IBM Rational COBOL Generation Extension for zSeries バージョン 6.0.1

インストール・ガイド


お願い

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

第1刷 2006.4

本書は、IBM Rational EGL COBOL Generation Extension for zSeries のバージョン 6.0.1 (部品番号 5724-N92) および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

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目次

インストール要件

IBM(R) Rational(R) COBOL Generation Extension for zSeries(R) をインストールするためには、ご使用のシステムが、本節でリストする要件を満たしている必要があります。

ソフトウェア要件

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールするためには、ご使用のシステムが、本節で説明するソフトウェア要件を満たしている必要があります。

ソフトウェア前提条件

この製品をインストールする前に、以下のソフトウェア項目のいずれかをインストールする必要があります。

Rational Application Developer または Rational Software Architect のバージョン 6.0.1 (またはそれ以降) をインストールするには、最初にその製品のバージョン 6.0 をインストールして、次に更新ツール Rational Product Updater でその製品をバージョン 6.0.1 以降に更新します。 更新をインストールするを参照してください。

Rational Application Developer または Rational Software Architect のインストール時に EGL オプション・フィーチャーをインストールしなかった場合、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールする前にこのフィーチャーをインストールする必要があります。 EGL フィーチャーをインストールするを参照してください。

EGL フィーチャーをインストールする前に、Rational Application Developer または Rational Software Architect をバージョン 6.0.1 以降に更新した場合は、EGL フィーチャーも更新する必要があります。 EGL フィーチャーを更新するを参照してください。

Rational Application Developer または Rational Software Architect をインストールする場合のソフトウェア要件については、対応する製品のインストール・ガイドを参照してください。

Rational COBOL Generation Extension for zSeries はインストールされると、Rational Application Developer または Rational Software Architect の共通開発環境を共用します。 (IBM Rational Software 開発プラットフォームは 1 回のみインストールされます。) Rational Application Developer および Rational Software Architect には、ワークベンチという、同一のユーザー・インターフェースが用意されています。 Rational COBOL Generation Extension for zSeries のインストール時にプラグイン を提供することで、機能がワークベンチに追加されます。プラグインは、既存のプログラムまたはアプリケーションに機能を追加するソフトウェア・モジュールです。

ハードウェア要件

ディスク・スペース要件:

その他のハードウェア要件は、Rational Application Developer および Rational Software Architect のハードウェア要件と同じです。対応する製品のインストール・ガイドを参照してください。

ユーザー ID 要件

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールする前に、以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。

アップグレードおよび共存の問題

ランタイム・ソフトウェア相互必要条件

IBM Rational COBOL Runtime for zSeries (5655-R29) は、zSeries マシンでランタイム・ライブラリーを実行する場合に必要であり、別途購入していただくことになります。 Rational COBOL Runtime for zSeries は別途購入していただくことになりますが、Passport Advantage(R) では提供されていません。

インストール前の作業

製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。

インストール・プログラムを使用して Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールする

この製品は、CD、あるいはローカル・マシンにダウンロードされて抽出された電子イメージから、または共用ドライブにある電子イメージからインストールできます。

電子イメージをダウンロードおよび作成する方法については、電子インストール・イメージを作成するを参照してください。

インストール・イメージを共用ドライブに作成する方法については、インストール・イメージを共用ドライブに作成するを参照してください。

アクセシビリティ情報

インストール・プログラムは対話式コンソール・モードでも実行できます。このモードはユーザー補助が必要な人に適しています。-accessibility オプションは、スクリーン・リーダー・プログラムを使用する場合にランタイム・コンソール・モード・ウィザードをより使いやすくします。コンソール・モードで実行するには、インストール・イメージの ¥disk1 ディレクトリーに移動して、次のコマンドを 1 行で入力します。

-accessibility オプションを指定する場合、-is:javaconsole オプションは重要です。このオプションを指定しないと、インストール・プログラムが停止します。-log @NONE オプションはロギングをオフにして、コンソール・ウィンドウにログ情報をリストしないようにします。インストール中に問題が発生した場合は、ログ情報を収集するために、このオプションを外さなければならない場合があります。

