S

C に適用 C++ に適用

目的

ソース・ファイルごとにアセンブラー言語ファイル (.s) を生成する。結果として得られる .s ファイルをアセンブルして、オブジェクト .o ファイル、または実行可能ファイル (a.out) を作成することができます。

構文


構文図

アセンブラーは、 xlc++ コマンドで起動できます。例を以下に示します。

xlc++ myprogram.s

これによって、アセンブラーが起動され、成功した場合はローダーが起動され、実行可能ファイル a.out が作成されます。

-E または -P と一緒に -S を指定した場合は、 -E または -P が優先されます。この優先順位は、コマンド行に指定された順序に関係なく保持されます。

ソース・ファイルを 1 つしか提供しない場合に限り、 -o オプションを使用して、作成されるファイルの名前を指定することができます。例えば、以下は無効 です。

xlc++ myprogram1.C myprogram2.C -o -S

  1. myprogram.C をコンパイルしてアセンブラー言語ファイル myprogram.s を作成するには、以下のように入力します。
    xlc++ myprogram.C -S
    
  2. このプログラムをアセンブルしてオブジェクト・ファイル myprogram.o を作成するには、以下のように入力します。
    xlc++ myprogram.s -c
    
  3. myprogram.C をコンパイルしてアセンブラー言語ファイル asmprogram.s を作成するには、以下のように入力します。
    xlc++ myprogram.C -S -o asmprogram.s
    

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
E
g
ipa
o
P
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