R

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目的

実行時に、共用ライブラリーのパス・ディレクトリーを検索する。

構文


構文図

構成ファイルとコマンド行の両方で -Rdirectory オプションを指定した場合は、実行時に、構成ファイルで指定したパスが最初に検索されます。

-R コンパイラー・オプションは、後から認識されたものが累積されます。コマンド行で後に指定された -R オプションは、前の -R によって指定されたディレクトリー・パスを置換するのではなく、このパスへの追加を行います。

デフォルト

デフォルトでは、標準のディレクトリーしか検索されません。

ディレクトリー /usr/tmp/old が動的ライブラリー libspfiles.so の標準ディレクトリーとともに実行時に検索されるように myprogram.c をコンパイルするには、次のように入力します。

xlc++ myprogram.C -lspfiles -R/usr/tmp/old

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
L
l IBM Copyright 2003