インストール手順

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールするには、以下のステップに従います。

  1. インストール前の作業の節にある作業を完了します。
  2. ユーザー ID 要件の節で説明されている、必要なアクセス権限をもったユーザー ID でシステムにログインします。
  3. インストール・プログラムを開始します。
    • CD からインストールする場合:
      1. Rational COBOL Generation Extension for zSeries V6.0.1 インストール CD を CD ドライブに挿入します。
      2. Linux の場合。 CD ドライブをマウントします。
      3. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、インストール・プログラムが自動的に開始します。システムで自動実行が無効になっている場合は、次のコマンドを実行してインストール・プログラムを開始してください。
        • Windows の場合。 Drive:¥setup.exe
        • Linux の場合。 CD_device/setup (CD_device は、 SUSE Linux の場合はデフォルトで /media/cdrom、Red Hat Linux の場合は mnt/cdrom です)
    • 電子イメージからインストールする場合:
      1. コマンド行で、Rational COBOL Generation Extension for zSeries の電子インストール・イメージを含むディレクトリーに移動します。

        Windows の場合。 ネットワーク上の共用ドライブにあるインストール・イメージからインストールする場合は、装置名 (例えば、x:sharename) を指定してドライブをローカルにマップする必要があります。装置名 (例えば、¥¥computername¥sharename) を指定せずにネットワーク・ドライブにマップする場合、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールしようとすると次のエラー・メッセージが表示される場合があり、インストールが完了しません。

        The wizard cannot continue because of the following error: could not load wizard specified in /wizard.inf(104)
      2. Linux の場合。 この一時ディレクトリーにある setup ファイルのアクセス権が実行可能であることを確認します。例えば、次のように入力します。

        chmod +x setup

      3. 次のコマンドを入力してインストール・プログラムを開始します。
        • Windows の場合。setup.exe
        • Linux の場合。 ./setup
      注:
      ネットワーク・インストール・イメージからのインストール中にマシンが待機モードになると、インストールが失敗することがあります。
  4. プログラムを開始すると、プログラムが起動してインストール・ウィザードの最初のページを初期化して表示します。 「次へ」をクリックして先に進みます。
  5. 使用条件を読みます。使用条件に同意し、「次へ」をクリックして先に進みます。
  6. デフォルトで、Rational COBOL Generation Extension for zSeries は、Rational Application Developer または Rational Software Architect がインストールされているディレクトリーにインストールされます。オプションで、別のターゲット・インストール・ディレクトリーを選択できます。 Linux の場合。重要: 名前に 2 バイト文字、またはドル記号などの特殊文字が含まれるディレクトリーにはインストールしないでください。そのようなディレクトリーにインストールすると、クラスパスの問題など、予期しない結果が生じることがあります。
  7. 「次へ」をクリックして、Rational COBOL Generation Extension for zSeries のインストールの要約情報を表示します。

    注: Windows の場合。 表示されるディスク・スペース所要量は、すべてのファイルに必要なバイト数の合計数です。実際に必要なディスク・スペースがこれをかなり上回ることがあるので注意してください。特にディスクが FAT32 でフォーマットされている場合は、小さなファイルが多数あると、FAT32 が使用するディスク・ブロック構造によりディスク・スペースの使用効率が低下するためです。

  8. 「次へ」をクリックして、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールします。
  9. インストール・プログラムでは、開発環境のセットアップと Eclipse の初期化にしばらく時間がかかります。最後に、インストールの完了を確認するメッセージが表示されます。 「次へ」をクリックしてインストールを完了します。
  10. 次のページでは、Rational Product Updater を使用してインストール済みのフィーチャーの更新がないかを確認するようにメッセージが表示されます。 (詳しくは、更新をインストールするを参照してください。) 「終了」をクリックしてインストール・ウィンドウを閉じます。

電子インストール・イメージを作成する

ダウンロードしたファイルから電子インストール・イメージを作成するには、以下の手順に従います。

  1. すべてのファイルが、同じディレクトリーにダウンロードされていることを確認します。
  2. ダウンロードしたファイルが含まれているディレクトリーに移動します。
  3. Linux の場合。chmod +x extractor.bin のように入力して、このディレクトリーにある extractor.bin ファイルのアクセス権を変更します。
  4. 次のように入力して、extractor ファイルを実行します。
    • Windows の場合。 extractor.exe
    • Linux の場合。./extractor.bin
    インストール・イメージを作成するためのウィザードが開始されます。
  5. ウィザードの指示に従って、イメージの作成先を指定します。
  6. イメージの作成後、即時に製品をインストールする場合は、「終了」をクリックします。あるいは、「インストール・ウィザードの開始 (Start the installation wizard)」チェック・ボックスをクリアし、後で、インストール・イメージを作成したディレクトリーから disk1¥setup.exe (Windows の場合) または disk1/setup.bin (Linux の場合) を起動してインストール・プログラムを実行することもできます。
  7. インストール・プログラムを使用して Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールするの節に記載されている指示に従います。

