IBM Rational Functional Tester Refresh Pack 6.1.1 - リリース情報

Rational Functional Tester バージョン 6.1

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(C) Copyright IBM Japan 2005

このファイルの最新バージョンを確認するには、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rft/61/html/readme_611.htmlのリリース情報を参照してください。

重要事項: Rational Product Updater のアンインストール (ロールバック) 機能は無効になりました。 この Refresh Pack のインストール関連の情報に記載されているアンインストールに関する記述は無視してください。

目次

1.0 このリリースについて
   1.1 このリリースでの新機能
   1.2 製品の修正履歴
2.0 インストール情報
   2.1 ハードウェア要件
   2.2 ソフトウェア要件
3.0 既知の制限事項、問題、および対処法
4.0 カスタマー・サポート
5.0 特記事項および商標
 

1.0 このリリースについて

この Refresh Pack は、新規フィーチャーならびに障害の修正で構成されています。 本書では、障害修正について概説します。 新規フィーチャーについては、セクション 1.1 のリンク先の別のリリース情報に解説されています。

1.1 このリリースでの新機能

この Refresh Pack には、Functional Tester 用の次のような新規フィーチャーが含まれています。 新規フィーチャーは、Functional Tester のヘルプでは解説されていません。 新規フィーチャーについては、新規フィーチャーのリリース情報に記載があります。 新規フィーチャーのリリース情報を見るには、http://www.ibm.com/shop/publications/order の IBM Publications Center に掲載されているファイル「Rational Functional Tester v6.1.1 新機能 - リリース情報」を参照してください。 次に、IBM Publications Center で国を選択してから、「マニュアル検索」をクリックし、GY88-7012-01 という資料 ID を検索して、バージョン 6.1.1 の新規フィーチャーのリリース情報を見つけ出します。

再生の失敗時の画面のスナップショット

スクリプトの再生が原因で例外がスローされた場合、Functional Tester はその失敗時点の画面スナップショットをとります。 画面スナップショットには、ログを介してアクセスすることができます。

このフィーチャーのドキュメンテーションについては、上記のリンクを参照してください。

スクリプトの再生の停止または一時停止

スクリプトの再生を停止または一時停止することができます。

このフィーチャーのドキュメンテーションについては、上記のリンクを参照してください。

あいまいな認識

あいまいな認識が発生するのは、スクリプトの再生によって開始されたテスト下のアプリケーションのインスタンスと、スクリプトの再生以前に開かれた後、不注意で開かれたままになっている同じアプリケーションのインスタンスを Functional Tester が区別できない場合です。 重複したアプリケーションが閉じられないかぎり、あいまいな認識が原因でスクリプトの再生は失敗してしまいます。 この新規フィーチャーは、あいまいな認識を特定して、重複したアプリケーションのクローズを可能にしてから、再生を再開します。

このフィーチャーのドキュメンテーションについては、上記のリンクを参照してください。

Siebel 拡張

これは、Siebel アプリケーションでの拡張機能テストのサポートを有効にする IBM® Rational® Functional Tester に対するアドオン・リリースです。 このリリースのアドオンは、Siebel の 7.7 バージョンをベースにします。 RFT 用の Siebel アドオンによって、ユーザーは Siebel のオブジェクト・モデルを使って GUI レベルの対話のキャプチャーと再生を行うことができます。 ユーザーは、Siebel カスタム・コンポーネントに対してプロパティーおよびデータの検査ポイントを実行することができます。

この拡張には、別途ライセンスが設定されています。 これを使用するには、ライセンスを別に購入する必要があります。

このフィーチャーのドキュメンテーションは、「IBM Rational Functional Tester Extension for Siebel Automation - リリース情報」という別のリリース情報ファイル内にあります。 このファイルの最新バージョンを確認するには、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rft/html/61/rft6101_iFeatureSiebel/readme_Siebel.htmlの README を参照してください。

Rational Product Updater

Rational Product Updater により、新しい更新をインストールした後に、古くなったファイルを削除することが可能になりました。 この クリーンアップ 機能を使用すると、インストール済みの製品が使用していた多くのディスク容量が削減され、古くなったファイルが削除されます。 追加情報については、Rational Product Updater のヘルプ内のトピック「使われなくなった古いファイルの削除」を参照してください。

