日付: 2004 年 9 月 30 日
名前: 7.1.4-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0002
コンポーネント: IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.4
PTF 番号: U800154 (UNIX) または XR23262 (Windows)
注: 本文書の最後にある『特記事項』をご一読の上、 この情報およびここで紹介する製品をご使用ください。
このセクションでは、該当するフィックスパックに関する一般情報が記述されています。 文書全体をご一読の上、 このフィックスパックをインストールされることをお勧めします。
このフィックスパックは、RS6000 AIX(R)、SUN SPARC Solaris、Linux Intel(TM)、Linux 390、 および Microsoft(R) Windows(R) のそれぞれに対応する計 5 個のパッケージから構成されています。 IBM(R) Tivoli(R) NetView(R) ネイティブ・サーバー またはクライアントがインストールされている各プラットフォーム上で適切なパッケージを使用する必要があります。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 については、新規 CD が NetView 7.1.4 ベース・キットに追加されており、標準 IBM Tivoli NetView インストールが必要です。
このフィックスパックには、Tivoli Data Warehouse によって使用され、その内部に含まれている NetView ETL コードに対する 修正も含まれています。 Tivoli Data Warehouse 内部の NetView ETL コードにこの修正を適用するためには、 このフィックスパックに入っている nvTDW_FP1.txt ファイルを参照してください。
なし。
IBM Tivoli NetView ではパッチは提供しないため、このフィックスパックで取り替えられるパッチはありません。 しかし、この README の『このフィックスパックで修正された APAR』セクションに記載されている IBM Tivoli NetView 7.1.4 に対するすべてのテスト修正は置き換えられます。
このリリースでは、以下のオペレーティング・システムはサポートされていないことに注意してください。
以下は、IBM Tivoli NetView フィックスパック Pack 02 における新情報です。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 については、ファイアウォールがオンである場合は、SNMP トラップは通り抜けることができません。 さらに、ファイアウォールはデフォルトででオンに設定されます。 よって、IBM Tivoli NetView が外部エージェントからトラップを受け取るためには、ファイアウォールがオフに設定されている必要があります。
IBM Tivoli NetView は、Cisco PIX ファイアウォールのフェイルオーバー状態をモニターするための サポートを提供します。 NetView は通常状態でのポーリング中に PIX 装置のフェイルオーバー状態をモニターできます。 フェイルオーバーが起こると、 新規イベントが生成され、アクティブなアドレスが基本装置または 2 次装置上にあるかどうかを アナウンスします。 加えてオペレーターには、 アクティブなアドレスが 2 次装置上にあるときに、マップ上に、フェイルオーバーが発生したことと、 ファイアウォールを使用不可にしてしまうさらなる障害の発生を防ぐための処置が表示されます。 管理インターフェースは USER2 状況を表示します。通常は紫色で表示します (デフォルトで)。 これは、伝搬されて、PIX 装置シンボルを「マージナル」に変更します。 アクティブなアドレスが基本装置に戻ったときに、 この事実と、マップ上の状況が「正常」に戻ったことが、イベントによってアナウンスされます。
netmon.seed ファイルを使用して、両方の PIX ファイアウォール・フェイルオーバー・マシンの構成と 、SNMP アドレスの設定およびロックを行ってください。
PIX ファイアウォール・フェイルオーバーのサポートについて詳しくは、/usr/OV/doc/PixFailoverReadme.pdf ファイルを参照してください。
新機能によって、NetView 管理者は任意のデバイスに対し SNMP アドレスの設定およびロックが可能になりました。
詳しくは、『変更された netmon.seed ファイル』のセクションを参照してください。
seed ファイルの 2 つの新規トークンが netmon によって認識されるようになりました。
PIX ファイアウォールは、一般に、フェイルオーバーで、基本装置と 2 次装置の間でインターフェースをスワップします。 更に、SNMP アクセスは通常制限されていますが、1 つのアドレスを通したアクセスは必要とされます。 IBM Tivoli NetView は PIX マシンのフェイルオーバーをモニターします。 詳しくは、/usr/OV/docs/PixFailoverReadme.pdf の資料を参照してください。
SNMP にアクセス可能な各マシンの IP アドレスの前に「>」を使用します。 ワイルドカードと範囲は認められますが、ホスト名は使用できません。 以下に例を挙げます。
>172.30.100.2 >172.30.100.3
このトークンは、netmon がフェイルオーバーに対して Cisco MIB をポーリングすることを自動的に可能にし 、SNMP アドレスを設定およびロックし、このノードに対する SNMP 状況ポーリングを可能にします。
インターフェースがダウンしたことが分ると、IBM Tivoli NetView は、デフォルトでノードの SNMP アドレス変更を試みます。 しかし、特定のノードに対しては、この動作をオーバーライドした方が有益かもしれません。
SNMP 照会を設定しロックする IP アドレスの前に、「=」を使用します。 ワイルドカードと範囲は認められますが、ホスト名は使用できません。
IBM Tivoli NetView が SNMP アドレスの変更を試行しないように、このトークンが SNMP アドレスの設定およびロックに使用されます。
IBM Tivoli Switch Analyzer (ITSA) が IBM Tivoli NetView と共にインストールされている場合、 それは、障害を層 2 根本原因と関連させます。 根本原因がスイッチの場合、NetView はスイッチのアイコン・カラーを 黄色に変えて、層 2 がポートで問題があることを示します。 スイッチの下に、新規の Layer2Status オブジェクトが新規のインターフェース・オブジェクトとして表示され、 それによって層 2 の状況が示されます。 この新規オブジェクトのデフォルト・ラベルは「Layer2Status」で、 選択名は「<switchhostname>:Layer2Status」です。 スイッチ・アイコンの状況は、IP インターフェースの標準の伝搬スキームと 新規 Layer2Status オブジェクトを基にしていますが、状況がより重大であるときは、IP 状況が優先します。
関連する問題があるときには、ITSA がスイッチについての ovwdb フィールド「Layer2Status」を設定し、 問題が解決されたときに、ITSA が状況をリセットします。 新規 Layer2Status オブジェクトの状況は、 「Layer2Status」フィールドの値を反映します。 この状況が「マージナル」に変わると 、netmon は、「Interface Layer2Status marginal」イベントを発行します。 このイベントは、「Interface Down」イベントと同じ固有の ID を持ちます。 層 2 の状況が「正常」に戻ると、標準インターフェース・イベント「Interface UP」 が Layer2Status オブジェクトに送信されます。
スイッチ・ノードの既存の Layer2Status イベントは、引き続き送信され、ipmap によって 使用されます。 新規 Layer2Status オブジェクトのフィールドは、ovobjprint を使用して表示できます。
新規 Layer2Status オブジェクトが作成されると、 イベント・ブラウザーの中に、次のメッセージが表示されます。
注: <switch name> メッセージは、スイッチごとに表示されます。
ovtopodump -r コマンドは変更されて、与えられたノードの各インターフェースを 1 回だけリストするようになりました。 同じネットワーク上に複数のインターフェースを持つノードについて、これまでは、すべてのノードについて、インターフェースをすべて表示していました。
ユーザー・アカウント管理を改善するための 3 つの変更が行われました。
以前は、NetView サーバー上で Web コンソールのセキュリティー・アプリケーションを実行するか、NetView 管理者にテキスト・エディターを使用して /usr/OV/www/conf/NetViewRealm.properties を編集させるしか方法がありませんでした。 現在では、ユーザーは自分でパスワードをリセットすることができるようになりました。
パスワードの有効期限に対応する新規ファイルが作成されました。
次に、Web コンソールの新規のセキュリティー・フィーチャーの使用法を説明します。
IBM Tivoli NetView フィックスパック 02 のインストールの一環として、新規 NetViewRealm.xml ファイルが作成されます。 最初に、パスワードの有効期限が決して切れることのないように NetViewRealm.xml がセットアップされます。
<NetViewRealm validFor="-1"/>
この場合、パスワードが有効期限切れになることはありません。 「validFor=」属性の値が -1 の場合 、NetViewRealm のエレメントは空にする必要があります。
「validFor=」属性の現行値が -1 であるときに、パスワードの変更機能を再度使用可能にするには 、NetView 管理者は次のいずれかを行う必要があります。
注: 一度 generateNetViewRealmXML が実行されると、すべてのユーザー・アカウントが「validFor=」属性に基づいて同時に有効期限切れになるように設定されます。 ユーザーは、パスワードを変更するように事前に警告を受けます。 ユーザーがパスワードを変更しない場合は、それらのユーザー・アカウントが削除されます。 詳しくは、『パスワードの有効期限が切れたあとのログオン』のセクションを参照してください。
NetviewRealm.xml ファイルはユーザー・アカウントのパスワードの有効期限に関連する属性を含みます。 その属性は次のとおりです。
以下にユーザー・アカウントを伴う NetViewRealm.xml ファイルの例を挙げます。
<NetViewRealm validFor="186" expireWarning="21" dateFormat="yyyyMMdd"> <Account name="jane" since="20040701"/> <Account name="john" since="20040701"/> <Account name="maria" since="20040701"/> " ... </NetViewRealm>
Web コンソールの新規ユーザー・アカウントの追加および NetViewRealm ファイルの同期化を保持するためには、次の方法の 1 つを使用してください。
この方法は、新規ユーザーに対して NetViewRealm.xml ファイルから現行の汎用パスワードの有効期限設定値をピック・アップします。 汎用パスワードの有効期限設定値の変更方法についての詳細は、『NetViewRealm.xml の編集』のセクションを参照してください。
NetView 管理者が多数のユーザーの追加を必要とする場合は、Web コンソール・セキュリティーを使用するよりも、手動で NetViewRealm.properties ファイルを編集したほうが簡単です。
NetViewRealm.properties ファイルの更新後であれば、NetViewRealm.xml ファイルに対応する更新を手動で追加する代わりに、管理者が Web コンソール・セキュリティーのユーザー・アカウント情報を NetViewRealm.properties ファイルへ追加 (または除去) してから、generateNetViewRealmXML を実行して NetViewRealm.xml ファイルを更新することができます。
注: ユーザーを NetViewRealm.properties ファイルに追加した後に、NetView 管理者は Web コンソール・セキュリティーを立ち上げ、更新の保管を指定する必要があります。 従来どおり、こうすることで手動で追加されたユーザーのパスワードを暗号化します。
注: Web コンソール・ユーザー・アカウントを追加/削除したあとは、必ず Web サーバーを再生してください。
NetView Web コンソールのログオン画面に、新しいボタンが追加されました。
この新しいボタンを使って、ユーザーは、NetView Web コンソールにログオンするときにパスワードを 変更できます。
Web コンソールのログオン画面にユーザー名とパスワードを入力すると、 「パスワードの変更」をクリックできるようになります。
認証検査要求が、サーバーに送信されます。 応答を受信するまで、カーソルは砂時計に変わります。
認証が成功すると、ログオンのダイアログがクローズします。 このあと、 「パスワードの変更」のステップを行います。
パスワードが一致しないと、ユーザーはエラー・メッセージ「パスワードが一致しません。」を受け取ります。 両方のパスワード・フィールドはクリアされます。 最初のパスワード・フィールドに フォーカスが移ります。 この時点で、ユーザーは再度試行してください。
いずれにしても、フォーカスは「OK」ボタンに移ります。 「OK」ボタンがデフォルト・ボタンです。
パスワード変更要求が Web サーバーに送信されます。 応答を受信するまで、カーソルは砂時計に変わります。 パスワードの変更が成功すると、ログオンのダイアログはクローズし、Web コンソールが開始します。
ユーザーの新規パスワードは、旧パスワードと同じであってはなりません。
起こりうるエラー:
エラー・メッセージ「パスワード・ファイルは使用中です。再試行しますか?」と、 「はい」、「いいえ」の 2 つのボタンが付いたダイアログが表示されます。 「はい」ボタンがデフォルトです。
ユーザーが Enter キーを押すか、「はい」をクリックすると、 エラーのダイアログはクローズします。 このステップを繰り返します (パスワード変更要求を再送します)。
ユーザーが「いいえ」をクリックすると、 エラーのダイアログはクローズします。 ログオンのダイアログはクローズし、Web コンソールが開始します。
エラー・メッセージ「Realm プロパティー・ファイルのアクセス時間がタイムアウトになりました。あとで再試行してください。」のダイアログが表示されます。 1 つのボタン、「OK」ボタンが使用可能です。 ユーザーが Enter キーを押すか、「OK」をクリックすると、 エラーのダイアログはクローズします。 パスワードの変更のステップを繰り返して、 パスワード変更要求を再送します。 ユーザーが再試行を繰り返して何度もこのエラー・メッセージを受け取る場合は、 管理者は Web コンソール・セキュリティーを使用することがあります。 Web コンソール・セキュリティーは、パスワード・ファイルをロックし、そのファイルがロックされている間、ユーザーはパスワードを変更できません。 ユーザーは、「パスワードの変更」ダイアログをクローズするボタンを押して、Web コンソールを開始する必要があります。 そして、アクセスのタイムアウトについて、管理者に問い合わせてください。
正常にログオンした直後、ログオンのダイアログがクローズされる前に、ユーザーに、パスワードの有効期限が切れそうであることが通知され、変更を勧めるプロンプトが表示されます。 新規パスワードは即時に有効になります。
ユーザーのパスワードの有効期限が切れると、ユーザーは Web コンソールにログオンできません。新規パスワードを発行してもらうために、管理者に連絡する必要があります。
NetView 管理者は、NetViewRealm.properties から有効期限切れのパスワードと共にアカウントを除去する日常タスクがそのアカウントを除去した場合は、ユーザー・パスワードのリセットおよび/またはユーザー・アカウントの復元をするために、Web コンソール・セキュリティーを使用する必要があります。
この日常タスクは、有効期限切れのパスワードを共にアカウントを除去し、除去されたアカウントの情報を ${jetty.home}/logs/expiredpasswords.log に記録します。 NetView 管理者はこの情報を使用してアカウントを復元することができます。
