S
 
サンプル数/秒 (samples-per-second)
オーディオ・カードがオーディオ入力からのデータを記録する、毎秒当たりの回数。例えば、44 kHz は CD 品質であり、22 kHz は FM 音楽品質であり、11 kHz は音声品質である。
SBCS
1 バイト文字セット (single-byte character set) を参照。
スカラー (scalar)
算術オブジェクト、または任意の型のオブジェクトを指すポインター。
スキャン (scan)
CD オーディオ・デバイス上を高速で逆方向または順方向に検索すること。
スキーマ (schema)
(1) データベースの構造を完全に記述する、データ定義言語で表現されたステートメントのセット。IBM
スコープ (scope)
ソース・プログラム内の、ID を定義したり認識したりする部分。 クラス・スコープ (class scope)グローバル・スコープ (global scope)ローカル・スコープ (local scope)ネーム・スペース・スコープ (namespace scope) を参照。
スコープ演算子 (::) (scope operator (::))
右の引き数のスコープを定義する演算子。左の引き数がブランクになっている場合、スコープはグローバルであり、左の引き数がクラス名になっている場合には、スコープはそのクラス内である。
スクロール移動量 (scroll increment)
ユーザーが円形スライダー・コントロール・ボタンの 1 つを押したときの、その円形スライダーの増減分を表す数。
2 次ウィンドウ (secondary window)
子ウィンドウ (child window) を参照。
2 次ソース・ファイル (secondary source file)
他のソース・ファイルと同様にビルドへの入力として使用されるが、構成ファイルにはリストされていないファイル。その代わりにこのファイルは、プリプロセッサー・ディレクティブを介して、別のソース・ファイルにインクルードされる。 2 次ソース・ファイルをインクルードするソース・ファイルがコンパイルされると、その 2 次ソース・ファイルに変更が加えられていなくても、その 2 次ソース・ファイルもコンパイルされる。 基本ソース・ファイル (primary source file) と対比。
セクション (section)
(1) コンパイラーによって生成されるコードまたはデータの 1 単位。セクションに属性はない。 セグメント (segment) と対比。
シード (seed)
乱数アルゴリズムが一意の疑似乱数シーケンスを生成するときに使用する、その乱数アルゴリズムに与えられる初期値。
セグメント (segment)
リンカーによって生成され、プログラムの実行可能イメージにのみ存在するコードまたはデータの 1 単位。リンカーはセクションへの属性の割り当て、それらの順序付けおよびグループ化、そしてセグメントへの挿入を行う。 セクション (section) と対比。
セマフォー (semaphore)
(1) 相互排他を実行するために使用される変数。
シーケンス (sequence)
順次に順序付けされたフラット・コレクション。
順次コレクション (sequential collection)
順序付けられたエレメントのプロパティーを持つ抽象クラス。
サーバー (server)
(1) ネットワークで 1 つ以上のクライアントにサービスを提供する機能ユニット。 クライアント (client) と対比。(2) AIX オペレーティング・システムにおいては、通常バックグラウンドで稼働し、システム・プログラム・コントローラーによって制御されるアプリケーション・プログラム。 (3) 複合文書フレームワークにおいて、オブジェクトを提供するアプリケーションまたは文書コンポーネント。例えば、ワード・プロセッシング文書の内部に配置することができるピクチャー描画プログラムは、サーバーと呼ばれる。
シャドー (shadow)
OS/2 オペレーティング・システムにおける、オリジナルのオブジェクトへのリンクを維持する複写オブジェクト。これらのオブジェクトはそれぞれ、異なるフォルダーに存在していてもかまわない。複写オブジェクトまたはオリジナルのオブジェクトが変更されると、もう一方も変更される。ショートカット (shortcut) を参照。
共用ライブラリー (shared library)
複数のプロセスで使用できる少なくとも 1 つのサブルーチンを含み、ld コマンドで作成される、AIX オペレーティング・システムのライブラリー。異なるサブルーチンに共通するコードは、1 つのライブラリー・ファイルに結合される。このライブラリー・ファイルは、実行時にロードして、多くのプログラムで共用できる。共用ライブラリー・ファイルを識別するためのキーは、各サブルーチンのヘッダーに残っている。
シェル (shell)
テキスト入力のシーケンスをコマンドとして解釈するプログラム。入力ストリームに対して動作するか、あるいは対話式にプロンプトを表示して端末からコマンドを読み取ることができる。 X/Open
ショートカット (shortcut)
オリジナルのオブジェクトへのリンクを維持する、Windows オペレーティング・システムの複写オブジェクト。どちらか一方のオブジェクトが変更されると、その変更は他方のオブジェクトにも反映される。デスクトップまたはスタート・メニューにあるショートカット・オブジェクトを使用すると、そのオブジェクトを素早く開くことができる。 シャドー (shadow) を参照。
兄弟 (siblings)
同じ親 (クラス、ノード、ウィンドウ) の子はすべて、互いに兄弟である、と言われる。
