同期サーバー 管理ガイド


管理プロセス

管理を開始したばかりで、まだオブジェクトを 1 つも作成していない場合は、次のステップに従って、組織内で同期をセットアップすると簡単になります。

  1. 組織内のモバイル・ユーザーを考えて、ユーザーの同期要求のプランを立てます。どのデータにアクセスする必要があるのか。どのアプリケーションを使用するのか。このような質問への答えによって、必要な同期グループの数、および各グループにどのユーザーを関連付けるかを決定することができます。このステップについては、モバイル・ユーザーの特性の評価で説明します。
  2. モバイル・デバイス管理センター内で、ステップ 1 のプランに応じてグループを作成します。

    グループの作成については、データ同期グループの作成を参照してください。

  3. 次の 2 通りのいずれかで、ユーザーを作成し、各グループに割り当てます。
  4. グループ・メンバーがアクセスする必要のあるそれぞれの表およびファイルに対してレプリケーション・サブスクリプションを定義します。詳細については、 データおよびファイル複写のセットアップを参照してください。
  5. グループが必要な表およびファイルにアクセスできるようにするために、ステップ 4 で作成したサブスクリプションを参照する 1 つ以上のサブスクリプション・セットを作成します。詳細については、データおよびファイルへのアクセスのためのグループの使用可能化を参照してください。

管理情報を指定した後は、ユーザー・デバイスの登録での説明のように、ユーザー ID およびパスワードで各ユーザーのデバイスを登録する必要があります。次に、そのユーザーが同期をとれるようにしてください (同期の使用可能化および使用不能化を参照)。同期がとれるようになった後、ユーザーは初めての同期をとり、モバイル・デバイス管理センターで定義した構成情報をデバイスに複写します。この構成情報には、ユーザーが同期させることができるサブスクリプション・セットと、それらのサブスクリプション・セットに関連付けられるデータおよびファイルについての情報が含まれます。ユーザー・デバイスの登録では、ユーザーの登録方法と最初の同期のとり方について詳しく説明しています。


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