complexgccincl

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目的

-qcomplexgccincl コンパイラー・オプションは、指定されたディレクトリーにあるインクルード・ファイルの前後で、#pragma complexgcc(on) および #pragma complexgcc(pop) ディレクティブを内部的に循環させるようにコンパイラーに命令します。

構文


構文図

ここで、


pathname インクルード・ファイルの検索パスを指定します。 pathname を指定しない場合は、コンパイラーは、 /usr/includepathname であると見なします。

-qcomplexgccincl コンパイラー・オプションで指定されたディレクトリーで見つかったインクルード・ファイルは、#pragma complexgcc(on) および #pragma complexgcc(pop) ディレクティブによって、内部的に循環されます。

-qnocomplexgccincl で見つかったインクルード・ファイルは、これらのディレクティブによって循環されることはありません。

デフォルト設定は -qcomplexgccincl=/usr/include です。

関連参照

コンパイラーのコマンド行オプション
float
#pragma complexgcc IBM Copyright 2003