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FastForward Administration アプリケーションは、次の 3 つの汎用機能を提供します。

レポートのアクセス種別とセキュリティー

FastForward アプリケーションには、ユーザーが使用可能なレポートの 3 つのアクセス種別があります。すなわち、発行済み、プライベート、およびグループです。

発行済みレポート

発行済みレポートは、以下に説明する管理画面から管理します。発行済みレポートは他に管理されていなければ、FastForward アプリケーションにアクセスできるすべてのユーザーが見ることができます。しかし管理者は、レポート・フォルダーにセキュリティーを設定することにより、発行済みレポートへのアクセスを制御することができます。あるフォルダーへのアクセス権を持っているユーザーは、そのフォルダー内のどのレポートにもアクセスできます。管理者はフォルダーと 1 つ以上の DB2 Alphablox グループとを関連付けることにより、フォルダーへのアクセス権を割り当てます。

プライベートおよびグループ・レポート

プライベートおよびグループ・アクセス・レポートは、既に発行済みレポートからユーザーが作成します。プライベート・アクセス・レポートは、レポートを作成した本人だけが使用可能です。グループ・アクセス・レポートは DB2 Alphablox ユーザー・グループのメンバーであるユーザーだけが使用可能であり、あるグループのメンバーであるユーザーはそのグループがアクセス可能なレポートを作成できます。

レイアウトとコントロール

DB2 Alphablox FastForward に基づくすべてのアプリケーションは類似したレイアウト構造になっています。左側にはナビゲーション・メニューがあり、右上にはアプリケーション・ツールバーがあります。アプリケーション・ツールバーの下にあるレポート・ウィンドウに、使用可能なレポートが表示されます。

ナビゲーション・メニュー

アイコン ツールチップ 説明
フォルダーの作成 「新規フォルダー」という名前の新規フォルダーを即時に作成します。 フォルダーへの変更を容易にするために、「フォルダーの編集」画面がロードされます。
レポートの作成 新規レポートを編集できるように、「レポートの編集」画面がロードされます。レポートがレポート・ナビゲーション・ツリーに現れる前に、レポートが正常に保管されている必要があります。
レポートの削除 レポートの削除の確認を求めるダイアログがポップアップします。
コピー レポートの名前の前に「コピー ~ 」を付加して、レポートを即時にコピーします。

レポートの管理

作成

レポートを作成するには、ツールバーで「レポートの作成」ボタンをクリックします。「レポートの編集」画面がロードされます。すべてのレポートに、以下の編集可能フィールドが現れます。

フィールド 説明
名前 これは、ツリーに表示されるレポートの名前です。
説明 ユーザーがツリー内のレポートにマウスを合わせたときや、レポートがロードされたときに、この値が表示されます。
テンプレート テンプレート・ドロップダウン・リストは、アプリケーションで使用可能なすべてのレポート・テンプレートの名前を提供します。テンプレートはアプリケーションの templates ディレクトリーに格納されます。特定のレポート・テンプレートによっては、他のパラメーターを選択する必要のある場合があります。
保管 レポートを保管します。
プレビュー 別のブラウザー・ウィンドウをオープンしてレポートをプレビューします。

変更

レポートを編集するには、ツリー内の既存のレポートをクリックします。これにより、「レポートの編集」画面がロードされます。

削除

レポートを削除するには、削除するレポートをクリックしてから、ツールバーの「レポートの削除」ボタンをクリックします。

移動

レポートを移動するには、以下のようにします。

  1. 移動するレポートの隣のレポート・アイコンにマウス・ポインターを合わせます。
  2. マウス・ボタンを押したままにします。
  3. マウス・ボタンを保持して、ツリー内の移動先にポインターを移動します。
  4. マウス・ボタンを放します。

フォルダーの管理

作成

フォルダーを作成するには、ツールバーの「フォルダーの作成」ボタンをクリックします。以下の設定オプションのある「フォルダーの編集」画面が現れます。

フィールド

説明

名前 これは、ツリーに表示されるフォルダーの名前です。
説明 ユーザーがツリー内のフォルダーにマウスを合わせたときに、この値が表示されます。
アクセス・グループ 使用可能な DB2 Alphablox ユーザー・グループのドロップダウン・リストです。 複数のユーザー・グループを選択することもできます。どのグループも選択されていない場合は、すべてのユーザーがフォルダーにアクセスでき、警告が表示されます。
保管 フォルダーを保管します。

変更

フォルダーを編集するには、ツリー内の既存のフォルダーをクリックします。これにより、「フォルダーの編集」画面がロードされます。

削除

フォルダーを削除するには、削除するフォルダーをクリックしてから、ツールバーの「フォルダーの削除」ボタンをクリックします。

移動

フォルダーを移動するには、以下のようにします。

  1. 移動するフォルダーの隣のフォルダー・アイコンにマウス・ポインターを合わせます。
  2. マウス・ボタンを押したままにします。
  3. マウス・ボタンを保持して、ツリー内の移動先にポインターを移動します。
  4. マウス・ボタンを放します。

アプリケーション・プロパティーの管理

アプリケーションのプロパティーを管理するには、ページの右上隅の「グローバル設定」ボタンをクリックします。以下の編集可能フィールドのある「アプリケーション・プロパティーの編集」ページが立ち上がります。

 

フィールド 説明
タイトル ユーザーのアプリケーションの上部や管理ページの上部に表示されるテキストです。
ロゴ ユーザーのアプリケーションでロゴとして表示されるファイルの名前を表示します。
ロゴ・イメージのアップロード ローカルに使用可能なファイルから新規のロゴ・イメージをアップロードします (GIF または JPEG フォーマット)。「保管」をクリックするまでは実際のアップロードは行われないことに注意してください。
テーマ 使用可能なすべてのテーマのドロップダウン・リスト。サンプル・アプリケーションは fastforward テーマ専用として設計されていることに注意してください。
フッター ユーザーのアプリケーション・ページの下部に表示されるテキストを変更します。
管理者 E メール アプリケーションのフィードバックに使用する E メール・アドレスを設定します。設定しない場合は、ユーザーのアプリケーション・ページでフィードバック・ボタンは使用不可です。
保管 上記の編集フィールド内のあらゆる変更を保管します。

アプリケーション・ログの使用

FastForward アプリケーション・フレームワークには、アプリケーション・レベルの情報や異常を報告するための独自のログ・ファイルがあります。アプリケーション・ログ・ファイルはこのページから表示したりクリアすることができます。