同期要求が出されると、収集プログラムが必要に応じて中間層システム上で実行されます。このプログラムは、ユーザーによって実行依頼された変更内容を DataPropagator がキャプチャーし、それらをソース・データベースに適用するために、中間層ミラー・データベースにバインドする必要があります。
Windows NT ソース・システム上における収集プログラムの中間層ミラー・データベースの構成方法
x:¥installation_directory¥BIN>ここで、x はハード・ディスク・ドライブで、installation_directory は DB2 UDB がインストールされているディレクトリーです。
bindcap mirror_database_name
ここで、mirror_database_name は、中間層サーバーにあるミラー・データベースの名前です。
たとえば、M_VNURSE データベースに対するコマンドは次のようになります。
bindcap M_VNURSE
UNIX ソース・システム上における収集プログラムの中間層ミラー・データベースの構成方法
bindcap mirror_database_name
ここで、mirror_database_name は、中間層サーバーにあるミラー・データベースの名前です。
たとえば、M_VNURSE データベースに対するコマンドは次のようになります。
bindcap M_VNURSE
このコマンドは、書き込み特権を持っているディレクトリーで出す必要があります。
DB2 Everyplace 同期サーバーには、水平ベース、垂直ベース、およびユーザー・ベースのフィルター操作メソッドに対する複数のフィルター操作オプションがあります。サーバーからのデータをフィルターに掛けることは、クライアントが使用できるデータをコントロールするうえで重要です。またフィルター操作は、特定のクライアントに必要な最小限のデータを同期させることで、クライアント・データベースのサイズをコントロールします。この章では、クライアント・データをコントロールするために、ユーザー、グループ、サブスクリプションに対して DB2 Everyplace 同期サーバーのフィルター操作メソッドを使用する方法について説明します。