目的
fiosetup_ 関数は、UNIT で指定された論理装置に対する、 要求された I/O 動作の設定を行います。 要求は、引き数 COMMAND で指定します。引き数 ARGUMENT は、COMMAND への引き数です。 Fortran インクルード・ファイル fiosetup_.h がコンパイラー とともに提供されており、fiosetup_ の引き数とエラー戻りコードに対する シンボリック定数を定義しています。
クラス
関数
引き数の型と属性
INTEGER(4)。
IO_CMD_FLUSH_AFTER_WRITE (1)。 すべての WRITE ステートメントの後で、指定した UNIT の バッファーがフラッシュされるかどうかを指定します。
IO_CMD_FLUSH_BEFORE_READ (2)。 すべての READ ステートメントの前に、指定した UNIT の バッファーがフラッシュされるかどうかを指定します。 これは、現在バッファー内にあるデータをリフレッシュするのに 使用することができます。
IO_ARG_FLUSH_YES (1)。 すべての WRITE ステートメントの後で、指定された UNIT の バッファーをフラッシュします。 この引き数は、コマンド IO_CMD_FLUSH_AFTER_WRITE および IO_CMD_FLUSH_BEFORE_READ とともに指定します。
IO_ARG_FLUSH_NO (0)。I/O ライブラリーに、独自の判断で バッファーをフラッシュするよう指示します。 ある特定の装置タイプに接続された装置は、 IO_CMD_FLUSH_AFTER_WRITE の 設定値にかかわりなく、各 WRITE 操作の後にフラッシュしなければならないことに 注意してください。 そのような装置には、端末およびパイプがあります。 この引き数は、コマンド IO_CMD_FLUSH_AFTER_WRITE および IO_CMD_FLUSH_BEFORE_READ とともに指定します。 これが、両方のコマンドにおけるデフォルト設定です。
結果の値と属性
INTEGER(4)。
結果の値
正常終了した場合、この関数は 0 を戻します。それ以外の場合、この関数は以下のいずれかのエラーを戻します。