生成されたオブジェクト・ファイルから共用オブジェクトを作成する。
>>- -q--mkshrobj-----------------------------------------------><
このオプションは下記の関連オプションと共に、共用オブジェクトの作成に使用されます。このオプションを使用する利点は、コンパイラーが自動的に tempinc ディレクトリー内のテンプレートのインスタンス化を組み込んでコンパイルすることです。
-qmkshrobj を指定すると、-qpic が暗黙指定されます。
また、以下の関連オプションは、-qmkshrobj コンパイラー・オプションと共に使用することができます。
-o shared_file | 共用ファイルの情報を保持するファイルの名前。 デフォルトは a.outです。 |
-e name | 共用実行可能ファイルの入り口名を name に設定します。 デフォルトは -enoentry です。 |
-qmkshrobj を使用して共用ライブラリーを作成すると、コンパイラーとリンケージ・エディターが適切なオプションで呼び出されて、共用オブジェクトを構築します。
3 つの小さなオブジェクト・ファイルから共用ライブラリーbig_lib.o を構成するには、以下のように入力します。
xlc -qmkshrobj -o big_lib.o lib_a.o lib_b.o lib_c.o
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