目的
ENDFILE ステートメントは、順次アクセス用に接続された外部ファイルの次のレコードとしてファイルの最後のレコードを書き込みます。このレコードはファイルの最後のレコードになります。
ストリーム・アクセス用に接続されたファイルでは、ENDFILE ステートメントは、終端点を現在のファイル位置にします。現在の位置より前のファイル記憶単位は書き込み済みであると見なされ、読み取ることができます。ストリーム出力ステートメントを続けて使用することによって、さらにデータをファイルに書き込むことができます。
構文
>>-ENDFILE--+-u-------------------+---------------------------->< '-(--position_list--)-' |
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
装置が接続されていない場合、fort.n という名前のデフォルトのファイルに対して順次アクセスを指定する暗黙の OPEN ステートメントが実行されます。ここで、n は先行ゼロを除去した u の値です。
順次アクセス用に接続されたファイルに対して ENDFILE ステートメントを実行した後は、データ転送入出力ステートメントまたは ENDFILE ステートメントを実行する前に、BACKSPACE または REWIND ステートメントを使用してファイルの位置を指定し直す必要があります。
2 つの ENDFILE ステートメントを同一のファイルに対して実行した場合、それらの間に REWIND または BACKSPACE ステートメントがなければ、2 番目の ENDFILE ステートメントは無視されます。
+--------------------------------IBM 拡張の終り-------------------------------+
ERR= と IOSTAT= 指定子が設定されているときにエラーが検出されると、ERR= 指定子によって指定されたステートメントに対して転送が行われ、正の整数値が ios に割り当てられます。
+----------------------------------IBM 拡張----------------------------------+
IOSTAT= も ERR= も指定していない場合は、以下のとおりです。
+--------------------------------IBM 拡張の終り-------------------------------+
ENDFILE 12 ENDFILE (IOSTAT=IOSS,UNIT=11)
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