-qtune

説明

実行可能プログラムの最適化対象とするアーキテクチャー・システムを指定する。

構文

構文図を読む構文図をスキップする                 .-pwr4---.
>>- -q--tune--=--+-auto---+------------------------------------><
                 +-ppc970-+
                 +-pwr3---+
                 +-pwr5---+
                 +-rs64b--+
                 '-rs64c--'
 

アーキテクチャーのサブオプションは以下の通りです。

auto コンパイルに使用されているプラットフォーム用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
ppc970 PowerPC 970 プロセッサー用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
pwr3 POWER3 ハードウェア・プラットフォーム用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
pwr4 POWER4 ハードウェア・プラットフォーム用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
pwr5 POWER5 ハードウェア・プラットフォーム用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
rs64b RS64II プロセッサー用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。
rs64c RS64III プロセッサー用に最適化されたオブジェクト・コードを作成します。

#pragma optionsも参照してください。

デフォルト

-qtune オプションのデフォルト設定は、-qarch オプションの 設定に応じて異なります。

特定の -qarch 設定でのデフォルトの -qtune 設定については、コンパイラー・モードとプロセッサー・アーキテクチャーの受け入れ可能な組み合わせで説明されています。

-qtune=suboption は、 -qarch=suboption と共に使用できます。

myprogram.C からコンパイルされた実行可能プログラム testing が POWER3 ハードウェア・プラットフォーム用に最適化されることを指定するには、以下のように入力します。

xlc++ -o testing myprogram.C -qtune=pwr3

関連情報