上級者向けインストールの作業

以下の場合は、インストールの『上級者向け』方法を使用する必要があります。 これらいずれかの条件が該当する場合は、『上級者向け』のインストール方法を使用します。この方法の場合、コンパイラーを個別にインストールして構成する必要があります。 コンパイラーの前のバージョンを手動でシステムからアンインストールしなければならない場合もあります。
はじめて XL Fortran V10.1 をインストールする場合は、表 1 の手順に従ってください。 XL Fortran V10.1 の更新をインストールする場合は、表 2 の手順に従ってください。
表 1. 上級者向けインストールのステップ: 新規またはアップグレードのインストール
作業 詳細についての参照先 . . .
root ユーザーまたは管理者特権を持つユーザーになります。 オペレーティング・システムと共に提供される資料
システムに製品の複数バージョンを維持する必要がない場合、XL Fortran for Linux の既存のバージョンを除去します。 XL Fortran のアンインストール
システム前提条件がすべて満たされていることを確認します。 システム前提条件
上級者向けインストール方法の 1 つを使用して、コンパイラーをインストールします。 上級者向けインストール
new_install または xlf_configure ツールを使用してコンパイラーを構成します。 XL Fortran の構成 (上級者向け)
コンパイラー・パッケージが正常にインストールされたことを確認して、インストールをテストします。
コンパイラーのマニュアル・ページを使用可能にします。 マニュアル・ページの使用可能化
システムのロケールまたはエンコードが英語 (en_US) でない場合は、コンパイラー・エラー・メッセージを使用可能にします。 それ以外の場合は、このステップをスキップできます。 エラー・メッセージの使用可能化
(オプション) 絶対パスを指定しなくても呼び出しコマンドが見つかるように環境をセットアップします。 呼び出しコマンド用の環境のセットアップ
表 2. 上級者向けインストールのステップ: 更新のインストール
作業 詳細についての参照先 . . .
root ユーザーまたは管理者特権を持つユーザーになります。 オペレーティング・システムと共に提供される資料
システム前提条件がすべて満たされていることを確認します。 システム前提条件
更新パッケージをデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールします。 XL Fortran をデフォルト・ロケーション以外の場所にインストールする (上級者向け)
コンパイラーを構成する XL Fortran の構成 (上級者向け)
コンパイラー・パッケージが正常にインストールされたことを確認して、インストールをテストします。
(オプション) 絶対パスを指定しなくても呼び出しコマンドが見つかるように環境をセットアップします。 呼び出しコマンド用の環境のセットアップ