注: この機能は 6.1.1 Refresh Pack およびそれ以降の更新をインストールした後にのみサポートされるようになります。

1.2 製品の修正履歴

この Refresh Pack には、以下の問題点に対する修正が入っています。

データ・プール・エディターにおいて、Tab キーと Enter キーが所定どおりに機能しない。

Tab キーを押すと、カーソルは現在のロケーションから右側のセルに移動し、グリッド内の任意の場所で Enter キーを押すと、カーソルは、開始地点のすぐ下のセル内の次の行に移動しなければなりません。 この障害は修正され、今後はデータ・プール・エディターでは、Tab キーと Enter キーは所定どおりに機能するようになりました。

Rational Product Updater において「更新の検索」を選択すると、Functional Tester が自動的に更新ダウンロードを開始する。

Product Updater で 「更新の検索」オプションを使って見つけた更新をダウンロードしないオプションはありません。この障害は修正され、Functional Tester は、Product Updater で見つかった更新を自動的にダウンロードしなくなりました。

スクリプト定義ファイルの壊れたスクリプトを削除できない。

スクリプト定義ファイルの壊れたスクリプトの削除を試みると、エラーが生成されます。 この障害は修正され、スクリプト定義ファイルの壊れたスクリプトを削除できるようになりました。

.NET データ・プール・エディターとビューでは、フォントの IDE 設定は効力を持たない。

RFT .NET では、「ダイアログおよびツール・ウィンドウ」のフォントに変更を加えても、データ・プール・エディターおよびビューのフォントは変更されません。 この障害は修正されたので、「ツール」 > 「オプション」 > 「環境」> 「フォントおよび色」 > 「ダイアログおよびツール・ウィンドウ」で行った変更は、データ・プール・エディターとビューに伝搬されるようになりました。

スクロール・バーで記録される座標ベースのクリックは、Win EditBox および RichEdit でのクリックとなる。

Functional Tester は、スクロール・バーがクリックされると click(atPoint()) を記録しますが、本当は click(SCROLL_xxx) を記録すべきです。xxx は、UP または DOWN です。 この障害は修正され、スクロール・バーのクリックは正しく記録されるようになりました。

Functional Tester Java の オブジェクト・マップ編集により、スクリプト・エクスプローラーがリフレッシュされ、ユーザーは次のオブジェクトへスクロールし続けなければならなくなる。

RFT Java では、スクリプト・エクスプローラー内にスクリプトを保存すると、スクリプト・エクスプローラーがリフレッシュされ、最初のアイテムにフォーカスが置かれます。 この障害は修正され、最後に選択したアイテムにフォーカスが置かれたままになりました。

大規模な HTML ページのデータ検査ポイント内に正規表現があると、再生時にエラーが発生する。

大規模データの検査ポイントを正規表現に置き換えると、再生時に Java エラーが発生します。 この障害は修正され、今後はエラーは発生しません。

Functional Tester .Net の名前を変更しても、検査ポイントの新しい名前は更新されない。

Functional Tester .NET では、検査ポイントの名前を変更しても、ビューは更新されないため、機能していないように見えます。 スクリプトを閉じてから再オープンしないと、名前を変更した検査ポイントを開くことはできません。 この更新の問題は訂正されました。

カスタム JFC JComboBox に対して、記録時に WrappedException エラーが発生する。

カスタマイズした JComboBox をテストするアプリケーションの記録中に、WrappedException エラーが発生します。 この障害は修正され、カスタマイズした JComboBox を正常に記録できるようになりました。

複数のリンクに同じ名前が付いていると、Rational Functional Tester で認識されない。

複数のリンクに同じ名前が付いていると、それぞれ異なる URL を指していても、あいまいな認識の原因になります。 この障害は修正され、Functional Tester は、同じ名前の付いたそれぞれ異なるリンクを区別できるようになりました。

Linux 上の Functional Tester: データ・プールを削除しても、「データ・プール」フォルダー内に残る。

Linux では、現在のスクリプトに関連付けられたデータ・プールを削除しても、そのデータ・プールはこれまでどおり「テスト・データ・プール」フォルダー内にあります。 この障害は修正され、削除済みのスクリプトが、「テスト・データ・プール」フォルダーに残ることはなくなりました。

