XL Fortran 実行時例外

次のような操作を行うと、SIGTRAP シグナル形式で実行時例外が発生し、 その結果として、通常「Trace/BPT トラップ」メッセージが送出されます。

次のような操作を行うと、SIGFPE シグナル形式で実行時例外が発生します。

事前定義された XL Fortran 例外ハンドラーを例外が発生する前にインストールしておくと、 例外が発生した後、診断メッセージおよびトレースバック (呼び出されて例外を発生する原因となった各ルーチン内でのオフセットを示す) が標準エラーに書き込まれます。 ファイル・バッファーも、プログラムが終了される前にフラッシュされます。 -g オプションを指定してプログラムをコンパイルすると、 トレースバックはアドレス・オフセットだけでなくソース行番号も表示します。

シンボリック・デバッガーを使用して、エラーを判別することができます。 gdb は、例外の 原因を説明する特定のエラー・メッセージを提供します。

関連情報:
-C オプション-qflttrap オプション、および -qsigtrap オプションを参照してください。

これらの例外の詳細については、浮動小数点演算例外の検出とトラッピングを参照してください。 また、例外ハンドラーのリストについては、浮動小数点状況および制御レジスターの制御を参照してください。

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