-qcomplexgccincl

説明

-qcomplexgccincl コンパイラー・オプションは、指定されたディレクトリーで検出される組み込みファイルのまわりの #pragma complexgcc(on) ディレクティブと #pragma complexgcc(pop) ディレクティブを内部でラップするようコンパイラーに命令する。

構文

構文図を読む構文図をスキップする        .-complexgccincl---.  .-=--/usr/include-.
>>- -q--+-nocomplexgccincl-+--+-----------------+--------------><
                              '-=--pathname-----'
 

ここで、

pathname 組み込みファイルの検索パスを指定します。 pathname が指定されていない場合、コンパイラーは /usr/includepathname を想定します。

-qcomplexgccincl コンパイラー・オプションによって指定された ディレクトリー内で検出される組み込みファイルは、#pragma complexgcc(on) ディレクティブと #pragma complexgcc(pop) ディレクティブ によって内部でラップされます。

-qnocomplexgccincl によって指定されたディレクトリーで検出された組み込みファイルは、これらのディレクティブによってラップされません。

デフォルト設定は -qcomplexgccincl=/usr/include です。

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