XL Fortran for AIX V8.1.1
ユーザーズ・ガイド
部分目次
ほとんどの Fortran プログラム開発は、編集、コンパイル / リンク (デフォルトは単一ステップ)、および実行のサイクルの繰り返しから構成されています。このサイクルの何らかの部分で問題を検出したら、最適化、デバッグなどに関して、この章以降を参照することが必要な場合があります。
前提条件:
- 必須の AIX 設定 (たとえば、ある一定の環境変数およびストレージの限界) すべてがユーザー ID に対して正しくなければ、コンパイラーを使用することはできません。詳細は、環境変数の正しい設定方法を参照してください。
- 特殊化された目的 (移植やパフォーマンスの調整など) のためにコンパイラーを使用する前に、
XL Fortran コンパイラー・オプションの概要のオプションのカテゴリーを見て、
XL Fortran によってすでに解決策が提供されているかどうかを確認してください。
- Fortran プログラムの書き方についてさらに学ぶには、「XL Fortran for AIX ランゲージ・リファレンス 」を参照してください。
この章の libxlf90_r.a に関する解説を libxlf90.a に関する解説に置き換えることができることに注意してください。その理由は、libxlf90.a ライブラリーから libxlf90_r.a ライブラリーへはリンクがあるからです。スレッド化されたアプリケーションかスレッド化されていないアプリケーションのいずれを作成しているにしても、別々のライブラリーに手動でリンクする必要はありません。
XL Fortran は、実行時にアプリケーションがスレッド化されているかどうかを判別します。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]