arch

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目的

コード (命令) の生成対象とする一般的なプロセッサーのアーキテクチャーを指定する。

構文

                 .-ppc970-.
>>- -q--arch--=--+-auto---+------------------------------------><
 
 

使用可能なオプションは、以下で説明するように、プロセッサー・アーキテクチャーの幅広いファミリー、またはそれらのアーキテクチャー・ファミリーのサブグループを指定します。


auto
  • -O4 または -O5 が設定または暗黙指定されている場合、これは暗黙指定されます。
  • コンパイルが行われるハードウェア・プラットフォームで実行される命令を含んだオブジェクト・コードを生成します。

ppc970
  • PowerPC 970 アーキテクチャーに固有の命令を生成します。
  • _ARCH_PPC、_ARCH_PPCGR、_ARCH_PPC970 マクロを定義します。

特定のアーキテクチャーで最高のパフォーマンスになるようにしたい場合に、他のアーキテクチャーでプログラムを使用しないのであれば、適切なアーキテクチャー・オプションを使用してください。

-qarch=suboption は、 -qtune=suboption とともに使用することができます。 -qarch=suboption は、命令の生成対象とするアーキテクチャーを指定し、 -qtune=suboption は、コードの最適化対象とするターゲット・プラットフォームを指定します。 -qtune を指定せずに -qarch を指定した場合、コンパイラーは、指定されたアーキテクチャーに対応するデフォルトのチューニング・オプションを使用し、次のリストを示します: TUNE=DEFAULT

32 ビットの PowerPCPPC970 アーキテクチャーのコンピューターで、myprogram.c からコンパイルされた実行可能プログラム testing を実行するように指定するには、以下を入力します。

xlc -o testing myprogram.c -q32 -qarch=ppc970

関連参照

IBM Copyright 2003