XL C/C++ の複数バージョンを同一システムにインストールする (上級者向け)

XL C/C++ V8.0 をインストールする前に、XL C/C++ の前のバージョンをアンインストールすることを強くお勧めします。 xlc_install ユーティリティーを使用して新規のバージョンをデフォルト・ロケーション (/opt/ibmcmp/) にインストールすると、古いファイルは除去されます。

本章に記述されているインストール手順は、コンパイラー・インストールの経験が豊富で、システムにインストール済みの全コンパイラー製品の全バージョンのファイル構造に精通しているユーザーを対象としています。

XL C/C++ の複数バージョンを同一システム上にインストールする前に、以下のオプションを考慮してください。

XL C/C++ の新しいバージョンに段階的にマイグレーションしている場合は、各バージョンを別のインストール・ロケーションにインストールする必要があります。XL C/C++ V8.0 を単一の非デフォルト・ロケーションにインストールするの情報を参照してください。

XL C/C++ の異なるバージョンを長期間保守する場合は、両方のバージョンを同一インストール・ロケーションにインストールすべきです。 XL C/C++ の複数のバージョンが同一ロケーション・パス内に共存できますが、これは、新しい方のバージョンが実際より前の日付にするようなランタイム・パッケージを使用しようとしない場合です。 既存のバージョンがデフォルト・ロケーションにインストール済みの場合は、xlc_install を使用して追加のバージョンをインストールしようとしないでください。古いファイルが除去されることになります。 その代わりに、次の手順XL SMP と XL C/C++ ランタイム・ファイルの更新および XL C/C++ V8.0 のインストールを使用してください。