ヒストリー・サポートの追加

リポジトリーへのヒストリー・サポートの追加は次の 2 つの部分から構成されます。

ヒストリーの提供

コア・ヒストリー・インターフェースにより、ユーザーは、RepositoryProvider が戻す IFileHistoryProvider を照会することで、項目のヒストリーにアクセスできます。これを行うには、以下を行う必要があります。

ヒストリーの表示

リポジトリー内の項目のヒストリーを表示するために、「ヒストリー」ビューに表示される 1 つ以上の HistoryPage を提供できます。これを行うには、以下を行う必要があります。

FileSystem ヒストリーの例

FileSystem の例は、リポジトリー項目のヒストリーとヒストリー・ページを提供する方法を示しています。 FileSystem の管理対象プロジェクトにあるリソースを選択し、「チーム」>「ヒストリーの表示」と選択します。「FileSystem ヒストリー (FileSystem History)」ページが「ヒストリー」ビューに表示され、すべてのローカル改訂と FileSystem 改訂が表示されます。任意の改訂を右クリックし、コンテキスト・メニューから「開く」を選択して改訂を開きます。

FileRevisionEditorInput

オープン 機能をサポートするために、FileSystem ヒストリーの例では、独自の FileSystemRevisionEditorInput を作成する必要がありました (org.eclipse.team.examples.filesystem.ui.FileSystemRevisionEditorInput を参照)。このクラスは、IFileRevision と IFileState に適応されており、エディターに含まれるのがリモート・コンテンツ (IFileRevision) であるか、またはローカル・ヒストリー・コンテンツ (IFileState) であるかを判別するために使用できます。

同様に、SDK に付属し、「CVS ヒストリー」ページおよび「ローカル・ヒストリー」ページで使用される既存の FileRevisionEditorInput は、すべて IFileRevision に適応されます。IFileRevision は、エディターに含まれている改訂がリモート改訂のものであるかどうかを判別するために使用できます。