リリース情報


|13.5 増分バックアップおよびリカバリー - 追加情報

|第 2 処理フェーズで、データベースのヒストリーが照会され、 |要求されたリストア操作を行うために必要なバックアップ・イメージのチェーンが構築されます。 |なんらかの理由でこの操作を行うことができず、DB2 が必須イメージのチェーンを完全に構築できない場合は、 |リストア操作は終了し、エラー・メッセージが戻されます。この場合、自動増分リストアを実行できないため、 |INCREMENTAL ABORT オプションを指定して RESTORE DATABASE コマンドを発行する必要があります。これにより、 |残りのすべてのリソースをクリーンアップできるため、手動による増分リストアが可能になります。

|第 3 処理フェーズで、DB2 は生成されたチェーンに残っている各バックアップ・イメージをリストアします。 |このフェーズでエラーが発生した場合は、INCREMENTAL ABORT オプションを指定して RESTORE DATABASE コマンドを発行し、 |残りのリソースをクリーンアップする必要があります。その場合、RESTORE コマンドを再発行する前、 |あるいは手動による増分リストアを再試行する前に、そのエラーが解決可能であるかどうかを判別する必要があります。


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