f_pthread_setschedparam(thread, policy, param)

目的

この関数は、スレッドのスケジューリング方針とスケジューリング特性 を動的に設定するために使用できます。 ターゲットのスレッドは、引き数 thread によって識別されます。 ターゲットのスレッドの新しいスケジューリング・ポリシーは、 引き数 policy によって指定します。 ターゲットのスレッドの新しいスケジューリング特性は、引き数 param に 指定された値に設定されます。param 内の sched_priority フィールドは、 スケジューリング優先順位を定義します。その範囲は 1 〜 127 です。

クラス

関数

引き数の型と属性

thread
TYPE(f_pthread_t)、INTENT(INOUT)

policy
INTEGER(4)、INTENT(IN)

param
TYPE(f_sched_param)、INTENT(IN)

結果の値と属性

INTEGER(4)

結果の値

正常終了した場合、この関数は 0 を戻します。 それ以外の場合は、以下のいずれかのエラーを戻します。

ENOSYS
POSIX 優先順位スケジューリング・オプションは Linux ではインプリメントされていません。

ENOTSUP
引き数 policy または param の値はサポートされていません。

EPERM
ターゲットのスレッドがこの操作を実行することが許可されていないか、あるいはすでに mutex プロトコルになっています。

ESRCH
ターゲット・スレッドが存在しないか、無効です。
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