整変数

整変数は、次のカテゴリーに分かれます。

注:
C++ 整数型の long long int および unsigned long long int は、Standard C++ に対する直交拡張機能です。

ビット・フィールドのデフォルトの整数型は、unsigned です。

整数データに割り振られるストレージの量は、 インプリメンテーションによって異なります。

unsigned 接頭部は、オブジェクトが負以外の整数であることを 指示しています。各 unsigned 型は、signed 型のストレージと 同じサイズのストレージを提供します。例えば、int は、unsigned int と 同じストレージを予約します。 signed 型が符号ビットを予約するので、unsigned 型は等価の signed 型よりも 大きい正の整数値を保持できます。

単純な整数の定義または宣言の宣言子は、 ID です。単純整数の定義の初期化は、整数定数、または整数に割り当て可能な値に評価される式 を使用して行うことができます。 変数のストレージ・クラスは、変数を初期化する方法を決めます。

C++ 多重定義関数および多重定義演算子の引き数が整数型であるときは、 同一グループの 2 つの整数型は、別個の型として扱われません。 例えば、signed int 引き数に対して、int 引き数は、多重定義できません。

整数データ型の例

次の例では、short int 変数である flag を定義します。

short int flag;

次の例では、int 変数である result を定義します。

int result;

次の例では、unsigned long int 変数である ss_number を、初期値 438888834 を持つように定義します。

unsigned long ss_number = 438888834ul;

関連参照

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