XL Fortran for AIX V8.1.1
ランゲージ・リファレンス
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
拡張複素数タイプに変換します。
引き数タイプおよび属性
- X
- タイプは整数、実数、複素数のいずれかでなければなりません。
- Y (オプション)
- タイプは整数または実数でなければなりません。
X のタイプが複素数の場合には、Y は指定できません。
クラス
エレメント型関数
結果タイプおよび属性
タイプは拡張複素数です。
結果値
- Y が存在せず X が複素数でない場合は、Y がゼロという値を持って存在しているかのようになります。
- Y が存在せず X が複素数である場合は、Y が値 AIMAG(X) を持ち、X は値 REAL(X) を持って存在しているかのようになります。
- QCMPLX(X, Y) は、実数部分は REAL(X, KIND=16) で、虚数部分が REAL(Y, KIND=16) である複素数値を持ちます。
例
QCMPLX (-3) は値 (-3.0Q0, 0.0Q0) を持ちます。
特定名
| 引き数タイプ
| 結果タイプ
| 引き数渡し
|
QCMPLX
| REAL(16)
| COMPLEX(16)
| なし
|
関連情報
CMPLX (X, Y, KIND)、DCMPLX (X, Y)を参照してください。
+--------------------------------IBM 拡張の終り-------------------------------+
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