XL Fortran for AIX V8.1.1

ランゲージ・リファレンス

ASSOCIATED (POINTER, TARGET)

そのポインター引き数の関連付け状況を戻すか、または、ポインターがターゲットと関連付けられているかどうかを示します。

引き数タイプおよび属性

POINTER
関連付け状況をテストしたいポインターです。タイプはどんなタイプでもかまいません。関連付け状況は未定義であってはなりません。

TARGET (オプション)
POINTER と関連付けられているか、または関連付けられていないポインターまたはターゲットです。関連付け状況は未定義であってはなりません。

クラス

照会関数

結果タイプおよび属性

デフォルトの論理スカラー

結果値

POINTER 引き数だけが指定されているとき、いずれかのターゲットと関連する場合は .TRUE. になり、それ以外の場合は .FALSE. になります。 TARGET も指定されている場合は、POINTER が TARGET と関連しているかどうか、あるいは、TARGET が関連しているのと同じオブジェクトと関連しているかどうか (TARGET がポインターでもある場合) をプロシージャーはテストします。

POINTER または TARGET がサイズがゼロ配列と関連している場合、あるいは、TARGET のサイズがゼロ配列の場合には、結果は不定になります。

異なるタイプまたは形状を持つオブジェクトは、互いに関連させることはできません。

タイプと形状が同じで境界が異なる配列は、互いに関連させることができます。

REAL, POINTER, DIMENSION(:,:) :: A
REAL, TARGET, DIMENSION(5,10) :: B, C
 
NULLIFY (A)
PRINT *, ASSOCIATED (A)   ! False, not associated yet
 
A => B
PRINT *, ASSOCIATED (A)   ! True, because A is
                          ! associated with B
 
PRINT *, ASSOCIATED (A,C) ! False, A is not
                          ! associated with C
END 


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