[リリース 5.1 以降]フィルター・ファクトリー・プロファイル設定 (Filter factory profile settings)

このページは、フィルター・ファクトリー・プロファイルのランタイム・プロパティーを 構成するために使用します。 イベント・エミッターは、 フィルター・ファクトリー・プロファイルで定義されたプロパティーを使用して イベントをイベント・サーバーに送信するかどうかを判別します。

各フィルター・ファクトリー・プロファイルは、JNDI にバインドされた 単一のフィルター・ファクトリー・インスタンスを定義します。 フィルター処理が使用可能になるように エミッター・ファクトリー・プロファイルが構成されており、フィルター・ファクトリー・プロファイルの JNDI 名が エミッター・ファクトリー・プロファイルの「フィルター・ファクトリー JNDI 名」プロパティーで指定されている場合に、 イベント・エミッターはこのプロファイルを使用します。 エミッターは、フィルター・ファクトリー・プロファイル の JNDI 名を検索することによって実行時にフィルター・ファクトリー・インスタンスを取得します。

フィルター構成ストリングは、フィルター・ファクトリー・インスタンスがイベントをイベント・サーバーに 送信するかどうかを判別するために使用します。 フィルター処理により、アプリケーションは イベント・サーバーに送信する前に不要なイベントを破棄できます。 例えば、 以下のフィルター構成ストリングでは、重大度が 50 を超えるイベントのみが イベント・サーバーに送信されます。

CommonBaseEvent[@severity > 50]

この管理コンソール・ページを表示させるには、「リソース (Resources)」 > 「Common Event Infrastructure プロバイダー (Common Event Infrastructure Provider)」 > 「フィルター・ファクトリー・プロファイル」 > 「新規作成 (New)」をクリックします。

「構成」タブ

名前 (Name)
フィルター・ファクトリー・プロファイルの管理用の名前を指定します。
データ・タイプ ストリング
JNDI 名 (JNDI Name)
このプロファイルをバインドする JNDI 名を指定します。 この名前は、 エミッター・ファクトリー・プロファイルの「フィルター・ファクトリー JNDI 名」プロパティーで このプロファイルを参照するために使用します。
データ・タイプ ストリング
説明 (Description)
管理上の記録のためにフィルター・ファクトリー・プロファイルを説明します。
データ・タイプ ストリング
カテゴリー (Category)
フィルター・ファクトリー・プロファイルのカテゴリーを記述します。 カテゴリーを使用すると、リソースの分類やグループ化を行えます。
データ・タイプ ストリング
フィルター構成ストリング
イベントをイベント・サーバーに送信するかどうかを判別する 構成ストリングを指定します。 フィルター構成ストリングは 有効な XPath 式でなければなりません。
データ・タイプ ストリング

関連情報

フィルター・ファクトリー・プロファイル・コレクション (Filter factory profiles collection)
エミッター・ファクトリー・プロファイル設定 (Emitter factory profile settings)