Equinox OSGi フレームワーク・ランチャー

PDE は、Equinox OSGi フレームワーク・ランチャーを提供します。これにより、OSGi フレームワークを起動し、ご使用の OSGi バンドルをテストしたり、デバッグしたりできるようになります。 Eclipse のほかのすべてのランチャー (例えば、Java アプリケーション・ランチャーや Java アプレット・ランチャーなど) の場合と同様に、 Equinox OSGi フレームワーク・ランチャーは、ショートカットを使用して呼び出すことができます。また、その起動構成は、「起動構成」ダイアログで集中管理されます。

Eclipse では、プラグインバンドル という用語は、区別なく使用されていることに注意してください。 プラグインはバンドルであり、バンドルはプラグインです

 

ショートカットによる起動

バンドルを迅速にテストするためには、プラグイン・プロジェクトのコンテキスト・メニューから、「実行」>「Equinox OSGi フレームワーク」を経由して Equinox OSGi フレームワーク を起動することができます。デバッグ・モードで起動するには、プラグイン・プロジェクトのコンテキスト・メニューから「デバッグ」>「Equinox フレームワーク」と選択します。

ショートカットを使用した場合、PDE は既存の Equinox OSGi フレームワーク 起動構成を検索し、それが見つからなかった場合にのみ、新規起動構成を作成します。単一の起動構成が見つかった場合は、それを使用します。複数の構成が見つかった場合、PDE は、既存のすべての Equinox OSGi フレームワーク 起動構成を含む選択ダイアログを表示し、いずれかを選ぶようにプロンプトを出します。

デフォルトでは、PDE は -console プログラム実引数を使用して Equinox OSGi フレームワーク を起動します。このオプションを使用すると、OSGi コンソールが使用可能になり、ユーザーは、バンドルのインストール、開始および停止など、多くのコマンドを実行できるようになります。

 

起動構成のカスタマイズ

Equinox OSGi フレームワーク の起動を完全に制御するために、「起動構成」ダイアログで起動構成を作成し、カスタマイズすることができます。

起動構成」ダイアログは、トップレベル・メニューから「実行」>「実行... 」または「デバッグ」>「デバッグ...」と選択することによって呼び出すことができます。新規 Equinox OSGi フレームワーク 起動構成は、左のツリー・ビューアーで「Equinox OSGi フレームワーク」ノードをダブルクリックすることによって作成できます。

Equinox OSGi フレームワーク 起動構成には、6 つのタブがあります。これらを使用すると、テスト起動のすべての性質をカスタマイズできます。詳しくは、以下の文書を参照してください。