クラス・メンバー・リスト

C++オプションのメンバー・リスト は、 クラス・メンバー と呼ばれるサブオブジェクトを宣言します。 クラス・メンバーとしては、データ、関数、ネストされた型、および列挙子が可能です。

構文 - クラス・メンバー・リスト
 
   .-------------------------------------------------------.
   V                                                       |
>>---+-member_declaration--+------------------------+--;-+-+---><
     |                     +-=--0-------------------+    |
     |                     '-=--constant_expression-'    |
     +-member_definition---------------------------------+
     '-access_specifier--:-------------------------------'
 
 

メンバー・リストは、クラス名の後に続き、中括弧の中に入れられます。 以下が、メンバー・リストおよびメンバー・リストのメンバーに適用されます。

定数初期化指定子 (= constant_expression) は、 static として宣言された整数または列挙型のクラス・メンバー内にのみ現われます。

純粋指定子 (= 0) は、関数に定義がないことを示します。 これは、virtual として宣言されたメンバー関数のみと一緒に使用され、メンバー・リスト内のメンバー関数の 関数定義を置き換えます。

アクセス指定子 は、publicprivate、または protected のいずれかです。

メンバー宣言 は、宣言が入っているクラスのクラス・メンバーを宣言します。

access_specifier が分離する非静的クラス・メンバーの割り振り順は、インプリメンテーションによって決まります。 コンパイラーでは、クラス・メンバーが宣言された順序に従ってそれらを割り振ります。

A がクラスの名前だとします。 以下のような A のクラス・メンバーは、A と異なる名前にする必要があります。

関連参照

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