同期の順序
指定したサブスクリプション・セットにおいてサブスクリプションが同期される順序は、そのサブスクリプション・セットをモバイル・デバイス管理センターで作成したときに、そこにサブスクリプションを追加した順序と同じです。同様に、それぞれのサブスクリプションにおいて表が同期される順序は、そのサブスクリプションを作成したときに、そこに表を追加した順序と同じです。この順序を知っておくと、ログを解釈して同期の問題を解決する際に役立ちます。
この順序は、モバイル・デバイス管理センターでサブスクリプション・セットまたはサブスクリプションを編集することで、いつでも見ることができます。「Editing subscription set (サブスクリプション・セットの編集)」ノートブックにリストされるサブスクリプション、または「Editing subscription (サブスクリプションの編集)」ノートブックに表示される表は、それらを追加した順序になっていて、一番古いものが一番上に表示されます。
リジェクトされたレコードに関するエラー・メッセージ
JDBC サブスクリプションおよび DataPropagator サブスクリプション用の同期サーバーによってレコードがリジェクトされた場合、次の同期のときに、クライアントはそのリジェクトに関するエラー・メッセージを受け取ります。しかし、同期させる表に対して SELECT 特権しか指定しておらず、レコードがその他の SQL 操作でリジェクトされた場合は、クライアントは直ちにそのリジェクトに関するエラー・メッセージを受け取ります。