型の決め方

個々のユーザー定義関数または名前付きエンティティーには、データ型があります。 ホスト関連付けまたは使用関連付けにより アクセスされるエンティティーの型は、それぞれ、ホスト有効範囲単位内で決定されるか、 またはアクセスされるモジュール内で決定されます。 名前の型は、次の 3 つの方法のいずれかにより、 次の順序に従って決定されます。

  1. 次の 2 つのいずれかによって明示的に決める方法
  2. IMPLICIT 型ステートメントから暗黙的に決める方法 (詳細については、IMPLICITを参照してください。)
  3. 事前に定義された規則によって暗黙的に決める方法。 デフォルトにより (つまり、IMPLICIT 型ステートメントがない場合)、 名前の最初の文字が IJKLM、 または N の場合は、型はデフォルトの整数になります。 それ以外の場合は、型はデフォルトの実数となります。

特定の有効範囲単位内では、英字、ドル記号、下線を IMPLICIT ステートメントに 指定していない場合、使用する暗黙の型は、 ホスト有効範囲単位で使用されている暗黙の型と同じになります。 プログラム単位およびインターフェース本体は、事前に定義された規則を 記述する IMPLICIT ステートメントがある ホストと同様に扱われます。

リテラル定数のデータ型は、その形式によって決められます。 IBM Copyright 2003