ALIGNX(K,M)

目的

ALIGNX 組み込みサブルーチンを使用すると、プログラム・フローのあるポイントで変数の位置合わせを断定できます。 具体的には、ALIGNX の呼び出し点で、2 番目の引き数のアドレスを最初の引き数の値で除算した 剰余がゼロであることを断定できます。 2 番目の引き数が Fortran 90 ポインターである場合は、ターゲットのアドレスについて断定しています。 2 番目の引き数が整数ポインターである場合は、pointee のアドレスについて断定しています。 コンパイラーに誤った位置合わせを指定した場合、プログラムが正しく実行されない可能性があります。

クラス

サブルーチン

引き数の型と属性

K
2 の累乗の値を持つ INTEGER(4) の正の定数式です。

M
任意の型の変数です。 M が Fortran 90 ポインターである場合は、 ポインターを関連付ける必要があります。

       INTEGER*4 B(200)
         DO N=1, 200
            CALL ALIGNX(4, B(N))     !ASSERTS THAT AT THIS POINT B(N)
         	B(N) = N                 !IS A 4-BYTE ALIGNED
         END DO
       END
 
 
       SUBROUTINE VEC(A, B, C)
         INTEGER A(200), B(200), C(200)
         CALL ALIGNX(16, A(1))
         CALL ALIGNX(16, B(1))
         CALL ALIGNX(16, C(1))
         DO N = 1, 200
           C(N) = A(N) + B(N)
         END DO
       END SUBROUTINE
 
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