配列全体内の値のいずれか、または単一次元に沿った個々のベクトル内のいずれかの値が真であるかどうかを判別します。
引き数タイプおよび属性
クラス
変換関数
結果値
結果は、MASK と同じタイプおよび型付きパラメーターの論理配列で、ランクは rank(MASK)-1 になります。 DIM が脱落している場合、または MASK のランクが 1 の場合は、結果は論理タイプのスカラーになります。
結果の形状は、(s1, s2, ..., s(DIM-1), s(DIM+1), ..., sn) で、この n は MASK のランクです。
結果配列の中の個々のエレメントが .TRUE. になるのは、 MASK(m1, m2, ..., m(DIM-1), :, m(DIM+1), ..., mn) で指定されたどのエレメントも真である場合だけです。結果がスカラーである場合は、DIM が指定されていないか、または MASK のランクが 1 であるという理由で、.TRUE. になります。しかし、これは MASK のエレメントのいずれかが真である場合に限ります。
例
! A is the array | 9 -6 7 |, and B is the array | 2 7 8 |
! | 3 -1 5 | | 5 6 9 |
! Is any element in A greater than or equal to the
! corresponding element in B?
RES = ANY(A .GE. B) ! result RES is true
! For each column in A, is there any element in the column
! greater than or equal to the corresponding element in B?
RES = ANY(A .GE. B, DIM = 1) ! result RES is (t,f,f)
! Same question, but for each row of A and B.
RES = ANY(A .GE. B, DIM = 2) ! result RES is (t,f)