XL Fortran for AIX V8.1.1

ランゲージ・リファレンス

GO TO (割り当て)

目的

割り当て GO TO ステートメントは、プログラム制御を実行可能ステートメントに移します。そのステートメント・ラベルは ASSIGN ステートメントの中で指定されます。

構文



>>-GO TO--variable_name--+------------------------------+------><
                         '-+---+--(--stmt_label_list--)-'
                           '-,-'
 
 

variable_name
INTEGER(4) または INTEGER(8) タイプのスカラー変数名です。これは ASSIGN ステートメントの中でステートメント・ラベルが割り当てられています。

stmt_label
割り当て GO TO と同じ有効範囲単位内にある実行可能ステートメントのステートメント・ラベルです。同じステートメント・ラベルを stmt_label_list 内に 2 回以上指定することができます。

規則

割り当て GO TO ステートメントを実行する場合、ステートメント・ラベルの値を使用して variable_name に指定する変数は定義済みでなければなりません。この定義を設定するには、割り当て GO TO ステートメントと同じ有効範囲単位内の ASSIGN ステートメントを使用する必要があります。整変数がサブプログラム内の仮引き数である場合、サブプログラムでその変数にステートメント・ラベルを割り当ててから、その変数を割り当て GO TO ステートメントで使用してください。割り当て GO TO ステートメントを実行すると、そのステートメント・ラベルで識別したステートメントに制御が移ります。

stmt_label_list を指定する場合には、variable_name で指定した変数に割り当てるステートメント・ラベルを、リスト内に指定しなければなりません。

割り当て GO TODO または DO WHILE 構造体の終端ステートメントにすることはできません。

+---------------------------------Fortran 95---------------------------------+

割り当て GO TO ステートメントは Fortran 95 では削除されています。

+------------------------------Fortran 95 の終り------------------------------+

      INTEGER RETURN_LABEL
         
  ·
  ·
  ·
! Simulate a call to a local procedure ASSIGN 100 TO RETURN_LABEL GOTO 9000 100 CONTINUE  
  ·
  ·
  ·
9000 CONTINUE ! A "local" procedure  
  ·
  ·
  ·
GOTO RETURN_LABEL

関連情報


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