- M
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- マシン言語 (machine language)
- 中間処理を行わずにコンピューターで直接に使用できる言語。
ネイティブ言語 (native language) を参照。
- マクロ (macro)
- 2 種類のマクロがあり、(1) オブジェクト形式のマクロ は、単一の ID を指定の置換トークンで置き換える。
(2) 関数形式のマクロ は、ID に引き数または引き数の括弧付きリストを続けたもの。どちらのタイプのマクロでも、プリプロセッサーは、#define プリプロセッサー・ディレクティブ内の置換コードで ID を置き換える。
事前定義マクロ (predefined macro) を参照。
- main 関数 (main function)
- ID main を持つ外部関数で、(出口ルーチンおよび C++ の静的オブジェクト・コンストラクターの後の) 最初のユーザー関数である。プログラム実行が開始されたときに制御を受け取る。C および C++ プログラムごとにグローバル・スコープに
main という名前の関数が必ず 1 つだけ存在しなくてはならない。
- Make ファイルを処理するユーティリティー。
- Make ファイル (makefile)
- コマンドを含むテキスト・ファイルで、バックアップの実行、ビルド環境のセットアップ、またはプログラムの実行開始のためのコマンドを含むことができる。慣習的に、Make ファイルは、ソース・ファイルへのターゲット・ファイルの依存関係を指定する。
- マングリング (mangling)
- 型やスコープ情報を取り込む関数や変数名などの識別子をコンパイル中にエンコードすること。プリリンカーはこれらのマングルされた名前を使用してタイプ・セーフなリンケージを確実にする。
デマングリング (demangling) を参照。
- マニピュレーター (manipulator)
- ストリームの動作に影響したり照会を行うよう、ストリームへの挿入または取り出しが可能な値。
- マップ・ファイル (map file)
- プリリンクまたはリンク・ステップ時に作成することができ、各セグメントおよびシンボルのサイズとマッピングに関する情報が入っているリスト・ファイル。
- マーク (mark)
- エディターで、フィールド、語、データ項目、またはデータのセット (ファイル、レコード、またはブロックなど) の開始または終了を示すシンボル。
IBM。
- マスク (mask)
- 他のビットまたは文字のパターン部分の保持、削除、またはテストを制御するビットまたは文字のパターン。
I、ANSI。
- MBCS
- マルチバイト文字セット (multibyte character set) を参照。
- MDI
- 複数文書インターフェース (multiple document interface) を参照。
- メンバー (member)
- クラス、構造体、または共用体に含まれるデータ、関数、または型。
- メンバー関数 (member function)
- (1) C++ において、クラスのメンバーとして宣言された演算子または関数。メンバー関数は、そのクラスのオブジェクトの private および protected データ・メンバーおよびメンバー関数にアクセスできる。
(2) クラスに対する操作を実行する関数。
非メンバー関数 (nonmember function) を参照。
- メッセージ (message)
- メソッドをインプリメントするオブジェクトを受け取るオブジェクトからの要求。データはカプセル化されて直接アクセスできないため、メッセージは、オブジェクトから別のオブジェクトにデータを送る唯一の方法である。各メッセージでは、受信側のオブジェクトの名前、インプリメントするメソッド、およびメソッドがインプリメンテーションのために必要とするパラメーターを指定する。
- メソッド (method)
- メンバー関数 (member function) を参照。
- MIDI
- Musical Instrument Digital Interface。
- マイグレーション (migrate)
- アプリケーションを同じ稼働環境やアプリケーション開発ソフトウェアの変更されたバージョンに移動すること。
ポート (port) と対比。
- 混合 (mix)
- (1) グラフィック・プリミティブの前景とグラフィック出力の既存の色を組み合わせる方法を決定するための属性。
(2) 後処理中のオーディオまたはビデオ・ソースの組み合わせ。
- ミキサー (mixer)
- 複数の入力を 1 つまたは 2 つの出力に同時に結合および混合するための装置。
- ミックスイン・クラス (mixin class)
- 継承により他のクラスと組み合わせるよう設計されたクラス。通常、ミックスイン・クラスは抽象である。
- 形式指定ダイアログ・ボックス (modal dialog box)
- 開いたときに、ユーザー・イベントによる応答があるまで、アプリケーションの他の部分またはシステム全体への入力をブロックするダイアログ・ボックス。ダイアログ・ボックス (dialog box)、イベント (event) を参照。
