- D
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- デーモン (daemon)
- 他のプログラムのサービスを無人で実行するプログラム。
- データ抽象 (data abstraction)
- private 表記、および public 操作セットを持つデータ型。
C++ 言語では、クラスの概念を使用してデータ抽象をインプリメントする。
- データベース (database)
- (1) 情報処理システムからアクセスおよび操作可能な、体系化されたデータ・コレクション。
(2) テーブル、ビュー、および索引などの情報のコレクション。
- データ定義 (data definition)
- (1) フィーチャーを記述する、またはデータのコンテキストを確立するプログラム・ステートメント。
(2) データ・オブジェクトの記述、データ・オブジェクトのストレージ予約、データ・オブジェクトの初期値設定を行う定義。データ・オブジェクトは、関数の外部、またはブロック・ステートメントの先頭に表示される。
IBM。
- データ ID (data identifier)
- データベース・テーブルのキーにマップされるデータ・アクセス・クラスのパーツ。
- データ・メンバー (data member)
- それ自体がユーザー定義型、または組み込み型のオブジェクトであるクラス・タイプのオブジェクトのパーツ。
属性 (attribute) を参照。
- DBCS
- 2 バイト文字セット (double-byte character set) を参照。
- デバッグ (debug)
- プログラムのエラーの検出、突き止め、および訂正を行うこと。
- 10 進定数 (decimal constant)
- (1) 標準算術演算で使用される数値データ型。
(2) 0 から 9 までの任意の数字を含む数。IBM。
- デック (deck)
- 方向に依存しないセット・キャンバス内の子ウィンドウの行。水平デックは行に相当し、垂直デックは列に相当する。
- 宣言 (declaration)
- (1) プログラムに名前を導入し、その名前の解釈方法を指定する式。ディレクティブとも言う。
(2) 言語オブジェクトを確立するための機構。
(3) AIX オペレーティング・システムの場合、関数またはブロックが使用可能な定義済みオブジェクトを作成する記述。
IBM。
(4) C の場合、関数またはブロック・ステートメントが使用可能な外部オブジェクトまたは外部関数を作成する記述。
IBM。
- 宣言子 (declarator)
- 宣言内で単一関数、オブジェクト、またはデータ型を宣言する ID およびオプション・シンボル。
配列宣言子 (array declarator)、関数宣言子 (function declarator) を参照。
- 宣言する (declare)
- C++ によって各 ID に与えられる解釈を指定すること。
- デフォルト (default)
- 選択が何も指定されていない場合に想定される値、属性、またはオプションのプロパティー。
- デフォルト引き数 (default argument)
- 関数仮パラメーターに関連付けられたデフォルト値。関数の呼び出しでこの引き数を省略すると、デフォルト値が使用される。デフォルトの引き数を持つパラメーターは、デフォルト引き数を持たないパラメーターの左側に配置できない。
引き数 (argument) を参照。
- デフォルトのクラス (default class)
- シンプルなインプリメンテーションで使用可能な事前にプログラム化された定義を持つクラス。
- default 文節 (default clause)
- C または C++ の switch ステートメントでは、キーワード default にはコロンおよび
1 つ以上のステートメントが続く。
switch ステートメントに指定した case ラベルの条件が保持されない場合には、default 文節が選択される。
- デフォルト・コンストラクター (default constructor)
- (1) 引き数を取らないコンストラクター。
(2) すべての引き数がデフォルト値を持つコンストラクター。
コンストラクター (constructor)、デストラクター (destructor) を参照。
- デフォルトのインプリメンテーション (default implementation)
- 特定の抽象データ型にデフォルトとして提供される、使用可能な複数のインプリメンテーション・バリアントのうちの 1 つ。
- デフォルトの初期設定 (default initialization)