Linux 上の Functional Tester は、「データ・プール・リテラルの置換」において 2 番目のデータ・プール変数を選択できない。

Linux の「スクリプト」 > 「リテラルを検索してデータ・プール参照と置き換える」では、最初の変数は常に選択済みになっていて、2 番目の変数を選択することはできません。 この障害は修正され、両方の変数を選択できるようになりました。

Java 用の Functional Tester では、API のドキュメンテーションに欠落がある。

APAR PQ98822 の障害。 Java 用の Functional Tester では、データ・プールを使用するための一部の新規メソッドにはドキュメンテーションがありませんでした。 この障害は訂正され、ドキュメンテーションが更新されました。

HTML ラジオ・ボタンをクリックしている間に、再生中の Internet Explorer が不意に閉じる。

APAR PKD8566 の障害。 Web サイトの一連のラジオ・ボタンをクリックするスクリプトの再生中に、ブラウザーが突然閉じます。 この障害は訂正され、Internet Explorer でラジオ・ボタンをクリックすると正しく処理されます。

ネストされたドメインでのデータ駆動テストで問題が発生する。

APAR PKD8384 の障害。 Functional Tester は、ネストされたドメイン内のオブジェクトをデータ駆動できません。 この障害は訂正され、今後はデータ駆動テストは、ネストされたドメイン内のオブジェクトを処理できます。

再生中に「スパイ・ヒープがロック済み (Spy Heap is Locked)」エラーが発生する。

APAR PKD7394 の障害。 複数のウィンドウまたはダイアログを開く HTML アプリケーションが、「スパイ・ヒープがロック済み (Spy Heap is Locked)」エラーが発生することがあります。 この障害は修正されて、HTML アプリケーションで複数のウィンドウまたはダイアログを開いても、エラーが発生しなくなりました。

Functional Tester VB.NET 内で GuiTestObject.hasFocus() が機能しない。

APAR PKD7031 の障害。 GuiTestObject の hasFocus() メソッドを使用すると、常に false が戻されます。 これは訂正されました。

トルコ語の文字を使用するアプリケーションの場合、スクリプトが誤って記録される。

APAR PKD7027 の障害。 トルコ語文字の入ったアプリケーションに対して Functional Tester を使用すると、スクリプトが誤って記録されます。 この障害は訂正され、トルコ語文字を使用するアプリケーションで正しく記録されるようになりました。

デフォルトのコンストラクターを使用して TSSDatapool を作成すると、エラーが発生する。

APAR PKD6907 の障害。 デフォルトのコンストラクター ( TSSDatapool dp = new TSSDatapool() ) を使って TSSDatapool の作成を試みると、エラーが発生します。 この障害は修正され、デフォルト・コンストラクターを使用できるようになりました。

Functional Tester の更新での問題。

APAR PKD5770 の障害。 Functional Tester は、Functional Tester のフィックスパックを使った更新後、ロケールの設定で問題が発生します。 この障害は訂正され、フィックスパックで更新しても、ロケール設定に影響を与えなくなりました。

TestManager を使った複数のテストで同じ vpManual 名を使用すると、記録データで矛盾が発生する。

APAR PKD5568 の障害。 同じスクリプトを呼び出す複数のテスト・ケースを使用する TestManager Suite では、誤ったデータとともに、同じ vpManual 名が何回もログに戻されます。 この障害は訂正され、同じ vpManual 名でも、正しいデータが生成されるようになりました。

Delete キーを使ってスクリプト・エクスプローラーからテスト・オブジェクトを削除すると、エラー・メッセージが表示される。

APAR PKD4010 の障害。 Delete キーを使ってスクリプト・エクスプローラーからテスト・オブジェクトを削除すると、そのテスト・オブジェクトは削除されますが、エラー・メッセージが生成されます。 この障害は訂正されて、Delete キーを使ってスクリプト・エクスプローラーからテスト・オブジェクトを削除しても、エラー・メッセージは表示されなくなりました。

Functional Tester VB.NET では、削除されたログが引き続きログ・フォルダーに表示される。

APAR PKD2975 の障害。 Functional Tester VB.NET では、ログ・ファイルを削除して空のログ・フォルダーが残されても、そのログ・ファイルはまだフォルダー内に表示されたままになります。ただし、開くことはできません。 この障害は訂正されたので、ログ・ファイルは、削除後は表示されなくなりました。