NetView 管理者は、手動で NetViewRealm.xml ファイルを編集し、パスワードの有効期限に関連する各種属性を更新することができます。
一度パスワードの有効期限が切れると (『Web コンソールのセキュリティー設定の初期化』のセクションをご参照)、NetView 管理者は、NetViewRealm.xml の "validFor=" 属性を -1 に設定し、generateNetViewRealmXML を実行することによってそれを無効にすることができません。 この場合、generateNetViewRealmXML が NetViewRealm に残っているすべてのアカウント名のエントリーを削除します。
NetView 管理者は、NetViewRealm.xml の「validFor=」属性の値を変えることによって、有効なパスワードの期間を変更することができます。
ユーザーにパスワードの有効期限切れが近いことを通知する時期を変更するには、 「expireWarning=」属性の値を変更します。 デフォルト値は 21 日です。 言い換えれば、 ユーザーが有効期限の 3 週間前以降にログオンすると、「パスワードは、あと 21 [20, ...] 日で有効期限が切れます。今すぐパスワードを変更しますか?」のダイアログが表示されます。
NetView 管理者は、「expireWarning=」と「validFor=」属性の値のみを変更します。 管理者は、「アカウント」エレメントは変更しないでください。
<NetViewRealm validFor="30" expireWarning="7" dateFormat="yyyyMMdd"> <Account name="jane" since="20040701"/> <Account name="john" since="20040628"/> <Account name="maria" since="20040627"/> ... </NetViewRealm>
この場合、パスワードの使用日数の最大値は 30 日です。 今日が 2004 年 7 月 28 日と仮定すると、Jane は、7 月 31 日より前にパスワードを変更しなければなりません。 今日、Jane が Web コンソールにサインオンすると、パスワードの有効期限があと 3 日で切れることが通知され、パスワードの変更を行うかどうかが尋ねられます。 John は今日、パスワードを変更しなければなりません。 今日、John が Web コンソールにサインオンすると、パスワードの有効期限が今日で切れることが通知され、パスワードの変更を行うかどうかが尋ねられます。 Web コンソールを使用している間にパスワードの有効期限が切れる可能性もあります。 Maria のパスワードはすでに期限切れであるため、NetView 管理者にパスワードを変更してもらう必要があります。実際には、ほとんどの場合、Maria のアカウントは、毎日の期限切れパスワードの除去タスクによってファイルからすでに除去されています。
注: 「since=」属性はパスワードが最後に変更された日付です。 これにより、管理者は、 「since=」属性値を再計算せずに「validFor=」属性の値を変更できます。
注: NetViewRealm ファイルを編集した後で、generateNetViewRealmXML を実行し、Web サーバーを再生してください。
IBM Tivoli NetView for UNIX のグローバルの認知/認知の解除機能は、ユーザー作成の非 IP マップ・オブジェクトに対して機能するようになりました。
UNIX 上、および Windows 上の両方で、オブジェクト状況が「正常」であるマップ・オブジェクトを認知できるようになりました。
Windows 上の trapd デーモンは、外部 SNMPv2 トラップを受信できるようになりました。 入力 SNMPv2 トラップは、 それの SNMPv1 等価に変換されます。 trapd はまた、SNMPV2 INFORM を認知します。
SNMPv2 トラップを受信するには、着信のトラップ・ポート (通常は 162) でトラップを直接 listen するように、trapd を再度構成する必要があります。 SNMPv2 トラップを Microsoft(R) Windows Trap Service を介して受信することはできません。 trapd が、トラップをポート 162 で listen するように構成するには、次のようにします。
> ovstop > nvservice -stop
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\trapdSharePort162
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\trapdTrapReceptionPort
> net stop snmptrap
> nvservice -remove > nvservice -install -username .\NetView -password <password>
64 ビット値を含む、入力 SNMPv2 トラップは、変換された SNMPv1 トラップから除去されることに注意してください。 trapd のトレースが使用可能になっていれば、除去された値はトレース・ファイルにログされます。
nvmaputil 管理インターフェース/非管理インターフェース・サブコマンドは、IP アドレスまたは選択名のどちらかを受け入れるようになりました。 IP アドレスが使用された場合で、それが見付からないか、同じ IP アドレスのオブジェクトが複数存在するときは、nvmaputil は終了し、ユーザーに、選択名を入力するよう指示を出します。
注: AutoTrace は UNIX 上にのみ存在します。
システムのリブートを必要とせずに、AutoTrace サブシステムの機能を制御するために、 新規のスクリプト /usr/OV/service/nvAT が作成されました。 このスクリプトには、 前のリリース情報で概要を示した、AutoTrace を制御するためのステップが組み込まれています。
使用法ステートメント:
使用法: nvAT [start|status|stop]
nvAT [/h | /?]
start : AutoTrace サブシステムを初期化し、NetView チャネルを開始する
status : AutoTrace サブシステムの状況を表示する
stop : NetView チャネルと AutoTrace サブシステムを停止する
/h : ヘルプ
/? : この使用法ステートメント
変更された Web コンソールのスイッチ管理ビューでは、すべてのポートが位置する VLAN を表示します。 これは、コミュニティー・ストリング索引付けを通して行われます。 これは、必然的にコミュニティー・ストリング <community name>@<port number> の使用を伴います。ここで、<community name> はデバイスのコミュニティー・ストリングで、<port number> はスイッチの VLAN テーブルからの VLAN ポート番号です。
これらの変更は、Cisco BRIDGE_MIB をサポートするスイッチ、事実上 Cisco Catalyst スイッチにのみ当てはまります。 他のスイッチは、VLAN 情報なしで表示されます。
Cisco は、サポートを提供するものとして、次をリストしています。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk648/tk362/technologies_configuration_example09186a008015773e.shtml を参照してください。
VLAN 情報の表示:
このインプリメンテーションの制約事項:
Server Setup ツールで、サーバーの追加/変更オプションを使用して NetView クライアントを構成するとき 、提案された NetView サーバーへの接続のテストに、ICMP エコー要求 (ping) が使用されます。 以前のリリースでは、ping が有効な応答を返さなければ、NetView は、選択された NetView サーバー・マシンが無効であるか到達不可であると見なし、 そのサーバーを使用してクライアントを構成できませんでした。 その ping に障害が起きた場合、Server Setup ツールが警告を表示し、構成を続行します。
Server Setup ツールで、「保守」->「データベースのクリア」->「Clear object/topology/map databases, remove customizations」オプションは、デフォルトの SmartSets を再作成するようになりました。 前のリリースの IBM Tivoli NetView では、このオプションによって、 デフォルトの SmartSets は除去されました。
セキュリティーを厳しくするために、IBM Tivoli NetView ファイルとディレクトリーへのアクセス権を制限する、 新しいスクリプト /usr/OV/service/nvPerms が出荷されました。 フィックスパックがインストールされたあと、
man nvPermsと入力すると、追加情報を表示できます。
nvPerm スクリプトは、Tivoli NetView ファイルとディレクトリーのへアクセス権を単にリセットします。 その結果、次のようになります。
注: nvPerms は、NetView ネイティブ・クライアント/サーバー環境には使用することができません。
APAR IY53703 により、ストリング内に 16 進データを含む変数のフォーマットをユーザーがさらに制御できるように 、trapd が使用する新しい環境変数が導入されました。 現在、trapd は、 ストリングの半分以上が印刷不能文字でない限り、trapd.log とイベント・ウィンドウへの出力を できる限り読めるようにするために、このデータを印刷可能なものにインタープリットしようとします。 しかし、 ときには、たとえばそれが実際は MAC アドレスであるときなど、 全体のストリングを 16 進データとして印刷すべきであると、 ユーザーが知っていることがあります。 trapd により厳密に 16 進データをインタープリットさせ、 そしてストリングのすべてが印刷可能でない限り ストリングの全体を 16 進 でダンプさせたいと考えているユーザーは、 そうなるように TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT 環境変数を設定する必要があります。
UNIX では、次の行が入った /usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイルを作成するか、この名前の既存ファイルに次の行を追加します。
export TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT=TRUE
そして、この変数が継承されるように、すべてのデーモンを再始動する必要があります。 NetView マシンを リブートするか、「ovstop nvsecd」を使用して、 すべてのデーモンを停止します。 そして、「/etc/netnmrc」(AIX) または 「/etc/init.d/netnmrc」(Solaris または Linux) を使用して、この変更を有効にします。
Windows では、「コントロール パネル」を使用して、環境変数を設定します。
「コントロール パネル」-->「システム」-->「詳細」-->「環境変数」と選択し、 「システム環境変数」の「新規」を選択して、次の内容を入力し、「OK」をクリックします。 変数名 変数値 TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT TRUE
そして、この変更を有効にするために、NetView マシンをリブートします。
APAR IY56563 により、新しいオプション「Add collected data to the NetView Warehouse? (収集されたデータを NetView ウェアハウスに追加しますか?)」が 、serversetup の中の UNIX snmpCollect デーモン・オプションに追加されました。
この新しいオプションは、デフォルトは「はい」です。 このオプションを「はい」に設定すると 、snmpCollect デーモンは -w オプションを付けて始動し、 それにより、収集されたデータが NetView ウェアハウスに追加されるようになります。 このオプションを 「いいえ」に設定すると、収集されたデータは NetView ウェアハウスに追加されません。
注: この新規のオプションは、このフィックスパックの中の snmpCollect デーモンの 設定オプションへの UNIX smit パスの中に現れません。serversetup パスの中にのみ現れます。 予備手段は、smit では なく、serversetup を使用することです。
APAR IY58514 の一環として、次の 2 つの snmpCollect コマンドが追加されました。
snmpCollect を NetView Tivoli データウェアハウス・データベースから切断しますが、snmpCollect の実行は継続させます。 これは、zLinux では使用できません。
snmpCollect を再生せずに、snmpCollect を NetView Tivoli データウェアハウス・データベースに接続させます。 これは、zLinux では使用できません。
UNIX について、新しい trapd.conf ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。 trapd.conf に対する 変更により、イベントについて Tivoli Enterprise Console にインターフェース・リストを送信する APAR IY57432 に 関連する問題が、Linux 上のイベント・ウィンドウからの MIB ブラウザーの立ち上げの APAR IY52871 に 関連する Linux についての問題と共に修正されます。
/usr/OV/conf/C 内の trapd.conf (/usr/OV/conf 内の古い trapd.conf ファイルではない) が カスタマイズされていなければ、単にそれを /usr/OV/newconfig/OVSNMP-RUN からの trapd.conf と 置き換えます。 しかし、オリジナルの trapd.conf が変更されていれば、 変更を手動でオリジナル・ファイルに追加します。 詳細は、 「イベントで、インターフェース・リストが Tivoli Enterprise Console に送信される」と 「Linux 上で MIB ブラウザーを立ち上げるための trapd.conf の変更」のセクションを参照してください。
注: Windows trapd.conf ファイルの情報は、 「フィックスパック 01 の新情報」のセクションを参照してください。
前述の「新しい trapd.conf ファイル」のセクションで説明したように、 このフィックスパックと一緒に出荷される新しい trapd.conf は、Linux 上の イベント・ウィンドウから MIB ブラウザーを立ち上げることについての APAR IY52871 で示された問題を 修正します。
オリジナルの trapd.conf が変更されていれば、 新しい trapd.conf の中の変更をオリジナルの trapd.conf ファイルに手動で追加します。 そうでない場合は、 単に新しい trapd.conf を使用します。
推奨する方法は、xnmtrap を使用して trapd.conf ファイルを編集するものです。 理由は、xnmtrap を終了したときに、trapd が自動的に trapd.conf ファイルを再ロードするためです。 この場合、root として編集してください。
の状態にあるコマンドを、次のように変更します。/usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'`
/usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'` "
注: 別のエディターを使用してこの変更を行うこともできます。 次の行を見付けます。
次に、それを以下のように変更します。ACTION 0 "Browse MIB" /usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'`
ACTION 0 "Browse MIB" /usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'` "
ファイルを保管します。 後は、trapd を再始動するか、コマンド "/usr/OV/bin/event -e FMTCHG" を発行して、 このファイルを再読み取りさせます。
