目的
NAMELIST ステートメントは、 READ、WRITE、および PRINT ステートメントで使用する名前のリストを 1 つ以上指定します。
構文
.-+---+---------------------------. | '-,-' | V | >>-NAMELIST----/--Nname--/--variable_name_list-+--------------->< |
規則
名前リスト・グループ名に属する名前のリストは、別の名前リスト・グループ名が現れるか、または NAMELIST ステートメントの終わりに達した時点で終了します。
variable_name は、使用関連付けまたはホスト関連付けを介してアクセスするか、同じ有効範囲単位内で前にある仕様ステートメントまたは暗黙の入力規則で、タイプおよび型付きパラメーターを指定している必要があります。暗黙にタイプが指定された場合、続くタイプ宣言ステートメントの中にあるオブジェクトの指定では、暗黙のタイプおよび型付きパラメーターを確認しなければなりません。名前リスト・グループ名を指定している名前リストの I/O ステートメントが存在する有効範囲単位内において、最終的にオブジェクトに含まれるコンポーネントへのアクセスができない場合、派生型のオブジェクトをリスト項目として指定することはできません。
variable_name は 1 つ以上の名前リストに属していてもかまいません。名前リスト・グループ名が PUBLIC 属性を持つ場合は、リスト内のどの項目も PRIVATE 属性または PRIVATE コンポーネントを持つことはできません。
Nname は、有効範囲単位内の複数の NAMELIST ステートメントに指定することができます。また、各 NAMELIST ステートメントに複数回指定することもできます。ある有効範囲単位内の同一の Nname の後に続く variable_name_list は、その Nname 用のリストの続きとして処理されます。
名前リストの名前は I/O ステートメントにだけ指定することができます。名前リスト・データの I/O 変換の規則はデータ変換の規則と同じです。
DIMENSION X(5), Y(10) NAMELIST /NAME1/ I,J,K NAMELIST /NAME2/ A,B,C /NAME3/ X,Y WRITE (10, NAME1) PRINT NAME2
関連情報