リリース情報


|5.28 第 6 章 AIX でのインストールの検査

|5.28.1 NFS 環境での回避策

|このセクションでは、NFS 環境で DB2 データ・リンク・マネージャー (AIX 版) を実行した場合に |起こる既知の問題 (現行の資料には記載されていないもの) の回避策について説明します。 |これらの問題は NFS に固有のものであり、DB2 データ・リンク・マネージャー |または DB2 ユニバーサル・データベースとは無関係です。 |

|追加の NFS キャッシングが行われるという問題
|AIX 用の NFS クライアントでは 2 つの異なるキャッシュが保守されます。 |NFS クライアントは、最近アクセスされたファイルとディレクトリーの属性が入っているキャッシュを |保守します。 |このクライアントは、クライアント上のファイルの内容をキャッシングするためのデータ・キャッシュも |オプションでサポートします。

|この属性キャッシング処理のために、NFS クライアント上で |は READ PERMISSION DB ファイルのリンク後に正常でない条件が発生する場合があります。 |READ PERMISSION DB ファイルがリンクされる前にそのマシンに接続した場合には、 |アクセス制御トークンなしでもこのファイルにアクセスできることがあります。 |無許可のファイル・アクセスが行われる可能性を少なくするために、以下の方法のいずれかを |使用してください。

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|READ PERMISSION DB ファイルへの無許可アクセスに気付く可能性が最も高いのは、 |データ・リンク機能のテスト中です。なぜなら、リンクされているファイルは 1 つだけ |で、NFS アクティビティーはほとんど発生しないからです。実稼働環境では、このようなシナリオに |遭遇する可能性は低くなります。なぜなら、大量の NFS アクティビティーが発生するために、通常は |すべてのリンク・ファイルの属性が NFS 属性キャッシュに保存されているわけではないからです。 |


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