XL C/C++ には、ユーザーが自身のアプリケーション開発のために、 コンパイラーをより容易に使用できるよう支援する、以下の新機能が組み込まれています。
このリリースの XL C/C++ は、ご使用のシステムでの最初の使用に備えて、 コンパイラーを簡単にインストールし構成するのを助けるために、 xlc_install および new_install ユーティリティーを導入しています。
IBM Tivoli License Manager (ITLM) は、 ユーザーがサポートされるシステム上でのソフトウェア使用量の計量およびライセンス割り振りサービスを管理するのを支援できる、Web ベースのソリューションです。 一般に、ITLM は、ご使用のシステム上にインストール済みで使用中の製品を認識し、 モニターします。
IBM XL C/C++ Advanced Edition V8.0 for Linux は、ITLM が、インベントリーと使用のシグニチャー・サポートに対応しています。 これは、ITLM が、XL C/C++ の製品がインストールされていること、 およびそれが使用されていることの両方を検出できることを意味しています。
いったんインストールされ活動化されると、ITLM は、ご使用のシステムを対象に、 ある特定の製品がご使用のシステムにインストールされているかどうかを示す製品インベントリー・シグニチャーをスキャンします。 ITLM は、また、 該当の製品のバージョン、リリース、およびモディフィケーション・レベルを識別します。 XL C/C++ のシグニチャー・ファイルは、 以下のディレクトリーにインストールされています。
- デフォルト・インストール
- /opt/ibmcmp/vac/8.0
- デフォルトでないインストール
- compiler/vac/8.0。 ここで compiler は、--prefix インストール・オプションで指定されたインストールのターゲット・ディレクトリーです。
IBM Tivoli License Manager Web に関する詳細については、
www.ibm.com/software/tivoli/products/license-mgr
を参照してください。
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