XDE Tester 内の html テーブルに記録されたオブジェクト・データの検査ポイントは、Functional Tester での再生時に問題が発生する。

APAR PKD1570 の障害。 XDE Tester に記録されたスクリプト内のオブジェクト・データ検査ポイントは、Functional Tester での再生時にエラーになります。XDE Tester で記録されたデータと、Functional Tester で読み取られるデータの間の矛盾が原因です。 この障害は訂正されました。

更新後のテスト・オブジェクトのプロパティーが、オリジナルの認識プロパティーとして表示される。

APAR PKD1456 の障害。 テスト・オブジェクトのプロパティーを更新して、変更点を保存し、その後「認識プロパティーの更新」ウィンドウを終了すると、更新後のテスト・オブジェクト・プロパティーは、更新済みのテスト・オブジェクト・プロパティーのリストではなく、オリジナルの認識プロパティーのリストに表示されます。 この障害は修正されて、更新済みのテスト・オブジェクトのプロパティーは正しいリストに表示されるようになりました。

Functional Tester スクリプトは、Internet Explorer 6.0 では再生できるが、Mozilla では失敗する。

Functional Tester は、Web ページのスクリプトを生成しますが、Mozilla 上でスクロールダウンしてポップアップ・メニューを表示するボタンをクリックした場合、再生時に Functional Tester はそのポップアップ・メニューを認識しません。 この障害は訂正されて、Mozilla 上でスクリプトは失敗しなくなりました。

クラス・パス内で ZIP ファイルを使用できない。

APAR IC45526 の障害。 ZIP ファイルがクラスパス内にあるときに、PropertyResourceBundle クラスの getBundle() メソッドからの ZIP ファイル内のリソースを使用すると、再生エラーが発生します。 この障害は修正され、再生が可能になりました。

Functional Tester での private の日本語訳に一貫性がない。

APAR IC44831 の障害。 Functional Tester では、private という語は、日本語の同一語に一貫して翻訳されませんでした。 この障害は訂正され、private は、一貫した日本語に翻訳されます。

XDE Tester 2003.06.00 からアップグレードすると、Class.forName を使った JAR からのコールバックが失敗する。

APAR IC44213 の障害。 Functional Tester では、現在のプロジェクトに関係なく、さまざまなレベルのサポートをそれぞれロードするのに同じクラス・ローダーが使用されるように、クラス・ローダーがカスケードされます。 この障害は訂正され、前のバージョンで記録されたスクリプトが失敗しなくなりました。

このリリースで修正されたその他の APAR は次のとおりです。

IC44802、PQ96132、PKD8493、PKD8474、PKD8382、PKD8379、PKD8143、PKD7063、 PKD7063、PKD5968、PKD3075、IC46508、IC46052

2.0 インストール情報

IBM Rational Functional Tester Refresh Pack 6.1.1 のインストール、インストールの前提条件、コマンド行からのインストール、および更新サーバーのローカル・ミラーのセットアップの詳細は、http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rft/61/install_instruction/611/install.htmlに記載されているインストールの解説を参照してください。

2.1 ハードウェア要件

この Refresh Pack をインストールするために、追加のハードウェア要件は必要ありません。

2.2 ソフトウェア要件

この Refresh Pack は、IBM Rational Functional Tester 6.1 で使用するためにインストールできます。 Refresh Pack をインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.1 をインストールする必要があります。

3.0 既知の制限事項、問題、および対処法

それぞれのリリース情報には、製品資料が最終確定してから明らかになった問題や制限事項などの、個々のリリース固有の情報が記載されています。

Linux: オブジェクト・ファインダー/インスペクターを使って Eclipse (SWT) メニュー項目を識別できない。

Linux では、Eclipse ベースの (SWT Java) メニュー項目は、オブジェクト・ファインダー/インスペクターを使って識別することはできません。 GTK メニューはサポートされていません。

NT4.0 上で、Product Updater は iFixes を更新できない。

Rational Product Updater は、Windows NT 4.0 上で更新を unzip してインストールすることはできません。 Product Updater は Windows NT をサポートしません。

