XL C/C++ V8.0 を単一の非デフォルト・ロケーションにインストールする

既存のコンパイラーをシステムから除去する前に、コンパイラーの新規の更新を試してみたい場合は、新規の更新を非デフォルト・ロケーションにインストールする必要があります。 使用したい新規の更新を検証した後で、以下の作業を実行することによって、この更新をデフォルト・ロケーションにインストールすることをお勧めします。

  1. 新規の更新を非デフォルト・ロケーションから除去する。
  2. 前の更新をデフォルト・ロケーションから除去する。
  3. 新規の更新をデフォルト・ロケーションにインストールする。

注:
xlc_install ユーティリティーを使用して新規の更新をデフォルト・ロケーションにインストールすると、前の更新は除去されます。

XL C/C++ V8.0 を非デフォルト・ロケーションにインストールしたい場合は、xlc_install ユーティリティーを使用できません。 xlc_install ユーティリティーは、XL C/C++ V8.0/opt/ibmcmp/ (デフォルト) ディレクトリーにインストールします。

以下の両方の基準を満たすためには、XL C/C++ V8.0 を非デフォルト・ロケーションにインストールする必要があります。

現行作業ディレクトリーに XL C/C++ V8.0 のすべてのパッケージが含まれ、他の RPM パッケージが含まれていない場合は、次のコマンドを使用して、XL C/C++ V8.0 のすべてのパッケージを単一の非デフォルト・ディレクトリーにインストールできます。

   rpm -ivh *.rpm --prefix installation_path

注:
再配置済みコンパイラーの構成時には、vac_configure ユーティリティーを使用してコンパイラーを構成します。 new_install ユーティリティーを使用しないでください。