コンパイラー・メッセージ・フォーマット

-qnosrcmsg オプションがアクティブ (これがデフォルト) のとき、診断メッセージのフォーマットは次のとおりです。

"file", line line_number.column_number: 15dd-nnn (severity) text.

ここで、


file エラーのある C または C++ ソース・ファイル名です。
line_number エラーの行番号です。
column_number エラーの列番号です。
15 コンパイラー製品 ID です。
dd このメッセージを発行した XL C/C++ コンポーネントを示す 2 桁のコードです。dd は、以下の値のいずれかになります。

00
- メッセージを生成または最適化するコード

01
- コンパイラー・サービス・メッセージ

05
- C コンパイラーに固有のメッセージ

06
- C コンパイラーに固有のメッセージ

40
- C++ コンパイラーに固有のメッセージ

86
- プロシージャー間分析 (IPA) に固有のメッセージ
nnn メッセージ番号です。
severity エラーの重大度を表す文字です。
text エラーの内容を説明するメッセージです。

-qsrcmsg オプションが指定されているとき、診断メッセージのフォーマットは次のとおりです。

x - 15dd-nnn(severity) text.

ここで、x はフィンガー行のフィンガーを示す文字です。

関連概念

コンパイラー・メッセージおよびリスト情報

関連参照

メッセージ重大度レベルとコンパイラー応答
コンパイラー戻りコード
halt
maxerr
haltonmsg IBM Copyright 2003