機能カテゴリー別コンパイラー・オプションの要約
Linux プラットフォームで使用可能な XL C/C++ オプションは、そのオプションが提供する機能の本質または性質を基に、以下のカテゴリーにグループ化されています。
- 入力制御。受け入れられる言語機能、入力ファイルの検索パス。
- 出力制御。オブジェクト・コード、データのサイズと位置合わせ、出力ファイルのファイル名の特性。
- 最適化。最適化の事前定義レベル、特殊な最適化手法、コード・サイズ。
- エラー検査とデバッグ。自動変数のプロファイル作成と初期化のためのオプションが含まれます。
- リストとメッセージ。-qsource または -qinfo よりももっと専門化された出力を作成するためのオプションが含まれます。
- 互換性。旧版のコンパイラー、ハードウェアの特定の機能を復元します。
- 整数および浮動小数点の制御。丸めと long long 型と floating-point 型の処理を支持するオプション。
- リンク。リンケージ・エディターへの入出力のための検索パス。
- コンパイラーのカスタマイズ。内部コンパイラー操作の制御。例えばテンプレートの処理方法など。
リストした任意のオプションの詳細を参照するには、
そのオプションの詳しい説明ページを参照してください。これらのページでは、
以下を含むコンパイラー・オプションについてそれぞれ説明します。
- オプションの目的とその振る舞いに関する追加情報。特に注釈がない限り、オプションはすべて C と C++ のプログラム・コンパイルの両方に適用されます。
- コンパイラー・オプションのコマンド行構文。
構文の見出しの下にある最初の行は、
コマンド行または構成ファイルでの指定方法を示します。2 行目がある場合は、
ソース・ファイルで使用する #pragma options キーワードです。
- コマンド行、構成ファイル、またはプログラム内のプラグマ・ディレクティブでオプションを指定しない場合のオプションのデフォルトの設定。