XL C/C++ をデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールする (上級者向け)

この節では、考えられる 2 つのインストール・シナリオでの手順を示します。
  • すべてのコンパイラー・パッケージを単一のデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールできます。 例えば、すべてのパッケージをデフォルト・ディレクトリー /opt/ibmcmp/ にインストールするのではなく、/home/mydirectory/ などの選択したディレクトリーにインストールできます。 このための手順は、すべてのパッケージを単一のデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールするに示しています。
  • 特殊な状態の場合のみ、1 グループのコンパイラー・パッケージを複数の異なる場所にインストールできます。 例えば、すべてのコンパイラー・ライブラリー・パッケージを 1 つのディレクトリーにインストールし、ランタイム環境パッケージを別のディレクトリーにインストールしたりできます。 ただし、一定のパッケージをまとめて同じライブラリーにインストールしなければならない場合もあります。パッケージを複数のデフォルトではないディレクトリーにインストールする場合の規則および手順は、パッケージを複数のデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールするに示しています。

いずれのシナリオの場合にも、コンパイラーの前のバージョンをシステムからアンインストールしてから、新しいバージョンをインストールするようにお勧めします。アンインストール手順については、XL C/C++ のアンインストールを参照してください。