gcc ヘッダーの標準検索ロケーションを変更する。
gcc ヘッダーの標準検索パスは、-qc_stdinc コンパイラー・オプションとこの (-qgcc_c_stdinc) コンパイラー・オプションの両方によって指定される検索パスを、その順序で結合することによって判別します。このオプションのデフォルトの検索パスは、コンパイラーのデフォルト構成ファイルにあります。
これらのコンパイラー・オプションの一方が指定されていないか、一方が空ストリングを指定している場合は、標準検索ロケーションは他方のオプションによって指定されたパスになります。検索パスが -qc_stdinc と -qgcc_c_stdinc コンパイラー・オプションのどちらによっても指定されていない場合、デフォルトのヘッダー・ファイル検索パスが使用されます。
このオプションが複数回指定されている場合、コンパイラーは最後に指定されたオプションのみを使用します。複数のディレクトリーを検索パスに指定するには、このオプションを一度指定し、: (コロン) で複数の検索ディレクトリーを区切ってください。
このオプションは、-qnostdinc オプションが有効である場合には無視されます。
mypath/headers1 および mypath/headers2 を標準検索パスの一部として指定するには、以下を入力します。
xlc myprogram.c -qgcc_c_stdinc=mypath/headers1:mypath/headers2
相対パス名を使用したインクルード・ファイルのディレクトリー検索順序
構成ファイル内のコンパイラー・オプションの指定