XL C/C++ では、個々の変数、集合体のメンバー、集合体全体、およびコンパイル単位全体の各レベルでデータ位置合わせを指定するためのさまざまなメカニズムを用意しています。異なるプラットフォーム間で、あるいは 32 ビット・モードと 64 ビット・モードの間でアプリケーションの移植を行う場合は、それぞれの環境で使用できる位置合わせの設定の違いを考慮して、データの破損やパフォーマンスの低下を防ぐようにしてください。
位置合わせモードおよび修飾子の使用では、各種プラットフォームおよびアドレッシング・モデルでのすべてのデータ型に対する位置合わせのデフォルト設定、集合体および集合体メンバーの位置合わせの制御に使用できるオプション、および集合体位置合わせの一般規則について説明します。
ビット・フィールドの使用と位置合わせでは、その他の規則と、ビット・フィールドの使用と位置合わせに関する考慮事項について説明し、ビット・パック位置合わせの例を示します。