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|4.22 Solaris カーネル構成パラメーター (推奨値)

|DB2 (UNIX 版) 概説およびインストール」および |DB2 (UNIX 版) エンタープライズ拡張エディション 概説およびインストール」の Solaris システムの章の |『始める前に』セクションで、推奨される Solaris カーネル構成パラメーターが提供されています。 |以下の表では、実メモリーが 512 MB 以上のシステムの場合の追加のカーネル構成パラメーター推奨値を示します。
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|表 1. Solaris カーネル構成パラメーター (推奨値)

カーネル・パラメーター 512 MB-1 GB 1 GB-4 GB 4 GB+
msgsys:msginfo_msgmax 65,535 65,535 65,535
msgsys:msginfo_msgmnb 65,535 65,535 65,535
msgsys:msginfo_msgmap 514 1,026 2,050
msgsys:msginfo_msgmni 512 1,024 2,048
msgsys:msginfo_msgssz 16 32 64
msgsys:msginfo_msgtql 1,024 2,048 4,096
msgsys:msginfo_msgseg 32,767 32,767 32,767
shmsys:shminfo_shmmax 483,183,820 - 966,367,641

966,367,641 - 3,865,470,566

3,865,470,566 - 4,294,967,296
shmsys:shminfo_shmseg 50 100 200
shmsys:shminfo_shmmni 300 1,024 2,048
semsys:seminfo_semmni 1,024 2,048 4,198
semsys:seminfo_semmap 1,026 2,050 4,096
semsys:seminfo_semmns 2,048 4,096 8,192
semsys:seminfo_semmnu 2,048 4,096 8,192
semsys:seminfo_semume 50 50 50

|注:

  1. |shmsys:shminfo_shmmax パラメーターの制限は、32 ビット・システムの場合で 4 GB です。

  2. |msgsys:msginfo_msgmnb および msgsys:msginfo_msgmax パラメーターは |65,535 以上に設定しなければなりません。

  3. |msgsys:msginfo_msgseg パラメーターは 32,767 以下に設定しなければなりません。

  4. |shmsys:shminfo_shmmax パラメーターは、上記の表の推奨値か、または物理メモリーの 90% (バイト) のいずれか高い方に設定します。例えば、システムに物理メモリーが 196 MB ある場合、 |shmsys:shminfo_shmmax パラメーターを 184,968,806 (196*1024*1024*0.9) に設定します。 |


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