fpgets fpsets

fpgets および fpsets サブルーチンは、 それぞれ浮動小数点演算の状況の検索と設定を行います。 インクルード・ファイル fpdc.h には、 これ 2 つのサブルーチンのデータ宣言 (仕様ステートメント) が含まれています。 インクルード・ファイル fpdt.h はデータ初期化 (データ・ステートメント) を含んでおり、 ブロック・データのプログラム単位に含まれていなければなりません。

fpgets は浮動小数点プロセス状況を検索して、fpstat という 論理配列に結果を格納します。

fpsets は、浮動小数点状況を論理配列 fpstat と等しくなるように設定します。

この配列には、浮動小数点丸めモードを指定するのに使用できる 論理値が含まれています。 fpstat 配列のエレメントに関する 例および説明は、「XL Fortran ユーザーズ・ガイド」の 『fpgets および fpsets サブルーチン』を参照してください。

注:
XLF_FP_UTIL 組み込みモジュールは、fpgets および fpsets サブルーチンよりも 効果的な浮動小数点操作の状況を操作するための、いくつかのプロシージャーを提供します。 詳細については、浮動小数点制御および照会のための効果的なプロシージャーを参照してください。

CALL fpgets( fpstat )
 ...
CALL fpsets( fpstat )
BLOCK DATA
INCLUDE 'fpdc.h'
INCLUDE 'fpdt.h'
END
 
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