シグナル (signal)
(1) プログラム実行時のエラーの結果として、または他の例外状態として報告されることのある状態。例えば、SIGFPE は、ゼロ除法などの誤った算術演算を報告するために使用される。 非同期シグナル (asynchronous signal)同期シグナル (synchronous signal)例外 (exception) を参照。 (2) システムで発生したイベントがプロセスに通知されたり、あるいはプロセスに影響を与えたりする可能性のあるメカニズム。このようなイベントの例として、ハードウェア例外およびプロセスによる特定のアクションなどがある。シグナルという用語は、イベント自体を指すためにも使用される。 X/OpenI。 (3) AIX オペレーティング・システムでは、ソフトウェア割り込みをシミュレートするプロセス間通信の方法。 IBM
シグナル通知 (signaled)
スレッドがスリープ状態に入った後に、オブジェクトが再活動化された状態。例えば、親プロセス内のあるスレッドが、子プロセスが完了するまで待機する必要がある場合、その親プロセスのスレッドは、子プロセスを識別するカーネル・オブジェクトがシグナル通知されるまで、スリープ状態に入る。非シグナル通知 (nonsignaled) を参照。
シグナル・ハンドラー (signal handler)
シグナルが報告されたときに呼び出される関数。
サイレント・モード (silent mode)
不在モード (unattended mode) を参照。
1 バイト文字セット (single-byte character set (SBCS))
各文字が 1 バイト・コードで表される文字のセット。 2 バイト文字セット (double-byte character set) と対比。
単精度 (single-precision)
要求された精度に従って、ある数を表すために 1 つのコンピューター・ワードが使用されることに関する用語。 I。
スラッシュ (slash)
文字 /。ソリダスとも言う。この文字はポータブル文字セットで <スラッシュ> と命名されている。
SMPTE
全米映画テレビジョン技術者協会。
SMPTE タイム・コード (SMPTE time code)
ビデオの各フレームに数を割り当てる、SMPTE が開発したフレーム番号付けシステム。この 8 桁のコードは、HH:MM:SS:FF (時、分、秒、フレーム番号) という形式をしている。これらの数字は、任意に選択した時点から経過した時間、分、秒、およびフレーム数を追跡する。
全米映画テレビジョン技術者協会 (Society for Motion Picture and TV Engineers)
テレビジョン制作のための標準および文書を作成する組織。
ソート済み (sorted)
指定された基準に従って、グループに分割された状態。
ソート済みバッグ (sorted bag)
重複するエレメントが許容される、ソートされたフラット・コレクション。 キー・ソート・バッグ (key sorted bag) を参照。
ソート済みコレクション (sorted collection)
(1) ソートされたエレメントのプロパティーを持つ抽象クラス。(2) ソートされたエレメントを持つ任意のコレクション。キー・ソート・コレクション (key sorted collection) を参照。
ソート済みマップ (sorted map)
キーおよびエレメントの等価性を持つ、ソート済みのフラット・コレクション。
ソート済みの関係 (sorted relation)
キーを使用し、エレメントの等価性を持つ、重複エレメントを認めた、ソート済みのフラット・コレクション。
ソート済みセット (sorted set)
エレメントの等価性を持つソート済みフラット・コレクション。 キー・ソート・セット (key sorted set) を参照。
ソース・ディレクトリー (source directory)
プロジェクトのパーツが物理的に保管されるディレクトリー。プロジェクトには、多数のソース・ディレクトリーが存在することがある。
ソース・ファイル (source file)
(1) 高水準言語プログラムやデータ記述仕様などの項目のソース・ステートメントを含んでいるファイル。 IBMオブジェクト・ファイル (object file) と対比。
ソース・グループ (source group)
構成ファイル内のグループ・ディレクティブによって定義された、ファイルの名前付きコレクション。 グループ・ディレクティブ (group directive) を参照。
ソース・プログラム (source program)
プログラムを実行する前にマシン言語に翻訳する必要があるプログラム言語で作成された命令のセット。 IBM
ソース・タイプ (source type)
アクションに関連付けられ、そのアクションによって使用される情報。ソース・タイプのアクション・リストは、アクションの適用先のパーツまたはファイルの種類を指定する。
スペース文字 (space character)
この文字は、ポータブル文字セットで <スペース> と定義されている。スペース文字は、現行ロケールのスペース文字クラスのメンバーであるが、単一文字を表し、クラスの可能なメンバーのすべてを表すわけではない。 X/Open
指定子 (specifier)
宣言されているオブジェクトまたは関数のストレージ・クラス、基本データ型、またはその他のプロパティーを示す、宣言内の指示。
スプライト (sprite)
画面中を単独で移動させることのできる小さなグラフィック。アニメーション効果を生み出す。
SQL
構造化照会言語 (Structured Query Language).
