ユニバーサル・イントロは、すぐに使用可能な完全なイントロの実装です。すべての製品が API として依存できる事前定義ページ構造を備えています。プレゼンテーションは含むがコンテンツはない完全な実装で、どの製品でも使用することができます。
3.2 より前のイントロ・フレームワークでは、固有のコントリビューション・ポイントまたは「アンカー」があるようこそページの定義を提供していました。他のコンポーネントは、これらのアンカーにコンテンツを追加する拡張機能を提供できました。このメカニズムは閉じたソリューションには良好に作動しましたが、大規模な製品になるほど、維持するのが次第に困難になります。クライアントからようこそページへコントリビュートするという「ボトムアップ」の性質により、最終結果を管理し、競合するコントリビューションを解決することが困難になっています。
例えば、再使用可能な Eclipse フィーチャーのプロバイダーの場合を考えてみます。ユーザーがいくつかのプラグインからなる便利なフィーチャーを作成しました。そのフィーチャーは複数の製品に関与でき、それぞれが独自のようこそ実装を備えています。フィーチャー・プロバイダーがようこそコントリビューションを作成するときに直面する問題が、次のようにいくつかあります。
再使用可能フィーチャーのようこそコントリビューションは、以下の条件を使用して開発すれば大幅に容易になることは明白です。
ユニバーサル・イントロは、イントロ実装の経験と、コントリビューターが信頼できる実装を行う必要性を基にしています。実装は、既存のイントロ・フレームワークを使用してビルドされ、このために、すべての既存のイントロ実装が動作し続け、クライアントがスケジュールに従い新規モデルへ切り替えることが可能になります。もちろん、切り替えない限り、インテリジェント・コンテンツ・マージやビジュアル・ソリューションなどの新規実装のメリットを得ることはありません。
ユニバーサル・イントロを使用するメリットには、以下のものがあります。