プログラムの並列化

コンパイラーを使用すると、OpenMP アプリケーション・プログラム・インターフェースの仕様に準拠するプラグマ・ディレクティブを使用して並列化する C および C++ プログラム・コードのセクションを明示的に識別することができます。

プログラム・コードの並列領域は複数のスレッドによって実行され、複数のプロセッサー上で動作している可能性があります。作成されるスレッドの数は、ランタイム・オプションおよびライブラリー関数への呼び出しによって決まります。作業は、指定されたスケジューリング・アルゴリズムに従って使用可能なスレッドに分散されます。スレッドの作成および使用方法についての詳細は、「OpenMP Specification」のセクション 2.3『Parallel Construct』を参照してください。

XL C/C++ コンパイラーが提供する並列プログラミング・サポートについて詳しくは、本節の下記のトピックを参照してください。

OpenMP 仕様の完全な情報については、以下を参照してください。

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