レコードには、一連の文字または数値が含まれます。 XL Fortran は、以下の 3 つのタイプのレコードをサポートします。
定様式レコードは、読み取り可能な形式で印刷できる一連の ASCII 文字から構成されます。 定様式レコードを読み取ると、データ値が読み取り可能文字から内部表現に変換されます。 定様式レコードを書き込むと、データが内部表現から文字に変換されます。
不定様式レコードには、一連の内部表現形式の値が含まれており、文字データ と文字以外のデータの両方が含まれています。 不定様式レコードには、データを含むことのできないものもあります。 不定様式レコードを読み取ったり、書き込んだりしても、 レコードに含まれているデータは内部表現から変換されません。
ファイル終了レコードは、順次アクセスのために接続されたファイルの終わりにあり、 ストレージを占用しません。 ファイル終了レコードは、ENDFILE ステートメントを使用して 書き込むことができます。 また、最後のデータ転送ステートメントとして実行され、以下の要件のいずれかを満たしている WRITE ステートメントを使用することもできます。
WRITE ステートメントと前の要件の間に
別のファイル位置決めステートメントを使用してはなりません。