プログラムが複数のスレッドを使用するようコンパイラーに指示します。マルチスレッド・アプリケーションをコンパイルまたはリンクする場合は、このオプションを必ず使用してください。このオプションは、すべての最適化がスレッド・セーフであることを保証します。
デフォルトは、 r 呼び出しモードでコンパイルしたときは -qthreaded、その他の呼び出しモードでコンパイルしたときは -qnothreaded です。
このオプションは、コンパイルおよびリンケージ・エディターの両方の命令に適用します。
スレッド・セーフティーを保守するには、 -qthreaded オプションでコンパイルされたファイルは、オプション選択によって明示的にコンパイルされた場合でも、 _r コンパイラー呼び出しモードを選択して暗黙的にコンパイルされた場合でも、 -qthreaded オプションでリンクしなければなりません。
このオプションは、コードのスレッド・セーフの作成は行いませんが、すでにスレッド・セーフのコードは、コンパイルおよびリンク後もスレッド・セーフのまま残るようにします。