目的
この関数は、スレッド属性オブジェクト attr 内のスケジューリング有効範囲属性の
現行設定値を照会するのに使用できます。
現行の設定値は、引き数 scope によって戻されます。
クラス
関数
引き数の型と属性
- attr
- TYPE(f_pthread_attr_t)、INTENT(IN)
- scope
- INTEGER(4)、INTENT(OUT)
関数からの戻りでは、scope に以下のいずれかの値が入ります。
- PTHREAD_SCOPE_SYSTEM:
- スレッドは、システム全体にわたる有効範囲のシステム・リソースと競合します。
- PTHREAD_SCOPE_PROCESS:
- スレッドは、所有側プロセス内のシステム・リソースとローカルに競合します。
- scope
- 次の値が入ります。
- PTHREAD_SCOPE_SYSTEM:
- スレッドは、システム全体にわたる有効範囲のシステム・リソースと競合します。
結果の値と属性
INTEGER(4)
結果の値
正常終了した場合、この関数は 0 を戻します。
それ以外の場合は、以下のエラーを戻します。
- EINVAL
- 引き数 attr が無効です。
