目的
実数型に変換します。
クラス
エレメント型関数
引き数の型と属性
- A
- 型は整数、実数、複素数のいずれかでなければなりません。
- KIND (オプション)
- スカラー整数の初期化式でなければなりません。
結果の値と属性
- 実数
- ケース (i): A の型が整数または実数で、KIND が存在する場合は、kind 型付きパラメーターは KIND で指定されたものになります。A の型が整数または実数で、KIND が存在しない場合は、kind 型付きパラメーターはデフォルトの
実数型の kind 型付きパラメーターになります。
- ケース (ii): A の型が複素数で、KIND が存在する場合は、kind 型付きパラメーターは KIND で指定されたものになります。A の型が複素数で KIND が存在しない場合は、kind 型付きパラメーターは A の
kind 型付きパラメーターになります。
結果の値
- ケース (i): A の型が整数または実数の場合は、結果は kind に依存し、A への近似値と等しくなります。
- ケース (ii): A の型が複素数の場合は、結果は kind に依存し、A の実数部分への近似値と等しくなります。
例
REAL (-3) は値 -3.0 を持ちます。
REAL ((3.2, 2.1)) は値 3.2 を持ちます。
特定名
| 引き数型
| 結果型
| 引き数渡し
|
REAL
| デフォルトの整数
| デフォルトの実数
| なし
|
FLOAT
| 任意の整数 (1)
| デフォルトの実数
| なし
|
SNGL
| 倍精度実数
| デフォルトの実数
| なし
|
SNGLQ
| REAL(16)
| デフォルトの実数
| なし (2)
|
DREAL
| 倍精度複素数
| 倍精度実数
| なし (2)
|
QREAL
| COMPLEX(16)
| REAL(16)
| なし (2)
|
注:
- IBM 拡張: デフォルト以外の整数の引き数を指定するための機能。
- IBM 拡張: 名前を引き数として渡すことができません。
