ソース・セクションには、行番号とファイル番号 (任意) の付いた入力ソース行が含まれています。ファイル番号は、ソース行が取り出されたソース・ファイル (またはインクルード・ファイル) を示します。 メイン・ファイルのすべてのソース行 (インクルード・ファイルからのソース行ではない) には、ファイル番号は印刷されません。個々のインクルード・ファイルにはファイル番号が関連づけられており、インクルード・ファイルからのソース行には、そのファイル番号が印刷されます。左から、ファイル番号、行番号、ソース行のテキストの順で印刷されます。 XL Fortran は、個々のファイルに相対的な番号を付けます。それらと関連づけられているソース行とソース番号は、 -qsource コンパイラー・オプションが有効な場合だけ印刷されます。プログラムを使用して、@PROCESS ディレクティブの SOURCE と NOSOURCE を使用することにより、ソースの一部を選択的に印刷することができます。
-qsource が有効な場合は、ソース・リスト中にエラー・メッセージが差し込まれます。コンパイル・プロセス中に生成されるエラー・メッセージには、次のものがあります。
たとえば、次のようになります。
2 | equivalence (i,j,i) ............................a. a - 1514-092: (E) Same name appears more than once in an equivalence group.
-qnosource オプションが有効な場合には、ソース・セクションに表示されるものすべてはエラー・メッセージで、エラー・メッセージには次のものが含まれます。
たとえば、次のようになります。
"doc.f", line 6.11: 1513-039 (S) Number of arguments is not permitted for INTRINSIC function abs.