インストール・イメージを共用ドライブに作成する

ユーザーがネットワーク上からインストールできるように、インストール・イメージのコピーを共用ドライブに置くことができます。

共用ドライブからインストール・プログラムを実行するには、ダウンロードした Rational COBOL Generation Extension for zSeries の電子イメージを使用するか、または以下のように製品 CD の内容をコピーする必要があります。電子イメージの作成については、電子インストール・イメージを作成するを参照してください。

CD の内容を保管するには、Windows システムの場合は約 75 MB のディスク・スペースが必要で、Linux システムの場合は 125 MB のディスク・スペースが必要です。 CD からファイルをコピーするには、以下の手順に従います。

  1. システムにログインします。
  2. Rational COBOL Generation Extension for zSeries のインストール CD を CD ドライブまたは DVD ドライブに挿入します。インストール・プログラムが自動的に開始される場合は、インストール・プログラムを取り消します。
  3. Linux の場合。 CD ドライブまたは DVD ドライブをマウントします。
  4. イメージの保管先のディレクトリーを共用ドライブに作成します。例えば、次のような名前にします。
    • Windows の場合。 network_drive:¥install_image
    • Linux の場合。 install_image
  5. インストール CD にあるすべてのファイルとディレクトリーを、前のステップで作成したディレクトリーにコピーします。

サイレント・インストール

インストール・ウィザードで作業したくない場合、Rational COBOL Generation Extension for zSeries インストール・プログラムをサイレント・モードで実行できます。

サイレント・インストールの起動

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をサイレント・インストールするには、以下の手順に従います。

  1. インストール前の作業の節にある作業を完了します。
  2. ユーザー ID 要件の節で説明されている必要なアクセス権限をもったユーザー ID でシステムにログオンします。
  3. 使用条件に目を通していない場合はお読み下さい。テキスト形式の使用条件は license ディレクトリーにあります。サポートされている言語ごとに個別のファイルが用意されています。使用条件に同意しない場合は、製品をインストールしないでください。
  4. コマンド行で、電子インストール・イメージを保管したディレクトリーのルート・ディレクトリーに移動します (例えば、Windows オペレーティング・システム の場合は network_drive:¥disk1、Linux オペレーティング・システムの場合は /tmp/disk1)。
  5. インストール・プログラムを開始します。
    • Rational COBOL Generation Extension for zSeries をデフォルトのインストール・ディレクトリーにサイレント・インストールするには、次のコマンドを実行します。
      • Windows の場合。 setup.exe -silent
      • Linux の場合。 ./setup.bin -silent
      デフォルトで、Rational COBOL Generation Extension for zSeries は、Rational Application Developer または Rational Software Architect がインストールされているディレクトリーにインストールされます。
    • Rational COBOL Generation Extension for zSeries をデフォルト・インストール・ディレクトリー以外のディレクトリーにサイレント・インストールするには、次のコマンドを実行します。
      • Windows の場合。 setup.exe -silent -P installLocation="<my location>"
      • Linux の場合。 ./setup.bin -silent -P installLocation="<my location>"
      <my location> は、Rational COBOL Generation Extension for zSeries に必要なインストール・ディレクトリーです。 Linux の場合。重要: 名前に 2 バイト文字、またはドル記号などの特殊文字が含まれるディレクトリーにはインストールしないでください。そのようなディレクトリーにインストールすると、クラスパスの問題など、予期しない結果が生じることがあります。

      応答ファイルを使用することで、デフォルト・ロケーション以外のディレクトリーにサイレント・インストールすることもできます。詳しくは、応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行うを参照してください。

  6. Rational COBOL Generation Extension for zSeries をサイレント・インストールする場合、完了するまでにしばらく時間がかかります。インストールが完了したかどうかを判断するために、インストール・ディレクトリーの ¥logs サブディレクトリーにある egl_cobolgen_install.log ファイルを定期的にモニターすることができます。
  7. Rational COBOL Generation Extension for zSeries が正常にインストールされたことを確認するには、egl_cobolgen_install.log ファイルを調べます。現行のインストール (ログ・エントリーの日時で判断) に関してファイルにエラーが示されていない場合、インストールは正常に終了しました。

