ASSOCIATED(POINTER, TARGET)

目的

そのポインター引き数の関連付け状況を戻すか、または、 ポインターがターゲットと関連付けられているかどうかを示します。

クラス

照会関数

引き数の型と属性

POINTER
関連付け状況をテストしたいポインターです。 型はどんな型でもかまいません。 関連付け状況は未定義であってはなりません。

TARGET (オプション)
POINTER と関連付けられているか、または関連付けられていない ポインターまたはターゲットです。関連付け状況は未定義であってはなりません。

結果の値と属性

デフォルトの論理スカラー

結果の値

POINTER 引き数だけが指定されているとき、 いずれかのターゲットと関連する場合は .TRUE. になり、 それ以外の場合は .FALSE. になります。 TARGET も指定されている場合は、POINTERTARGET と 関連しているかどうか、あるいは、TARGET が関連しているのと同じオブジェクトと関連しているかどうか (TARGET がポインターでもある場合) をプロシージャーはテストします。

TARGET が存在し、以下のいずれかが発生した場合、結果は .FALSE.となります。

さまざまな型または形状を持つオブジェクトは、互いに関連させることはできません。

型と形状が同じで境界が異なる配列は、互いに関連させることができます。

REAL, POINTER, DIMENSION(:,:) :: A
REAL, TARGET, DIMENSION(5,10) :: B, C
 
NULLIFY (A)
PRINT *, ASSOCIATED (A)   ! False, not associated yet
 
A => B
PRINT *, ASSOCIATED (A)   ! True, because A is
                          ! associated with B
 
PRINT *, ASSOCIATED (A,C) ! False, A is not
                          ! associated with C
END
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