XL Fortran for AIX V8.1.1

ランゲージ・リファレンス

UBOUND (ARRAY, DIM)

配列内の個々の次元の上限、または、指定された次元の上限を戻します。

引き数タイプおよび属性

ARRAY
上限を決定する配列です。その境界は定義済みでなければなりません。つまり、関連解除されているポインターや、割り振られていない割り振り可能配列であってはならず、そのサイズが想定されている場合は 1 次元だけしか検査できません。

DIM (オプション)
1 <= DIM <= rank(ARRAY) の範囲内の整数スカラーです。 対応する実引き数は、オプションの仮引き数であってはなりません。

クラス

照会関数

結果タイプおよび属性

デフォルトの整数

DIM が存在する場合は、結果はスカラーになります。 DIM が存在しない場合は、結果は ARRAY 内の個々の次元に対してエレメントを 1 つ持っている 1 次元の配列になります。

結果値

結果の中の個々のエレメントは、ARRAY の次元に対応します。 ARRAY が全体配列または配列構造体コンポーネントである場合は、これらの値は上限値に等しくなります。 ARRAY が全体配列または配列構造体コンポーネントではない配列セクションまたは式である場合は、値は個々の次元のエレメント数を表す数になり、これは、元の配列の宣言された上限とは異なる場合があります。次元がゼロにサイズ決定されている場合は、結果内の対応するエレメントは、上限として宣言されている値とは無関係に、ゼロになります。

! This array illustrates the way UBOUND works with
! different ranges for dimensions.
        REAL A(1:10, -4:5, 4:-5)
 
        RES=UBOUND( A )
! The result is (/ 10, 5, 0 /).
 
        RES=UBOUND( A(:,:,:) )
! The result is (/ 10, 10, 0 /) because the argument
! is an array section.
 
        RES=UBOUND( A(4:10,-4:1,:) )
! The result is (/ 7, 6, 0 /), because for an array section,
! it is the number of elements that is significant.


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