同期サーバー 管理ガイド
同期をとれるようにするには、モバイル・デバイス管理センターでユーザーおよびグループの両方を使用可能にする必要があります。後でオブジェクトから必須情報を削除すると、そのオブジェクトは自動的に使用不可になります。
次のものをグループに割り当てると、同期についてグループを使用可能にすることができます。
- 固有の名前
- 少なくとも 1 ユーザー
- 少なくとも 1 つのサブスクリプション・セット
次のことを行えば、自動的にユーザーは同期がとれるようになります。
- ユーザーの固有名を指定します。
- ユーザーを使用可能グループに割り当てます。
- ユーザーのデバイスを登録します。
最初の同期時にユーザーのデバイスを登録する前に、まず最初にモバイル・デバイス管理センターにユーザーを作成しておく必要があります。デバイスの登録については、ユーザー・デバイスの登録を参照してください。
次のいずれかの方法でグループまたはユーザーを使用可能にすることができます。
- オブジェクトをオープンして、次のようにします。
- オブジェクト・ツリーから、オブジェクト・フォルダーを選択します。既存オブジェクトが、モバイル・デバイス管理センターのコンテンツ・ペインに表示されます。
- 使用可能にするオブジェクトを右マウス・ボタンでクリックします。
- 「Edit (編集)」を選択します。オブジェクトの「Edit (編集)」ノートブックがオープンします。
- 「Edit (編集)」ノートブックの任意のページから、「Enable synchronization (同期の使用可能化)」チェック・ボックスを選択します。チェック・ボックスが非アクティブとして表示された場合は、使用可能にするオブジェクトのすべての必須情報が提供されていません。詳細については、
ユーザーまたはグループが同期について使用可能になっている場合を参照してください。
- 「OK」をクリックします。コンテンツ・ペインにおける「Enabled (使用可能)」フィールドが、No から Yes に変わります。
- コンテンツ・ペインから次のようにします (同時に複数のオブジェクトを使用可能にする場合)。
- オブジェクト・ツリーにおいて、オブジェクト・フォルダーをオープンします。既存オブジェクトが、モバイル・デバイス管理センターのコンテンツ・ペインに表示されます。
- オブジェクトを右マウス・ボタンでクリックして、「Enable (使用可能)」を選択します。「Enable (使用可能)」オプションがメニュー上に表示されない場合は、使用可能にするオブジェクトに必要なすべての情報が指定されていません。詳細については、ユーザーまたはグループが同期について使用可能になっている場合を参照してください。
グループまたはユーザーに対して管理上の変更を行う場合は、一時的にオブジェクトを使用不可にすることができます。
次のいずれかの方法でグループまたはユーザーを使用不可にします。
- オブジェクトをオープンして、次のようにします。
- オブジェクト・ツリーから、オブジェクト・フォルダーを選択します。既存オブジェクトが、モバイル・デバイス管理センターのコンテンツ・ペインに表示されます。
- 使用不可にするオブジェクトを右マウス・ボタンでクリックします。
- 「Edit (編集)」を選択します。オブジェクトの「Edit (編集)」ノートブックがオープンします。
- 「Edit (編集)」ノートブックの任意のページで、「Enable synchronization (同期の使用可能化)」チェック・ボックスをクリアします。
- 「OK」をクリックします。コンテンツ・ペインにある「Enabled (使用可能)」フィールドが、
Yes から No に変わります。
- コンテンツ・ペインから次のようにします (同時に複数のオブジェクトを使用不可にする場合)。
- オブジェクト・ツリーから、適切なオブジェクト・フォルダーを選択します。
- コンテンツ・ペインにおいて、使用不可にするオブジェクトを右マウス・ボタンでクリックします。
- 「Disable」を選択します。
同期が中断されると、同期サーバーはメッセージを管理制御データベースにあるログに書き込みます。本章では、次のことを行う方法を説明します。
- 同期およびエラー・メッセージの受信の順序を理解します。
- 問題の原因を判別するために、モバイル・デバイス管理センターでログを表示します。
- エラー・メッセージに応答してアクションを自動的に実行するエラー処理論理を追加します。
- クライアント・デバイスでログを表示します。
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