構成ファイルの属性

構成ファイルには、幾つかのスタンザが含まれています。 構成ファイルのスタンザによって定義される項目には、以下のものがあります。

as アセンブラーに使用されるパス名。デフォルトは /usr/bin/as です。
ccomp C フロントエンドです。デフォルトは /opt/ibmcmp/vac/8.0/exe/xlcentry です。
cppcomp C++ フロントエンドです。デフォルトは /opt/ibmcmp/vacpp/8.0/exe/xlCentry です。
code コンパイラーのコード生成フェーズに使用されるパス名。デフォルトは /opt/ibmcmp/vac/8.0/exe/xlCcode です。
codeopt コンパイラーのコード生成フェーズのオプションのリストです。
crt リンケージ・エディターへの第 1 パラメーターとして渡されるオブジェクト・ファイルのパス名です。 -p-pg オプションのいずれも指定しないと、crt 値が使用されます。 デフォルトは /usr/lib/crt1.o です。
csuffix ソース・プログラムのサフィックスです。デフォルトは c (小文字の c) です。
dis 逆アセンブラーのパス名です。デフォルトは /opt/ibmcmp/vac/8.0/exe/dis です。
gcrt リンケージ・エディターへの第 1 パラメーターとして渡されるオブジェクト・ファイルのパス名です。 -pg オプションを指定すると、gcrt 値が使用されます。 デフォルトは /usr/lib/gcrt1.oです。
ld C または C++ プログラムのリンクに使用されるパス名です。デフォルトは /usr/bin/ld です。
ldopt リンケージ・エディターに誘導され、コンパイラーによるすべての通常処理をオーバーライドするオプションのリストです。対応するフラグがパラメーターを取る場合、ストリングは 1 つの文字の後にコロン (:) が続く、フラグ文字の連結として、getopt サブルーチン用にフォーマットされます。
libraries2 コンパイラーがリンケージ・エディターに最後のパラメーターとして渡す、コンマで区切られたライブラリー・オプションのリストです。libraries2 は、リンケージ・エディターがプロファイルと非プロファイルの両方に対してリンク・エディット時に使用するライブラリーを指定します。 デフォルトは空です。
mcrt -p オプションを指定した場合に、 リンケージ・エディターへの第 1 パラメーターとして渡されるオブジェクト・ファイルのパス名です。 デフォルトは /usr/lib/gcrt1.o です。
options コマンド行に入力されたようにコンパイラーによって処理される、コンマで区切られたオプション・フラグのストリングです。
osuffix オブジェクト・ファイルのサフィックスです。デフォルトは .o です。
use 属性の値は名前付きスタンザかローカル・スタンザから取られます。単一値属性の場合、 ローカルまたはデフォルトのスタンザに値が提供されていないと、use スタンザの値が適用されます。 コンマで区切られたリストの場合、use スタンザの値がローカル・スタンザの値に追加されます。
xlc xlc コンパイラー・コンポーネントのパス名です。 デフォルトは /opt/ibmcmp/vac/8.0/bin/xlc です。
xlC xlC コンパイラー・コンポーネントのパス名です。 デフォルトは /opt/ibmcmp/vacpp/8.0/bin/xlC です。

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