SQL 述部 (SQL predicate)
構造化照会言語のステートメントの条件部。
スタック (stack)
新規のエレメントが構造体の最上部に追加され、構造体の最上部から取り出されるデータ構造。スタックは、後入れ先出し法 (LIFO) を特徴とする。
スタック・フレーム (stack frame)
ルーチンの活動化の物理表現。スタック・フレームは LIFO (後入れ先出し) 方式で割り振りおよび解放が行なわれる。
スタック・ストレージ (stack storage)
自動ストレージ (automatic storage) を参照。
標準エラー (standard error)
通常は診断メッセージ用に使用することが想定されている出力ストリーム。
標準入力 (standard input)
通常は基本データ入力用に使用することが想定されている入力ストリーム。 X/Open。 標準入力は、リダイレクトまたはパイピングが使用されない限りキーボードから得られる。リダイレクトまたはパイピングが使用された場合には、ファイルまたは別のコマンドの出力から得ることができる。
標準出力 (standard output)
通常は基本データ出力用に使用することが想定されている出力ストリーム。 X/Open。 プログラムが対話式で実行される場合には、標準出力は通常ディスプレイに送られる。ただし、リダイレクトまたはパイピングが使用されている場合には、ファイルまたは別のコマンドに送ることができる。
標準テンプレート・ライブラリー (Standard Template Library (STL))
C++ クラス・テンプレートのコレクション。また、コンテナー、イテレーター、およびアルゴリズム・ライブラリーでもある。コレクションの保管と操作を行うためのテンプレート関数およびクラスを提供する。
スタンザ (stanza)
AIX オペレーティング・システムにおいて、共通の関数を持つか、またはシステムの一部を定義する、ファイル内の行のグループ。スタンザは通常ブランク行またはコロンで区切られ、各スタンザには名前が付けられている。例えば、AIX コンパイラーのデフォルトの構成ファイルのスタンザは、コンパイラーがその起動時に使用する情報を指定する。
ステートメント (statement)
(1) アクションのシーケンス内の 1 つのステップ、または宣言のセットを表す言語構成要素。 (2) プログラムまたはプロシージャー内で、セミコロン (;) で終わる命令、または中括弧 ({}) で囲まれた複数の命令。 break ステートメント (break statement)switch ステートメント (switch statement) を参照。
静的 (static)
変数および関数のスコープおよびリンケージの定義に使用されるキーワード。内部変数の場合、変数はブロック・スコープを持ち、関数呼び出しの間でその値を維持する。クラス変数の場合、変数はクラスのすべてのオブジェクトによって共用され、プログラム全体においてその値を維持する。
静的ライブラリー (static library)
他のモジュールのビルド時に、それらのモジュールにリンクされるライブラリー。 VisualAge C++ では、.lib というファイル拡張子を持つ。共用ライブラリー (shared library) と対比。
静的リンク (static linking)
ビルド時にコードとデータを結合すること。静的リンクを使用すると、実行可能ファイルのサイズが増大する。 動的リンク (dynamic linking) と対比。
ステップバックワード (step backward)
マルチメディア・アプリケーションにおいて、メディアを一度に 1 フレームまたは 1 セグメント戻すこと。
ステップフォワード (step forward)
マルチメディア・アプリケーションにおいて、メディアを一度に 1 フレームまたは 1 セグメント進めること。
ステップ・フレーム (step frame)
ユーザーが 1 フレームずつ前後両方向に移動できるようにする、ディジタル・ビデオ・プレイヤーやビデオディスク・プレイヤーなどの装置の機能。
STL
標準テンプレート・ライブラリー (Standard Template Library)
停止スレッド (stopping thread)
デバッグ中のプログラムを停止させるスレッド。
ストレージ・クラス指定子 (storage class specifier)
オブジェクトを格納しているストレージの潜在的な存続時間を定義するキーワード (auto、register、static、または extern)。
ストアード・プロシージャー (stored procedure)
アプリケーション・プログラムを 2 つのパーツ (1 つはクライアントに、もう 1 つはサーバーにある) で実行可能にする機能。プロシージャーはサーバーに格納され、リレーショナル・データベースの一部となる。データベース・アクセス・ビルダーは、ストアード・プロシージャーにアクセスし、それを実行する C++ コードを生成することができる。
ストリーム (stream)
(1) 定義済みのフォーマットを使用して文字形式または 2 進数形式で伝送される、または伝送される予定のデータ・エレメントの連続するデータ・グループ。 (2) ISO C 標準で記述された、文字の順序シーケンスにアクセスできるようにするファイル・アクセス・オブジェクト。ストリームは、追加サービスとして、ユーザー選択可能なバッファリングおよび定様式入出力を提供する。 (3) テキスト処理において、表示のために単一ストリングが複数の行に分割された場合でも、テキスト全体を 1 つのストリングとして扱うこと。
