using 宣言およびネーム・スペース

C++using 宣言 は、特定のネーム・スペース・メンバーへのアクセスを提供します。 これは、対応するネーム・スペース・メンバーを持っているネーム・スペース名に using キーワードを適用することによって行われます。

構文 - Using 宣言
 
>>-using--namespace--::--member--------------------------------><
 
 

この構文図で、修飾子名が using 宣言の後にきます。そして、member が修飾子名の後にきます。 宣言が機能するには、メンバーは与えられたネーム・スペース内で宣言される必要があります。 次に例を示します。

namespace A {
  int i;
  int k;
  void f;
  void g;
  }
 
using A::k
 

この例では、using 宣言の後にネーム・スペース A の名前である A がきます。 次にその後にスコープ演算子 (::) および k がきます。 この形式は、using 宣言によって、ネーム・スペース A の外で k にアクセスすることを可能にします。 using 宣言を出した後、その特定のネーム・スペースに対して行われたすべての拡張は、using 宣言が行われた時点では、認識されません。

特定の関数の多重定義されたバージョンは、その特定の関数の宣言の前に、 ネーム・スペースに含める必要があります。 using 宣言は、ネーム・スペース、ブロックおよびクラス・スコープの中に置くことができます。

関連参照

IBM Copyright 2003