個々のユーザー定義関数または名前付きエンティティーには、データ型があります。
ホスト関連付けまたは使用関連付けにより
アクセスされるエンティティーの型は、それぞれ、ホスト有効範囲単位内で決定されるか、
またはアクセスされるモジュール内で決定されます。
名前の型は、次の 3 つの方法のいずれかにより、
次の順序に従って決定されます。
- 次の 2 つのいずれかによって明示的に決める方法
- 指定した型宣言ステートメントから決める方法 (詳細については、型宣言を参照してください。)
- 関数の場合は、指定した型ステートメントまたは
その FUNCTION ステートメントから決める方法
- IMPLICIT 型ステートメントから暗黙的に決める方法
(詳細については、IMPLICITを参照してください。)
- 事前に定義された規則によって暗黙的に決める方法。
デフォルトにより (つまり、IMPLICIT 型ステートメントがない場合)、
名前の最初の文字が I、J、K、L、M、
または N の場合は、型はデフォルトの整数になります。
それ以外の場合は、型はデフォルトの実数となります。
特定の有効範囲単位内では、英字、ドル記号、下線を IMPLICIT ステートメントに
指定していない場合、使用する暗黙の型は、
ホスト有効範囲単位で使用されている暗黙の型と同じになります。
プログラム単位およびインターフェース本体は、事前に定義された規則を
記述する IMPLICIT ステートメントがある
ホストと同様に扱われます。
リテラル定数のデータ型は、その形式によって決められます。
