「Java 仮想マシンへの付加」ダイアログ・ボックス

ngos400.gif (278 bytes) このダイアログ・ボックスは、AS/400 でのデバッグ時には使用できません。

制約事項:  このダイアログ・ボックスは Java プログラムにのみ適用されます。 High Performance Compiled Java プログラムまたは OS/390 Java プログラム・オブジェクトのデバッグには適用されません。

「Java 仮想マシンへの付加」ダイアログ・ボックスを使用して、実行中の Java 仮想マシン (JVM) に接続します。 実行中の JVM に接続すると、JVM 内部で実行されている Java プログラムをデバッグすることができます。 JVM に接続する場合には、プログラムを実行する場所ではなく、デバッグ・エンジンを実行する場所を選択してください。

以下に、コントロールおよびコントロール・グループに関する説明があります。グループおよびサブグループ名は イタリック体 で表示されています。 コントロール名は太字で表示されています。

JVM に付加するメソッドを選択してください。
ローカル・エンジンの作成 チェックすると、デバッグ・エンジンはローカル・システムで実行されます。 デバッグの制御や表示もローカル・システムで行われます。 プログラム実行はホスト・システムで実行される JVM の内部で行われます。 ホスト・システムは、ローカル・システムまたはリモート・システムのどちらでも構いません。

このオプションを選択すると、JVM ホスト・システムについて次の情報も必要になります。

JVM ホスト このフィールドには、最近デバッガーが使用した JVM ホスト名のリストが付属しています。 リストから JVM ホスト名を選択します。 使用する JVM ホストがリストにない場合は、ホスト名をフィールドに入力します。

接続する JVM がローカル・システムで実行されている場合には、 JVM ホストは「ローカル・ホスト」になります。

パスワード 接続する JVM のエージェント・パスワードを入力します。 コマンド java_g -debug < class name> が発行されて、Java プログラムを実行するときにパスワードが提供されます。
リモート・エンジンの使用 チェックすると、デバッグ制御と表示がローカル・システムにある限り、 デバッグ・エンジンはリモート・システムで実行されます。 プログラム実行はホスト・システムで実行される JVM の内部で行われます。 ホスト・システムは、ローカル・システムと、 デバッグ・エンジンを実行するリモート・システムの両方にとってリモートになることがあります。

    このオプションを選択する場合、JVM_attach_parameters を使用して、irmtdbgj コマンドでリモート・システムのデバッグ・エンジンを開始している必要があります。 このオプションを選択すると、リモート・システムについて次の情報も必要になります。

エンジン・ホスト このフィールドには、最近デバッガーが使用したリモート・ホスト名のリストが付属しています。 リストからリモート・ホスト名を選択します。 使用するリモート・ホストがリストにない場合は、ホスト名をフィールドに入力します。
ポート リモート・デバッグ・エンジン・デーモンが listen しているポート番号を入力します。 指定されていない場合は、ポート 8000 と想定されます。
プログラム・プロファイルの使用 このボックスをチェックするのは、前回プログラムをデバッグしたときと同じフォント、ブレークポイント、モニターを設定する場合です。 初めてプログラムをデバッグする場合には、デバッガー・ウィンドウはデフォルト表示で開始されます。 この時点では、ブレークポイントは全く設定されていません。

このボックスをチェックすると、モニターおよびブレークポイントの変更がすべて保管されます。

情報を今後使用しない場合、このボックスをチェックしません。 チェック・ボックスにチェックが付いていない場合、デバッガー・ウィンドウはデフォルト表示で開始されます。 開始時には、ブレークポイントは設定されていません。

注 : ソース・ファイルに行を追加または削除して、ソース・ファイルを再コンパイルしてから、 保管したプログラム・プロファイルでプログラムを再度デバッグすると、 ブレークポイントを当初設定したときのコードに一致する行ブレークポイントは、もう存在しないことがあります。 それは、行ブレークポイント情報が行の内容ではなく行番号によって保管されるからです。

押しボタン
付加 実行中の JVM に接続してから、「Java 仮想マシンへの付加」ダイアログをクローズします。
キャンセル 接続処理をキャンセルして、「Java 仮想マシンへの付加」ダイアログ・ボックスをクローズします。
ヘルプ このヘルプを表示します。