コンパイラーを使用する前に、以下の環境変数が設定されていることを確認してください。
LD_LIBRARY_PATH | 動的ロード・ライブラリーのディレクトリー検索パスを指定します。 GNU リンカーによって、リンク時と実行時に使用されます。 |
LD_RUN_PATH | 動的ロード・ライブラリーのディレクトリー検索パスを指定します。 実行時にのみ使用されます。 |
LANG | メッセージとヘルプ・ファイルのための各国語を指定します。
LANG 環境変数は、システムで提供されているどのロケールにも設定することができます。 米国英語用の各国語コードは en_US です。 適切なメッセージ・カタログがすでにシステムにインストール済みであれば、en_US を有効な他の各国語コードに置き換えることができます。 ご使用システムの各国語の現在の設定を判別するには、以下の echo コマンドを使用してください。 echo $LANG |
MANPATH | man ページを検索するためのディレクトリー検索パスをオプションで指定します。MANPATH には、デフォルトの man パスの前に、/opt/ibmcmp/vacpp/8.0/man/EN_US/ が含まれている必要があります。 |
NLSPATH | メッセージとヘルプ・ファイルのためのパス名を指定します。
ご使用システムの NLSPATH 変数の現在の設定を判別するには、以下の echo コマンドを使用してください。 echo $NLSPATH |
PATH | コンパイラーの実行可能ファイルのディレクトリー検索パスを指定します。 デフォルト・ロケーションにインストールされている場合、実行可能ファイルは /opt/ibmcmp/vacpp/8.0/bin/ にあります。 |
PDFDIR | プロファイル・データ・ファイルが作成されるディレクトリーをオプションで指定します。デフォルト値が設定解除され、コンパイラーはプロファイル・データ・ファイルを現行作業ディレクトリーに配置します。 この変数は、プロファイル指定のフィードバックのために、絶対パスに設定することをお勧めします。 |
TMPDIR | 一時ファイルが作成されるディレクトリーをオプションで指定します。高水準の最適化ではページング・ファイルと一時ファイルに大量のディスク・スペースが必要となる場合があるため、デフォルト・ロケーションの /tmp/ では不適切な可能性があります。 |
XL_NOCLONEARCH | プログラムに汎用コードだけを実行するよう命令します。この場合の汎用コードとは、アーキテクチャーに対してバージョン管理されていないコードのことです。 XL_NOCLONEARCH 環境変数はデフォルトでは設定されていません。これはアプリケーションでのデバッグ目的のために設定することができます。 |
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