応答ファイルを使用してサイレント・インストールを行う

サイレント・インストールの場合、応答ファイル を使用して、インストール・プログラムの実行前にインストールで設定する値を指定しておくことができます。 IBM Rational COBOL Generation Extension for zSeries の応答ファイルは responsefile.txt というファイル名で、インストール CD の ¥disk1¥util ディレクトリー、または電子インストール・イメージの保管先のディレクトリーにあります。

応答ファイルを使用してサイレント・インストールするには、まず応答ファイルを作成し、次に応答ファイル・オプションを使用してサイレント・モードでインストール・プログラムを起動します。

応答ファイルを作成するには、以下の手順に従います。

  1. responsefile.txt を新規ファイル (例えば、myresponsefile.txt) にコピーします。
  2. 応答ファイルのコピーをテキスト・エディターで開きます。
  3. ストリング # -P installLocation=<value> を含む行を見つけて、次のように変更します。
    1. 最初の列にある # を除去します。
    2. <value> を、使用するインストール・ディレクトリーに変更します。例えば、次のようにします。
      • Windows の場合。-P installLocation= "x:¥myDirectory¥"
      • Linux の場合。 -P installLocation= "/myDirectory/"
  4. 変更を保管します。

作成した応答ファイルを使用してインストール・プログラムをサイレント・モードで起動するには、サイレント・インストールの起動の節にある指示に従いますが、インストール・プログラムの開始については次のコマンドを使用します。

ここで my response file は、保管した応答ファイルの名前です。

Rational Application Developer または Rational Software Architect の EGL フィーチャーをインストールおよび更新する

Rational Application Developer または Rational Software Architect の EGL フィーチャーは、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールするための前提条件です。

EGL フィーチャーをインストールする

以下のステップでは、Rational Application Developer V6.0 または Rational Software Architect V6.0 の CD から EGL をインストールするプロセスをガイドします。詳しくは、Rational Application Developer V6.0 または Rational Software Architect V6.0 のインストール・ガイドを参照してください。

  1. Rational Application Developer V6.0 または Rational Software Architect V6.0 の 1 枚目のインストール CD を挿入します。ランチパッドから Rational Application Developer V6.0 または Rational Software Architect V6.0 を選択して、インストールを開始します。 (インストール・ランチパッドが自動的に開始されない場合は、CD から launchpad.exe を実行してください。)
  2. フィーチャー選択ページまで進みます。このページでは、オプション・フィーチャーのインストールを選択できます。
  3. オプション・フィーチャーのリストから「Enterprise Generation Language (EGL)」を選択し、それ以外のすべての選択項目をクリアします。すでにインストールされているフィーチャーには影響はありません。選択されている他のフィーチャーをクリアすることで、インストール時間が短くなります。 「次へ」をクリックして先に進みます。
  4. その他表示されている指示に従って、EGL フィーチャーのインストールを終了します。インストールの途中で、インストールしようとしているファイルより新しいファイルがシステムに存在するというメッセージが 1 つ以上表示されて、対応を促される場合があります。これは、基本の Rational Application Developer または Rational Software Architect 製品とともにインストールされ、後で保守更新時にそれより新しいバージョンに更新されたファイルが原因です。これらのメッセージのいずれかが表示された場合は、「すべていいえ (No to All)」をクリックしてその既存ファイルをシステムに残してください。
  5. インストールの終わりにあるチェック・ボックスをクリアして、Agent Controller をインストールしないようにします。 「終了」をクリックして、インストールを完了します。

EGL フィーチャーを更新する

以下のステップでは、Rational Application Developer または Rational Software Architect をバージョン 6.0.1 以降に更新した後で EGL フィーチャーをインストールした場合にその EGL フィーチャーを更新する手順を説明します。 Rational Application Developer または Rational Software Architect をバージョン 6.0.1 以降に更新する前に EGL フィーチャーをインストールした場合は、EGL フィーチャーを更新する必要はありません。

  1. Windows の「スタート」メニューから Rational Product Updater を開始します。これはデフォルトで「スタート」>「すべてのプログラム」>「IBM Rational」>「IBM Rational Product Updater」の下にあります。
  2. 「インストール済み製品」タブを選択します。
  3. 「更新の検索」をクリックします。
  4. Rational Product Updater が、入手可能な更新を製品更新サイトで検索して、EGL に必須の更新を自動的にダウンロードしてインストールします。 Rational Product Updater が自動的にダウンロードしてインストールする EGL 更新が表示されます。
  5. 更新が完了すると、更新が正常にインストールされたというメッセージが Rational Product Updater のウィンドウに表示されます。
  6. Rational Product Updater を終了します。ここでインストールしなければならない更新はほかにはありません。

