エラー・メッセージの使用可能化

システムで en_US のロケールとエンコードが使用されている場合、コンパイラー・メッセージ・カタログが正しく表示されるように自動的に構成されます。インストールと構成方法が基本的であるか、上級者向けであるかに関係ありません。 ただし、システムがサポートされる他のロケール (サポートされる言語ロケールのリストについては、各国語サポートを参照) を使用する場合は、インストール後にコンパイラーおよびランタイム関数が適切なメッセージ・カタログを検索できるように、NLSPATH 環境変数を設定する必要があります。 システムが en_US ロケールを使用するが、ランタイムがデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールされている場合は、NLSPATH 環境変数を設定する必要があります。

NLSPATH 環境変数を設定するコマンドは、使用中のシェルに依存します。

Bourne、Korn、または BASH シェルを使用中の場合は、以下のコマンドを使用します。
  export NLSPATH=$NLSPATH:
    xlsmprt_path/msg/%L/%N:
    xlrte_path/msg/%L/%N:
    xlcmp_path/vacpp/8.0/msg/%L/%N
C シェルを使用中の場合は、以下のコマンドを使用してください。
  setenv NLSPATH $NLSPATH:
    xlsmprt_path/msg/%L/%N:
    xlrte_path/msg/%L/%N:
    xlcmp_path/vacpp/8.0/msg/%L/%N
ここで、
注: この変数をすべてのユーザーに適用されるように Bourne、Korn、または BASH シェル内で設定するには、コマンドをファイル /etc/profile に追加します。 特定のユーザーにのみ設定するには、コマンドをそのユーザーのホーム・ディレクトリーのファイル .profile に追加します。 C シェルでは、コマンドをファイル /etc/csh.cshrc に追加します。 特定のユーザーにのみ設定するには、コマンドをそのユーザーのホーム・ディレクトリーのファイル .cshrc に追加します。 ユーザーがログインするたびに、環境変数が設定されます。