「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックス

「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスの性質は、デバッグしているプログラムを実行するプラットフォームによって異なります。 「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスは、AS/400 でのデバッグ時には使用できません。該当するプラットフォームを選択してください。

 

ngaix.gif (307 bytes)ngwin.gif (301 bytes)「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックス

プログラムの実行中に、「例外フィルター・プリファレンスの設定」ダイアログ・ボックスで指定されている例外のどれかに一致した例外が検出されると、「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスがオープンします。 例外が発生した行は、「ソース」画面で強調表示されます。

以下に、コントロールおよびコントロール・グループに関する説明があります。グループおよびサブグループ名は イタリック体 で表示されています。 コントロール名は太字で表示されています。

押しボタン
OK アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスをクローズします。 例外が発生した行は、「ソース」画面で強調表示されたままになります。
ヘルプ このヘルプを表示します。

プログラムで例外が検出されて、「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスがクローズすると、次のアクションが使用可能になります。

例外のステップ このアクションを選択するには、 ツールバーの 例外のステップ・ボタン をクリックするか、 メニュー・バーで「デバッグ > 例外のステップ」を選択するか、または F6 を押します

アクションを選択すると、デバッガーは (オペレーティング・システムが追跡した) 最初に登録された例外ハンドラーにステップインします。 例外ハンドラーの最初の実行可能なコード行で実行が停止します。 アプリケーションに登録された条件ハンドラーがない場合、 条件は「処理されない」ままとなって、アプリケーションは終了することがあります。

ngjava.gif (312 bytes) インタープリットされた Java プログラムをデバッグしているとき、例外は try/catch/finally メカニズムで処理されます。 「例外のステップ」を選択すると、デバッガーは発生した例外を処理する最初の catch 文節へ進みます。 catch ブロック内の最初の実行可能なコード行で実行が停止します。 例外がアプリケーションによってキャッチされなかった場合、例外は「処理されない」ままになり、アプリケーションは終了する場合があります。

例外の実行 このアクションを選択するには、ツールバーの 例外の実行ボタン をクリックするか、 またはメニュー・バーから「デバッグ > 例外の実行」を選択します

アクションを選択すると、 デバッガーは登録された例外ハンドラーを実行して、検出された例外のタイプを処理します。

ngjava.gif (312 bytes) インタープリットされた Java プログラムをデバッグしているとき、このアクションを選択すると、デバッガーは見つかった例外のタイプを処理する catch ブロックを実行します。

例外の検査 / 再試行 このアクションを選択するには、ツールバーの 例外の検査 / 再試行ボタン をクリックするか、 またはメニュー・バーから「デバッグ > 例外の検査 / 再試行」を選択します

アクションを選択すると、 例外の原因を調査したり、例外を起こしたステートメントでプログラム実行を再試行したりできます。 デバッガーはこのステートメントで開始し、継続しようとします。

 

ng390.gif (283 bytes)「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックス

「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスは、プログラムの実行中、指定した例外のタイプまたはレベルの 1 つに一致する例外が検出されると開きます。 例外が発生した行は、「ソース」画面で強調表示されます。

以下に、コントロールおよびコントロール・グループに関する説明があります。グループおよびサブグループ名は イタリック体 で表示されています。 コントロール名は太字で表示されています。

押しボタン
OK アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスをクローズします。 例外が発生した行は、「ソース」画面で強調表示されたままになります。
ヘルプ このヘルプを表示します。

プログラムで例外が検出されて、「アプリケーション例外が発生しました」ダイアログ・ボックスがクローズすると、次のアクションが使用可能になります。

例外のステップ このアクションを選択するには、 ツールバーの 例外のステップ・ボタン をクリックするか、 メニュー・バーで「デバッグ > 例外のステップ」を選択するか、または F6 を押します

アクションを選択すると、デバッガーは (オペレーティング・システムが追跡した) 最初に登録された例外ハンドラーにステップインします。 例外ハンドラーの最初の実行可能なコード行で実行が停止します。 アプリケーションに登録された条件ハンドラーがない場合、 条件は「処理されない」ままとなって、言語環境プログラムがアプリケーションを終了することがあります。

ngjava.gif (312 bytes) インタープリットされた Java プログラムをデバッグしているとき、例外は try/catch/finally メカニズムで処理されます。 「例外のステップ」を選択すると、デバッガーは発生した例外を処理する最初の catch 文節へ進みます。 catch ブロック内の最初の実行可能なコード行で実行が停止します。 例外がアプリケーションによってキャッチされなかった場合、例外は「処理されない」ままになり、統合言語環境プログラムはアプリケーションを終了する場合があります。

例外の実行 このアクションを選択するには、ツールバーの 例外の実行ボタン をクリックするか、 またはメニュー・バーから「デバッグ > 例外の実行」を選択します

アクションを選択すると、 デバッガーは登録された例外ハンドラーを実行して、検出された例外のタイプを処理します。

ngjava.gif (312 bytes) インタープリットされた Java プログラムをデバッグしているとき、このアクションを選択すると、デバッガーは見つかった例外のタイプを処理する catch ブロックを実行します。

例外の検査 / 再試行 このアクションを選択するには、ツールバーの 例外の検査 / 再試行ボタン をクリックするか、 またはメニュー・バーから「デバッグ > 例外の検査 / 再試行」を選択します。

このアクションを選択して、例外の原因を調べることができます。 例外を起こしたステートメントでプログラム実行を再試行することはできません。 この選択では、例外はデバッグ・エンジンによって処理され、コード内でパーコレートを継続しないように考慮されます。 分散デバッガーは、例外を引き起こしたステートメントの直後のステートメントから続行します。

注意: このアクションを選択すると、プログラムの流れが変わり、プログラムの実行がこのポイントより先へ継続する場合はプログラムの状態は未定義になります。 たとえば、例外に catch 文節があっても、例外がキャッチされない可能性があります。