スクリプトの実行を終了するために、F11 ホット・キーを使用できる。

Functional Tester でのスクリプトの再生時に、F11 キーを使用して実行を終了することができます。 この情報は、ユーザー・ドキュメンテーションには記載されていません。

また、このリリースには、再生モニター上のボタンを使用して、再生を一時停止または停止するための新規フィーチャーがあります。 この新規フィーチャーの詳細は、セクション 1.1 を参照してください。 Functional Tester のこのバージョンおよび前のバージョンでは、F11 ホット・キーを使用してスクリプトの実行を終了することができます。

言語パックをインストールしていない場合、VP エディター/コンパレーターで日本語文字が正しく表示されない。

日本語や中国語 (簡体字) などのオペレーティング・システムでは、英語以外の文字は「検査ポイント・エディター/コンパレーター」内で四角形として表示されることがあります。 このようなことが発生するのは、製品インストール中に言語パックをインストールしなかった場合です。 もう一度インストールを実行し、該当する言語パックのみを選択して、この問題を解決することができます。 他のものはすべて、選択を解除する必要があります。 それによって、文字は正しく表示されるようになります。

HTML ログを使用するには、JRE 1.4.1 以上が必要。

HTML ログを使用するには、有効な JRE バージョン 1.4.1 以上が必要です。

遅延設定が Siebel テストで使用できない。

「ウィンドウ」> 「設定」 にあるいくつかのオプションは Rational Functional Tester Siebel インプリメンテーションでは有効ではありません。それらのオプションは Siebel オブジェクト モデルに適用されないためです。 例えば、「ウィンドウ」> 「設定」> 「機能テスト」> 「再生」 > 「マウス遅延」「その他の遅延」 は、Siebel テストには適用されません。

他のパースペクティブに切り替えた後「機能テスト」パースペクティブに戻ることができない。

Rational Functional Tester を 6.1 から 6.1.1 に、Rational Product Updater を使用して更新する場合は、Eclipse で「Rational Software Modeler」などの他のパースペクティブに切り替えた際に「機能テスト」パースペクティブに戻ることができないという問題が発生することがあります。 「機能テスト」パースペクティブに戻ることができない場合は、次の手順に従います。

1. C:\Program Files\IBM\Rational\SDP\6.0\rationalsdp.ini をワードパッドで開きます。
(メモ帳では、フォーマットに問題がある可能性があります。 いったんワードパッドで保管すると、メモ帳でも編集可能になります。)
2. VMArgs=-Xquickstart を見つけます。
3. その後に次の行を追加します。
VMArgs=-Drational.test.ft.bootstrap.running=true
4. ファイルを保管します。
5. 製品を再始動します。

これにより、「機能テスト」パースペクティブに戻ることが可能になります。

Siebel 拡張機能で、RFT 6.1.2 を既存の RFT プロジェクトで使用する手順

最新の Refresh Pack 6.1.2 をインストールしている場合は、既存のプロジェクトとともに Siebel サポートを使用する前にいくつかのアクションが必要になります。 プロジェクトに必要な 2 つの新しいテンプレート (スクリプト・ヘッダー用とスクリプト・ヘルパー用) を追加する必要があります。 また、ビルドまたはプロジェクトの参照情報も更新する必要があります。 各 RFT プラットフォームに固有の詳細は次のとおりです。

RFT Java スクリプトと Eclipse
1. RFT Java スクリプトを使用している場合は、「機能テストプロジェクト」ビューでプロジェクトを右クリックし、「プロパティー」を選択することで、最新のテンプレートに更新することができます。

2. 「プロパティー」ダイアログで、左側のリストから「機能テスト・スクリプト・テンプレート」を選択します。 「スクリプト: ファイルのヘッダー」テンプレートを選択します。 このテンプレートをカスタマイズしていない場合は、「デフォルトの復元」 ボタンをクリックすることでこれをアップグレードできます。 このテンプレートをすでにカスタマイズしている場合は、次の行を先頭およびその他の import 文の後に追加します。

    import com.rational.test.ft.object.interfaces.siebel.*;