APAR PJ29821 (Windows) と IY57432 (UNIX) は、ある種のイベントは、Tivoli Enterprise Console(R) に 送信されるときに構文解析が失敗することを扱っています。 この理由は、 ある一定の環境で、一部のノードとルーターが余りに多くのインターフェース (30 を超過する) を持っているために 、varbind 8 として送信されるインターフェース・リストが大きすぎ、Tivoli Enterprise Console が正しく構文解析できないためです。 この問題は、これらのイベントの一環として、 インターフェース・リストを Tivoli Enterprise Console に送信しない ということで対処されました。
IBM Tivoli NetView for UNIX では、これは、trapd.conf 内のスロット・マップ項目によって 制御されます。 UNIX 用のフィックスは新しい trapd.conf (/usr/OV/newconfig/OVSNMP-RUN の中) で 提供されますが、これは、ユーザーが現在インストールしている、/usr/OV/conf/C/trapd.conf 内の カスタマイズされたものを自動的に置き換えることはしません。 したがって、ユーザーは、 この変更を現行システム上で手動で行う必要があります (あるいは、trapd.conf がカスタマイズされていなければ、 単に現行のものを新規のものと置き換えるだけです)。
xnmtrap を使用して、trapd.conf 内の次の項目を変更します。 最初に、「T/EC Slot Map」をクリックします。 次に、表示されたウィンドウの中で、 「iflist」項目を選択し、「削除」をクリックします。 そして、それぞれについて 「OK」をクリックし、再度「OK」をクリックして、 そのトラップの編集を完了します。 終了するまで、続けます。 そして、最後に「OK」を押して、xnmtrap を終了します。
IBM_NVNM_EV 50790400 (Node Marginal)
IBM_NVNUP_EV 58916864 (Node Up)
IBM_NVNDWN_EV 58916865 (Node Down)
ROUTDOWN_EV 58916971 (Router Down)
ROUTUNREACH_EV 58916972 (Router Unreachable)
ROUTERUP_EV 58916973 (Router Up)
ROUTMARG_EV 58916974 (Router Marginal)
IBM Tivoli NetView for Windows では、 これは、ファイル \usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds 内の項目によって 制御されます。 Windows のフィックスは新しい tecad_nv6k.cds で提供されますが、 これは \usr\ov\newconfig\tecad に入っています。 この新しいファイルは、 ユーザーが \usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds に持っている カスタマイズされたファイルを置き換えることはしません。 したがって、問題を避けるために、 ユーザーはこの変更を、現行システム上で手動で行う必要があります。
\usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds ファイルの中で、次のトラップごとに、項目を見付けます。
SELECT ステートメントの下の、次の行を除去します。
6: ATTR(=, "VB_8") ;
MAP ステートメントの下の、次の行を除去します。
iflist = $V6 ;
たとえば、Node Up 項目は、出荷時、次のようになっています。
CLASS TEC_ITS_NODE_STATUS SELECT 1: ATTR(=,$ENTERPRISE) , VALUE(PREFIX, "1.3.6.1.4.1.2.6.3" ) ; 2: $SPECIFIC = 58916864 ; 3: ATTR(=, "nvObject" ) ; 4: ATTR(=, "nvEventDescr" ) ; 5: ATTR(=, "nvApplNbr" ) ; 6: ATTR(=, "VB_8") ; FETCH 1: IPADDR($V3); MAP origin = $F1 ; hostname = $V3 ; msg = $V4 ; category = $V5 ; nodestatus = 1 ; # UP iflist = $V6 ; nvhostname = $ADAPTER_IP ; # Required for ALL TEC_ITS events END
ユーザーは、たとえば次のように変更します。
CLASS TEC_ITS_NODE_STATUS SELECT 1: ATTR(=,$ENTERPRISE) , VALUE(PREFIX, "1.3.6.1.4.1.2.6.3" ) ; 2: $SPECIFIC = 58916864 ; 3: ATTR(=, "nvObject" ) ; 4: ATTR(=, "nvEventDescr" ) ; 5: ATTR(=, "nvApplNbr" ) ; FETCH 1: IPADDR($V3); MAP origin = $F1 ; hostname = $V3 ; msg = $V4 ; category = $V5 ; nodestatus = 1 ; # UP nvhostname = $ADAPTER_IP ; # Required for ALL TEC_ITS events END
IBM Tivoli NetView for Windows ユーザーは、新しいルール・セット overridestatus_user1.rs を インプリメントできます。これは、正しくないルール・セット setstatusseverity.rs を置き換えます。 新しい 文書 \usr\ov\doc\Rulesets_on_Windows.readme に、相関デーモン nvcord と一緒に使用するルール・セットの サンプルが記載されています。ユーザーは setstatusseverity.rs を削除する必要があります。 これは、将来のリリースでは出荷されないことになっています。
xnmsnmpconf コマンドに、次にリストする 3 つの新しいオプションが追加されました。 注: 大括弧 ([]) の 中の文字はオプションです。
特定のノードの特定の項目を含んだ SNMP 構成 nodedb ファイル (nodedb.dir と nodedb.pag) から、 すべての項目を除去します。
IP アドレスのワイルドカードの 特定の項目を含んだ SNMP 構成 wilddb ファイル (wilddb.dir と wilddb.pag) から、 すべての項目を除去します。
SmartSets の特定の項目を含んだ SNMP 構成 colldb ファイル (colldb.dir と colldb.pag) から、 すべての項目を除去します。
注: SNMP 構成ファイルは、/usr/OV/conf/ovsnmp.conf_db ディレクトリーにあります。
これらの新しい 3 つのオプションと既存の「xnmsnmpconf -clearCache」により、 これは、次の 4 つのコマンドを入力することで、SNMP 構成データベースを完全にクリアできることを意味します。
APAR IY56279 と IY60528 を合わせて 、nvserverd 内の内部 Tivoli Enterprise Console アダプターの動作を制御するために 、UNIX 上の tecint.conf ファイルに新しい 3 つのオプションが追加されました。 デフォルトでは、これらのオプションはコメント化されていますが、ユーザーは、前に付いているポンド記号 (#) を 除去してコメントを外し、nvserverd の動作を次に説明するように変更できます。 tecint.conf の 新しい man ページには、これらのオプションの説明が含まれています。
このフラグを「Yes」または「YES」に設定すると、nvserverd は、Tivoli Enterprise Console に 送信されるイベントの /usr/OV/log/nvserverd.log を作成します。 また、ここには、 内部アダプターの始動パラメーターと、内部アダプターに関して記録されるエラー・メッセージがあればそれも 記録されます。 このエラー情報は、以前は nettl ログの中にしか記録されませんでした。 tecint.conf ファイルの 中でこのフラグを使用すると、ロギング機能を制御するための、/usr/OV/bin/netnmrc.pre 内の 環境変数 NVSERVERD_TRACE_TEC_EVENTS=YES をエクスポートする必要がなくなります。 さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。tecint.conf ファイルの中に 「NvserverdTraceTecEvents=」フラグが無かったり、コメント化されていれば、デフォルトの動作は 、「nvserverd.log は作成されない」です。
このフラグを「No」または「NO」に設定すると、nvserverd は、 イベント・ウィンドウのようには最新のイベントを事前準備しないという要求をして、 相関デーモン nvcorrd と一緒にセッションをオープンします。 デフォルトの動作は 、Tivoli Enterprise Console ルール・セットを事前準備することです。 事前準備をすることで 、nvcorrd がアクティブである間に nvserverd が停止され再始動されるときに 、Tivoli Enterprise Console に重複イベントが送信される確率が増します。 この項目を使用すると、 事前準備機能を制御するための、/usr/OV/bin/netnmrc.pre 内の環境変数 NVSERVERD_PRIME_TEC_EVENTS=NO を エクスポートする必要がなくなります。 さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。
このフラグを「Yes」または「YES」に設定すると、nvserverd は、それの NetView 7.1.4 より前の動作に戻り、Tivoli Enterprise Console に送信されるイベントについてのユーザー構成可能の NetView 重大度を 送信します。 もともとイベント重大度は、 それが IBM Tivoli Enterprise Console バージョン 3.9 (および、バージョン 3.8 と 3.7.1 用の フィックスパック) の中で提供される新規の Tivoli Enterprise Console ルールの働きを妨害するために 、7.1.4 には入れられていませんでした。 これらの新しい Tivoli Enterprise Console ルールは 、Tivoli Enterprise Console サーバーで受け取った時点の NetView 内部イベントのイベント重大度を 自動的に設定し、そして Tivoli Enterprise Console サーバーでオープンされたイベント相関および時間に基づいて、 重大度を上げたり下げたりします。 しかし、多くのユーザーは、これらの 新しいルールを使用するためのマイグレーションの用意ができておらず、 ユーザーのカスタム・ルールを機能させるために、依然として NetView 重大度か 送信されることが必要です。 したがって、 新しい「NvserverdSendSeverityTecEvents=」フラグは、マイグレーション・エイドとして 提供されます。 この項目を使用すると、重大度の送信を制御するための 、/usr/OV/bin/netnmrc.pre 内の環境変数 NVSERVERD_SEND_SEVERITY_TEC_EVENTS=YES を エクスポートする必要がなくなります。 さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。tecint.conf ファイルの中に 「NvserverdSendSeverityTecEvents=」フラグが無かったり、コメント化されていれば、デフォルトの動作は 、「デフォルト・イベントで重大度フィールドは送信されない」です。 slotmap フィールドに 明示的にコーディングされた重大度は、この変更によって影響を受けません。
以下は、IBM Tivoli NetView フィックスパック 01 における新情報でした。
APAR IY48379 で、ovstop コマンドが tdwdaemon を常に停止するわけではないという問題が記述されました。 この問題を修正するために変更済みの tdwdaemon.lrf が作成され、このフィックスパックに組み込まれました。 この修正を UNIX プラットフォームにインストールするには、以下のステップに従って、 インストール内の tdwdaemon.lrf ファイルを置き換える必要があります。
この修正をバックアウトするには、上記の指示のうちコピーの 2 つのステップを、 保管された lrf ファイルを元の場所に戻すという 1 つのコピーに置き換えて実行します。
ロケーション・センシティブ・トポロジー機能 (location.conf) は、ゲートウェイ項目の中で 、IP アドレス範囲とワイルドカードを使用できるように拡張されました。 範囲またはワイルドカードはゲートウェイ IP アドレスのどの部分でも使用できます。ワイルドカードは、ゲートウェイ名では使用できません。
以下の変更 (location.conf ファイルのコメント・セクションに、手動で適用 する必要があります) は、ゲートウェイ名またはアドレス・フィールドに対する変更内容を記述しています。
ゲートウェイ・エントリーのフォーマットは、次のとおりです。
<location name> <gateway name or address>
ここで、location name は、このゲートウェイが置かれる場所の名前で、 gateway name or address は、ゲートウェイの名前、または、そのインターフェースの 1 つの、 小数点表記法で表された IP アドレスです。 ゲートウェイ IP アドレス中で、ワイルドカードおよび範囲を使用できます (つまり、5.25-30.2.8 または 3.5.*.*)。 ワイルドカードはゲートウェイ名では使用できません (myrouter.company.com)。
ゲートウェイ・エントリーの例を以下に示します。
ゲートウェイが複数のゲートウェイ・エントリーに一致する場合は、1 つのエントリーが任意に選択されます。ゲートウェイ・エントリーの 重複の解決を助けるために、複数のエントリーに一致するゲートウェイ・インターフェースに関する 警告メッセージが location.log ファイル内に表示されます。これらのメッセージは単なる警告メッセージであり、 ゲートウェイ/ルーター配置の問題を示すものではありません。
APAR IY47145 に対して変更された netmon.seed ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。このファイルには、 ノードを明示的にディスカバーし、そのノードを SNMP 管理にするために、netmon.seed ファイル内に 2 つの エントリー (1 つはノードをディスカバーするため、もう 1 つは SNMP 管理のため) がなければならないことが記述されています。この フィックスパックは、変更された netmon.seed ファイルを、UNIX では /usr/OV/newconfig/IBMVA-RUN/ サブディレクトリーに、 Windows では \usr\ov\newconfig\netmon サブディレクトリーに置きます。
デフォルトでは、7 個までの代替コミュニティー名を communityNames.conf ファイル内に 指定できます。代替コミュニティー名の許容最大数は、netmon.conf ファイル内の 環境変数 MaximumCommunityNames を 0 と 100 の間の値に設定することで変更できます。
新しい trapd.conf ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。この trapd.conf ファイルは、NetView for Windows 用の trapd.conf ファイル内 の HPCIFxxx トラップ内の幾つかの値を誤って切り捨てなくなりました。 このファイルは、\usr\ov\newconfig\ovsnmp-run\trapd.conf にあります。 このファイルを使用する場合で、\usr\ov\conf\trapd.conf をカスタマイズしていない場合、 このファイルで \usr\ov\conf\trapd.conf にあるファイルを置き換えることができます。 ただし、オリジナルのファイルが変更されている場合は、2 つのファイルをマージする必要があります。
