配列宣言子

配列宣言子は、配列の形状を宣言するものです。

すべての名前付きの配列について宣言が必要であり、有効範囲単位内で 1 つの名前に対して複数の配列宣言子を 入れることはできません。 配列宣言子は、配列宣言子用互換ステートメントと属性テーブル内の任意の場所に表示されます。


表 4. 配列宣言子用互換ステートメントと属性

ALLOCATABLE AUTOMATIC COMMON
DIMENSION PARAMETER POINTER (整数)
POINTER STATIC TARGET
型宣言

たとえば、次のようになります。

DIMENSION :: A(1:5)         ! Declarator is "(1:5)"
REAL, DIMENSION(1,1:5) :: B ! Declarator is "(1,1:5)"
INTEGER C(10)               ! Declarator is "(10)"

配列宣言子の形式は、次のとおりです。


>>-(--array_spec--)--------------------------------------------><
 
 

array_spec
配列の仕様です。 これは配列の下限と上限を設定する次元宣言子のリストで、かつ実行時に一方または両方の境界が設定されることを 示します。 各次元には、1 つの次元宣言子が必要です。

array_spec は次のいずれかです。

explicit_shape_spec_list
assumed_shape_spec_list
deferred_shape_spec_list
assumed_size_spec

array_spec は、次の項で説明する異なる種類の配列を宣言します。

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