疑似装置、パイプ、キャラクター特殊ファイルなどが、RECL= 指定子を指定しない定様式または 不定様式順次アクセス、あるいは定様式ストリーム・アクセスのために接続されている場合、 デフォルトのレコード長は 2 147 483 647 ではなく 32 768 で、 これはランダム・アクセス装置に接続されている順次アクセス・ファイルのデフォルトです。 (default_recl 実行時オプションを参照してください。)
標準出力に長いレコードを書き込むプログラムに対応するため、定様式ファイルに対するデフォルトの
最大レコード長が増やされている場合もあります。
ユニットを端末に接続して定様式ファイルの順次アクセスを行う場合は、明示的な RECL= 修飾子が
OPEN ステートメント内にないと、プログラムは通常のデフォルト値である 32,768 バイトでは
なく、2,147,483,646 (2**31-2) バイトの最大レコード長を使用します。
最大レコード長が増大する場合は、定様式 I/O に 1 つの制限があります。すなわち、T または
TL 編集記述子を使用する WRITE ステートメントは 32 768 バイトより多く
書き込んではなりません。
なぜならユニットの内部バッファーが 32 768 バイトごとにフラッシュされ、T または
TL 編集記述子はこの境界を超えて戻ることができなくなるからです。