目的
BACKSPACE ステートメントは、順次アクセス、または定様式ストリーム・アクセス用に接続された外部ファイルを位置付けます。
構文
>>-BACKSPACE--+-u-------------------+-------------------------->< '-(--position_list--)-' |
BACKSPACE ステートメントを実行すると、現行レコードがある場合は、ファイルは現行レコードの前に位置付けられます。現行レコードがない場合には、ファイルは前のレコードの前に位置付けられます。ファイルが初期点にある場合には、ファイル位置は変更されません。
リスト指示形式設定または名前リスト形式設定によって書き込んだレコードに BACKSPACE を使用することはできません。
順次アクセスで、先行レコードがファイル終了レコードである場合、ファイル終了レコードの前にファイルが位置付けられます。
ERR= と IOSTAT= 指定子が設定されているときにエラーが検出されると、ERR= 指定子によって指定されたステートメントに対して転送が行われ、正の整数値が ios に割り当てられます。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
IOSTAT= も ERR= も指定していない場合は、以下のとおりです。
+--------------------------------IBM 拡張の終り-------------------------------+
BACKSPACE 15 BACKSPACE (UNIT=15,ERR=99)
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99 PRINT *, "Unable to backspace file." END
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