XL Fortran for AIX V8.1.1
ランゲージ・リファレンス
複素数タイプに変換します。
引き数タイプおよび属性
- X
- タイプは整数、実数、複素数のいずれかでなければなりません。
- Y (オプション)
- タイプは整数または実数でなければなりません。
X のタイプが複素数の場合には、Y は指定できません。
- KIND (オプション)
- スカラー整数の初期化式でなければなりません。
クラス
エレメント型関数
結果タイプおよび属性
- タイプは複素数です。
- KIND が存在する場合は、
kind 型付きパラメーターは KIND で指定されたタイプになり、それ以外の場合は、デフォルトの実数タイプになります。
結果値
- Y が存在せず、X が複素数でない場合は、Y がゼロという値をもって存在しているかのようになります。
- Y が存在せず、X が複素数である場合は、Y が値 AIMAG(X) を持って存在しているかのようになります。
- CMPLX(X, Y, KIND) は、実数部分が REAL(X, KIND) で、虚数部分が REAL(Y, KIND) である複素数を持ちます。
例
CMPLX (-3) は値 (-3.0, 0.0) を持ちます。
特定名
| 引き数タイプ
| 結果タイプ
| 引き数渡し
|
CMPLX (1)
| デフォルトの実数
| デフォルトの複素数
| なし
|
注:
- IBM 拡張
関連情報
DCMPLX (X, Y)、QCMPLX (X, Y)を参照してください。
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