何も行わずにコンパイルをトレースする。このオプションは、コマンド行に指定されたコンパイルのステップをプレビューします。このオプションと一緒に xlc++ コマンドを出すと、起動されるプリプロセッサー、コンパイラー、およびリンケージ・エディター内のプログラムの名前と、各プログラムに指定されるオプションが示されます。プリプロセッサー、コンパイラー、およびリンケージ・エディターは起動されません。
このコマンドを使用して、特定のコンパイルに関連するコマンドおよびファイルを判別します。これにより、ソース・コードのコンパイル、および既存のファイル (.lst ファイルなど) の上書きのオーバーヘッドが回避されます。情報は、標準出力に出力されます。
このオプションは、-v と同じ情報を表示しますが、コンパイラーは起動しません。 -# オプションは、-v オプションをオーバーライドします。
ソース・ファイル myprogram.c をコンパイルするためのステップをプレビューさせるには、以下を入力します。
xlc myprogram.c -#