- モード (mode)
- (1) ファイルのタイプとそのアクセス許可を指定する属性のコレクション。X/Open、I。
(2) IBM 共通ユーザー・アクセス (CUA) インターフェース設計において、ユーザーが使用可能なアクションがシステムの状態により決められる操作方式。
- モジュール (module)
- 通常は特定の関数を実行し、コンパイル、他のユニットとの結合、およびロードを行うため識別可能なリンク可能プログラム・ユニット。モジュールは、自己完結型とするか、リンク実行時に確立される他のモジュールへの参照を含むことができる。
- 単項演算 (monadic operation)
- アンダーフロー (underflow) を参照。
- モニター (monitor)
- VisualAge C++ で、プログラマーがデバッグ操作を行いながら、オブジェクトや変数の内容を追跡できるビュー。
- マウント (mount)
- (1) データ・メディアを作動位置に置くこと。(2) 記録メディアをアクセス可能にすること。
- Moving Pictures Experts Group (MPEG)
- (1) モーション・ビデオやアニメーションをディジタル形式に圧縮して保存するための標準を確立したグループ。
(2) 大容量メディアに保存されるビデオおよびオーディオ・データの圧縮標準。
- MPEG
- Moving Pictures Experts Group を参照。
- マルチバイト文字 (multibyte character)
- 1 バイト文字セットから得られた 1 バイト文字と、2 バイト文字セットから得られた 2 バイト文字が混合したもの。
1 バイト文字セット (single-byte character set)、2 バイト文字セット (double-byte character set) を参照。
- マルチバイト文字セット (multibyte character set (MBCS))
- 2 バイト以上の文字を含む文字セット。 日本語、中国語、および韓国語などの言語で使用される。これらの言語では、256 種類の 1 バイトの文字セットの値ではすべての文字を表記することは不可能である。
1 バイト文字セット (single-byte character set)、2 バイト文字セット (double-byte character set) を参照。
- マルチバイト制御 (multibyte control)
- エスケープ・シーケンス (escape sequence) を参照。
- 複数文字照合エレメント (multicharacter collating element)
- 1 つのエンティティーとして照合される複数文字のシーケンス。例えば、一部のコード化文字セットでは、アクセント付き文字は、非スペース・アクセントとそれに続く文字によって表わされる。その他の例は、スペイン語の ch および ll など。X/Open。
- マルチメディア (multimedia)
- テキスト、グラフィックス、アニメーション、フルモーション・イメージ、静止ビデオ・イメージ、および音声のうち 3 つ以上のエレメントの組み合わせによるコンピューター制御による表示。
- 複数文書インターフェース (multiple document interface (MDI))
- 関連する文書ウィンドウを含む 1 次ウィンドウを使用したインターフェース。親ウィンドウのタイトル・バーとともに、子ウィンドウのタイトル・バーが表示される。子のウィンドウに文書ウィンドウが表示されると、子ウィンドウのタイトル・バーに、アプリケーション・データのファイル・タイプを示すアイコンが現れる。IBM オープン・クラス・ライブラリーでは、複数文書インターフェースはサポートされない。
- 多重継承 (multiple inheritance)
- (1) C++ において、派生によりインプリメントされるオブジェクト指向プログラミング技法で、派生クラスは 1 つまたは複数の基底クラスからメンバーを継承する。
(2) クラス間の継承関係の構造化により、派生クラスが複数の基底クラスが使用する属性、関係、および関数を使用できるようにすること。
継承 (inheritance) を参照。
- マルチタスキング (multitasking)
- (1) 複数のタスクまたはプログラムの並列処理またはインターリーブド実行を可能にする操作モード。
(2) プロセッサー時間を高速に分割することによって、コンピューターまたはオペレーティング・システムが複数のアプリケーションやタスクを並行して実行できるようにするプロセス。
プリエンプティブ・マルチタスキング (preemptive multitasking) を参照。
- マルチスレッド (multithread)
- 1 つのコンピューター内に存在する複数の実行パスの並行操作に関する用語。
- マルチスレッド化 (multithreading)
- オペレーティング・システムにアプリケーションのサブ部分 (スレッド) をスムーズにマルチタスク化させるためのプロセス。
- Musical Instrument Digital Interface (MIDI)
- ディジタル楽器のインターフェースとして使用される音楽業界の標準。
