cinc

C++ に適用

目的

コンパイラーに extern "C" { } ラッパーをインクルード・ファイルのコンテンツの周りに配置するように指示します。

構文


構文図

ここで、


directory_prefix このオプションが作用するファイルが入っているディレクトリーを指定します。

指定されたディレクトリーからのインクルード・ファイルでは、トークン extern "C" { がインクルード・ファイルの最初のステートメントの前に挿入され、 } がインクルード・ファイルの最後のステートメントの後に付加されます。

アプリケーション myprogram.C がディレクトリー /usr/tmp に位置するヘッダー・ファイル foo.h を含んでおり、次のコードを含んでいるとします。

int foo();

以下を使用してアプリケーションをコンパイルします。

xlc++ myprogram.C -qcinc=/usr/tmp

アプリケーションに以下のようなヘッダー・ファイル foo.h が含まれます。

extern "C" {
int foo();
}

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション IBM Copyright 2003