ストリーム・バッファー (stream buffer)
最終使用先、最初の作成元、およびデータをフォーマットする入出力ストリーム・ライブラリー関数間のバッファー。 streambuf クラスおよび streambuf クラスから派生したクラスによって、入出力ストリーム・ライブラリーにインプリメントされる。
ストリング (string)
連続する文字シーケンス。
ストリング・リテラル (string literal)
データへの参照ではなく、それ自体がデータである、二重引用符で囲まれたゼロ個以上の文字が連続するシーケンス。
スタブ (stub)
(1) 共通の機能を提供するために、プログラム内に挿入されるルーチン。 (2) リモート・オブジェクトに関連付けられている操作を起動するために、そのリモート・オブジェクトにメッセージを送信するローカル・オブジェクト。
スタブ・ファイル (stub file)
実行可能ファイルの先頭にある小さなプログラムで、DOS のブート時に実行される。デフォルトのスタブ・ファイルは、「This program cannot be run under DOS.」というメッセージを出力する。スタブ・ファイルの最も一般的な用途は、プログラムのロード時に著作権情報を表示することである。
構造体 (structure)
順序付けられたデータ・オブジェクトのグループを含む構成体。配列とは異なり、構造体内のデータ・オブジェクトは、さまざまなデータ型を持つことができる。
構造化例外処理 (structured exception handling)
例外フィルター式から戻される値に基づいて、例外をハンドラーに突き合わせる、システム例外を処理するための仕組み。これにより、C プログラマーは、C++ が提供している例外処理機能に類似した例外処理を行うことができる。 例外処理 (exception handling) を参照。
構造化照会言語 (tructured Query Language) (SQL)
リレーショナル・データベース内のデータを問い合わせて、それを処理するための言語。
構造体タグ (structure tag)
構造体データ型に名前を付ける識別子。
サブクラス (subclass)
派生クラス (derived class) を参照。
添え字 (subscript)
配列名の後に続く、それぞれが大括弧で囲まれた 1 つ以上の式。添字は配列のエレメントを指す。
サブセット (subset)
各エレメントが別の指定されたセットのエレメントにもなっているセット。 スーパーセット (superset) と対比。
サブシステム (subsystem)
2 次的または従属的システムで、通常は制御側システムから独立して、または非同期的に動作することができる。 T
サブツリー (subtree)
任意のノードをツリー内のルート・ノードであると指示することにより作成されるツリー構造。サブツリーは常にツリー全体の一部である。ツリー (tree)ルート (root)ノード (node) を参照。
スーパークラス (superclass)
基底クラス (base class)抽象クラス (abstract class) を参照。
スーパーセット (superset)
2 つのセット A と B があったときに、B の全エレメントが A のエレメントでもある場合、A は B のスーパーセットである。サブセット (subset) と対比。
スーパー・ビデオ・グラフィックス・アダプター (super video graphics adapter) (SVGA)
ビデオ・グラフィックス・アダプター (VGA) よりも解像度の高いグラフィックス・アダプター。通常は、解像度が 1024 x 768 ピクセルで、256 色を表示可能なアダプターを言う。 ビデオ・グラフィックス・アダプター (video graphics adapter) を参照。
switch 式 (switch expression)
switch ステートメントの制御式。
switch ステートメント (switch statement)
C または C++ 言語ステートメントの 1 つで、式の値に応じて、制御をいくつかのステートメントの 1 つに移す。
シンボル名 (symbolic name)
(1) エンティティー (フィールド、ファイル、データ構造、ラベルなど) を表すために使用される固有の名前。 IBM。 (2) 不等号括弧で囲まれた、可視の絵文字を持つ 1 つ以上の文字。
同期 (synchronous)
(1) 共通タイミング信号などの特定のイベントの発生に依存する、複数のプロセスに関係する用語。 T。(2) 規則正しい時間関係、または予測可能な時間関係で発生すること。IBM
同期シグナル (synchronous signal)
プログラムのアクティビティーの結果として、プログラムの実行中に発生することがあるシグナル。同期シグナルは、浮動小数点例外などのエラーの結果である場合もあれば、プログラムが raise 関数を呼び出すことによって同期シグナルを送出することもある。 シグナル (signal)非同期シグナル (asynchronous signal) を参照。
システム・デフォルト (system default)
システム・プロファイル内で定義されたデフォルト値。 IBM
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