- プログラマーによって初期値が指定されない場合に、コンパイラーがデータ・オブジェクトに割り当てる初期値。変数 extern および static は、デフォルトの初期値ゼロを受信する。auto および
register 変数のデフォルト初期値は未定義。
- デフォルトの操作クラス (default operation class)
- すべての必須エレメントと特定のインプリメンテーションのキー操作に対する、事前にプログラム化された定義を持つクラス。
- 定義 (define)
- AIX オペレーティング・システムにおける、Customized Devices Database の項目の作成、および親装置と接続場所の確立。
IBM。
- define 指令 (define directive)
- プリプロセッサーに、識別子またはマクロ呼び出しを、指定したコード部分で置き換えるよう指示するプリプロセッサー・ステートメント。
- 定義 (definition)
- (1) ストレージを予約し、場合によっては初期値を提供することもあるデータ記述。
(2) ストレージの割り振りを行う宣言。データ・オブジェクトの初期化、または関数本体の指定を行う場合がある。
- 次数 (degree)
- 1 つのノードの子の数。
- 削除 (delete)
- (1) 空きストレージの割り振り解除演算子を識別する C++ キーワード。
(2) 演算子 new によって作成されたオブジェクトを破棄するために使用する C++ 演算子。
- デマングリング (demangling)
- マングルされた名前の元のソース・コード名への変換。
C++ コンパイル中に、関数や静的クラス・メンバー名などの ID は、タイプ・セーフなリンケージを保証するために、型やスコープ情報を使用してマングル (エンコード) される。これらのマングルされた名前は、オブジェクト・ファイル内および最終実行可能ファイル内で使用される。デマングリング (デコード) は、これらの名前を元の名前に戻して、プログラム・デバッグを容易にする。
マングリング (mangling) を参照。
- 両頭キュー (deque)
- 両端でエレメントの追加と除去を行えるキュー。両終端キュー。
- デキュー (dequeue)
- キューの最初のエレメントを除去する操作。
エンキュー (enqueue) を参照。
- 派生 (derivation)
- (1) 既存の基底クラスからの新規または派生クラスの作成。
(2) クラス階層における特定のクラスと、そのクラスの上層または下層にあるクラスとの関係。
- 派生クラス (derived class)
- 基底クラスから継承するクラス。新規のデータ・メンバーおよびメンバー関数を派生クラスに追加できる。派生クラス・オブジェクトは、基底クラス・オブジェクトと同様に操作できる。派生クラスは、基底クラスの仮想関数をオーバーライドできる。
- デストラクター (destructor)
- そのクラス型のオブジェクトの破棄またはファイナライズを行うために使用する特別なメンバー関数。デストラクターにはパラメーターがなく、戻りの型は指定されていない。
コンストラクター (constructor) を参照。
- 装置 (device)
- コンピューター周辺装置またはアプリケーションから周辺装置として認識されるオブジェクト。
X/Open、I。
- ダイアログ・ボックス (dialog box)
- あるユーザーが開始したイベントへの応答でオープンする、ユーザーが選択可能な項目を示すウィンドウ。
- ディジタル・オーディオ (digital audio)
- ディジタル形式に変換されたオーディオ・データ。
- ディジタル・ビデオ (digital video)
- ディジタル形式に変換されたビジュアル・データ。
- ディジタル・ビデオ装置 (digital video device)
- ディジタルで保管されたビデオを含むファイルの記録または再生 (またはその両方) が可能なフルモーション・ビデオ装置。
- 二重字 (digraph)
- ソース・プログラムで使用できない 1 つの文字を表記するために使用する 2 つの文字。二重字は、プリプロセッサー・ステージ中に字句として読み取られる。
トークン (token)、3 文字表記 (trigraph) を参照。
- 希薄配列 (diluted array)
- 配列から内部のエレメントを実際に除去して、後にそのエレメントを左方にシフトするのではなく、削除を示すフラグを立てることによって内部のエレメントが削除された配列。
- 希薄シーケンス (diluted sequence)
- 希薄配列を使用してインプリメントされたシーケンス。
- 直接操作 (direct manipulation)
