XL Fortran for AIX V8.1.1

ユーザーズ・ガイド


パイプ、スペシャル・ファイル、リンクとの XLF I/O 対話方法

|通常のオペレーティング・システムとブロック特殊ファイルは、順次アクセス方式、直接アクセス方式、または |ストリーム・アクセス方式でアクセスすることができます。

|疑似装置、パイプ、キャラクター・スペシャル・ファイルは、順次アクセス方式、または POS= 指定子を使用しない |ストリーム・アクセス方式でのみアクセスが可能です。

ファイルがリンクされると、それらのファイル名を相互に交換して使用することができます。

OPEN (4, FILE="file1")
OPEN (4, FILE="link_to_file1", PAD="NO") ! Modify connection

パイプに対する REWIND または APPEND として POSITION= を使用しないでください。 REWIND はテープに対して許可されますが、APPEND は許可されません。テープ・ファイルを特定の位置でオープンするには、Fortran プログラムを実行する前に tctl コマンドを使用してテープを位置決めしてから、 POSITION='ASIS' をプログラムに指定してください。

パイプに ACTION='READWRITE' と指定しないでください。

疑似装置またはキャラクター・スペシャル・ファイル (テープなど) であるファイル上では、BACKSPACE ステートメントは使用しないでください。

疑似装置またはパイプであるファイル上では、REWIND ステートメントは使用しないでください。テープ上で使用すると、テープの初めではなく、ファイルの初めに巻き戻されます。


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