「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウ

「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウを使用して、デバッガーの表示と機能をカスタマイズします。

デバッガーの設定は関連したグループにまとめられています。 すべての項目を設定したり、確認するには、「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウの左側にある表示ツリーを拡張してください。

カスタマイズ・グループ、およびこれらのグループのコントロールは、以下で説明されています。 コントロール・グループおよびサブグループは イタリック体 で表示されています。コントロール名は太字で表示されています。


一般 一般プリファレンスはこのグループに表示されます。 グループのコントロールおよびコントロール・グループは、次の通りです。
画面の振る舞い デバッガーにおける画面の表示方法を決定します。このサブグループのコントロールは、次の通りです。
タイトル・バーの表示 チェックすると、デバッガーの各画面の上にタイトル・バーが表示されます。
選択された画面の強調表示 チェックすると、現在選択されている画面の枠の境界が強調表示されます。
画面活動記録のキャッシュ・サイズ 整数値を入力して、画面活動記録のキャッシュ・サイズを増やしたり、減らしたりします。
始動時にロゴを表示 チェックすると、デバッガーのロード時および初期化中に IBM 分散デバッガーのロゴが表示されます。

一般 ->
表示
このグループのコントロールを使用して、デバッガー・ユーザー・インターフェースの見栄えを変更します。 コントロールは、以下の通りです。
ファミリー この選択リストにはデバッガー・ユーザー・インターフェースがリストされています。 リストから、すでにシステムにインストールされている他のプログラミング・アプリケーションに対応するデバッガーの見栄えを選択できます。
プラットフォーム 選択リストから GUI スタイルを選択して、選択した GUI のウィンドウ・コントロールと装飾スタイルを指定します。

一般 ->
ツールバー
このグループのコントロールを使用して、デバッガーのツールバーに関する設定を行います。
画面 他のウィンドウのコントロール設定は、リストから選択した画面に適用されます。
ツールバーの設定 このページでは、デバッガー・ウィンドウにおけるツールバーの表示方法を指定します。 コントロールは、以下の通りです。
位置 選択リストにある選択項目からツールバーを表示する場所を選択します。
振る舞い 画面」で指定した画面におけるツールバーの表示 / 非表示の設定と振る舞いを制御します。 次のどれか 1 つを選択します。
非表示
ツールバーは常に非表示になります。
画面フォーカス時に表示
指定された (通常は「ソース」) 画面を選択した場合にのみツールバーは表示され、アクティブになります。
画面フォーカス時に使用可能にする
ツールバーは常に表示されますが、指定された (通常は「ソース」) 画面を選択した場合にのみツールバーはアクティブになります。
表示
ツールバーは常に表示され、アクティブです。
表示 次のラジオ・ボタンのどれか 1 つを選択して、 各ツールバー項目に表示される詳細を指定します。
  • 画像
  • テキスト
  • 画像とテキスト
ツールバーのコンテンツ このグループのコントロールを使用して、 ツールバーに項目を追加したり、ツールバーから項目を削除します。
使用可能なアクション この選択リストに表示されるのは、 「画面」で選択した画面に適用されるツールバー項目のみです。 リストから、ツールバーにまだ存在していない項目を選択すると、 「追加 」押しボタンが使用可能になり、 「現行のアクション」選択リストで項目を選択した場合は、 「挿入 」押しボタンが使用可能になります
現行のアクション この選択リストは、現在ツールバーにあるすべての項目を配置順に表示します。 「現行のアクション」選択リストの一番上にある項目は、 ツールバーの最も左または一番上にある項目に対応しています。 このリストの項目を選択すると、「 削除」押しボタンが使用可能になります
追加 使用可能なアクション」選択リストで選択した項目を「現行のアクション」選択リストの最後に追加します。
挿入 使用可能なアクション」選択リストで選択した項目を、 「現行のアクション」選択リストで選択した項目のすぐ上に挿入します。
削除 現行のアクション」選択リストから、選択した項目を削除します。

これらのコントロールを使用して、ツールバーにおける項目の表示順序を変更することもできます。 その場合、まず「現行のアクション」選択リストから項目を削除してから、 項目を新しい場所の「現行のアクション」リストに追加するか、挿入します。


一般 ->
ヘルプ
デバッガー・ヘルプ・システムで使用されるブラウザー・オプションと場所を定義します。 このグループのコントロールは、次の通りです。
ヘルプ・ブラウザー リストにある選択項目からブラウザー・プリファレンスを選択します。

ngwin.gif (301 bytes) デバッガー・ヘルプ・システムはここでの設定とは無関係に、Windows デフォルト・ブラウザーを使用してヘルプを表示します。

