静的ライブラリーをコンパイルするには、次のようにします。
たとえば次のようになります。
xlc -c bar.c example.c ar -rv libfoo.a bar.o example.o
共用ライブラリーをコンパイルするには、次のようにします。
xlc -c foo.c
xlc -qmkshrobj -o libfoo.so foo.o
静的ライブラリーまたは共用ライブラリーをメインプログラムにリンクするには、同じコマンド・ストリングを使用することができます。たとえば次のようになります。
xlc -o myprogram main.c -Ldirectory -lfoo
ここで、directory は、ライブラリーが含まれるディレクトリーのパスです。
-l オプションを使用すると、リンカーは、 -L オプションで指定したディレクトリーで libfoo.so を検索します。見つからない場合は、libfoo.a を検索します。その他のリンケージ・オプション (デフォルトの振る舞いを変更するオプションなど) については、GCC ld の資料を参照してください。
モジュールをアプリケーションにリンクするのと同様、共用ライブラリー同士をリンクすれば、その間に依存関係を作成することができます。たとえば次のようになります。
xlc -qmkshrobj -o mylib.so myfile.o -Ldirectory -lfoo