指定した重大度レベルまたはそれより高い重大度レベルのエラーの件数が num に達したときに、コンパイルを停止するよう、コンパイラーに指示する。
ここで、num は整数でなければなりません。重大度レベルは、以下のいずれかを選択できます。
sev_level 説明 i 通知 w 警告 e エラー (C のみ) s 重大エラー
重大度レベルを指定していない場合は、 -qhalt オプションの現行の値が使用されます。
-qmaxerr オプションを複数回指定した場合は、最後に指定した -qmaxerr オプションによって、オプションの処理が決まります。-qmaxerr および -qhalt オプションの両方を指定した場合は、最後に指定した -qmaxerr または -qhalt オプションによって、-qmaxerr オプションで使用される重大度レベルが決まります。
エラーの数が指定した制限に達すると、回復不能エラーが起こります。出されるエラー・メッセージは以下のようなものです。
1506-672 (U) The number of errors has reached the limit of ...
-qnomaxerr を指定すると、検出されたエラーの数に関係なく、ソース・ファイル全体がコンパイルされます。
診断メッセージは、-qflag オプションで制御することができます。
xlc myprogram.c -qmaxerr=10:w
xlc myprogram.c -qmaxerr=5
またはxlc myprogram.c -qmaxerr=3:i
xlc myprogram.c -qmaxerr=3 -qhalt=i