XL Fortran for AIX V8.1.1
ランゲージ・リファレンス
個々のユーザー定義関数または名前付きエンティティーには、データ型があります。
(ホスト関連付けまたは使用関連付けによりアクセスされるエンティティーのタイプは、それぞれ、ホスト有効範囲単位内で決定されるか、またはアクセスされるモジュール内で決定されます。)
名前のタイプは、次の 3 つの方法のいずれかにより、次の順序に従って決定されます。
- 次の 2 つのいずれかによって明示的に決める方法
- 指定したタイプ宣言ステートメントから決める方法
(詳細については、タイプ宣言を参照してください。)
- 関数の結果の場合は、指定したタイプ・ステートメントまたはその FUNCTION ステートメントから決める方法
- IMPLICIT タイプ・ステートメントから暗黙的に決める方法
(詳細については、IMPLICITを参照してください。)
- 事前に定義された規則によって暗黙的に決める方法。デフォルトにより (つまり、IMPLICIT タイプ・ステートメントがない場合)、名前の最初の文字が I、J、K、L、M、または N の場合は、タイプはデフォルトの整数になります。それ以外の場合は、タイプはデフォルトの実数となります。
特定の有効範囲単位内では、英字、ドル記号、下線を IMPLICIT ステートメントに指定していない場合、使用する暗黙のタイプは、ホスト有効範囲単位で使用されている暗黙のタイプと同じになります。プログラム単位およびインターフェース本体は、事前に定義された規則を記述する IMPLICIT ステートメントがあるホストと同様に扱われます。
リテラル定数のデータ型は、その形式によって決められます。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]