GO TO (割り当て)

目的

割り当てられた GO TO ステートメントは、ASSIGN ステートメントでステートメント・ラベルを指定した 実行可能ステートメントにプログラム制御を移します。

構文



>>-GO TO--variable_name--+------------------------------+------><
                         '-+---+--(--stmt_label_list--)-'
                           '-,-'
 
 

variable_name
INTEGER(4) または INTEGER(8) 型の スカラー変数名です。 これは ASSIGN ステートメントの中でステートメント・ラベルが 割り当てられています。

stmt_label
割り当て型 GO TO と同じ有効範囲単位内にある 実行可能ステートメントのステートメント・ラベルです。 同じステートメント・ラベルを stmt_label_list 内に 2 回以上 指定することができます。

規則

割り当て型 GO TO ステートメントの実行時、ステートメント・ラベルの値を持つ variable_name で指定する変数は定義済みでなければなりません。 この定義を設定するには、割り当て GO TO ステートメントと同じ 有効範囲単位内の ASSIGN ステートメントを 使用する必要があります。整変数がサブプログラム内の仮引き数である場合、 サブプログラムでその変数にステートメント・ラベルを割り当ててから、 その変数を割り当て GO TO ステートメントで使用してください。 割り当て GO TO ステートメントを実行すると、 そのステートメント・ラベルで識別したステートメントに制御が移ります。

stmt_label_list を指定する場合には、variable_name で 指定した変数に割り当てるステートメント・ラベルを、 リスト内に指定しなければなりません。

割り当て型 GO TODO または DO WHILE 構文の終端ステートメントにすることはできません。

+---------------------------------Fortran 95---------------------------------+

割り当て GO TO ステートメントは Fortran 95 では 削除されています。

+-----------------------------End of Fortran 95------------------------------+

      INTEGER RETURN_LABEL
         
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! Simulate a call to a local procedure ASSIGN 100 TO RETURN_LABEL GOTO 9000 100 CONTINUE  
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9000 CONTINUE ! A "local" procedure  
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GOTO RETURN_LABEL

関連情報

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