増分 ++

++ (増分) 演算子は、スカラー・オペランドの値に 1 を加えます。 または、オペランドがポインターの場合、オペランドを、 それが指しているオブジェクトのサイズの分だけ増分します。 オペランドは、増分演算の結果を 受け取ります。オペランドは、算術型またはポインター型の 変更可能な左辺値でなければなりません。

++ は、オペランドの前にも後にも置くことができます。 それがオペランドの前にくると、オペランドは増分されます。 増分された値が、式の中で使用されます。 オペランドの後に ++ を置くと、 オペランドを増分する前に、そのオペランドの値が使用されます。 次に例を示します。

play = ++play1 + play2++;

これは、以下の式に似ています。play2play の前で変更されます。

int temp, temp1, temp2;
 
temp1 = play1 + 1;
temp2 = play2;
play1 = temp1;
temp = temp1 + temp2;
play2 = play2 + 1;
play = temp;

結果は、整数拡張後のオペランドと同じ型となります。

オペランドには、通常の算術変換が実行されます。

関連参照

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