コンパイラーを使用する前に、以下の環境変数が設定されていることを確認してください。
PATH コンパイラーの実行可能ファイルのディレクトリー検索パスを指定します。デフォルト・ロケーションにインストールされている場合、実行可能ファイルは /opt/ibmcmp/vacpp/7.0/bin にあります。 MANPATH オプションで、man ページを見つけるためのディレクトリー検索パスを指定します。 MANPATH には、デフォルトの man パスの前に、 /opt/ibmcmp/vacpp/7.0/man/en_US が含まれていなければなりません。 LD_LIBRARY_PATH 動的ロード・ライブラリーのディレクトリー検索パスを指定します。 GNU リンカーによって、リンク時と実行時に使用されます。 LD_RUN_PATH 動的ロード・ライブラリーのディレクトリー検索パスを指定します。実行時にのみ使用されます。 LANG メッセージおよびヘルプ・ファイル用の各国語を指定します。 LANG 環境変数は、システムに用意されている任意のロケールに設定することができます。
米国英語用の各国語コードは en_US です。適切なメッセージ・カタログがすでにシステムにインストール済みであれば、 en_US を有効な任意のほかの各国語コードに置き換えることができます。
ご使用のシステムの各国語の現行設定値を判別するには、以下の両方の echo コマンドを使用してください。
echo $LANG
echo $NLSPATHNLSPATH メッセージおよびヘルプ・ファイルのパス名を指定します。 PDFDIR オプションで、プロファイル・データ・ファイルが作成されるディレクトリーを指定します。デフォルト値は設定されず、コンパイラーはプロファイル・データ・ファイルを現行作業ディレクトリーに入れます。プロファイル指示フィードバックの場合は、この変数を絶対パスに設定することをお勧めします。 TMPDIR オプションで、一時ファイルが作成されるディレクトリーを指定します。高水準の最適化ではページング・ファイルと一時ファイルが非常に大きなディスク・スペースを必要とする場合があり、デフォルト・ロケーション /tmp は高水準の最適化には不十分である可能性があります。