ro

C に適用 C++ に適用

目的

ストリング・リテラルの保管型を指定する。

構文


構文図

#pragma optionsも参照してください。

デフォルト

cc およびその派生物を除く、すべてのコンパイラー呼び出しのデフォルトは -qro です。cc コンパイラー呼び出しのデフォルトは、-qnoro です。

-qro を指定した場合は、コンパイラーによってストリング・リテラルが読み取り専用ストレージに配置されます。 -qnoro を指定した場合は、ストリング・リテラルは読み取り/書き込みストレージに配置されます。

以下を使用して、ソース・プログラムで保管型を指定することもできます。

#pragma strings storage_type

ここで、storage_type は、 read-only または writable です。

ストリング・リテラルを読み取り専用メモリーに配置すると、実行時のパフォーマンスが向上し、ストレージを節約できますが、コードが読み取り専用のストリング・リテラルを変更しようとし、メモリー・エラーが生成されることがあります。

myprogram.c をコンパイルして保管型を writable にするには、以下のように入力します。

xlc myprogram.c -qnoro

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
roconst
#pragma options
#pragma strings IBM Copyright 2003