ALLOCATED(ARRAY) または ALLOCATED(SCALAR)

目的

割り振り可能オブジェクトが現在割り振られているかどうかを示します。

クラス

照会関数

引き数の型と属性

ARRAY
割り振り状況を知りたい割り振り可能配列です。

SCALAR
割り振り状況を知りたい割り振り可能スカラーです。

結果の値と属性

デフォルトの論理スカラー

結果の値

結果は、ARRAY または SCALAR の割り振り状況に対応します。 つまり、現在割り振られている場合は .TRUE.、現在割り振られていない場合は .FALSE.、割り振り状況が 未定義の場合は undefined になります。 -qxlf90=autodealloc コンパイラー・オプションを 使用してコンパイルする場合、未定義の割り振り状況はありません。

INTEGER, ALLOCATABLE, DIMENSION(:) :: A
PRINT *, ALLOCATED(A)      ! A is not allocated yet.
ALLOCATE (A(1000))
PRINT *, ALLOCATED(A)      ! A is now allocated.
END

関連情報

割り振り可能配列, ALLOCATE, 割り振り状況. IBM Copyright 2003