同期サーバー 管理ガイド


収集プログラムのソース・データベースの構成

収集プログラムは、ソース・データベースに対して行われた変更をキャプチャーするために、ソース・システム上で終始働いています。Windows また UNIX ソース・システムの場合は、収集プログラムを適切に働かせるには、収集プログラムをソース・データベースにバインドする必要があります。収集プログラムのバインド方法については、このセクションの説明を参照するか、「DB2 ユニバーサル・データベース レプリケーションの手引きおよび解説書」を参照してください。

OS/390 および AS/400 ソース・システムの場合は、bind-capture ジョブを発行してソース・システム上で収集プログラムを開始する必要があります。 bind-capture ジョブの発行方法については、「DB2 ユニバーサル・データベース レプリケーションの手引きおよび解説書」を参照してください。

Windows ソース・システム上における収集プログラムのソース・データベースの構成方法

  1. DB2 コントロール・センターを終了します。
  2. DB2 コマンド・ウィンドウをオープンします。コマンド行プロセッサーが、次のプロンプトが表示されたウィンドウを表示します。
    xinstallation_directory¥BIN>
    
    ここで、x はハード・ディスク・ドライブで、installation_directory は DB2 UDB がインストールされているディレクトリーです。
  3. ソース・システムから、次の形式で bindcap コマンドをソース・データベースに対して発行します。

    bindcap source_database_name
    

    ここで、source_database_name は、ソース・サーバーにあるデータベースの名前です。

    たとえば、VNURSE データベースに対するコマンドは次のようになります。

    bindcap VNURSE
    
  4. DB2 コマンド・ウィンドウをクローズします。

UNIX ソース・システム上における収集プログラムのソース・データベースの構成方法

  1. DB2 コントロール・センターを終了します。
  2. DB2 データベース・マネージャーを開始してあることを確認します。開始していない場合は、db2start コマンドを出します。
  3. UNIX 端末で、ソース・データベースに対して、次の形式で bindcap コマンドを出します。

    bindcap source_database_name
    

    ここで、source_database_name は、ソース・サーバーにあるデータベースの名前です。

    たとえば、VNURSE データベースに対するコマンドは次のようになります。

    bindcap VNURSE
    

    このコマンドは、書き込み特権を持っているディレクトリーで出す必要があります。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]