ランゲージ・リファレンス は、Linux(R) 上の XL Fortran コンパイラーのインストールと使用についての情報を提供する、組になった文書の一部です。 ランゲージ・リファレンス に加えて、この組は、以下のものも含みます。
Fortran (FORmula TRANslation) は、主として技術、数学、科学の分野の数値計算を伴うアプリケーションに対して有用な 高水準プログラム言語です。 本書は、Fortran によるアプリケーション・プログラミング経験があるユーザー向けの資料となるものです。 この解説書はプログラミング・チュートリアルではありませんが、新規の Fortran ユーザーであっても、XL Fortran 言語と その固有のフィーチャーについての情報を検索するために使用できます。
本書では、有効な XL Fortran プログラムを作成する際に従わなければならない構文、セマンティクス、および制約事項を定義します。 コンパイラーは、XL Fortran 言語規則への不適合を、たいていのものは検出しますが、構文とセマンティック上の組み合わせの いくつかを検出しない可能性があります。 コンパイラーがすべての組み合わせを検出できないのは、パフォーマンス上の理由か、違反が実行時にのみ検出可能だからです。 こうした診断されない組み合わせを含む XL Fortran プログラムは、そのプログラムが期待どおりに実行されるかどうかに関係なく、 無効なプログラムとなります。
本節には、以下の情報があります。
特定の言語トピックとインプリメンテーションについての詳細を、いくつかのセクションに分類して以下のリストに示します。