IBM SDK and Runtime Environment for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0

日本語ユーザーのための情報


著作権情報

: 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、以下、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

(c) Copyright Sun Microsystems, Inc. 1997, 2004, 901 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303 USA. All rights reserved.

(c) Copyright International Business Machines Corporation, 1999, 2005. All rights reserved.

(c) Copyright IBM Japan 2005

前書き

このファイルには、日本語ユーザーのみに適用される情報が記載されています。 この情報は、 IBM(R) SDK and Runtime Environment for Linux(TM) platforms, Java(TM) 2 Technology Edition, Version 5.0 で提供される「ユーザー・ガイド」と併せてお読みください。

目次

著作権情報
前書き
Intel IA32 アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
AMD64 および Intel EM64T アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
iSeries および pSeries 32 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
iSeries および pSeries 64 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
zSeries 31 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
zSeries 64 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語半角カタカナの表示
日本語かな漢字変換ユーザー
すべての Input Method Editor (IME) ユーザー
Canna ユーザー
FreeWnn ユーザー
特記事項
商標

Intel IA32 アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 1. テスト済みの環境
ディストリビューション デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
Novell Linux Desktop 9 for x86 SP1 KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
SUSE Linux Enterprise Server 9 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 1) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for AMD64/Intel EM64T (Update4) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2
Canna-3.7p3-7.EL4
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for AMD64/Intel EM64T GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2
Canna-3.7p3-7.EL4

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

AMD64 および Intel EM64T アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 2. テスト済みの環境
ディストリビューション デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
SUSE Linux Enterprise Server 9 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 1) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for AMD64/Intel EM64T (Update4) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for AMD64/Intel EM64T GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2
Canna-3.7p3-7.EL4

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

iSeries および pSeries 32 ビット・アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が、IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 3. テスト済みの環境
ディストリビューション デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM POWER (Service Pack 1) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for iSeries and pSeries (Update4) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM POWER GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2
Canna-3.7p3-7.EL4
注:
このリリースは、pSeries のみでテスト済みです。

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

iSeries および pSeries 64 ビット・アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が、IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 4. テスト済みの環境
ディストリビューション デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM POWER (Service Pack 1) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for iSeries and pSeries (Update4) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM POWER GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2
Canna-3.7p3-7.EL4
注:
このリリースは、pSeries のみでテスト済みです。

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

zSeries 31 ビット・アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が、IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 5. テスト済みの環境
接続 メインフレーム側のディストリビューション PC 側の OS 言語およびエンコード デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
XDM SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM S/390 (31 bit) (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
XDM SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
SSH X11 Forwarding SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM S/390 (31 bit) (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
SSH X11 Forwarding SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for S/390 (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for zSeries (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for S/390 (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for zSeries (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 31-bit IBM S/390 Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 31-bit IBM S/390 Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4

注:
S/390 システムにはグラフィカル・ディスプレイがありません。 グラフィカルな Java アプリケーションを S/390 で使用するには、別のシステムで X サーバを実行し、 S/390 上の XDM または SSH X11 Forwarding を使用する必要があります。 XDM 接続では、S/390 システムのデスクトップ/ウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。 SSH X11 Forwarding 接続では、PC 側 OS のデスクトップ/ウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

インプット・メソッド・サーバーとして PC 側の IIIMF を使用している場合、 文字を入力できないことがあります。 この状態が発生した場合は、Red Hat に連絡してください。 Red Hat Bugzilla 番号 RIT77126 を参照してください。

インプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 IIIMF の障害が発生したり、起動に障害が起こることがあります。 Red Hat Bugzilla 番号 RIT73533 を参照してください。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

zSeries 64 ビット・アーキテクチャー

テスト済みの環境

以下の日本語環境が、IBM SDK for Linux platforms, Java 2 Technology Edition, Version 5.0 についてテスト済みです。

表 6. テスト済みの環境
接続 メインフレーム側のディストリビューション PC 側の OS 言語およびエンコード デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー インプット・メソッド
XDM SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
SSH X11 Forwarding SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 1) SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 1) 日本語 (UTF-8) KDE3-3.2.1 kinput2-v3.1
Canna-3.7p1
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for zSeries (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for zSeries (Update4) Red Hat Enterprise Linux AS v.3 for x86 (Update4) 日本語 (EUC) GNOME-2.2.2 kinput2-canna-wnn6-v3.1
Canna 3.6-20
FreeWnn 1.11-36.3
XDM Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4
SSH X11 Forwarding Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 日本語 (UTF-8) GNOME-2.8.0 iiimf-*-12.1.13.EL.2 (パッチ適用済み)
Canna-3.7p3-7.EL4
注:
S/390 システムにはグラフィカル・ディスプレイがありません。 グラフィカルな Java アプリケーションを S/390 で使用するには、別のシステムで X サーバを実行し、 S/390 上の XDM または SSH X11 Forwarding を使用する必要があります。 XDM 接続では、S/390 システムのデスクトップ/ウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。 SSH X11 Forwarding 接続では、PC 側 OS のデスクトップ/ウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。

日本語半角カタカナの表示

半角カタカナが正しく表示されないことがあります。 その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。

日本語かな漢字変換ユーザー

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。

すべての Input Method Editor (IME) ユーザー

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、 作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。 この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。 この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。 確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、 ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。 この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.2) 以上を必要とします。 このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update 2 以降に含まれています。

インプット・メソッド・サーバーとして PC 側の IIIMF を使用している場合、 文字を入力できないことがあります。 この状態が発生した場合は、Red Hat に連絡してください。 Red Hat Bugzilla 番号 RIT77126 を参照してください。

インプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、 IIIMF の障害が発生したり、起動に障害が起こることがあります。 Red Hat Bugzilla 番号 RIT73533 を参照してください。

Canna ユーザー

Ctrl + Q を押して引用挿入モードに切り替えると、制御文字の入力が予想外の動作をすることがあります。 この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。 $HOME/.canna が存在しない場合は、「default.canna」をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn ユーザー

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。 改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

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商標

IBM、iSeries、pSeries、および zSeries は、IBM Corporation の商標です。

Intel は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

この製品は、一部分 FreeType Project の作業にも基づいています。 Freetype の詳細については、http://www.freetype.org を参照してください。

この製品には、The Apache Software Foundation (http://www.apache.org/) によって開発されたソフトウェアが含まれています。