#pragma alloca ディレクティブがソース・コードにあるかのように、関数 alloca の呼び出しにインライン・コードを使用します。
#pragma alloca が未指定の場合で、-ma を使用しない場合、alloca は組み込み関数としてではなく、ユーザー定義 ID として扱われます。
C++ プログラムでは、__alloca 組み込み関数を使用する必要があります。ソース・コードがすでに alloca を関数名として参照している場合は、コンパイラーの起動時に、コマンド行で次のオプションを使用します。
-Dalloca=__alloca
alloca の代わりに、C99 可変長配列を使用できます。
myprogram.c をコンパイルして、関数 alloca の呼び出しをインラインとして扱わせるには、次のように入力します。
xlc myprogram.c -qalloca