priority

C++ に適用

目的

静的オブジェクトを初期化する場合の優先順位を指定します。

構文


構文図

#pragma priorityおよび #pragma optionsも参照してください。


number ファイル内の静的オブジェクトに割り当てられた初期化の優先順位、あるいは共用または非共用のファイルやライブラリーの優先順位です。

優先順位には、101 (最も高い優先順位) から 65535 (最も低い優先順位) までを指定できます。

指定しない場合、デフォルト優先順位は 65535 になります。

ファイル myprogram.C をコンパイルしてオブジェクト・ファイル myprogram.o を作成し、そのファイル内のオブジェクトの初期化の優先順位を 2000 にするには、次のように入力します。

  xlc++ myprogram.C -c -qpriority=2000

異なる優先順位レベルを指定する #pragma priority(number) ディレクティブがソース・ファイルに含まれていない場合は、結果として得られるオブジェクト・ファイル内のすべてのオブジェクトの初期化の優先順位に 2000 が指定されます。

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
#pragma options
#pragma priority IBM Copyright 2003