servmon を使用して ITM 照会を行うときにサービス検出で問題がある場合、 servmon 初期化に対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にする必要がある場合があります。
servmon 初期化中に servmon に対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にするには、 servmon.conf 内に、SECONDARY_IPADDRS のみからなる 1 行を追加してください。デフォルトでは、2 次 IP アドレスは、servmon 初期化中に検索されません。
ただし、この機能を使用可能にするとパフォーマンスが大幅に悪化します。NetView が安定した後で変更を行うのが最良です。 NetView が稼働中に、 以下を行ってください。
NetView for UNIX バージョン 5.1 以降、アクション・ノード・ルール・セットは、 それを通過する各トラップの終わりに、以下の 3 個の変数を追加しました (順に)。
NetView 6.0.3 において、新規変数 NVATTR_COUNT が追加されました。これは、トラップが現在含んでいる変数の数をユーザーに 知らせるためのもので、上記の最後の 3 個の参照を簡単にしました。
これらの追加の varbind は、参照が簡単な以下の 3 個の変数にエクスポートされました。
mib2trap mib_file addtrap_output_file [baroc_file] [base_event_class_name]
このコマンドはユーザー定義の任意のベース・イベント・クラスをサポートするようになったので、 古いベース・クラス Nvserverd_Event を使用し続けたい場合、以下のように、それを 4 番目の (オプショナル) パラメーターとして指定すれば使用し続けることができます。
mib2trap mib_file addtrap_output_file baroc_file Nvserverd_Event
nvserverd 内の内部 Tivoli Enterprise Console アダプターによって Tivoli Enterprise Console に送信されるイベントの 起点フィールドは、常に NetView サーバーの IP アドレスを含みます。 adapter_host フィールドは、NetView サーバーの完全修飾ドメイン名または 起点フィールドと同じ IP アドレスのいずれかを含みます。 Tivoli Enterprise Console でのイベント応答および 転送を容易にするため、アダプター・ホスト・フィールドに短縮名を使用することはできなくなりました。
Java MIB ローダーは、ロードに失敗した MIB を、ロード済み MIB のリストに入れなくなりました。 また、MIB のロードがスキップされた場合はユーザーに警告するようになり、 それによって、Java MIB ローダーの場合、MIB ファイルに対して有効な拡張子は .mib、.my、および .def のみであることをユーザーに知らせます。
Solaris 上に /etc/snmp/conf/mgragentd.rsrc としてインストールされるファイルが変更され、 コマンド・フィールドは、以前の値 'command = /usr/bin/echo mgragentd registered with snmpdx' から、 単に 'command = "" ' (ヌルのコマンド入力) を読み取るようになりました。この変更の目的は、snmpdx の 再始動時に機能不良のプロセスが作成される可能性を回避することです。ただし、 このファイルは、NetView の最初のインストール時に 1 回だけインストールされ、 ユーザーのシステム上にある現行のコピーは、このフィックスパックでは更新されません。したがって、 次のリリースの前にこの変更を適用したい場合、この変更を手動で /etc/snmp/conf/mgragentd.rsrc ファイルに挿入する必要があります。
NetView V7.1.2 以降、NetView によって使用される Tivoli Enterprise Console クラス定義が アップグレードされました。NetView によって使用される、以前の Tivoli Enterprise Console イベント・クラス定義は もうサポートされておらず、将来のマイグレーションは古いクラス定義をサポートしないので、 ユーザーは新しいクラス定義を使用するべきです。
ユーザーのシステム構成およびオペレーティング・システムのレベルによっては、NetView V7.1.4 フィックスパック がインストールされたらすぐに、新しいバージョンの JRE にアップグレードする必要がある場合があります。 フィックスパックが インストールされた後に NetView Web コンソールがコア・ダンプを引き起こす場合、適切なプラットフォーム用の フィックス IY45265 を IBM Tivoli カスタマー・サポートに要請して、ご使用のシステムにそれをインストールすることによって、 JRE アップグレードを要求することができます。
snmpCollect デーモンが、適切と思われるよりも多くのコレクションを延期している場合、 問題の原因として考えられるのは、デフォルトの待ち時間である 3 秒が、snmpCollect デーモンが応答を受信するのに十分ではないこと です。
コレクションに対してさらに長い時間を許可するには、以下を行います。
NetView セキュリティーが使用可能になっている場合、 サーバーの /etc/hosts ファイル内のサーバーのエントリーの最初のホスト名は、Tivoli NetView サーバーの 完全修飾ホスト名でなければなりません。 そうでない場合、NetView クライアントの信任状が検証できず、「セキュリティー管理」ダイアログ内で サーバーからメッセージが送信されるときにエラー (35) が報告されます。
UNIX 上で Tivoli NetView ネイティブ・サーバー/クライアント構成を使用している場合、 ネイティブ NetView クライアントは、NetView サーバーが置かれているプラットフォームがリブートされた場合、 停止および再始動される必要があります。 リブートとそれに続く NetView サーバーの再始動によって、ネイティブ・クライアントに関するセッション情報が 失われるので、その情報を復元するためにクライアントの停止および再始動が必要となります。
シード・ファイル内のワイルドカード範囲は、すべての管理対象ネットワークについて、 ディスカバリーがその範囲内に入るよう制限します。これは、netmon がその範囲内の新規ノードをディスカバーすることを強制するものではなく、 netmon に新規ネットワーク作成を強制することでもありません。ただし、シードされたエントリー (単一の IP またはホスト名) に 対して netmon は常にエントリーをディスカバーして、必要であればネットワークを作成しようとします。
「アイランド・ネットワーク」 (つまり、NetView サーバーへのルーター接続の無いネットワーク) のディスカバリーを 強制するには、そのネットワーク内の 1 つの明示的な (シードされた) ノード・エントリーをシード・ファイルに 追加することによって、ノードのディスカバリーとネットワークの作成を強制する必要があります。 さらに、そのネットワークの他のデバイス上でディスカバリーを拡張するには、 シードされたエントリーが SNMP 使用可能になっていることを確認する必要があります。
xnmsnmpconf アプリケーションの SNMP 構成パネルにおいて、「再試行回数」フィールドに ping または SNMP 要求の 合計再試行回数が示されます。 このカウントには、最初のポーリングが含まれるので、 値 "1" は、1 回の試行が行われる必要があることを示し、値 "2" は、最初の試行と、それが失敗した場合の 1 回の再試行を示し、 以下同様になります。
Web サーバーの日次ログ・ファイルがシステム上で占めるスペースがあまりにも大きい場合、 これらの要求ログが保持される日数を減らす (方法は「IBM Tivoli NetView for UNIX リリース情報 バージョン 7.1.4 」に説明されています) のに加えて、 ユーザーは以下のようなアクションを追加で実行することができます。
照会間隔は、Web サーバーが まだ活動中かどうかをチェックする要求を Web コンソールが送信する頻度を決定します。
通常、このパラメーターをカスタマイズする必要はありません。 しかし、日次の サーブレット要求ログ (UNIX の場合 /usr/OV/www/logs、Windows の場合 \usr\ov\www\logs にある yyyy_mm_dd.request.log) が 定期的に大きくなりすぎる場合は、照会間隔を増やして、作成される EventChannel 照会ログのエントリー数を 減らすことができます。 ただし、この変更により、Web コンソールが Web サーバーのダウンを認識するまでの遅延時間が長くなります。
これは、UNIX の場合は /usr/OV/www/webapps/netview/WEB-INF/web.xml ファイル内 、Windows の場合は \usr\ov\www\webapps\netview\WEB-INF\web.xml ファイル内に ある EventChannel サーブレットの queryIntervalSec パラメーターで構成できます。
クライアント・リフレッシュ率は、Web コンソールが Web サーバーに Web コンソールのイベント・ブラウザーに対する イベントのリフレッシュを要求する頻度を決定します。
通常、このパラメーターをカスタマイズする必要はありません。 しかし、日次の サーブレット要求ログ (UNIX の場合 /usr/OV/www/logs、Windows の場合 \usr\ov\www\logs にある yyyy_mm_dd.request.log) が 定期的に大きくなりすぎる場合は、クライアント・リフレッシュ率を増やして、作成される EventBrowser イベント要求ログのエントリー数を 減らすことができます。 ただし、この変更により、EventBrowser データが Web コンソール内で更新される頻度が減少します。
これは、UNIX の場合は /usr/OV/www/webapps/netview/WEB-INF/web.xml ファイル内 、Windows の場合は \usr\ov\www\webapps\netview\WEB-INF\web.xml ファイル内に ある EventBrowser サーブレットの clientRefreshRate パラメーターで構成できます。
上記アクションの両方とも、ログが保持される日数を減らすことと同様に、UNIX プラットフォームまたは Windows プラットフォームで 稼働する NetView Web サーバー上で実行できます。
IBM Tivoli NetView 7.1.4 は、Tivoli Enterprise Console 転送が可能になっている場合、 最新の Tivoli Enterprise Console リリース (3.8 + フィックスパック 01、3.9) を必要とします。 これは、最近のリリースの Tivoli Enterprise Console にのみ知られている、NetView から Tivoli Enterprise Console に 送信されるトラップ・パラメーターにおける変更によるものです。
Solaris オペレーティング・システム上で初めてクライアント/サーバー・システムを構成する際、 「クライアント・アクセスの追加」段階で、次のようなエラー・メッセージが出されることがあります。
!-> エラー・メッセージ 「/etc/dfs/sharetab をオープンできません」(3 回)-> オペレーション完了
これは、ファイル /etc/dfs/sharetab が、作成されるまで Solaris に存在しないからです。 クライアント・セットアップは、ファイルへのアクセス失敗後にファイルを作成するので、 上記エラー・メッセージは障害を意味しません。
「セキュリティー監査構成」ダイアログ・ボックスには、2 つのペインがあります。
上部のペインには、「監査カテゴリーの選択」フィールドがあります。 このフィールドの中の「オン」と 「オフ」のボタンを使用して、保管する監査レコードのカテゴリーを選択します。 各カテゴリー下で記録されるイベントの情報については、 「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者の手引き バージョン 7 」を参照してください。
下部のペインには、以下のフィールドがあります。 これらは、監査ログ・ファイルのサイズとロケーションの制御に使用できます。
NetView for UNIX または Windows 管理者ガイド、itm_attributes.conf および servmon.conf の 中のコメント、servmon の man ページのどれも、servmon が Service SmartSets をいつどのように作成するのかを 正しく明確に説明していません。
servmon デーモンは、サービス属性エントリーに対して Service SmartSets を自動的に作成しません (itm_attributes.conf および servmon.conf の両方を 参照してください)。Service SmartSet が欲しいユーザーは、 そのサービスについて servmon.conf にエントリーを追加する必要があります (あるいは、 すでにそのサービスの行がある場合、コメント化されている行のコメントを外して、 必要な変更を行ないます)。詳しくは servmon.conf を参照してください。 次に、変更をピックアップするため、servmon デーモンを停止して再始動してください。
代替方法として、手動で SmartSet を作成することができます。Windows の場合、 SmartSet サブマップ下のノードの状況は、サービス状況にのみ依存します。ただし、User SmartSets の場合、 ノードの状況は、IP 状況およびサービス状況の両方に依存します。UNIX の場合、Service SmartSets がサポートされている間、 サービスのアイコンは作成されず、サービス状況はノードの全体状況に寄与しません。
servmon についての追加の注:
お客様によって報告された以下の問題が、 このフィックスパックによって IBM Tivoli NetView V7.1.4 で修正されます。
APAR # | プラットフォーム | 説明 |
---|---|---|
IY49659 | UNIX |
AIX 5.1 の場合、ovactiond で起動されたコマンドが、 待ち時間を超過しても強制終了されない。 |
IY50486 | Windows UNIX |
IBM Tivoli NetView の DB2 可用性データベースに 重複レコードがある (IY53390 と IY55671 を参照)。 |
IY51398 | Windows UNIX |
nvdbformat パフォーマンスの向上 |
IY52871 | UNIX |
IBM Tivoli NetView のイベント・アプリケーションの、「MIB のブラウズ」 および「イベントのソート」の追加アクションが、すべて共用ライブラリーのロード・エラーで失敗する。 |
IY53390 | Windows UNIX |
ETL1 が可用性データを TWH_CDW に挿入すると、 ノード (comp_id) と測定値の組が重複する結果となる。 |
IY53554 | UNIX |
mibtable コマンドは、MLM MIB から状況テーブルを検索しようとしている間に、 ループする。 |
IY53580 | UNIX |
APM データ収集が、同じ値を何度も繰り返し戻している。 |
IY53703 | Windows UNIX |
trapd は、トラップ内の 16 進データを期待どおりにフォーマットしない。 |
IY54430 | UNIX |
netviewd の始動が失敗する。 ovstatus 出力スタンザ内のメッセージは、 「不明な理由で終了」。 これの対処法は、このフィックスパックに示されている。 |
IY54434 | Windows UNIX |
複合 SmartSets について、nvUtil 評価コマンドが必ずしも正しい結果を出さない。 特に、ルールの右辺が NOT 演算子で終了したり (たとえば、!(xxxx))、複数の && 条件がある場合。 |
IY54452 | UNIX |
NetView マイグレーションの間に /usr/OV/ITSL2 ファイルをバックアップする。 |
IY54575 | UNIX |
Linux で、nvcorrd は、動的に割り振られなかった配列に対して delete [] が 呼び出されると、コアする。 |
IY54590 | UNIX |
ovtopofix は空のネットワークを削除する必要がある。 |
IY55011 | UNIX |
