特定のプラグマ・ステートメントを無視するようにコンパイラーに命令する。
.- :------------------------. V | >>- -qignprag--=----+-----------------------+-+---------------->< +-+-+-disjoint------+-+-+ | | '-isolated_call-' | | | '-all---------------' | +-ibm-------------------+ '-omp-------------------'
このオプションの影響を受けるプラグマ・ステートメントは、以下のとおりです。
disjoint | ソース・ファイルのすべての #pragma disjoint ディレクティブを無視します。 |
isolated_call | ソース・ファイルのすべての #pragma isolated_call ディレクティブを無視します。 |
all | ソース・ファイルのすべての #pragma isolated_call ディレクティブおよび #pragma disjoint ディレクティブを無視します。 |
ibm |
![]() |
omp | #pragma omp parallel、 #pragma omp critical など、 ソース・ファイルのすべての OpenMP 並列処理ディレクティブを無視します。 |
#pragma optionsも参照してください。
このオプションは、別名割り当てプラグマのエラーの検出に役立ちます。 別名割り当てが誤っていると、診断が困難なランタイム・エラーが発生します。 ランタイム・エラーが発生しても、-O オプションと共に -qignprag を使用するとエラーが消えるときは、別名割り当てプラグマに指定された情報が誤っている可能性があります。
myprogram.c をコンパイルして、#pragma isolated_call ディレクティブをすべて無視するには、以下のように入力します。
xlc myprogram.c -qignprag=isolated
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