コンパイラー、アセンブラー、リンケージ・エディター、 およびプリプロセッサーなどのプログラムの代替パス名を決定する。
>>- -B--+--------+--+---------+-------------------------------->< '-prefix-' '-program-'
ここで、program はコンパイラー・コンポーネント、または -t コンパイラー・オプションによって認識されるプログラム名です。
-B は指定されているが、prefix は指定されていない場合のデフォルト・プレフィックスは /lib/o です。 -Bprefix がまったく指定されていない場合、 標準プログラム名のプレフィックスは /lib/n です。
-B は指定されているが、-tprograms が 指定されていない場合は、デフォルトですべての標準プログラム名のパス名が構成されます。
prefix オプションは、新しいプログラムへのパス名の一部を定義します。 コンパイラーは、プレフィックスとプログラム名の間に / を追加しません。
各プログラムごとに完全なパス名を形成するため、IBM XL C/C++ はコンパイラー、アセンブラー、エディター、およびプリプロセッサーの標準プログラム名にプレフィックスを追加します。
IBM XL C/C++ 実行可能ファイルの一部またはすべてについて複数のレベルを保持し、どれを使用するかを指定できるようにしたい場合、このオプションを使用します。
-Bprefix が指定されていない場合は、 デフォルトのパスが使用されます。
-B -tprograms は、-B プレフィックス名を追加するプログラムを指定します。
-Bprefix -tprograms オプションは、-Fconfig_file オプションをオーバーライドします。
代替 xlc++ コンパイラーを使用して /lib/tmp/mine/ で myprogram.C をコンパイルするには、以下のように入力します。
xlc++ myprogram.C -B/lib/tmp/mine/ -tc
/lib/tmp/mine/ で代替エディターを使用して myprogram.C をコンパイルするには、以下のように入力します。
xlc++ myprogram.C -B/lib/tmp/mine/ -tl
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