#pragma alloca ディレクティブは、コンパイラーが関数 alloca(size_tsize) のインライン・バージョンを提供するように指定します。関数 alloca(size_tsize) を使用して、オブジェクトにスペースを割り振ることができます。割り振られるスペースの大きさは、 size の値 (バイト単位) で決まります。割り振りスペースは、スタックに入ります。
コンパイラーに alloca のインライン・バージョンを提供させるためには、#pragma alloca ディレクティブまたは -qalloca コンパイラー・オプションのいずれかを指定しなければなりません。
#pragma alloca は、一度指定すると、ファイル全体に適用され、オフにすることはできません。#pragma alloca を指定せずにコンパイルしたい関数がソース・ファイルに含まれている場合は、それらの関数を別のファイルに移してください。