ブラウザーの場所 ヘルプ・ブラウザー」で選択されたブラウザー・プログラムのあるパスを入力します。
ヘルプを別々のブラウザー・ウィンドウでオープン チェックすると、リクエストしたそれぞれのヘルプ項目ごとに別々のブラウザー・ウィンドウがオープンします。 チェックしない場合には、ヘルプを呼び出すときに、同じブラウザー・ウィンドウで各ヘルプ項目が表示されます。

デバッグ デバッガー・プログラム・プロファイルのないプログラムに適用するオプションを定義します。 プログラム・プロファイルはデフォルトではオンになります。 すでにデバッグされたプログラムは、ここで行われた変更には影響されません。 このグループには、次のサブグループとコントロールがあります。
デバッガー・デフォルト このサブグループを使用して、デバッガーのデフォルトの振る舞いを定義します。 コントロールは、以下の通りです。
停止時にヒープ・チェックを実行 ngjava.gif (225 bytes) Windows または AIX でのデバッグ時、ヒープ・チェックは Java プログラムに適用されません。

ヒープ・チェックは AS/400 で実行されているプログラムには適用されません。

ヒープ・チェックは OS/390 で実行されているプログラムには適用されません。

このオプションを使用して、プログラム実行が停止したときのヒープの完全性をチェックします。 ブレークポイントを使用するか、コードをステップスルーすると、プログラム実行が停止することがあります。 プログラムが完了すると、ヒープ・チェックは実行されません。

ツールのヒントの評価を許可 このオプションを選択して、吹き出しヘルプを使用可能にします。 吹き出しヘルプには、「ソース」画面の変数の概要が表示されます。 変数にポインターを当てると、その変数の概要を表示するポップアップが表示されます。
日付フィールドのアクセス時に停止 (日付ブレークポイント) このオプションは AS/400 でのデバッグ時には適用されません。
全エントリー・ポイントで停止 (自動エントリー・ブレークポイント) このオプションは AS/400 でのデバッグ時には適用されません。
ソース・フォント このサブグループを使用して、 「ソース」画面にプログラム・コードを表示する際に使用するフォント・タイプやフォント・サイズを定義します。 コントロールは、以下の通りです。
フォント・タイプ この選択リストには、「ソース」画面で使用できるフォントのリストがあります。
フォント・サイズ 上矢印または下矢印を使用してフォント・サイズを選択するか、 直接整数値をフィールドに入力します。 大きい整数値はラージ・フォントに対応しています。
マウス・ボタン 2 の振る舞い マウスを右クリックしたときに使用可能になるアクションを定義します。 常に次のオプションしか選択できません。
ポップアップ・メニューおよび空白文字のステップイン このオプションが選択されている場合、マウスを右クリックすると、マウス・ポインターの下の項目に (使用可能なら) ポップアップ・メニューが表示されます。 空白文字、またはポップアップ・メニューが使用可能でない項目を右クリックすると、ステップオーバー・コマンドが実行されます。

このオプションはデフォルトで選択され、変更はできません。

このオプションが選択されている場合、マウスを右クリックすると、マウス・ポインターの下の項目に (使用可能なら) ポップアップ・メニューが表示されます。 空白文字、またはポップアップ・メニューが使用可能でない項目を右クリックすると、ステップオーバー・コマンドが実行されます。


デバッグ -> プロファイル (プログラム/ファイル) このページでは、デバッガーが作成したプログラム・プロファイルの場所を保管します。 また、不要になったプログラム・プロファイルを削除することも可能です。
プロファイルの削除
ディレクトリー このフィールドには、プログラム・プロファイルのあるパスまたは保管するパスを入力します。 別の場所にプログラム・プロファイルを保管するには、フィールドに新しいディレクトリー・パスを入力します。 「ブラウズ」をクリックすると、ファイル選択ウィンドウがオープンして、 既存のプロファイルを検索したり、新しいプロファイルの保管場所を選択できます。
削除するプロファイルの選択 ディレクトリー」に指定したパスにあるプログラム・プロファイルをリストします。 リストからプロファイルを必要な数だけ選択してから、 「削除」ボタンをクリックして、選択したプロファイルを削除します。
削除 クリックすると、 「削除するプロファイルの選択」リストで選択されたプログラム・プロファイルが削除されます。

