算術変換

変換は、個々の演算子およびオペランドの型によってそれぞれ異なります。 ただし、整数型および浮動小数点型のオペランドについては、多くの演算子が同様の変換を行います。 これらの標準型変換は、本来は算術で使用される値の型に適用されるため、 算術変換 と呼ばれます。

算術変換は、算術演算子のオペランドをマッチングするために使用されます。

算術変換は、以下の順序で進められます。

オペランド型 型変換
1 つのオペランドは long double 型です。 他のオペランドは long double に変換されます。
1 つのオペランドは double 型 です。 他のオペランドは double に変換されます。
1 つのオペランドは float 型です。 他のオペランドは float に変換されます。
1 つのオペランドは unsigned long long int 型です。 他のオペランドは unsigned long long int に変換されます。
1 つのオペランドは long long 型です。 他のオペランドは long long に変換されます。
1 つのオペランドは unsigned long int 型です。 他のオペランドは unsigned long int に変換されます。
1 つのオペランドは unsigned int 型で他のオペランド は long int 型です。unsigned int の値 は long int で表すことができます。 unsigned int 型のオペランドは long int に変換さ れます。
1 つのオペランドは unsigned int 型で他のオペランド は long int 型です。unsigned int の値 は long int で表すことができません。 両方のオペランドとも unsigned long int に変換されます。
1 つのオペランドは long int 型です。 他のオペランドは long int に変換されます。
1 つのオペランドは unsigned int 型です。 他のオペランドは unsigned int に変換されます。
両方のオペランドとも int 型です。 結果は int 型になります。

関連参照

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