f_pthread_exit(ret)

目的

このサブルーチンを明示的に呼び出して、それが入り口サブルーチンから 戻る前に呼び出しスレッドを終了させることができます。 行われる処置は、呼び出しスレッドの状態によって異なります。 切り離し状態以外の状態であれば、呼び出しスレッドは結合されるまで待機します。 スレッドが切り離し状態である場合、あるいは、それが他のスレッドによって 結合された場合は、呼び出しスレッドは安全に終了します。 最初にスタックがポップおよび実行され、その後、スレッド固有データが デストラクターにより破棄されます。 最後に、スレッドのリソースが解放されて、結合している スレッドに引き数 ret が戻されます。 このサブルーチンの引き数 ret はオプションです。現在、 引き数 ret は整数ポインターに制限されています。 これが整数ポインターではない場合、動作は不確定になります。

このサブルーチンが戻ることはありません。 引き数 ret を指定しないと、 このスレッドの出口状況として NULL が指定されます。

クラス

サブルーチン

引き数の型と属性

ret
整数ポインター、OPTIONAL、INTENT(IN)

結果の値と属性

なし

結果の値

なし IBM Copyright 2003