テンプレート関数およびクラス宣言用に別個のテンプレート組み込みファイルを生成し、オプションで指定できるディレクトリーにこれらのファイルを入れます。
.-notempinc-----------------. >>- -q--+-tempinc--+--------------+-+-------------------------->< '-=--directory-'
-qtempinc コンパイラー・オプションと -qtemplateregistry コンパイラー・オプションは、相互に排他的です。-qtempinc を指定すると、 -qnotemplateregistry が暗黙指定されます。同様に、-qtemplateregistry を指定すると、-qnotempinc が暗黙指定されます。 ただし、-qnotempinc を指定しても、 -qtemplateregistry が暗黙指定されるわけではありません。
-qtempinc または -qtemplateregistry のいずれかを指定すると、-qtmplinst=auto が暗黙指定されます。
-qtempinc を指定すると、コンパイラーは 1 の値を __TEMPINC__ マクロに割り当てます。 この割り当ては、 -qnotempinc を指定した場合には行われません。
ファイル myprogram.c をコンパイルして、テンプレート関数について生成された組み込みファイルを /tmp/mytemplates ディレクトリーに配置するには、以下のように入力します。
xlc++ myprogram.C -qtempinc=/tmp/mytemplates
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