XL Fortran for AIX V8.1.1

ランゲージ・リファレンス

f_pthread_cleanup_pop

このサブルーチンは、スレッド・セーフティー用のクリーンアップ・スタックを使用するにあたって、f_pthread_cleanup_push と組み合わせて使わなければなりません。提供されている引き数 exec にゼロ以外の値が入っている場合、最後にプッシュされたクリーンアップ関数がクリーンアップ・スタックからポップされ、そのクリーンアップ関数に渡された引き数 arg (最後の f_pthread_cleanup_push からの) を指定して実行されます。

ベクトル添え字を持つ配列セクションを引き数 arg に渡すと、結果は予測不能です。

実引き数 arg は変数でなければならず、代入ステートメントの左に代入できなければなりません。

exec にゼロ値が入っている場合は、最後にプッシュされたクリーンアップ関数はクリーンアップ・スタックからポップされますが、実行はされません。

戻りコード

このサブルーチンからの戻り値はありません。

subroutine f_pthread_cleanup_pop(exec)
    integer(4), intent(in):: exec
end subroutine


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