複数のコンピュータでの multiutil コマンド

デフォルトでは、スキーマ リポジトリとユーザー データベースを管理し、multiutil コマンドを使用するように設定されるコンピュータは、1 つのサイトに 1 つのみです。
このコンピュータは 次の 2 つの方法のうちの 1 つで指定できます。
  • multiutil activate を実行します。multiutil activate を実行したコンピュータは、以降の multiutil コマンドを実行するように構成されます。
  • mkreplica -import を実行します。multiutil mkreplica -import を実行したコンピュータは、それ以降の multiutil コマンドを実行するように構成されます。

activatemkreplica -import が実行されたコンピュータ以外のコンピュータで multiutil を実行する場合は、サイトのスキーマ リポジトリ (データベース セット) にアクセスするようにそのコンピュータを構成する必要があります。

Linux® または UNIX® システムベース コンピュータを構成するには、cqreg add_dbset サブコマンドを使用します。 このコマンドの詳細情報を表示するには、Linux または UNIX システム プロンプトで man cqreg を入力します。

Windows® を実行するコンピュータを構成するには、 installutil adddbset コマンドを使用します。

installutil adddbset dbset-name db-vendor server-hostname
                   { db-path-name.suffix | database-name }
                     ro-login-name ro-login-password connection-options
dbset-name はスキーマ リポジトリの名前です。 この名前を指定するには、以下のフォーマットを使用します。
CQMS.clan-name.site-name

接続オプション :

データベース製造元ごとに デフォルトのポート番号があります。
表 1. データベース製造元のデフォルトのポート番号
製造元 デフォルト ポート
DB2® 50000
Oracle 1521
Microsoft® SQL Server 1433
データベースで別のポートを使用する場合は、connection-options パラメータを使用して指定する必要があります。以下の例では、installutil adddbset コマンドを使用して、ポート 1526 から所属 telecomm boston サイトのスキーマ リポジトリに接続する方法を示します。 dbset-nameCQMS.TELECOMM.BOSTON です。
E:¥Program Files¥Rational¥ClearQuest> installutil adddbset
CQMS.TELECOMM.BOSTON ORACLE bar_host cquser cquser password port=1526
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