Fortran ステートメントとは、字句トークンが連続したものです。ステートメントによってプログラム単位が構成されます。
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XL Fortran では、ステートメントの最大長は 6700 文字です。
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XL Fortran でサポートされるステートメントの詳細については、第 10 章, ステートメントおよび属性を参照してください。
ステートメント・キーワードはステートメントの構文の一部をなし、すべての箇所 (構文図および表を除く) で太字の大文字で示されます。たとえば、DATA ステートメントの DATA という用語はステートメント・キーワードです。
コンテキストで予約されている文字ストリングはありません。ステートメントのキーワードがこのようなコンテキストで使用されている場合は、そのキーワードをエンティティー名として解釈します。
ステートメント・ラベルは、1 から 5 桁の数字の列で、そのうちの少なくとも 1 桁はゼロ以外の数字でなければなりません。このラベルは、Fortran の有効範囲単位内のステートメントを識別するために使用します。固定ソース形式のステートメントの場合、ステートメントの開始行の 1 〜 5 桁までのいずれかにステートメント・ラベルを付けることができます。自由ソース形式の場合は、こうした桁についての制約事項はありません。
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XL Fortran は、固定ソース形式の継続行では 1 〜 5 桁目までに示されるすべての文字を無視します。
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1 つの有効範囲単位内で複数のステートメントに同じラベルを指定すると、あいまいさが生じ、コンパイラーがエラーを生成します。ホワイト・スペースおよび先行ゼロは、ステートメント・ラベルの識別においては意味を持ちません。どのステートメントにもラベルは指定できますが、ステートメント・ラベルで参照できるのは、実行可能ステートメントと FORMAT ステートメントに限られます。参照が行われるようにするため、参照するステートメントと参照されるステートメント (ステートメント・ラベルによって識別される) は、同一の有効範囲単位内になければなりません。 (詳細については、有効範囲を参照してください。)