システムで en_US のロケールとエンコードが使用されている場合、コンパイラー・メッセージ・カタログが正しく表示されるように自動的に構成されます。インストールと構成方法が基本的であるか、上級者向けであるかに関係ありません。 ただし、システムがサポートされる他のロケール (サポートされる言語ロケールのリストについては、各国語サポートを参照) を使用する場合は、インストール後にコンパイラーおよびランタイム関数が適切なメッセージ・カタログを検索できるように、NLSPATH 環境変数を設定する必要があります。 システムが en_US ロケールを使用するが、ランタイムがデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールされている場合は、NLSPATH 環境変数を設定する必要があります。
NLSPATH 環境変数を設定するコマンドは、使用中のシェルに依存します。
Bourne、Korn、または
BASH シェルを使用中の場合は、以下のコマンドを使用します。
export NLSPATH=$NLSPATH:
xlsmprt_path/msg/%L/%N:
xlrte_path/msg/%L/%N:
xlcmp_path/xlf/10.1/msg/%L/%N
C シェルを使用中の場合は、以下のコマンドを使用してください。
setenv NLSPATH $NLSPATH:
xlsmprt_path/msg/%L/%N:
xlrte_path/msg/%L/%N:
xlcmp_path/xlf/10.1/msg/%L/%N
ここで、
- xlsmprt_path は、XL SMP パッケージのインストール・ロケーションです。
デフォルトでは、/opt/ibmcmp/ です。
- xlrte_path は、XL Fortran ランタイム・パッケージのインストール・ロケーションです。
デフォルトでは、/opt/ibmcmp/ です。
- xlcmp_path は、XL Fortran コンパイラー・パッケージのインストール・ロケーションです。
デフォルトでは、/opt/ibmcmp/ です。
注: この変数をすべてのユーザーに適用されるように Bourne、Korn、または BASH シェル内で設定するには、コマンドをファイル /etc/profile に追加します。
特定のユーザーにのみ設定するには、コマンドをそのユーザーのホーム・ディレクトリーのファイル .profile に追加します。
C シェルでは、コマンドをファイル /etc/csh.cshrc に追加します。
特定のユーザーにのみ設定するには、コマンドをそのユーザーのホーム・ディレクトリーのファイル .cshrc に追加します。
ユーザーがログインするたびに、環境変数が設定されます。