実行時に、共用ライブラリーのパス・ディレクトリーを検索する。
構成ファイルとコマンド行の両方で -Rdirectory オプションを指定した場合は、実行時に、構成ファイルで指定したパスが最初に検索されます。
-R コンパイラー・オプションは、後から認識されたものが累積されます。コマンド行で後に指定された -R オプションは、前の -R によって指定されたディレクトリー・パスを置換するのではなく、このパスへの追加を行います。
デフォルトでは、標準のディレクトリーしか検索されません。
ディレクトリー /usr/tmp/old が動的ライブラリー libspfiles.so の標準ディレクトリーとともに実行時に検索されるように myprogram.c をコンパイルするには、次のように入力します。
xlc++ myprogram.C -lspfiles -R/usr/tmp/old