nvUtil は、ovw データベースから取得されたオブジェクトのリストの中で 選択名のないオブジェクトを見付けると、メッセージ「GetValues が失敗しました - OVwDbGetFieldValuesByObjects は NULL 値を戻しました。ovwdb キャッシュ・サイズがデータベース内のオブジェクトの数よりも大きいことを確認してください。」を表示して、終了する。 |
IY55025 | UNIX |
AIX 5.2 で、 「/usr/OV/app-defaults」ディレクトリーは、LANG=en_US でサポートされない imb850 フォントを含んでいるため、netview_root.log ファイルがフォント・エラーでいっぱいになる。 |
IY55219 | Windows UNIX |
DEMANDPOLL と PING STATUS POLL が同時にヒットすると、netmon は、Solaris でコアする。 |
IY55256 | UNIX |
/usr/OV/security/C/Domains/* にサブディレクトリーが存在すると 、nvsecd は nvsec_admin の起動をコアする。 |
IY55354 | UNIX |
HSRP インターフェースは、いつも、削除され再作成される。 |
IY55559 | UNIX |
NetView 7.1.4 に AutoTrace 機能を追加すると、大きな性能低下を引き起こす。 |
IY55671 | Windows UNIX |
netmon のイベント生成方法のために、tdwdaemon は、 同じ状況イベントについて、複数のレコードを Avail DB に追加する。 |
IY55689 | Windows UNIX |
層 2 状況は、SmartSet またはカスタム・マップ上のスイッチ・アイコンに 正しく伝搬しない。 |
IY55803 | UNIX |
IBM Tivoli NetView のオンライン・ブックとヘルプに、 使用するブラウザーとしてハードコードされた Netscape が載っている。 |
IY55831 | UNIX |
ovspmd との通信中に、疑似の ovwdb がハングする。 |
IY55966 | UNIX |
スペース・バーを約 20 秒間押したままにすると、ovw_binary がコアする。 |
IY55972 | UNIX |
$AGENT_ADDR は、Tivoli Enterprise Console に転送されたイベントの中のホスト名を解決しない。 |
IY56095 | UNIX |
1 つの UNMANAGE アクションに対して 2 つの "NODE UNMANAGED" トラップがある。 |
IY56157 | UNIX |
複数の NetView ウィンドウをクローズするときにパフォーマンスが下がると、 マップがグレーになり、しばらくの間そのままである。 |
IY56279 | UNIX |
nvcorrd も停止せずにユーザーが ovtop/ovstart nvserverd を行うと 、イベントが重複して Tivoli Enterprise Console に送信されることがある。 |
IY56323 | UNIX |
netmon.conf 内の NMAVAILABILITY=TRUE フラグが機能しない。 netmon.conf の設定に かかわらず、/usr/OV/databases/availData_yyymmdd に使用可能なデータは作成されなかった。 |
IY56338 | Windows UNIX |
netmon は、数字で始まるシード・ファイル名を解決しない。 |
IY56522 | UNIX |
Linux で、netcheck TCP ルーチンは、「エラー: ポート 5888 に接続できませんでした。 接続が拒否されました。」という間違ったエラー・メッセージを表示する。 |
IY56534 | UNIX |
UNIX の、ovtopofix の -R オプション (空のネットワークとセグメントを除去) は 、-A と -a オプションと結合してだけでなく、単独で機能するようになった。 |
IY56563 | Windows UNIX |
serversetup は、snmpCollect の -w フラグを設定する機能を含んでいなかった。 これにより 、Tivoli Data Warehouse 機能が使用不可であった。 |
IY56564 | Windows UNIX |
snmpCollect の -w フラグは、 「IBM Tivoli NetView Warehouse Enablement Pack Implementation Guide 」 または snmpCollect man ページに記載されていない。 |
IY56565 | UNIX |
snmpCollect が NetView ウェアハウス・データベースにデータを書き出すことに 関連する DB2 アクティビティー・トレースのメッセージ/オプションはない。 |
IY56637 | Windows UNIX |
コマンド「netmon -a 160」は、TDWAVAILABILITY フラグの値をダンプしない。 |
IY56671 | Windows UNIX |
ovstop/ovstop nvsecd, /etc/netnmrc の実行後、NetView データベースから列挙が脱落する。 |
IY56958 | Windows UNIX |
nvUtil 評価コマンドの実行で起動される nvcold 内の大きなメモリー・リークを除去する。 |
IY57192 | UNIX |
サブマップへのズーミングが機能しないことがある。 |
IY57383 | UNIX |
nvtecia -reload は tme_nvserverd が一緒だと機能しない。プロセスは停止する。 |
IY57388 | UNIX |
Linux で、ルール・セットは、名前のないノードがあると問題が発生する。 |
IY57432 | UNIX |
大きなインターフェース・リスト (varbind 8) を伴う IBM Tivoli NetView イベントは 、Tivoli Enterprise Console で構文解析に失敗する。 |
IY57468 | UNIX |
「Poll for Status」をオフにしても、SnmpStatus ポーリングを使用不可にしないが 、ICMP ping を使用不可にする。 |
IY57469 | UNIX |
「Topology/Status Polling」構成からのすべての設定がオフにされると、 明示的なシード・ファイル項目がディスカバーされない。 |
IY57579 | UNIX |
IY4909 は、netmon の始動でパフォーマンス上の問題を引き起こす。 |
IY57654 | UNIX |
データベース内に不完全なオブジェクトが残されていると、ovtopmd はコアする。 それは、 稀なケースでのみ起こる。 |
IY58119 | UNIX |
最初の定義が「2 ワード」属性で、2 番目の定義が IN_COLLECTION の SmartSets を 、SmartSet エディター (collectioned) ダイアログを使用して作成したユーザーの行ったテスト。 SmartSet の作成は 成功した。 しかし、その後、ユーザーがその SmartSet を SmartSet エディター・ダイアログを使用して 変更しようとすると、SmartSet エディターは、 「SmartSet はダイアログの中で正しく表現されていません。代わりにテキスト・エディターが使用されました。」の メッセージを表示する。 |
IY58244 | Windows UNIX |
nvdbformat は、選択ルール定義のいくつかで間違った結果を提供する。 |
IY58305 | UNIX |
ovw_binary は、ウィンドウのサイズ変更でコアする。 |
IY58392 | UNIX |
trapgend は、AIX 5.2 上の CORE_DUMP を正しく構文解析しない。 |
IY58404 | Windows UNIX |
netmon キャッシュの中の最初のアドレス snmp_addr で問題があるとき 、2 番目のアドレスも失敗である場合は、最初のアドレスを 2 番目のアドレスに変更すべきではない。 |
IY58428 | UNIX |
nmdemandpoll を停止するために Ctrl-C が発行されると、netmon は、 シグナル 13 で終了する。 |
IY58512 | UNIX |
snmpCollect は DB2 データベース接続を終了しない。 その結果、多くの接続が、使用されていなくても、まだアクティブであるとしてリストされる。 |
IY58514 | Windows UNIX |
DB2 NetView ウェアハウス・データベースの 作成に tdwdaemon の serversetup を使用すると、不必要に db2stop/db2start を発行する。 |
IY58551 | UNIX |
mib2trap は、slotmap が組み込んだコメントを baroc ファイルを追加しない。 |
IY58586 | UNIX |
ユーザーは SmartSet エディター (collectioned) を、ネイティブ NetView コンソールまたはコマンド行から開始する。 「追加」->「変更」をクリックし、そのあと、 「定義タイプ」を「サブネット」に切り替える。 そして、「計算」をクリックし 、IP アドレスとサブネット・マスクを入力して「計算」をクリックする。 すると、collectioned は、 セグメンテーション障害でコアする。 |
IY58772 | UNIX |
snmpCollect-UNIX と DB2 の間の障害で 、sqlstate 値と sqlcode 値が snmpCol.trace ファイルに書き込まれない。 |
IY58780 | Windows UNIX |
submapexplorer 内のアイコン・サイズがときどき間違って計算される。 |
IY59196 | Windows UNIX |
メモリー・リークのために ovtopmd がコアする。 |
IY59201 | Windows UNIX |
オブジェクトがマップから削除されると、ovtopmd のサイズが大きくなる。 |
IY59424 | Windows UNIX |
要求でタイムアウトが生じると、常に、間違った SnmpStatus ポーリングの状況が 報告される。 |
IY59537 | Windows UNIX |
ノードが削除されたときに、servmon は SmartSet ovw データベース項目を クリアしない。 |
IY60528 | UNIX |
7.1.4 で、Tivoli Enterprise Console イベントについて、NetView イベント重大度は 送信されなくなった。 nvseverd に環境変数を追加すると、重大度を書き込むことができるが、デフォルトでは重大度は省略される。 |
IY60701 | UNIX |
netmon は、SNMP 状況要求 (req = SNMPStatus) の 1 つで いったん「SNMP エラー: そのような名前はない」となった残りのインターフェースについて、 インターフェース・ダウン・イベントを報告する。 |
IY60978 | UNIX |
グローバル認知は、ロケーション・オブジェクトに対して機能しない。 |
IY61174 | Windows UNIX |
/usr/OV/conf/tdwdaemon.log 内のエラー:「誤ったパラメーター 数」 |
PJ29495 | Windows |
setstatusseverity.rs ルール・セットが不良である。 |
PJ29522 | Windows UNIX |
API 呼び出し「OVwFieldNameToFieldId」は、NetView が再生され、 クライアント・アプリケーションは再生されなかったときは失敗となる。 アプリケーション が ovwdb への接続を失ったことからリカバリーできるように、 新しい ovw API である OVwDbDone() が追加された。 |
PJ29525 | Windows |
ユーザーがサブマップのバックグラウンドを作成したが、表示されない。 |
PJ29701 | Windows UNIX |
NetView SmartSet は、ITM サービスに対して作成されない。 |
PJ29726 | Windows UNIX |
SNMP 状況ポーリングが、ディスカバーされたインターフェースに限定される。 |
PJ29734 | UNIX |
UNIX xnmgraph で、「ビュー」->「統計」のあと、 ファイルに保管すると、出力行フィールドは、出力ファイルの中で 20 文字に制限される。 |
PJ29812 | Windows |
Windows Tivoli Enterprise Console 転送デーモン (tecad_nv6k) は、 多くのメモリーを消費したあと (Task Manager Window で見て判断される) 停止する。 |
PJ29814 | Windows |
「TEDW で使用するための DB2 へのデータ・エクスポートの構成」は 、snmpcollect がレコードを DB2 に書き込むように、snmpcollect に -w フラグを追加しない。 その上 、snmpcollect のための nvsetup.exe 構成は、ウェアハウスの「-w」フラグについて 、ovsuf と snmpCol.lrf ファイルを更新しない。 |
PJ29821 | Windows |
大きなインターフェース・リスト (varbind 8) を伴う NetView イベントは 、Tivoli Enterprise Console で構文解析に失敗する。 |
PJ29910 | Windows UNIX |
SQL ステートメントは、SQL コマンド・ファイルの中で、 ゼロの周りの単一引用符を見逃す。 |
お客様によって報告された以下の問題が、フィックスパック 01 によって IBM Tivoli NetView V7.1.4 で修正されます。
APAR # | プラットフォーム | 説明 | |
---|---|---|---|
IY41085 | Windows UNIX |
ISDN ステータス・モニターが、MIB データの編成が原因で Cisco ルーターで機能しない。 | |
IY42473 | UNIX |
"-restart" パラメーターを指定して登録されたアプリケーションを NetView が再始動しない。 | |
IY47145 | Windows UNIX |
SNMP 管理ノードをディスカバーするための netmon シード・ファイル内のエントリーに関する要件を文書中に明確に記述することの要求。 | |
IY47892 | Windows UNIX |
ovesmd デーモンが、ネットワークおよびネットワーク・セグメントへの DNS 要求を作成する際、不必要に DNS サーバーのパフォーマンスを悪化させる。 | |
IY48379 | Windows UNIX |
ovstop nvsecd コマンドが tdwdaemon を停止しない。 | |
IY48447 | Windows |
特定トラップのオブジェクト状況に関するヘルプ・メッセージ・パネル内の誤り。 | |
IY48542 | UNIX |
trapd デーモンが、バッファー・オーバーフローでコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49032 | UNIX |
Solaris および Linux 上の serversetup アプリケーションが、AIX 特定の用語およびオプションを含んでいる。 | |
IY49405 | UNIX |
CNAT データが、前のバージョンの NetView V7.1.x から NetView V7.1.4 へマイグレーションされていない。 | |
IY49428 | Windows UNIX |
nvdbformat アプリケーションで、「TopM Interface List」の前に常に Carriage Return が付加される。 | |
IY49532 | Windows UNIX |
nvdbformat アプリケーションが完了せず、出力が正しくない。 | |
IY49546 | UNIX |
printtool アプリケーションが、Linux 上の Tivoli NetView V7.1.3 でコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49787 | UNIX |
NetView 7.1.3 ovw_binary コア。 | |
IY49953 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールが、誤ったデータを与えられると、セグメンテーション・フォールトでコアする。 | |
IY49954 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールのコマンド行パラメーターでオーバーフロー条件が発生する。 | |
