srcmsg

C に適用

目的

stderr ファイル内の診断メッセージに、対応するソース・コード行を追加する。

構文


構文図

#pragma optionsも参照してください。

コンパイラーは、診断メッセージが参照するソース行またはソース行の一部を再構成し、診断メッセージの前に表示します。エラーがある列位置を指すポインターが表示される場合もあります。 -qnosrcmsg を指定すると、ソース行とフィンガー行の両方の生成が抑制され、エラー・メッセージには単にエラーが発生したファイル、行、および列が表示されるようになります。

再構成されたソース行は、マクロ展開後の状態を表します。時には、行は一部しか再構成されない場合もあります。表示された行の先頭または末尾に文字 "...." がある場合は、ソース行の一部が表示されていないことを示します。

デフォルト (-qnosrcmsg) では、解析可能な簡潔なメッセージが表示されます。エラーごとにソース行およびポインターが提供されない代わりに、単一の行が表示され、エラーがあるソース・ファイルの名前、エラーの行と文字の列位置、およびメッセージ自体を示す単一の行が示されます。

myprogram.c をコンパイルして、エラーの発生時に診断メッセージとともにソース行を表示させるには、以下を入力します。

xlc myprogram.c -qsrcmsg

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
#pragma options IBM Copyright 2003