リリース情報
|このコマンドは以下の方法で、データベース内のシステム・カタログを、現行フィックスパックを
|サポートするレベルに更新します。
- |新しい組み込み関数 ABS、DECRYPT_BIN、DECRYPT_CHAR、ENCRYPT、
|GETHINT、MULTIPLY_ALT
|および ROUND を使用できるようにする。
- |ユニコード・データベース用の新しい組み込み関数 DATE(vargraphic)、
|TIME(vargraphic)、TIMESTAMP(vargraphic)、GRAPHIC(datetime-expression)、
|GRAPHIC(date-expression)、GRAPHIC(time-expression)、および VARGRAPHIC(datetime-expression) を使用できるようにする。
- |新しい組み込みプロシージャー (GET_ROUTINE_SAR および PUT_ROUTINE_SAR) の使用を
|可能にする。
- |Windows および OS/2 データベースの WEEK_ISO および DAYOFWEEK_ISO 関数に
|修正を追加または適用する。
- |バージョン 2 からバージョン 6 へ移行された表のテーブル・パック記述子に
|修正を適用する。
- |視点 SYSCAT.SEQUENCES を作成する。
|
|
- |許可
- |sysadm
- |必要な接続
- |データベース。このコマンドは、指定されたデータベースへの接続を自動的に確立します。
- |コマンド構文
-
|>>-db2updv7---d--database_name--+--------------------------+---->
| '--u--userid---p--password-'
|
|>--+----+------------------------------------------------------><
| '--h-'
|
|
- |コマンド・パラメーター
- |
- |-d database-name
- |更新するデータベースの名前を指定します。
- |-u userid
- |ユーザー ID を指定します。
- |-p password
- |ユーザーのパスワードを指定します。
- |-h
- |ヘルプ情報を表示します。
|このオプションを指定すると、他のすべての
|オプションは無視され、ヘルプ情報のみが表示されます。
|
- |例
- |フィックスパックのインストール後、次のコマンドを実行することでサンプル・データベース内の
|システム・カタログを更新します。
|db2updv7 -d sample
- |使用上の注意
- |このツールは、少なくともフィックスパック 2 がインストールされた DB2 バージョン 7.1
|または バージョン 7.2 を実行するデータベースでのみ使用できます。コマンドが複数回実行された場合、エラーは
|報告されず、各カタログは一度だけ適用されます。
|新しい組み込み関数を使用可能に
|するには、すべてのアプリケーションがこのデータベースから切断されていなければならず、
|データベースが活動状態にされていた場合はこれを非活動状態にしなければなりません。
|
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