IY49955 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールが、パスワード・コマンド行引き数が期待より長い場合にコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49975 | UNIX |
ipmap 実行可能モジュールが、GLOBAL ACKNOWLEDGE が使用可能にされている場合に、同期を永久に終了せず、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49985 | UNIX |
pmd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50013 | UNIX |
nvlockd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50133 | UNIX |
NetView 7.1.4 の AIX 4.3.3 ML 10 へのインストールが nvsecd 開始に失敗し、エラー・メッセージ「ovstart: ovspmd に連絡できません: そのようなファイルまたはディレクトリーはありません」が出る。 | |
IY50196 | Windows UNIX |
追加の代替コミュニティー名の要求。 | |
IY50227 | Windows |
servmon.log 内に不必要なトレース・メッセージ。 | |
IY50265 | UNIX |
nvcorrd デーモンが、誤ったデータが nvcorrd ソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50266 | UNIX |
actionsvr デーモンが、誤ったデータがそのソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50394 | Windows UNIX |
IPMAP アプリケーションが、NetView 7.1.2 から NetView 7.1.3 へのマイグレーション後にコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50461 | Windows UNIX |
ルーター用のワイルドカード IP アドレスの location.conf 内でのサポートを提供。 | |
IY50464 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、新しくディスカバーされたノードを管理するよう構成されていても、幾つかのデバイスをディスカバーし、それらを非管理として設定している。 | |
IY50663 | UNIX |
ovtopmd デーモンおよび ovtopofix コマンドの実行が、AutoTrace がオンの場合に大幅に遅くなる。 | |
IY50702 | Windows UNIX |
ITSA 管理スイッチに、ipmap に表示される正しいシンボル状況がない可能性がある。 | |
IY50954 | UNIX |
snmpCollect デーモンが、アドレスがホスト名に変換される場合に、IP アドレス上で収集しない。 | |
IY50990 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、再始動後に状況ポーリングを実行するのに、構成された時間量を待機しない。 | |
IY51064 | Windows UNIX |
Query Database Field ノードが、ルール・セット内のインターフェース選択名に対して機能しない。 | |
IY51125 | Windows UNIX |
NetView 7.1.3 で、netmon シード・ファイル内の SNMP ワイルドカード使用でエラー。 | |
IY51162 | UNIX |
長い名前を持つトラップ・スロット値が、保管時に 15 文字に切り捨てられる。 | |
IY51181 | UNIX |
シード・ファイル・エディターで右方スクロール・バーが機能しなくなる。 | |
IY51516 | Windows UNIX |
nvrsEdit アプリケーションが、オープン時にルール・セットを正しく処理できない場合に、エラーを表示しない。 | |
IY51641 | UNIX |
nvserverd デーモンが、非常に大きいトラップを正しくフォーマットするにはバッファーが小さすぎることが原因で、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY51700 | Windows UNIX |
IBM Tivoli NetView 7.1.4 は、Tivoli Enterprise Console 転送が可能である場合、 最新の IBM Tivoli Enterprise Console リリースを必要とする。 | |
IY51778 | Windows UNIX |
netmon シード・ファイル内のアドレス範囲の動作が、以前のリリースと異なる。 | |
IY51844 | Windows UNIX |
ルーターの再ディスカバリーが機能しない。 | |
IY52086 | UNIX |
netmon デーモンに対する "retries" パラメーターの意味を明らかにする必要がある。 | |
IY52227 | UNIX |
IP 状況が正常のスイッチで、層 2 マージナル状況を認知できる必要がある。 | |
IY52295 | UNIX |
非 AIX NetView UNIX プラットフォームに、ping 数コントロールを追加する必要がある。 AIX 上ではそのようになっている。 | |
IY52234 | UNIX |
7.1.4 へのアップグレードの結果、ipgettopoinfo コマンドが実行されると、リレーショナル・データベース内の IP トポロジー・カウントが正しくなくなる。 | |
IY52320 | UNIX |
SNMP 構成ルックアップ・ルーチンが、グローバル・デフォルト内にあるユーザーの設定値の代わりに、NetView のデフォルト値を戻すようになった。 | |
IY52341 | Windows UNIX |
ipmap 実行可能モジュールが、AIX 5.1 上の NetView 7.1.3 フィックスパック 1 でコアしている。 | |
IY52351 | Windows UNIX |
幾つかのトラップが、ネットワークおよびセグメント・アドレスの DNS 要求を引き起こす。 | |
IY52394 | Windows UNIX |
機能 setstatednode において nvcorrd デーモンがシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY52429 | UNIX |
NetView 7.1.4 において、Tivoli Enterprise Console イベント内のホスト名を持つトラップ・スロットが、ホスト名の中にハイフン (「-」) があると、ブランクのままになる。 | |
IY52758 | UNIX |
xnmgraph アプリケーションが、誤った y 軸値を計算している。 | |
IY52773 | Windows UNIX |
netmon が、10 分ごとにシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY52820 | UNIX |
trapd デーモンが、AIX 5.2 上の NetView 7.1.4 で定期的にコアしている。 | |
IY53038 | UNIX |
NetView 7.1.3/7.1.4 for Linux において、開始スクリプト内での行の欠落が原因で、非ルート・ユーザーは GUI を開始することを許可されていない。 | |
IY53188 | Windows UNIX |
netmon.conf ファイル内の変数 MaximumCommunityNames=x を設定することで、 ユーザーがコミュニティー名の最大数を変更できることを文書に示す。x の値は、0 から 100。 | |
IY53205 | Windows UNIX |
ITM リソース・モデルのステータス・モニターを servmon に追加しようとする試行が機能しない。 | |
IY53244 | UNIX |
nvgethost コマンド使用法の中に不要情報が印刷される。 | |
IY53271 | Windows UNIX |
trapd デーモンが、トレースを切り替えるか zLinux にログオンすると、停止する。 | |
IY53400 | UNIX |
NetView セキュリティーが使用可能にされている場合、xnmloadmib2 アプリケーションおよび xnmbrowser2 アプリケーションが実行できない。 セキュリティー登録ファイルが存在しない。 | |
IY53554 | UNIX |
mibtable コマンドが Mid-Level Manager MIB でループする。 | |
IY53666 | UNIX |
trapd.log が最大サイズに達すると、trapd デーモンがシグナル 13 で停止する。 | |
IY53704 | UNIX |
NVRSEdit アプリケーション内の Set State ノード編集での問題。 | |
IY53727 | Windows UNIX |
幾つかのインターフェースのマップに、誤ったシンボルが現れる。 | |
IY53780 | UNIX |
netmon デーモンが、望まれないインターフェースを ping する。 | |
IY53804 | Windows UNIX |
NetView 7.1.3 フィックスパック 2 の適用後、nvdbformat アプリケーションがコアしている。 | |
IY53928 | Windows UNIX |
NetView 7.1.4 において、servmon デーモンのパフォーマンス上の問題がある。 | |
IY54371 | Windows UNIX |
RFI が使用可能にされていると、ポーリング・サイクルごとに "Interface Unreachable" イベントが発生する。 | |
IY54644 | Windows UNIX |
NetView Web コンソールがハング。 | |
IY54964 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、大規模ネットワークで同時に数千ものインターフェースをポーリングしようとする。 | |
IY55374 | UNIX |
AIX 5.2 での snmpd64v1 エージェントの使用に関する文書が不明確。 | |
PJ29055 | Windows |
特定のトラップに対する起点 tecad デフォルト・スロット値の出力が間違っている。 | |
PJ29416 | Windows |
Tivoli Enterprise Console にイベントを転送するとき、ホスト名フィールドがブランクのままになる。 | |
PJ29421 | Windows UNIX |
ovobjprint コマンドが、大容量データベースに関するすべての適切な情報を表示しない。 | |
PJ29460 | Windows |
最初のインターフェースが DNS にないルーターを netmon が発見すると、アイコン選択名およびラベルで問題。 | |
PJ29480 | Windows |
Service Down インターバルに基づいてサービス・シンボルが削除された後、ノードの状況が正しく更新されない。 | |
PJ29481 | Windows |
ノードがアップに戻ると、SmartSet 内のノードの状況が誤っている可能性がある。 | |
PJ29503 | Windows UNIX |
削除されたサービス・シンボルが、誤った状況を伝搬する可能性がある。 | |
PJ29517 | Windows |
活動化されたルール・セットを通過したイベントに対して 、nvcord デーモンが「$A」値を誤って交換する。 | |
PJ29580 | Windows |
Collected Data オブジェクト・プロパティー画面の "filter by" オプションが、"<" または ">" オプションが使用されている場合、データを反映しない。 | |
PJ29586 | Windows UNIX |
nvdbformat/nvdbimport コマンドを使用して、コンマが入ったフィールドを取得/設定できない。 | |
PJ29588 | Windows UNIX |
NetView ETL 使用時に、過大な数の切り捨てエラーがログに記録される。 | |
PJ29644 | Windows |
Microsoft Trap Service からのヌル IP アドレス で NetView for Windows trapd デーモン例外。 | |
PJ29651 | Windows UNIX |
NetView ウェアハウス使用可能パックが、ストリング切り捨てエラーが原因で、宛先データの挿入に失敗する。 | |
PJ29653 | Windows UNIX |
NetView ウェアハウス使用可能パックにおいて、月次および年次レポートの両方で、障害パーセントを表示するレポート用のヒストリカル・データが欠落。 | |
PJ29654 | Windows UNIX |
NetView ETL2 が、すべてのケースで正確に可用性を計算しない。 | |
PJ29666 | Windows |
収集するオブジェクトの数が 16 を超えると、snmpCollect デーモンが snmpget 要求を繰り返す。 | |
PJ29671 | Windows |
前に定義済みのデータ収集に対してグラフ機能が機能しない。 |
IBM Tivoli NetView V7.1.4 フィックスパック 02 をシステムにインストールするには、以下の前提条件を満たす必要があります。
そのプラットフォームに適したパッケージをダウンロードし、それをインストール先のシステムに対して使用可能にする必要があります。
元の NetView V7.1.4 インストールを実行した時と同じユーザー・アカウントを用いてシステムにログインしている必要があります (UNIX の場合、ルート・アカウント)。
システムには、すでに IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.4 インストールがなければなりません。
フィックスパックをインストールするシステムには、以下のことを行うのに十分なフリー・スペースが必要です。
前の IBM Tivoli NetView フィックスパックを含むインストールでは、 このフィックスパックをインストールする前に 、UNIX 上の /usr/OV/service/V713/Fix PackX ディレクトリー、 または、Windows 上の \usr\ov\service\v713\Fix PackX ディレクトリーを 削除することによって、前のフィックスパックが使用しているスペースのほとんどを回復できます。 しかし、 そのようにすることで、前のフィックスパックをバックアウトできなくなることと、インストールのために前のフィックスパックを必要とするコード修正は インストールできなくなることに注意してください。
以下の表に、上記の各スペース所要量の各プラットフォームでの必要量を示します。
オペレーティング・システム |
インストールに必要なスペース1 |
アップグレードされた製品に必要なスペース2 |
---|---|---|
RS6000 AIX |
719 Mb |
378 Mb |
SunOS Solaris |
818 Mb |
433 Mb |
Linux Intel |
685 Mb |
360 Mb |
Linux 390 |
616 Mb |
324 Mb |
Windows |
103 Mb |
61 Mb |
1このスペースは、ユーザーがフィックスパックのインストール・パッケージを置く場所に必要です。 2このスペースは、UNIX の場合は /usr/OV、Windows の場合は \usr\ov に必要です。 |
/usr/OV または \usr\ov 内の、フィックスパック内容を入れるのに必要なスペースのほとんど (2 番目の欄に記述されているスペース) は、 /usr/OV/service/V714/FixPack2 (UNIX の場合) または \usr\ov\service\V714\FixPack2 (Windows の場合) ディレクトリーの内容を削除することによって、 システムに戻すことができます。 ただし、これを行うと、フィックスパックをバックアウトすることができなくなります。 FixPack2 サブディレクトリー自体を削除しないでください。このサブディレクトリーは、このフィックスパックを前提条件とするフィックスをインストールするために存在している必要があります。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット)、および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) については、新規 NetView 7.1.4 Linux CD が NetView 7.1.4 ベース・キットに追加されており、IBM Tivoli NetView 標準フレッシュ・インストールが必要です。 この新規 CD は、Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) への新規インストールのみが対象です。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) 上の IBM Tivoli NetView インストールが正常に機能するには、最初に次の Linux パッケージがインストールされている必要があります。
