「プロセス・リスト」ダイアログ・ボックス

制約事項: このダイアログ・ボックスは AIX および Windows にのみ適用されます。

「プロセス・リスト」ダイアログ・ボックスを使用して、実行中のプロセスを選択 / 接続して、デバッグします。

デバッガーを終了させると、接続プロセスは終了します。 オペレーティング・システムのプロセスまたはデバッガー自身のプロセスには接続しないでください。 これらのプロセスに接続すると、予測不能な結果が生じることがあります。

以下に、コントロールおよびコントロール・グループに関する説明があります。グループおよびサブグループ名は イタリック体 で表示されています。 コントロール名は太字で表示されています。

プログラムのローカル / リモート実行の選択 次のオプションのどれか 1 つを選択して、接続するプロセスを実行する場所を定義します。
@@ローカル チェックすると、すべてのプロセス実行およびデバッグはローカル・システムで行われます。
TCP/IP 接続 チェックすると、デバッグ制御と表示がローカル・システムにある限り、 プロセスの実行はリモート・システムで行われます。 このオプションを選択する場合、irmtdbgc コマンドを使用してリモート・システムでデバッグ・エンジン・デーモンを開始している必要があります。 このオプションを選択する場合には、リモート・システムについて以下の情報も必要になります。
ホスト このフィールドには、 最近デバッガーが使用したリモート・ホスト名のリストが付属しています。 リストからリモート・ホスト名を選択します。 使用するリモート・ホストがリストにない場合は、ホスト名をフィールドに入力します。
ポート リモート・デバッグ・エンジン・デーモンが listen しているポート番号を入力します。    指定されていない場合は、ポート 8000 と想定されます。
プロセスの選択 現在システムで実行されているプロセスのリストから、接続するプロセスを選択します。
プロセス・パス フィールドが使用可能である場合は、 デバッグするプロセスに関連付けられた実行可能ファイルのフル・パス名を入力します。 AIX など、一部のオペレーティング・システムでは、プロセス ID からプロセス・パスが判別されるため、 この情報の指定は必要ありません。
プログラム・プロファイルの使用 このボックスをチェックするのは、 前回プログラムをデバッグしたときと同じウィンドウ・サイズ、位置、フォント、およびブレークポイントを設定する場合です。 初めてプログラムをデバッグする場合には、デバッガー・ウィンドウはデフォルト表示で開始されます。 この時ブレークポイントは全く設定されていません。

このボックスをチェックすると、ウィンドウおよびブレークポイントの変更がすべて保管されます。

情報を今後使用しない場合は、このボックスをチェックしません。 チェック・ボックスにチェックが付いていない場合、デバッガー・ウィンドウはデフォルト表示で開始されます。 開始時にはブレークポイントは設定されていません。

注 : ソース・ファイルに行を追加または削除して、ソース・ファイルを再コンパイルしてから、 保管したプログラム・プロファイルでプログラムを再度デバッグすると、 ブレークポイントを当初設定したときのコードに一致する行ブレークポイントは、もう存在しないことがあります。 それは、行ブレークポイント情報が行の内容ではなく行番号によって保管されるからです。

押しボタン
付加 選択したプロセスを接続して、デバッグします。
最新の情報に更新 終了したプロセスを削除します。 また、「プロセス・リスト」ダイアログ・ボックスがオープンしてから、または前回最新の情報が更新されてから、開始されたプロセスを追加して、リストの情報を更新します。
キャンセル 接続処理がキャンセルされて、「プロセス・リスト」ダイアログ・ボックスがクローズされます。 選択はすべて廃棄されます。
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