g

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目的

GNU GDB デバッガーなどのデバッグ・ツールで使用する情報を生成します。

構文

>>- -g---------------------------------------------------------><
 
 

-g を指定すると、明示的にそれを要求しない限り、すべてのインライン化がオフされます。例を以下に示します。


オプション インライン化への影響
-g インライン化なし。
-O インライン宣言関数。
-O -Q インライン宣言関数とそのほかの自動インライン関数。
-g -O インライン宣言関数。
-g -O -Q インライン宣言関数とそのほかの自動インライン関数。

-g でのデフォルトでは、デバッグ情報のうち、参照されていないシンボルに関する情報は含まれません。

参照されているシンボルおよび参照されていないシンボルの両方に関する情報を組み込むには、 -qdbxextra オプションを -g とともに使用します。

-g とともに使用されるソース・ファイルが絶対パス名または相対パス名のいずれかによって参照されるように指定するには、-qfullpath を使用します。

-qlinedebug オプションを使用して、省略したデバッグ情報を生成させ、オブジェクト・サイズを小さくすることもできます。

myprogram.c をコンパイルして実行可能プログラム testing を生成させ、デバッグできるようにするには、以下を入力します。

xlc myprogram.c -o testing -g 

myprogram.c をコンパイルして、参照されていないシンボルに関する追加情報を含む実行可能プログラム testing_all を生成させ、デバッグできるようにするには、以下を入力します。

xlc myprogram.c -o testing_all -g -qdbxextra 

関連参照

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