ユーザーは、オプションの Red Hat i386 パッケージ compat-libstdc++-7.3-2.96.122、または s390 パッケージ compat-libstdc++-7.2-2.95.3.78 をインストールする必要があります。 この パッケージは、Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 Update 1 または 2 CD セットに入っています。
IP-MIB による ifIndex 参照内の ifIndex と ipAdEntIfIndex のミスマッチを訂正するために、 ユーザーは、net-snmp rpms を次のレベルに更新する必要があります。
rpm -i --force pdksh-5.2.14.8.i386.rpm (または pdksh-5.2.14-248.s390.rpm)
次のコマンドを使用して、検査してください。
rpm -q pdksh
注: SLES 9 では、Xvfb パッケージは、xextra ではなく、XFree86-Xvfb です。
新規のインストールの間に、各グループ内の少なくとも 1 つのパッケージが見付からなければ、 インストールの前提条件の検査は失敗となり、インストールは打ち切られます。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と s390 (31 ビット) および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 i386 (32 ビット) および s390 (31 ビット) の場合、IBM から新しい NetView 7.1.4 Linux CD を取得し、「標準」インストールの現行の指示に従います。
他のすべてのプラットフォームの場合は、次のステップを実行して、 フィックスパックをインストールします。
Secure Socket Layer (SSL) プロトコルを使用するユーザーは 、(1) NetView serversetup アプリケーションを使用して SSL をオフにするか 、(2) ファイル /usr/OV/www/webapps/netview/WEB-INF/web.xml (UNIX 上) または \usr\ov\www\webapps\netview\WEB-INF\web.xml (Windows 上) を一時的な場所にコピーする 必要があります。
NetView for UNIX クライアントにフィックスパックをインストールする場合、以下を実行して、 クライアントが NetView サーバーから切断されていることを確認する。
新規ウィンドウをオープンし、フィックスパックをインストールするオペレーティング・システム上のローカル・サブディレクトリーにパッケージをコピーし、ディレクトリーをそのサブディレクトリーに変更する。
パッケージをコピーする前に、 このオペレーティング・システムに IBM Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 02 を インストールするのに必要な、十分なスペースがこのサブディレクトリーにあることを確認します。
以下のいずれかを実行して、インストール・スクリプトを抽出する。
zcat 7.1.4-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0002.tar.Z | tar -xvf - installを入力する。
7.1.4-TIV-NVD-Win32-FP0002.exeを入力する。
インストール・スクリプトを実行する。
./installを入力する。
installを入力する。
install noversioncheckを入力する。
ネイティブ NetView クライアント・インストールにフィックスパックをインストールするとき、 ファイル nvexportd.jar、nvexportd.lrf、および notfoundhandler.class をコピーできなかったという一連のエラーが報告されます。 これらの ファイルは、クライアント・インストールには不要であり、エラーは無視できます。
インストール中に他のエラーが発生した場合は (インストール・プロセス自体が正常終了を報告するかどうかに関わらず)、以下を実行してください。
マシンのリブート、または、netnmrc スクリプト (AIX では /etc/netnmrc、Solaris または Linux では /etc/init.d/netnmrc) の実行のいずれかによって、UNIX 上の NetView デーモンを再始動します。マシンのリブート、または netview コマンドの使用、または、NetView アイコンのクリックのいずれかによって Windows 上の NetView デーモンを再始動します。
注: NetView インストールが Windows 上で SQL データベースを使用している場合、SQL サーバーを再始動したあとで NetView デーモンを再始動してください。
アップグレードされたネイティブ NetView サーバー・インストールから、 すべての NetView Web コンソールのインストールを再インストールする。 これは、NetView サーバー がアップグレードされたあと、次の URL からダウンロードできます。
http://server:8080/download
Windows 上の Web コンソールの場合、次のファイルにフィックスパック更新が 含まれています。 シン・クライアントを使用していたのであれば、nvwc_thin.zip を適用します。 フル Web コンソール を使用していたのであれば、nvwcinstall.exe を適用します。
nvwc_thin.zip (Windows のシン Web コンソール) nvwcinstall.exe (自己解凍型インストール)
UNIX 上の Web コンソールの場合、次のファイルにフィックスパック更新が 含まれています。
nvwc.tar (UNIX の Web コンソール)
NetView Web コンソールを NetView フィックスパック UNIX サーバーからアップグレードする場合、NetView Web コンソール・パッケージのこのバージョンを使用する必要があることに注意してください。NetView Web コンソールのフル・バージョン (nvwc_xxx_jre_1.3.tar) には、フィックスパック更新は含まれません。フィックスパックが NetView サーバー上にインストールされた後、フル・パッケージをインストールする場合は常に、パッケージ nvwc.tar をフル・パッケージの先頭に適用する必要があります。
フィックスパック・インストールの一部として、インストール中に置換される各ファイルのコピーが、 UNIX の場合は /usr/OV/service/V714/FixPack2、Windows の場合は UNIX or the \usr\ov\service\V714\FixPack2 サブディレクトリーに保管されます。 必要であれば、そのディレクトリーに入っているバックアウト・スクリプトを実行することによって、 フィックスパックをアンインストールすることができ、そうすると、システムはフィックスパックがインストールされる前の状態に戻ります。
注: Windows の場合、 バックアウト・スクリプトは \usr\ov\service\V714\FixPack2 サブディレクトリーから 実行する必要があります。 同様に、UNIX の場合、 バックアウト・スクリプトは /usr/OV/service/V714/FixPack2 サブディレクトリーから 実行する必要があります。
フィックスパックがインストールされた後にシステムにインストールされた NetView フィックスは、 フィックスパックをバックアウトする前に、すべてバックアウトする必要があります。
注: ovstart または /etc/init.d/netmrc の実行に従って ovstop を実行する場合は、nslookup が再度コアする可能性があります。
/usr/OV/PD/cores/ovspmd/core がこの問題に起因しているかどうかを判断するために、該当するコア・ファイル上で次のコマンドを実行してください。
strings core | more出力にストリング nslookup が出力されていれば、該当するコアは安心して無視することができます。
TDWAVAILABILITY=FALSE
IBM Tivoli NetView は、SNMPv3 エージェント・デーモンが 実行されている IBM Tivoli NetView 管理対象マシンについて、ディスカバリーと状況更新で問題が 生じる場合があります。 これらの問題は、管理対象マシンの SNMP デーモンが SNMPv1 デーモンに リンクされており、SNMPv3 デーモンにはリンクされていないことを確認することで除去できます。
大規模な NetView データベースの Web コンソールを使用する UNIX ユーザーは、次を行う必要があります。
AIX 上では、正しい X11 Xvfb が実行されていなければ、netviewd は始動に失敗します。
正しい X11 xvfb が実行されていないために netviewd が AIX 上で始動に失敗した場合 (APARs IY54430 および IY58569 をご参照)、ユーザーは、次に示すように、grep ":2" | を /etc/netnmrc ファイルに追加する必要があります。
# Start Xvfb Xserver # pid=`/bin/ps -ef | /bin/grep vfb | /bin/grep -v grep | grep ":2" | /bin/awk '{print $2}'`
xnmsnmpconf (UNIX) によって、あるいは、 ネイティブ NetView コンソールが作動している間にディスカバーされた oid_to_type ファイル内の設定のために、 「管理ノードのディスカバー (Discover Node(s) Managed)」にチェックがされていないノードの場合、 マップには「Unmanaged」ではなく、「Unknown」と表示されます。
予備手段 (APAR IY58520 に記載) は、これらのノードがディスカバーされるときに、 ネイティブ NetView コンソールを確実にダウンするか、ノードがマップに「Unknown」として表示されたら、 それらのノードを、一度 GUI から手動で非管理にすることです。 また、ユーザーがそのノードを管理したいときは、 最初にそれを非管理にして、それから管理します。
.kshrc ファイルからの Korn シェル・ヒストリー・ファイルの操作は 推奨されません。 NetView で使用されるインストール機構の一部は、 標準ヒストリー・ファイルが設定されることを予期していて、そうでない場合、 前提条件検査および実際の NetView インストールが失敗します。
一部のユーザーで、カスタマイズされたロケーションに Tivoli Framework が インストールされているシステムでの スタンドアロン IBM Tivoli NetView インストールの使用で障害がありました。 これらの障害を回避するため 、その環境で Framework を保持したい場合は、 標準 Tivoli Framework インストールを介して IBM Tivoli NetView をインストールすることが 推奨されます。 Framework が、NetView をサポートするためにのみインストールされていて、 もう必要とされていない場合は、次を行います。
nvColToSQL を実行しようとすると、以下のエラー・メッセージが出される場合があります。
データベース・サーバーが存在しないか、ログ・ファイル、一時ファイル、ロールバック・セグメント用に十分なディスク・スペースがないか、 または、データベース内にテーブルが存在しませんこのメッセージは、処理すべき snmpCollect ファイルが多すぎる場合 (通常は 500 超) に発生することがあります。 このメッセージを 受け取った場合、以下のスクリプトを使用してファイルを処理できます。このスクリプトは、一度に 1 ファイルを処理し、出力をログ・ファイルに保管します。
#!/bin/sh LOG=/usr/OV/log/nvColToSQL.log date > $LOG # CREATE NEW LOG EACH TIME # Loop all files that do not have ! or archive in name for file in `ls /usr/OV/databases/snmpCollect | grep -v "\!" | grep -v "archive"` donvColToSQL -f $file -m 64 >> $LOG 2>> $LOG RC=$? echo "* FILE <$file> Return Code <$RC>" >> $LOGdone
NetView for Windows V7.1 での SNMPV2 コマンドのヘルプで、ヘルプ・メニュー項目のオープン、 「ヘルプ・トピック」の選択、「検索」タブの選択、snmp の入力、 リストからの SNMPV2 の選択、「ツール」->「MIB」->「SNMPV2」->「ロード・コマンド」 の選択で見つかるヘルプは、もう有効ではないので無視すべきです。
Linux オペレーティング・システムおよび NetView for UNIX man ページのフォーマット設定における不具合が原因で、 Linux 端末ウィンドウが 80 文字を超える大きさでない場合、Linux システムで man ページが正しく表示されません。 フォーマット設定を 修正するには、マウスを使用してウィンドウの右枠を右にドラッグしてください。
NetView for Windows において、admin down インターフェース (状況 USER1) は、 netmon による ICMP ping の使用が原因で、インターフェースが管理されておらず、後で再び管理されるようになると、 間違って変更されることがあります。インターフェースの admin down 状況は、 次の構成チェックまたは要求時ポーリングまで、再び選出されません。 admin down インターフェースがこの状態でクリティカルと 報告されるのを回避するには、admin down インターフェースを持つルーターを、 netmon シード・ファイル内で、ICMP ポーリングの代わりに SnmpStatus ポーリングを使用するように構成してください。
Windows 2003 上の Tivoli NetView for Windows において、クライアントまたはサーバーに メッセージを送信しようとする (「サーバー・セットアップ」->「クライアント/サーバー」->「メッセージの送信」タブ) と、 「メッセージなし」エラーがポップアップ表示されることがあります。これは、Windows Messenger サービスが 使用可能になっていないことが原因である可能性があります。デフォルトでは、Windows 2003 へのインストール後に、 このサービスは使用不可のままにされています。Messenger サービスを使用可能にするには、以下を実行してください。
SmartSet サブマップが Tivoli NetView for UNIX 内でオープンされているとき、collmap は、汎用シンボルに対してユーザーがカスタマイズした ラベルを、オブジェクトの選択名でオーバーライドします。予備手段は、オブジェクトに対して汎用シンボルを構成し、それを使用することです。
一部の Linux プラットフォームでは、オペレーティング・システムが、 Tivoli NetView for UNIX Java デーモンのスレッドの幾つかを正しくシャットダウンできない場合があり、 その結果、NetView デーモンの再始動で問題を起こすことがあります。 nvKill コマンドに "force" オプションが追加されました。 これは、すべての不良 NetView デーモンおよびスレッドをシャットダウンし、ソケットをクリアすることによって、このような状態が起こった場合にも正しくデーモンが再始動されるようにします。 NetView デーモンがハングしていると考えられる場合 (再始動が 10 分以上かかっている)、コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力してください。
次に、コマンド・プロンプトで、netnmrc または netview コマンドを使用して、通常の方法でデーモンを再始動します。
