要があります。

ワークベンチは、ワーキング・セットに基づいてリソースを作成および編集するためのワーキング・セット・ウィザード・ページを提供します。