- ユーザー・インターフェース技法。これによってユーザーは、オブジェクトを操作してアプリケーション機能を開始できる。ユーザーは、マウス・ポインターをオブジェクト上に移動することによって操作を開始し、ドラッグ・マウス・ボタン (OS/2 のデフォルトではマウス・ボタン 2) を押し続け、選択したオブジェクトを新規の場所にドラッグする。次にユーザーは、マウス・ボタンを放してそのオブジェクトを新規の場所にドロップする。このため、この直接操作はドラッグ・アンド・ドロップとも言う。
- ディレクティブ (directive)
- フィーチャーの操作を指示する制御ステートメント。プリプロセッサーまたはその他ツールによって認識される。
ステートメント (statement) を参照。
- ディレクトリー (directory)
- 他のファイルまたは他のディレクトリーに関する名前を含み、情報を管理するファイルの型。
IBM。
- 逆アセンブリー (disassembly)
- ソース・コードがないプログラム・モジュールのためのアセンブラー言語。逆アセンブリーは、デバッグ中のみ可視になり、「逆アセンブリー (Disassembly)」ビュー、または IDE の「ソース (Source)」ビューの「逆アセンブリー (Disassembly)」ペインに表示できる。
- 表示 (display)
- ユーザー端末への出力の指示。出力を端末に指示しない場合には、結果は未定義になる。
X/Open。
- 文書コンポーネント (document component)
- 複合文書フレームワークにおけるデータ交換の基本単位。
- do ステートメント (do statement)
- C および C++ における、ワード do とそれに続くステートメント (アクション)、ワード while、および括弧で囲まれた式 (条件) を含む、ループ・ステートメント。
IBM。
- 2 バイト文字セット (double-byte character set) (DBCS)
- それぞれの文字が 2 バイトで表現される文字のセット。日本語、中国語、および韓国語など、256 個のコード・ポイントで表記できる記号よりも多くの記号を含む言語には、2 バイト文字セットが必要である。各文字に 2 バイトが必要なため、DBCS 文字を入力、表示、および印刷するには、DBCS に対応したハードウェアおよびサポート・ソフトウェアが必要となる。
1 バイト文字セット (single-byte character set) と対比。
- 倍精度 (double-precision)
- 必要とする精度に応じて、1 つの数を 2 つのコンピューター・ワードを使用して表す。
I、ANSI。
- ダブルワード (doubleword)
- 2 つのコンピューター・ワードで構成する隣接する一連のビットまたは文字で、1 つの単位として扱うことができる。
- ドラッグアフター (drag after)
- 複合文書フレームワークにおいて、orderedTargetEmphasis 属性または mixedTargetEmphasis 属性が設定されている状態で、現行ビューが名前、テキスト、または詳細ビューの場合に、コンテナー内で発生するターゲット入力イベント。
- ドラッグ項目 (drag item)
- 操作するオブジェクトのプロキシー。
- ドラッグオーバー (drag over)
- 複合文書フレームワークにおいて、orderedTargetEmphasis 属性が設定されていない状態で、現行ビューがアイコンまたはツリー・ビューの場合に、コンテナー内で発生するターゲット入力イベント。
- ダンプ (dump)
- メイン・ストレージまたは補助記憶域からのデータを、テープ、ディスケット、またはプリンターなどの外部メディアに、読み取り可能な形式でコピーすること。
IBM。
- 動的 (dynamic)
- 事前決定された時刻または定刻ではなく、必要な時点で行われる操作を指す用語。
IBM。
- 動的バインディング (dynamic binding)
- 実行時の仮想メンバー関数呼び出しの解決方法。
- 動的キャスト (dynamic casting)
- (C++ のみ) dynamic_cast 演算子によって指定された型への式の変換。この変換は、通常実行時に検査され実行される。
- ダイナミック・リンク (dynamic linking)
- 実行時のオンデマンド・リンク。
静的リンク (static linking) と対比。
- 動的ストレージ (dynamic storage)
- 自動ストレージ (automatic storage) を参照。
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