前のバージョンからマイグレーションされた NetView for Windows の場合、NetView.exe 実行可能モジュールは、 ファイル /usr/ov/conf/c/finddialog.conf で <CR><LF> が単なる <CR> に変更されているため、 検索ダイアログの単純タブの下にある「他のプロパティーで検索」の使用時にロックします。
この問題を修正するには、finddialog.conf ファイルを Windows Wordpad プログラムにロードし、このファイルを保管します。 WordPad が <CR> を <CR><LF> に変更します。 注: Windows Notepad プログラムでは機能しません。
Solaris システム上で日本語言語パック付きの NetView のインストール上に NetView for 7.1.4 フィックスパック 02 をインストールしてバックアウトするときには、 NetView GUI の開始は、「mapdb フィールド情報の検索でエラー: ヌルのフィールド値」というメッセージで失敗しました。 このエラーが起こった場合にリカバリーするには、以下のステップを実行してください。
ユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合、Windows および AIX Web コンソールは、Solaris NetView サーバーに接続しません。 ただし、Solaris 8 Web コンソールは、ユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合に Solaris NetView サーバーに接続できます。
日本語言語パックを使用するときには、マップ・スナップショット名のデフォルト値 (例えば、"Snapshot 1") は、使用された場合、 サーバー・セットアップ・ウィンドウのスナップショット・メニューに表示されません。作成されたスナップショットは、 「ファイル」->「マップ・スナップショット」->「オープン」を選択すると表示されます。また、ovmapsnap CLI コマンドが使用された場合にも表示されます。
IBM Tivoli NetView for Windows ユーザーは、 不良ルール・セット setstatusseverity.rs の代わりに、新規ルール・セット overridestatus_user1.rs を インプリメントすることをお勧めします。 不良な setstatusseverity.rs ルール・セットは、 相関デーモンをループさせ、連続的に偽の状況変更イベントを trapd デーモンに送信し続けます。 これは、相関デーモンと Tivoli Enterprise Console アダプター・デーモンの両方が制圧されるまで続きます。 このルール・セットは、 将来のリリースで製品から除去される予定ですが、保守リリースでは除去されません。
注: フィックスパックがインストールされると、 ユーザーは新しい \usr\ov\doc\Rulesets_on_Windows.readme を参照して、 ルール・セットの詳細情報を得ることができます。
このセクションでは、将来のリリースに追加される予定の文書の更新を反映しています。
この README で説明されている新しい Tivoli NetView 機能に関する文書は、将来のリリース時に適切な Tivoli NetView 資料に追加されます。
「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者ガイド 」と 「IBM Tivoli for Windows ユーザーズ・ガイド 」のどちらも 、servmon が Service SmartSets をいつどのように作成するのかを正しく明確に説明していません。 この README の「フィックスパックについての注意点」のセクションにあるように、その説明を更新する必要があります。
次にリストするのは、 「IBM Tivoli NetView, Version 7.1.4 Warehouse Enablement Pack Implementation Guide for Tivoli Enterprise Data Warehouse, Version 1.1.0 Revised April, 2004 」に対する変更です。
注: Tivoli Enterprise Data Warehouse は、「for Version 1.1」と名前が示すように 、IBM Tivoli NetView と一緒には出荷されなくなっています。 Version 1.2 は、 「Tivoli Data Warehouse 」という名前に変更されており、 これが IBM Tivoli NetView と一緒に出荷されます。 文書が更新され、この変更が反映されます。
13 ページの「3.9 Post-installation procedures」セクションで、 サブセクションの見出し「3.9.1 Verifying the tdwdaemon daemon configuration」を 「3.9.1 Verifying the tdwdaemon and snmpcollect daemon configurations」にします。
セクション 3.9.1 の中で、「The tdwdaemon daemon configuration for use with performance information」を 「The snmpcollect daemon configuration for use with performance information」にします。
同じく 3.9.1 セクションで、 「If you are using the performance warehouse pack, you must also perform the procedure in "Error! Reference source not found." on page Error! Bookmark not defined.」は、 組版エラーのため、ページとセクションを示していません。 この組版エラーは修正されます。
14 ページで、セクションの見出し「3.9.1.2 Verifying the tdwdaemon daemon configuration for use with performance information」は 「3.9.1.2 Verifying the snmpcollect daemon configuration for use with performance information」に変更します。
セクション 3.9.1.2 で、tdwdaemon はすべて snmpcollect に変更します。
セクション 3.9.1.2 で、セクションの一番下に、 次の新規情報を追加します。 これには、「-w」オプションの情報が含まれます。
/usr/OV/bin/serversetupon the command line to start the Server Setup application.
将来の「IBM Tivoli NetView リリース情報 」と「Web Console 使用者の手引き 」に、以下の注記が追加されます。
デフォルト・マップのオープン (名前 "default" で) の必要性に加えて、NetView Web コンソールのスコープ機能は、 このマップが読み取り/書き込みモードでオープンされることを必要とします。ユーザーは、 ユーザーのアカウントが構成されている役割から、manage/unmanage および acknowledge/unacknowledge アクションを除去するだけで、 効率的に「読み取り専用」マップを表示するよう Web アカウントを構成できます。 そのようなアカウントを使用しているユーザーが読み取り-書き込みマップを実際に表示したとしても、 どのような方法でもマップを変更することはできないので、それは事実上は読み取り専用になります。
「IBM Tivoli NetView for UNIX リリース情報 」バージョン 7.1.4 の 58 ページの「製品についての注意点」で、 「AIX バージョン 5.2 オペレーティング・システム上で実行される Tivoli NetView for UNIX 製品は」で始まる段落は正しくありません。 この段落は、 次のようにする必要があります。
AIX バージョン 5.2 オペレーティング・システム上で実行される Tivoli NetView for UNIX 製品は、 SNMP デーモンの snmpdv1 バージョンのみを サポートします。 64 ビット・オペレーティング・システムが使用されている場合、 以下のプロシージャーは、snmpdv1 ではなく、サポートされている snmpd64v1 に変更します。snmpdv1 および snmpd64v1 は、両方とも SNMPv1 エージェントです。 snmpdv1 が snmpd64v1 の代わりに 64 ビット・カーネルで実行することはできません。 どちらのバージョンのデーモンが システム上で実行しているかを判別し、SNMP デーモンのバージョンを変更するには、以下の手順で行います。
NetView V7.1.3 および V7.1.4 の「IBM Tivoli NetView リリース情報 」の 「Linux ソフトウェア前提条件」セクションで、NetView for Linux 390 CD から使用するパッケージとして、 誤って pdksh-5.2.14-248.s390.rpm に言及しています。
しかし、CD に入って出荷される RPM は、実際は pdksh-5.2.14-197.s390.rpm であり、リリース情報はこれを反映しなければなりません。
「IBM Tivoli NetView for UNIX リリース情報 バージョン 7.1.4 」の 10 ページで、 Tivoli NetView AutoTrace 機能が停止されていることを確認するコマンドが間違っています。
/usr/OV/bin/atctl v infoこのコマンドは、次のようにする必要があります。
/usr/OV/bin/atctl -v info
シフトイン/シフトアウト機構を使用するためには、まず nvauth を実行する必要があります。
「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者ガイド 」の第 5 章「イベントの相関、フィルター操作、および構成」の 「ルール・セット・ノードのタイプ」セクションに、時間値の指定に関する以下の記述を追加する必要があります。
イベントには、そのイベントが最初にイベント・ストリームから取り出されるときに、 タイム・スタンプが付与されます。タイム・スタンプは、ルール・セット内の 時間が重要なオペレーション (例えば、「一致でパス」、「一致でリセット」、「限界値」オペレーション) での 処理に対する適格性を判別するのに使用されます。イベントのこのタイム・スタンプは、 すべての後続処理の間、変更されずそのままになります。 したがって、 イベントを保持するべきか廃棄するべきかの決定は、イベントが受け取られた時刻に基づきます。 これにより、最初の時間比較の後続のすべての時間比較は累積になります。 時間が重要な 2 つのオペレーションを次々に 追加したい場合、この累積時間を考慮に入れる必要があります。 したがって、例えば、2 つの「一致でリセット」ノードを、 次々に、同じルール・セット内にコーディングしたい場合で、最初のものにイベントを 2 分間保持させ、2 番目のものにさらに 1 分間保持させたい場合、 最初の「リセット」ノードには 2 分間という時間値を指定しますが、2 番目のノードには、 イベントが 2 番目の「一致でリセット」ノードに渡る前にすでに満了した 2 分間を考慮に入れ、3 分間という時間値を 指定しなければなりません。 これの考慮を失敗すると、意図しない結果になります。 イベントが意図した長さだけ保持されないというのが典型的な結果です。
「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者ガイド 」の第 5 章の 「トラップ・データの環境変数」に、この Readme の『フィックスパックについての注意点 』セクションにある、 エクスポートされた varbind "NVSEV"、"NVSRC"、および "NVCAT" に関する情報を組み込む必要があります。
「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者ガイド バージョン 7.1.4 」の 214 ページにある以下の行は正しくなくなったので除去される必要があります。
ノード名を IP アドレスに変換できない場合、コミュニティー名 public を使用して SNMP 要求が送信されます。
「IBM Tivoli NetView Web Console 使用者の手引き 」に、Microsoft Internet Explorer を使用する システムで NetView Web コンソールを実行したいユーザーのために、このブラウザーのシステム要件を組み込む必要があります。 最小必要要件は、256 MB の RAM 付きの 450 MHz マシンです。 実動システムの推奨値は、少なくとも 256 MB 付きの 800 MHz です。
34 ページの上記以外の部分は正しい記述です。
- 複数のマシンに分散している Tivoli Data Warehouse 環境に NetView ETL を正常にインストールできるためには、TWH_CDW および TWH_MART データベースが存在するマシンには、対応する Tivoli コンポーネントもインストールされる必要があります。
- 「中央データウェアハウス」コンポーネントは、TWH_CDW データベースを収容しているサーバー上にインストールされる必要があります。
- 「データマート」コンポーネントは、TWH_MART データベースを収容しているサーバー上にインストールされる必要があります。
「NetView for Windows Programmer's Reference Manual 」にある Thresh コマンド "-T" オプションの説明は、全体が正しいわけではありません。 "-T" オプションに関して、以下のように記述されています。
限界値を超えたときに送信される NetView エンタープライズ特定のトラップを指定します。 この限界値は、1001 から 1999 までの範囲内の奇数か、デフォルト値 58720263 でなければなりません。上記の文を、次のように変更する必要があります。
限界値に一致したときに送信される NetView エンタープライズ特定のトラップを指定します。 このトラップ番号は、1001 から 1999 までの範囲内の奇数か、デフォルト値 58720263 でなければなりません。
現在のオンライン・ヘルプで、NetView for Windows 内でデータ収集対象の MIB を定義するときの「送信トラップ番号」フィールドに関する説明は不完全であり補足する必要があります。 ヘルプ情報に次の行が追加されるべきです。
収集されたデータが「限界値」フィールド内の値に一致したときに送信されるトラップ番号を指定します。 このトラップ番号は、1001 から 1999 までの範囲内の奇数か、デフォルト値 58720263 でなければなりません。このヘルプは、以下を実行することによって起動されます。
「エージェント・ポリシー・マネージャー (APM) フィルター・パネル」のスロットル設定 に関するヘルプ・パネルを更新して、次のような Armed および Disarmed コマンドでの 256 バイト長制限を組み込む必要があります。
8. 最上位マネージャーに送信される一致トラップの数を指定するには、「スロットル設定」をクリックする。 これらの値は、「アクション」フィールドがスロットル・トラップに設定されている場合にのみ使用されます。「Armed コマンド」および「Disarmed コマンド」フィールドには、256 バイトの長さ制限があります。
いずれかの Tivoli 製品で問題がある場合、次の IBM ソフトウェア・サポート Web サイトをご覧ください。http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support
ソフトウェア・サポートに連絡したい場合は、次の Web サイトで「IBM Software Support Guide」をご覧ください。http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html
このガイドに、問題の重大度に応じた IBM ソフトウェア・サポートへの連絡方法に関する情報と、以下の情報が記述されています。
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、 またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが 使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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