Rational COBOL Generation Extension for zSeries のアンインストール

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をアンインストールしても、Rational Application Developer や Rational Software Architect はアンインストールされません。

Rational Application Developer や Rational Software Architect をアンインストールしても、Rational COBOL Generation Extension for zSeries は自動的にはアンインストールされないことに注意してください。ただし、Rational Application Developer や Rational Software Architect がアンインストールされていれば、Rational COBOL Generation Extension for zSeries は機能しません。

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をアンインストールするには、以下の手順に従います。

  1. Linux システムの場合は root でログオンし、Windows システムの場合は Administrators グループに属するユーザーでログオンします。または、製品をインストールしたユーザーでログオンしてください。
  2. Rational COBOL Generation Extension for zSeries を閉じます。
  3. Rational COBOL Generation Extension for zSeries のアンインストーラー・プログラムを実行します。
    • Windows の場合。
      1. 「コントロール パネル」を開いて、「プログラムの追加と削除」ウィンドウを開きます。
      2. Rational COBOL Generation Extension for zSeries V6.0.1」を選択して、「変更と削除」をクリックします。
    • Linux の場合。
      1. インストール・ディレクトリーの /egl_cobolgen_prod/_uninst サブディレクトリーに移動します。
      2. コマンド ./uninstaller.bin を入力します。

      ヒント: ファイル・マネージャーで作業を行っている場合は、ファイルをクリックしてアンインストーラーを起動することができます。

    Rational COBOL Generation Extension for zSeries V6.0.1 の InstallShield ウィザードが開きます。
  4. 「次へ」をクリックして、Rational COBOL Generation Extension for zSeries のアンインストールの要約情報を表示します。 「次へ」をクリックして、製品のアンインストールを開始します。アンインストール・プログラムは開発環境の除去に多少時間がかかります。最後に、アンインストールの完了を確認するメッセージが表示されます。 「終了」をクリックしてウィンドウを閉じます。

ユーザーの作業データを含むワークスペース・ディレクトリーは削除されません。

Rational COBOL Generation Extension for zSeries のサイレント・アンインストールを行う

Rational COBOL Generation Extension for zSeries をサイレント・アンインストールするには、以下の手順に従います。

  1. コマンド行で、次のディレクトリーに移動します。
    • Windows の場合。 installation_directory¥egl_cobolgen_prod¥_uninst
    • Linux の場合。 /installation_directory/egl_cobolgen_prod/_uninst
    installation_directory は、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールしたディレクトリーです。
  2. 次のコマンドを実行します。
    • Windows の場合。 uninstaller.exe -silent
    • Linux の場合。 ./uninstaller.bin -silent

製品のアンインストール結果を確認するには、ファイル uninstall_log.txt を参照してください。

更新をインストールする

Rational Product Updater は、IBM 更新サイトから Rational ソフトウェア製品の製品更新やオプションで新規フィーチャーを検索してインストールするツールです。

Rational Product Updater は、Rational Application Developer または Rational Software Architect をインストールしたときに自動的にインストールされます。以下のものの更新を検索してインストールできます。

更新間の依存関係がある場合は、自動的に強制更新されます。Rational Product Updater も自動的に更新されます。

また Rational Product Updater を使用すれば、以下のタスクも実行できます。

Rational Product Updater を起動するには、つきのコマンドを実行します。

ツールの使用については、Rational Product Updater のヘルプ・システムを参照してください。ヘルプを参照するには、Rational Product Updater で「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択します。

Rational Application Developer または Rational Software Architect を更新する

Rational Application Developer バージョン 6.0 または Rational Software Architect バージョン 6.0 をバージョン 6.0.1 以降に更新するには、Rational Product Updater を使用します。これは、Rational COBOL Generation Extension for zSeries をインストールするためのソフトウェア前提条件です。

バージョン 6.0.1 更新パックまたはそれ以降の更新をインストールする方法について詳しくは、更新に付属するインストール指示を参照してください。

特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒106-0032
東京都港区六本木 3-2-31
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IBM Corporation
20 Maguire Road
Lexington, Massachusetts 02421-3112
U.S.A.


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