プロローグとエピローグ

プロシージャーへの入り口では、以下のステップの中のいくつか、または全部を行わなければならない場合が あります。

  1. リンク・レジスターを保管します。
  2. CR ビット 8 から 23 (CR2、CR3、CR4、CR5) のいずれかを使用する場合、 CR を保管します。
  3. このプロシージャーによって使用された 不揮発性 FPR を FPR 保管域に保管します。
  4. このプロシージャーによって使用された すべての不揮発性 GPR を GPR 保管域に保管します。
  5. 逆方向チェーンを保管し、スタック・ポインターを スタック・フレームのサイズ分だけ減らします。 スタック・オーバーフローが発生した場合は、逆方向チェーンの 保管が行われるとすぐにわかることに注意してください。

プロシージャーからの出口では、以下のステップのいずれか、 または全部を実行しなければならない場合があります。

  1. 保管したすべての GPR を復元します。
  2. スタック・ポインターを入り口で持っていた値に復元します。
  3. 必要に応じて、リンク・レジスターを復元します。
  4. 必要に応じて、CR のビット 8-23 に復元します。
  5. FPR を保管した場合、これらを復元します。
  6. 呼び出し元に戻ります。
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