単純代入 =

単純代入演算子の形式は、次のとおりです。

lvalue = expr

演算子は、右方オペランド expr の値を、 左方オペランド lvalue によって指定されたオブジェクトに保管します。

左方オペランドは、変更可能な左辺値でなければなりません。 割り当て演算の型は、左方オペランドの型です。

左方オペランドがクラス型またはベクトル型 ではない場合、右方オペランドは、暗黙的に左方オペランドの型に変換されます。 この変換された型は、const または volatile によって修飾されることはありません。

左方オペランドがクラス型である場合、その型は完全でなければなりません。 左方オペランドのコピー代入演算子が呼び出されます。

左方オペランドが参照型のオブジェクトの場合、コンパイラーは、参照によって示されたオブジェ クトに右方オペランドの値を代入します。

Linux Mac OS X 代入演算子は、ベクトル型のオペランドを許可する ために拡張されました。 代入式の両側は、 同じベクトル型でなければなりません。

関連参照

IBM Copyright 2003