書体の規則の節では、XL Fortran がどのようにして言語標準固有の情報にマーク付けをするかを 詳しく説明します。
本書のセグメントには、Fortran 2003 ドラフト標準を基にした情報が含まれます。 このドラフト標準は、継続した解釈、変更、改訂を制限していません。 IBM は、将来にわたってもこのドラフト標準の解釈に準拠するために、この製品のいかなるフィーチャーといえどもその振る舞いを 変更する権限を残しています。
Fortran 95 言語標準は、FORTRAN 77 に対して上位互換性があり、また Fortran 90 言語標準に対しても delete フィーチャーを除外すれば上位互換性があります。 Fortran 95 標準により提供される機能向上には以下のものがあります。
Fortran 標準化委員会は、Fortran の各局面の解釈についての疑問に回答します。 質問は、すでに XL Fortran コンパイラーにインプリメント済みの言語フィーチャーに関連したものであってもかまいません。 これらの言語フィーチャーに関して委員会から出された回答はどのようなものも、たとえそれが製品の以前のリリースとの 非互換性を招くことになろうと、XL Fortran コンパイラーの将来のリリースへの変更をもたらす可能性があります。
Fortran 90 は多くの新規フィーチャーと FORTRAN 77 へのフィーチャーの強化を提供します。 FORTRAN 77 言語に対して Fortran 90 で新たに追加された主な機能の一部について、以下に概要を示します。
OpenMP Fortran API では、従来の FORTRAN 77、Fortran 90 および Fortran 95 言語の標準仕様を 補足するために使用することのできる追加機能が提供されています。
OpenMP アーキテクチャー検討諮問委員会 (ARB) は、API の各局面に関する解釈についての疑問に回答します。 これらの質問は、XL Fortran コンパイラーのこのバージョンにインプリメントされたインターフェースのフィーチャーに 関するものであってもかまいません。 インターフェースに関連の質問に関して委員会から出されたの回答はどのようなものも、 たとえそれが製品の以前のリリースとの非互換性を招くことになろうと、XL Fortran コンパイラーの 将来のリリースでの変更をもたらす可能性があります。
OpenMP Fortran API バージョン 2.0 のインプリメンテーション関連する情報は以下の節にあります。
XL Fortran は、以下の規格に従って設計されています。 この文書に記載されたいくつかのフィーチャーの正確な定義については、これらの規格を参照できます。