照会のオープンおよび実行

 

保管された照会を実行することも新規照会を作成して実行することもできます。また、デフォルト・オプションを使用して、照会を開かずに実行する こともできます。

「照会オプション」ページのフィールドおよびコントロール

照会を開いて実行するには、次のようにしてください。

1.         DB2 Web Query Tool ナビゲーション・ツリーの目的の接続の「SQL 照会」ブランチで、実行したい照会をクリックします。ドロップダウン・メニューが表示されます。

2.         ドロップダウン・メニューで「開く」をクリックします。「照会オプション」ページが開きます。

選択した照会に関する読み取り許可がユーザーに与えられていない場合、ユーザーが実行許可を得ている場合には、DB2 Web Query Tool は照会を開く代わりに、実行を試みます。

3.         設定」セクションで「自動コミット」プリファレンスを選択します。「自動コミット」プリファレンスにより、どのような場合に変更内容をデータベースにコミットするのかが決まります。

o          変更内容を自動的にはデータベースにコミットさせないようにするには、「オフ」を選択してください。このオプションを選択すると、データベースへのコミットは手動で行うようになります。

変更内容を自動的にコミットさせないように選択した場合、データベースは非コミット状態のままになります。これにより、問題が生じる可能性があります。

o       すべての SQL ステートメントが実行された後で変更内容をデータベースにコミットさせたい場合には、「終了時」を選択してください。

o       それぞれの SQL ステートメントが実行された後で変更内容をデータベースにコミットさせたい場合には、「各ステートメントの後」を選択してください。

4.         名前」フィールドに、結果セットに使用したい名前を入力します。

ヒントDB2 Web Query Tool には、デフォルトの結果セット名が用意されています。この名前は、任意の名前に置き換えることができます。

5.         最大行数」フィールドに、結果セットに戻す最大行数を入力します。

ヒントすべての行を結果セットに戻したい場合には、「最大行数」フィールドに "0" を入力してください。

6.         タイムアウト」フィールドにタイムアウト限界値を入力します。

7.         アクション」ドロップダウン・リストで、データベースから LOB を検索する方法を指定するアクションを選択します。選択できるオプションは以下のとおりです。

o       除外」を選択すると、結果セットから LOB が除外されます。

o       検索」を選択すると、結果セットから LOB を検索できます。「検索」を選択すると、結果セット内で LOB がリンクとして表示されるようになります。リンクをクリックすると、特定の LOB を表示できます。DB2 Web Query DB2 の表からその LOB を検索し、ビューアーに表示します。

o       埋め込み」を選択すると、LOB データは結果セットに埋め込まれます。

8.         制限」フィールドに、結果セットに入れることのできる LOB の最大サイズ (K バイト単位) を入力します。指定した制限より大きい LOB は埋め込まれません。

9.         タイプ」ドロップダウン・リストで、照会から戻される LOB のファイル・タイプ (拡張子) を指定します。

o       APPLICATION/OCTECT という MIME タイプをクライアントに戻したい場合には、「なし」を選択してください。

o       表の中のすべての LOB データが同じタイプになっていて、すべての LOB に同じ拡張子を適用したい場合には、「静的」を選択してください。各 LOB に適用する拡張子を「拡張子/」フィールドで指定してください。

o       LOB データのタイプが異なり、照会で参照されている列に LOB データのタイプを格納するように指示する場合は、「」を選択します。LOB のタイプの拡張子を格納する列の名前を、「拡張子/」フィールドに入力してください。

「なし」を指定した場合、LOB データはバイナリー・フォーマットでブラウザーに送られ、DB2 Web Query は、ブラウザーを使用してデータのタイプを判別します。

10.       ご使用のシステムに SQL\PA がインストールされていて、照会がまだ SQL/PA によって分析されていない場合には、「SQL/PA 」セクションで SQL/PA の隣に「未分析」と表示されます。SQL/PA で照会を分析するには、「設定」セクションの「SQL/PA」セクションで「分析」をクリックしてくださいSQL/PA は、一度に 1 つのステートメントを分析します。したがって、照会に複数の SQL ステートメントが組み込まれている場合、結果は累積形式で表示されます。SQL/PA 分析のオプションを設定するには、「分析オプション」をクリックしてください。

SQL/PA をインストールしていない場合には、「SQL/PA」セクションの SQL/PA の隣に、「未インストール」 と表示されます。

11.       オプション: SQL 照会を編集するには、「編集」をクリックします。

12.       照会に変数が含まれる場合には、「解析する照会」セクションに表示されるそれぞれの変数をクリックして、その値を定義します。

13.       変数の値を入力するか、あるいはドロップダウン・メニューが使用可能な場合には、その中から値を選択します。

o       その変数名の該当インスタンスについてのみ、指定された値を置き換えたい場合には、「使用」を選択してください。

o       照会内のその変数名のそれぞれのインスタンスについて、指定された値を置き換えたい場合には、「すべての参照」を選択してください。

o       変数をストリングとして扱いたい場合には、「無視」を選択してください。

ヒント検索変数をクリックするとドロップダウン・メニューが表示され、その変数の値を選択できるようになります。変数に複数の選択肢が定義されている場合には、Ctrl キーを押し下げることにより、その変数について複数の値を選択することができます。

14.       照会を実行するために「次へ」をクリックします。

DB2 Web Query Tool SQL の妥当性検査を行いません。照会を作成するときには、必ず正しい SQL 構文、表名、および列名を使用するように注意してください。

DB2 Web Query Tool によって照会が実行され、「照会データ」ページが表示されます。これで、「照会データ」ページを表示することができるようになりました。さらに、照会結果を表示またはエクスポートする方法を指定する ことができます。