-qlist

説明

オブジェクト・リストを含むコンパイラー・リストを生成する。生成されたコードのパフォーマンス特性の理解を助けたり、実行上の問題を診断するために、オブジェクト・リストを使用することができます。

構文

構文図を読む構文図をスキップする        .-nolist--------------------.
>>- -q--+-list--+-----------------+-+--------------------------><
                '-=--+-offset---+-'
                     '-nooffset-'
 

-qlist=offset を指定すると、.lst ファイルの命令のリストがプロシージャーの始めからのオフセットに変更されます。

-qlist=offset は、コンパイル単位内に複数のプロシージャーがある場合にのみ関係します。

-qlist=offset を指定すると、PDEF ヘッダーのオフセットは 00000 ではなくなり、テキスト領域のはじめからのオフセットが含まれるようになります。このオプションを指定すると、.lst ファイルを読み取るすべてのプログラムが PDEF の値と問題の行を追加することができ、-qlist=offset または -qlist=nooffset のどちらが指定されていても同じ値になります。

-qlist を指定すると、-qlist=nooffset が暗黙指定されます。

-qnoprint コンパイラー・オプションは、 このオプションをオーバーライドします。

myprogram.C をコンパイルしてオブジェクト・リストを作成するには、以下のように入力します。

xlc++ myprogram.C -qlist

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