注: 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、『特記事項』に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM SDK for Linux on AMD64 architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.2、IBM Runtime Environment for Linux on AMD64 architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.2、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
(c) Copyright Sun Microsystems, Inc. 1997, 2003. 901 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303 USA. All rights reserved.
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このファイルには、日本語ユーザーのみに適用される情報が記載されています。この情報は、IBM(R) SDK for Linux(TM) on AMD64 architecture, Java(TM) 2 Technology Edition, Version 1.4.2 および関連 Runtime Environment とともに提供される「ユーザー・ガイド」と併せてお読みください。
半角カタカナ文字が正しく表示されないことがあります。その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。
Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。
TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストを確定したとき、確定されたテキストが消えてしまう場合があります。この問題を避けるためには、作成したテキストを確定するときに、マウス・ポインターを、作成したテキストおよび状況表示行から離れた位置に移動してください。この問題が起こった場合には、もう一度 Enter キーを押すと、確定されたテキストが表示されます。
TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再びアクティブにすると、作成したテキストは正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。
AMD Opteron プロセッサー用 Linux (SLES8) 上の場合、日本語かな漢字変換サーバー cannaserver は、TextArea または JTextArea でテキストの変換した部分を変更するときにセグメンテーション違反が発生することがあります。セグメンテーション違反が発生する場合は、SuSE (http://www.suse.com/) に連絡してください。
Canna インプット・メソッドを kinput2 インプット・メソッド・サーバーで使用している場合は、記号入力モードになっていると、このインプット・メソッドからの視覚的フィードバックが見えなくなることがあります。この問題を避けるためには、Auxiliary Control ウィンドウが開いた後に、フォーカスをクライアント・ウィンドウ上に移動してください。
Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えた場合、制御文字を入力すると予期しない振る舞いが発生することがあります。この問題を避けるには、$HOME/.canna に以下の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。
(global-unbind-key-function 'quoted-insert)
FreeWnn を使用している場合、Input Method Editor (IME) がアクティブな間はテン・キーの Enter キーでは改行および復帰が生成されないことがあります。改行および復帰を生成するには、IME を非アクティブにしてください。
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 3 の場合、日本語かな漢字変換サーバー FreeWnn を開始したときにセグメンテーション違反が発生することがあります。セグメンテーション違反が発生する場合は、RedHat (http://www.redhat.com) に連絡してください。
インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合は、kinput2 の検索ウィンドウが表示される Java ウィンドウの最小化と最大化を行わないでください。
インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合は、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。使用した場合、この操作によって kinput2 が強制終了されることがあります。
パッシブ・コンポーネントのインプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合は、kinput2 が予期しない振る舞いをすることがあります。この問題を避けるには、kinput2 を最新バージョンにアップグレードしてください。
以下に示す日本語環境は、IBM SDK for Linux on AMD64 architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.2 のテストに使用されたものです。
ディストリビューション | デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー | ネイティブ・インプット・メソッド |
---|---|---|
SuSE Linux Enterprise Server 8 (Service Pack 3) | KDE3-3.0.3-120 | Canna-3.5b2-207/kinput2-v3.1beta4-90 |
Redhat Enterprise Linux AS 3.0 with Update2 | GNOME-2.2.2-1 | kinput2-canna-wnn6-v3.1-12.EL
FreeWnn 1.11-36 (パッチ適用済み) Canna 3.6-20 |
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
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この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
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