同期サーバー 管理ガイド


データに対する JDBC サブスクリプションの作成

モバイル・デバイス管理センターを使用して、同期サーバー・サブスクリプションとモバイル・ユーザーの管理を行います。 JDBC サブスクリプションを作成するには、次のようにします。

  1. モバイル・デバイス管理センターおよび DB2 コントロール・センターをオープンします。
  2. モバイル・デバイス管理センターの「Subscriptions (サブスクリプション)」フォルダーを右マウス・ボタンでクリックします。「Create (作成)」->「Table subscription (表サブスクリプション)」->「JDBC Subscription (JDBC サブスクリプション)」と選択します。
  3. JDBC サブスクリプションの名前を「Name (名前)」フィールドに入力します。この例では、SCHEDULE を使用します。
  4. JDBC サブスクリプションの説明を「Description (記述)」フィールドに入力します。この例では、VNSchedule test subscription を使用します。
  5. Encryption level (暗号化レベル)」フィールドで、JDBC サブスクリプションの暗号化レベルを選択します。この例では、「None (なし)」を使用します。
  6. 「Source (ソース)」ページで、データの同期をとる元となるソース・データベースの名前を示します。
  7. ソース・データベースの URL を「Database URL (データベース URL)」フィールドに入力します。この例では、jdbc:db2:vnurse を使用します。
  8. 有効なソース・データベースのユーザー ID とパスワードを、「User ID (ユーザー ID)」、「Password (パスワード)」、および「Verify password (確認パスワード)」フィールドに入力します。この例では、ユーザー ID db2admin を使用します。複数のサブスクリプションが同じデータベースに接続している場合、単一のソース・データベースに接続しているそれぞれの同期サーバー・サブスクリプションごとに、同じユーザー ID とパスワードを使用する必要があります。
  9. Test Connection (接続のテスト)」プッシュボタンを押して、JDBC ソース・データベースへの接続をテストします。
  10. Close (クローズ)」をクリックします。
  11. 「Mirror (ミラー)」ページで、同期サーバーがデータを一時的にキャッシュに入れるために使用する、ミラー・データベースを示します。
  12. Database URL (データベース URL)」フィールドの隣りの

    ドットプッシュボタンをクリックし、「Select Mirror Database (ミラー・データベースの選択)」ウィンドウで「M_VN2」を選択します。「OK」をクリックします。

  13. 有効なミラー・データベースのユーザー ID とパスワードを、「User ID (ユーザー ID)」、「Password (パスワード)」、および「Verify password (確認パスワード)」フィールドに入力します。この例では、ユーザー ID db2admin を使用します。
  14. Test Connection (接続のテスト)」プッシュボタンを押して、 JDBC ミラー・データベースへの接続をテストします。DB2 メッセージの「Close (クローズ)」をクリックします。
  15. Identification (識別)」タブをクリックします。
  16. Define Subscription (サブスクリプションの定義)」プッシュボタンを選択します。「Define Replication Subscription (レプリケーション・サブスクリプションの定義)」ウィンドウがオープンします。
  17. 「Define Replication Subscription (レプリケーション・サブスクリプションの定義)」ウィンドウで、「Add (追加)」をクリックします。「Add Table (表の追加)」ウィンドウがオープンします。
  18. 内容を同期させるソース・データベース内の表を示します。「Add Table (表の追加)」ウィンドウの「Table (表)」リストから、このサブスクリプションに追加するレプリケーション・ソースを選択します。表リストに表示可能な表の数を制限するために使用するソース・フィルターを変更するには、「Filter (フィルター)」をクリックします。
  19. 「Source schema (ソース・スキーマ)」フィールドと「Source table (ソース表)」フィールドに % 記号を入力します。% 記号は、使用可能なすべての表を表リストに表示するワイルドカード記号です。「OK」をクリックします。
  20. 「Table (表)」リストから「DSYSAMPLE.VNSCHEDULE」を選択します。「Target schema (ターゲット・スキーマ)」フィールドと「Target table (ターゲット表)」フィールドは、自動的に記入されます。
  21. オプション: ソース表から制約および索引を組み込む場合は、「Use Constraints defined in DB2 source (DB2 ソースで定義されている制約の使用)」および「Use indexes defined in DB2 source (DB2 ソースで定義されている索引の使用)」を選択します。
  22. Add (追加)」をクリックします。「Close (クローズ)」をクリックします。
  23. 「Define replication subscription (レプリケーション・サブスクリプションの定義)」ウィンドウにある「Timing (タイミング)」プッシュボタンをクリックします。
  24. Batch Window (バッチ・ウィンドウ)」フィールドに、複写を開始する前に待機する時間の合計を秒数で指定します。たとえば、60 と入力すると、60 秒後に変更がソース・データベースに複写されます。「OK」をクリックします。
  25. OK」をクリックして、「Define Replication Subscription (レプリケーション・サブスクリプションの定義)」ウィンドウをクローズします。
  26. OK」をクリックして、「Create JDBC Subscription (JDBC サブスクリプションの作成)」ノートブックをクローズします。「OK」ボタンがグレー化されている場合は、正しく入力されていないフィールドがあることを示しています。

これで DB2 Everyplace 同期サーバーは、JDBC を使用してこの表のデータの同期をとれるように構成されました。次は、DataPropagator サブスクリプションを作成します。


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