テンプレートを修正後、「適用」 ボタンをクリックします。 次に、「スクリプト: ファイルのヘッダー」テンプレートを選択します。 同じ行を このテンプレートの imports セクションにも追加します。 「適用」をクリックし、次に「OK」をクリックします。

3. 統合された ClearCase サポートを使用している場合は、テンプレート・ファイルを編集後、それらがチェックアウトされます。 それらをチェックインして、チームの他のメンバーが使用できるようにする必要があります。 これには、「機能テストプロジェクト」ビューでプロジェクトを再度右クリックし、「チーム」> 「チェックアウトの表示」をクリックします。 チェックアウトしているエレメントの一覧が表示されます。 ft_script.java.rfttpl と ft_scripthelper.java.rfttpl という 2 つのテンプレートを選択し、それらをチェックインします (例えば、リスト内の選択済みエレメントを右クリックして「チェックイン」をクリックします)。 チームの他のメンバー は、「機能テスト・プロジェクト」ビューでプロジェクトを右クリックし、「チーム」> 「最新バージョンの入手」をクリックすることで、自分のプロジェクトを更新できます。

4. 最後に、「機能テスト・プロジェクト」ビューでプロジェクトを再度右クリックし、「Java ビルド・パスのリセット」をクリックします。 「Java ビルド・パス」は各マシンの各プロジェクトにローカルであるため、チームの各メンバーが、この最後のステップを実行する必要があります。

VB.NET スクリプトと Visual Studio
1. VB.NET スクリプトを使用している場合は、「ソリューション エクスプローラ」内でプロジェクトを右クリックし、「プロパティ」をクリックすることで、最新のテンプレートに更新することができます。

2. 「プロパティ」ダイアログで、「機能テスト・スクリプト・テンプレート」 タブを選択します。 「スクリプト: ファイルのヘッダー」テンプレートを選択します。 このテンプレートをカスタマイズしていない場合は、「デフォルトの復元」 ボタンをクリックすることでこれをアップグレードできます。 このテンプレートをすでにカスタマイズしている場合は、次の行を先頭およびその他の import 文の後に追加します。

    Imports Rational.Test.Ft.Object.Interfaces.Siebel

テンプレートを修正後、「適用」 ボタンをクリックします。 次に、「スクリプト: ファイルのヘッダー」テンプレートを選択します。同じ行をこのテンプレートの imports セクションにも追加します。 「適用」をクリックし、次に 「OK」をクリックします。

3. 統合された ClearCase サポートを使用している場合は、テンプレート・ファイルを編集後、それらがチェックアウトされます。 それらをチェックインして、チームの他のメンバーが使用できるようにする必要があります。 これには、「ソリューション エクスプローラ」でプロジェクトを再度右クリックし、「チーム」 > 「チェックアウトの表示」をクリックします。 チェックアウトしているエレメントの一覧が表示されます。 ft_script.vb.rfttpl と ft_scripthelper.vb.rfttpl という 2 つのテンプレートを選択し、それらをチェックインします (例えば、リスト内の選択済みエレメントを右クリックして「チェックイン」をクリックします)。 チームの他のメンバーは、「ソリューション エクスプローラ」でプロジェクトを右クリックし、「チーム」 > 「最新バージョンの入手」をクリックすることで、自分のプロジェクトを更新できます。

4. 最後に、「ソリューション エクスプローラ」でプロジェクトを再度右クリックし、「カスタム参照のリセット」をクリックします。 「カスタム参照」は各マシンの各プロジェクトにローカルであるため、チームの各メンバーが、この最後のステップを実行する必要があります。

4.0 カスタマー・サポート

Rational Functional Tester の製品ホーム・ページは、www.ibm.com/software/awdtools/tester/functional/index.html です。 FAQ、既知の問題と修正、およびその他の補足情報に関しては、この製品ホーム・ページにアクセスし、「サポート」リンクをクリックしてください。

5.0 特記事項および商標

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著作権使用許諾:

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プログラミング・インターフェース情報

プログラミング・インターフェース情報は、プログラムを使用して アプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。

一般使用プログラミング・インターフェースにより、お客様はこのプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。

ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合が あります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアの デバッグ支援のために提供されています。

警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、 プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。

商標

以下は、IBM Corporation の商標です。

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Windows および Windows NT は、Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における商標です。

Intel および Pentium は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。