XL Fortran for AIX V8.1.1

ユーザーズ・ガイド


XL Fortran 実行時例外

次のような操作を行うと、SIGTRAP シグナル形式で実行時例外が発生し、その結果として、通常「Trace/BPT trap」メッセージが送出されます。

事前定義された XL Fortran 例外ハンドラーを例外が発生する前にインストールしておくと、例外が発生した後、診断メッセージおよびトレースバック (呼び出されて例外を発生する原因となった各ルーチン内でのオフセットを示す) が標準エラーに書き込まれます。ファイル・バッファーも、プログラムが終了される前にフラッシュされます。 -g オプションを指定してプログラムをコンパイルすると、トレースバックはアドレス・オフセットだけでなくソース行番号も表示します。

シンボリック・デバッガーを使用して、エラーを判別することができます。 dbx は、例外の原因を説明する特定のエラー・メッセージを提供します。

関連情報:
-C オプション-qflttrap オプション-qsigtrap オプションを参照してください。

これらの例外の詳細については、浮動小数点演算例外の検出とトラップを参照してください。また、例外ハンドラーのリストについては、浮動小数点状況および制御レジスターの制御を参照してください。


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