Eclipse のフォントと色
Eclipse は可能なかぎり、オペレーティング・システムで提供されているフォントと色を使用します。
Windows では、プラットフォームの色とフォントの設定は、「設定」 > 「色とフォント」ページにあります。Eclipse の多くのウィジェットによって使用されるフォントは、プロパティーの「メッセージ・ボックス」設定で設定されているものです。ただし、オペレーティング・システムには、Eclipse で提供される色とフォントの追加情報すべてを扱うために十分な色がありません。
フォント
Eclipse プラットフォームでは、4 つのメイン・フォントが使用されています。以下のとおりです。
- バナー・フォント
- PDE エディター、ウェルカム・ページ、および多くのウィザードのタイトル・エリアに使用されます。例えば「新規プロジェクト」ウィザードでは、上部タイトルにこのフォントが使用されます。
- ヘッダー・フォント
- セクション見出しとして使用されます。例えば、Eclipse プラットフォーム用の「ようこそ」ページでは、上部タイトルにこのフォントを使用します。
- テキスト・フォント
- テキスト・エディターで使用されます。
- ダイアログ・フォント
- ダイアログで使用します。
これらのフォントは、
「一般」>「外観」>「色とフォント」 設定ページで設定することができます。これらの 4 つのフォントと同様、他にもいくつかの 2 次フォント設定があります。これらは、デフォルトでテキスト・フォントになっています。これらは、「色とフォント」設定ページにあります。
- 比較テキスト・フォント
- コンソール・テキスト・フォント
- CVS コンソール・フォント
- デバッグ・コンソール・フォント
- 詳細ペインのテキスト・フォント
- Java 比較テキスト・フォント
- Java エディター・テキスト・フォント
- 「メモリー」ビュー・テーブル・フォント
- パーツ・タイトルのフォント (オプション: 一部の表示で使用される)
- メッセージ・フォントの表示 (オプション: 一部の表示で使用される)
色
Eclipse は、あらゆる場面で情報の強調を表すために色を使用しています。可能であれば、オペレーティング・システムの色設定が使用されますが、オペレーティング・システムの設定が不十分である場合、Eclipse は別の色を定義します。これらの色はすべて、以下の設定ページで調整できます。
アクセシビリティおよび Windows カラー・ダイアログ
色を選択するために、Eclipse ではオペレーティング・システムが提供するダイアログを使用します。
Windows では、色選択ダイアログは支援テクノロジーに正しく応答しません。
初めてこのダイアログを使用するとき、フォーカスは基本色の 1 つの上にありますが、
支援テクノロジーはそれについて何も指示しません。
Eclipse ではそのダイアログを使って次の方法で色を選択することができます。
- Eclipse で何かの色をカスタマイズするとします。例えば、ワークベンチの「色とフォント」の「基本」設定の中のエラー・テキストの色です。
- 色選択ダイアログ中で、タブ・キーを 2 度押して基本色マトリックスから
カスタム色定義ボタンに進み、実行 (キー) を押します。
- これで基本色を HSL または RGB 指定を使用して、以下の定義に従って
入力できます。テーブルとこれらの色の値のための Windows カラー・ダイアログ・
リファレンスをご覧ください。

Eclipse のアクセシビリティ・フィーチャー
キーボードによるユーザー・インターフェースのナビゲート

キー
Windows カラー・
ダイアログ・リファレンス