生成されたオブジェクト・ファイルから共用オブジェクトを作成する。
このオプションは、後述する関連オプションとともに、共用オブジェクトを作成するために使用します。このオプションを使用する利点は、コンパイラーが tempinc ディレクトリー内のテンプレートのインスタンス生成を自動的に組み込んでコンパイルすることです。
-qmkshrobj を指定すると、-qpic を暗黙指定します。
また、以下の関連オプションは、
-qmkshrobj コンパイラー・オプションと共に使用できます。
-o shared_file | 共用ファイルの情報を保持するファイルの名前。デフォルトは a.out です。 |
-qmkshrobj を使用して共用ライブラリーを作成する場合、コンパイラーおよびリンカーは適切なオプションで呼び出され、共用オブジェクトをビルドします。
3 つの小さなオブジェクト・ファイルから共用ライブラリー big_lib.o を構成するには、次のように入力します。
xlc -qmkshrobj -o big_lib.o lib_a.o lib_b.o lib_c.o
コンパイラーのコマンド行オプション
32、64
e
lib
o
path
pic
priority
#pragma priority
また、「XL C/C++ プログラミング・ガイド」の『ライブラリーの作成』を参照してください。