関数の型、スタック・フレーム、およびレジスター情報を含め、各関数についての情報を含むトレースバック・テーブルを生成する。トレースバック・テーブルは、そのコードの終わりのテキスト・セグメントに配置されます。
サブオプションは、以下のとおりです。
none トレースバック・テーブルを生成しません。スタック・フレームをアンワインドすることはできないので、例外処理は使用不可となります。 full 名前およびパラメーターの情報が入った完全なトレースバック・テーブルを生成します。 -qnoopt または -g を指定した場合には、これがデフォルトです。 small 生成されるトレースバック・テーブルには名前やパラメーターの情報は入りませんが、トレースバックとして完全に機能します。最適化は指定したが -g は指定していない場合には、これがデフォルトです。
#pragma optionsも参照してください。
このオプションは 64 ビット・コンパイルにのみ適用され、32 ビット・コンパイルで指定された場合には無視されます。
#pragma options ディレクティブは、コンパイル単位の最初のステートメントより前に指定しなければなりません。
多くのパフォーマンス測定ツールでは、最適化されたコードを適切に分析するために完全なトレースバック・テーブルが必要です。コンパイラー構成ファイルには、この要件に合った項目が入っています。最適化されたコードに完全なトレースバック・テーブルが不要な場合は、コンパイラー構成ファイルを以下のように変更することによって、ファイル・スペースを節約することができます。
これらの変更を行うと、 tbtable オプションのデフォルトが以下のようになります。