レプリケーション・アナライザーは Windows 32 ビット・システムおよび AIX 上で起動します。 AIX 上でアナライザーを実行する場合、/usr/local/bin/analyze との競合を回避するために、sqllib/bin ディレクトリーがご使用の PATH 環境変数の /usr/local/bin よりも前にあることを確認してください。
レプリケーション・アナライザーには次の追加のオプションのキーワードがあります。CT および AT。
例:
analyze mydb1 mydb2 f=mydirectory ct=4 at=2 deepcheck q=applyqual1
レプリケーション・アナライザーで、以下のキーワード情報が更新されました。
アナライザー・ツールは AS/400 プラットフォームのレプリケーションの PTF で入手可能です。これらのツールはレプリケーション環境に関する情報を収集し、 HTML ファイルが作成されて IBM サービス技術員に送られ、問題判別の手助けとなります。AS/400 版のツールを入手するには、適切な PTF (例えば、製品 5769DP2 には、PTF SF61798 またはそれに代わる最新のもの) をダウンロードしてください。
『トラブルシューティング』セクションに以下の問題と解決を追加してください。
問題: アプライ・プログラムが変更の複製を行わずにループする。アプライ・トレール表が STATUS=2 を示す。
サブスクリプション・セットには複数のソース表が含まれています。そのセット内の 1 つのソース表のホット・スポット処理を向上させるために、そのソース表について内部 CCD 表が定義されていますが、その内部 CCD 表は別のサブスクリプション・セットにあります。ソース表が更新されても、内部 CCD 表を取り込むアプライ・プロセスは非同期的に実行されます (例えば、アプライ・プログラムが開始されないとか、イベントが起動されないなど)。複製するアプライ・プログラムは、内部 CCD 表が更新されるのを待っているため、ソース表からターゲット表への更新はループします。
ループを停止するには、内部 CCD 表に対してアプライ・プログラムを開始 (またはレプリケーションを引き起こすイベントをトリガー) します。アプライ・プログラムは内部 CCD 表を取り込み、ループしているアプライ・プログラムがすべてのソース表からの変更を行えるようにします。
複数のアプライ・プログラムによって取り込まれた内部 CCD 表を持つソース表を含んだサブスクリプション・セットで、似たような状態が起きる場合があります。