ジョブをプリンタに送信するときに、プリンタドライバを使用してプリンタのメモリにジョブを保持することができます。 ジョブを印刷する準備ができたら、プリンタの操作パネルメニューで、印刷する保持ジョブを選択します。
印刷キューのプロパティを開きます。
詳細については、印刷キューのプロパティを変更するを参照してください。
[印刷して保持]をクリックします。
適用する印刷と保持の設定を選択します。
印刷ジョブを保持しない場合は、[オフ]にします。
操作パネルから暗証番号(PIN)が入力されるまでプリンタのバッファにジョブを保持する場合は、[コンフィデンシャル]を選択します。 プリンタドライバには、標準設定の PIN があります。この PIN は、[印刷して保持]オプションの右側にある[ジョブ情報]に表示されます。 PIN は 4 桁の数字です。 PIN を使用することで、印刷準備が整うまでジョブが印刷されないようにできます。また、同じプリンタを使用している第三者がこのジョブを印刷できないようになります。
[確認]を選択すると、1 部が印刷され、残りの全部数がプリンタメモリに格納されます。 全部数を印刷する前に最初の 1 部のみを印刷して確認する場合などに選択します。 確認印刷ジョブは、全部数を印刷するとプリンタメモリから削除されます。
[繰り返し]を選択すると、指定した部数だけ印刷ジョブが印刷され、あとで追加の部数を印刷できるようにジョブがメモリに格納されます。 ジョブがメモリに格納されている間は、追加の部数を印刷することができます。
ジョブをすぐに印刷する予定がなく、あとで印刷できるようにメモリに格納する場合は、[予約]を選択します。 [保持されたジョブ]メニューでジョブを削除するまで、ジョブはメモリに格納されます。
メモ: 保持されたジョブを新たに処理するために追加のメモリが必要となる場合、予約印刷ジョブと繰り返し印刷ジョブが削除されることがあります。 |
[OK]をクリックします。
Sun Solaris、HP-UX、IBM AIX システム、または CUPS システムを導入した Linux のコマンドラインから保持機能の秘密印刷を使用するには、以下のように入力します。
# lp -d queue_name -o print_hold=confidential -o pin_no=pin file_name
LPRng システムを導入した Linux のコマンドラインから保持機能の秘密印刷を使用するには、以下のように入力します。
# lpr -P queue_name -C "lexopts:print_hold=confidential pin_no=pin" file_name
メモ: 一部のプリンタでは、[印刷して保持]機能がサポートされません。 確認するには、プリンタの説明書類を参照してください。 |