デバッグ->プログラム->
例外フィルター
プリファレンス設定
このグループは AS/400 でのデバッグ時には適用されません。

このグループは、デバッグのためにロードされるプログラムごとに 1 回表示されます。 ここで、プログラム とはデバッガーにロードされるプログラムの名前です。

デバッガーに認識させたい例外または例外レベルの横にチェック・マークを付けます。

また、次のコントロールを使用して、デバッガーが確認する例外タイプを定義することもできます。

リセット チェックした例外のリストを、最初に「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウをオープンしたときの状態に戻します。
デバッガー・デフォルト チェックすると、現在チェックマークのある例外が、 新しいデフォルトとしてデバッガーに認識されます。 新しいデフォルトは、次にプログラムをデバッグのためにロードしたときに有効になります。
デフォルト ngaix.gif (307 bytes)ngwin.gif (301 bytes) チェック・マークの付いた例外のリストを、デバッガーの例外のデフォルト・セットに設定します。

ng390.gif (283 bytes) チェック・マークの付いた例外レベルまたはチェック・マークの付いた例外タイプのリストを、デバッガーのデフォルト例外に設定します。


デバッグ->プログラム->
デフォルトの配列/構造/クラス
の開始/最大値
ngaix.gif (307 bytes)ngwin.gif (301 bytes) このグループは、デバッグされるプログラムごとに 1 回表示されます。 ここで、プログラム とは分散デバッガーにロードされたプログラムの名前です。

サブエレメント (たとえば配列) を含むプログラム要素の場合は、「モニター」画面または「ローカル」画面で、どのようにサブエレメントを表示するかを定義することができます。

次のコントロールを使用して、どのようにデバッガーがサブエレメントを表示するかを定義します。

最大要素数 要素を拡張した際に表示する最大サブエレメント数を入力します。
開始要素 要素を拡張した際に表示を開始するサブエレメントの番号を入力します。
デバッガー・デフォルト チェックすると、 指定した最大要素数と開始要素番号がデバッガーの新しいデフォルト値になります。 新しいデフォルトは、次にプログラムをデバッグのためにロードしたときに有効になります。
デフォルト 最大要素数と開始要素番号を、デフォルトの状態に戻します。

デバッグ->プログラム->
言語: デフォルト・モニター表記
このグループは、デバッグのためにロードされるプログラムごとに 1 回表示されます。 ここで、プログラム とはデバッガーにロードされるプログラムの名前です。

ngaix.gif (307 bytes)ngwin.gif (301 bytes) 言語 は、デバッグしている言語です。

ngos400.gif (278 bytes) 言語 はデフォルトでは C、C++、および Java になります。

ngaix.gif (307 bytes)ngwin.gif (301 bytes)ngos400.gif (278 bytes) 表のそれぞれの変数タイプごとに、表記のリストから表記を選択することができます。

設定すると、「モニター」画面または「ローカル」画面に表示されていた変数または式が、選択した表記で表示されます。

また、次のコントロールを使用して、デバッガーのデフォルト・モニター表記を定義することもできます。

デバッガー・デフォルト チェックすると、指定した表記が、デバッガーが認識する新しい表記のデフォルトになります。 新しいデフォルトは、次にプログラムをデバッグのためにロードしたときに有効になります。
デフォルト 表記のリストを、デフォルトの状態に戻します。
デバッグ->プログラム->
システム: デフォルト・モニター
表記
ngos400.gif (278 bytes) このグループは、AS/400 でのデバッグ時にのみ適用されます。

このグループは、デバッグのためにロードされるプログラムごとに 1 回表示されます。 ここで、プログラム とはデバッガーにロードされるプログラムの名前です。

表の言語および変数タイプのセットごとに、表記のリストから表記を選択することができます。 表記のリストは、変数タイプと関連付けられた表記をクリックすると表示されます。

設定すると、「モニター」画面または「ローカル」画面に表示されていた変数または式が、 選択した表記で表示されます。

また、次のコントロールを使用して、デバッガーのデフォルト・モニター表記を定義することもできます。

デバッガー・デフォルト チェックすると、指定した表記が、デバッガーが認識する新しい表記のデフォルトになります。 新しいデフォルトは、次にプログラムをデバッグのためにロードしたときに有効になります。
デフォルト 表記のリストを、デフォルトの状態に戻します。

「アプリケーション・プリファレンス」押しボタン
OK 選択したプリファレンスをデバッガーに適用してから、「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウをクローズします。
キャンセル すべてのプリファレンス選択をキャンセルして、「アプリケーション・プリファレンス」ウィンドウをクローズします。
ヘルプ このパネルを表示します。