属性および相互参照セクション
このセクションは、コンパイル単位で使用されるエンティティーに関する情報を提供します。
このセクションは、-qxref または -qattr コンパイラー・オプションが
有効な場合のみ存在します。
有効なオプションに応じて、このセクションにはコンパイル単位で
使用されるエンティティーに関する以下の情報の全部または一部が含まれます。
- エンティティー名
- エンティティーの属性 (-qattr が有効な場合)。
属性情報には、以下の詳細のいずれか、またはすべてが
含まれることがあります。
- タイプ
- 名前のクラス
- 名前の相対アドレス
- 境界合わせ
- 次元
- 配列の場合は、それが整合かどうか
- それがポインター、ターゲット、整数ポインターのいずれであるか
- それがパラメーターであるかどうか
- それが揮発性であるかどうか
- 仮引数について、その意図、それが値であるかどうか、それがオプショナルかどうか
- private、public、protected、module
- エンティティーを定義、参照、あるいは変更した場所を示すための座標。
エンティティーを宣言すると、座標に $ マークが付きます。
エンティティーを初期化すると、座標に * マークが付きます。 同じ場所でエンティティーの宣言および初期化の
両方を行うと、座標に & マークが付きます。 エンティティーが設定されると、座標に @ マークが付きます。
エンティティーが参照されても、座標には何もマークが付きません。
クラスは以下の中のいずれかです。
- 自動
- BSS (初期化されていない静的内部クラス)
- 共通
- 共通ブロック
- 構文名
- 制御済み (割り振り可能オブジェクトの場合)
- 制御済み自動 (自動オブジェクトの場合)
- 定義済み割り当て
- 定義済み演算子
- 派生型定義
- 入り口
- 外部サブプログラム
- 関数
- 総称名
- 内部サブプログラム
- 組み込み
- モジュール
- モジュール関数
- モジュール・サブルーチン
- 名前リスト
- pointee
- プライベート・コンポーネント
- プログラム
- 参照パラメーター
- 名前変更
- 静的
- サブルーチン
- 使用関連付け
- 値パラメーター
-qxref または -qattr によって完全なサブオプションを指定すると、XL Fortran はコンパイル単位内の
すべてのエンティティーについて報告します。 このサブオプションを指定しないと、実際に使用しているエンティティーだけが
表示されます。