IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition
バージョン 6

日本語ユーザーのための情報



IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ

http://www.ibm.com/jp/manuals/

こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。

(URL は、変更になる場合があります)

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原 典:

IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6

Information for Japanese Users

発 行:
日本アイ・ビー・エム株式会社

担 当:
ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2007.9

(C)Copyright International Business Machines Corporation 2003, 2007. All rights reserved.

(C)Copyright IBM Japan 2007

目次

対象読者
Intel IA32 アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
AMD64 および Intel EM64T アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
iSeries および pSeries 32 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
iSeries および pSeries 64 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
zSeries 31 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
zSeries 64 ビット・アーキテクチャー
テスト済みの環境
日本語かな漢字変換
Input Method Editor (IME)
Canna
FreeWnn
特記事項
商標

対象読者

このファイルには、日本語ユーザーのみに適用される情報が記載されています。 この情報は、IBM(R) SDK and Runtime Environment for Linux(R) platforms, Java(TM) Technology Edition, Version 6 で提供される「ユーザー・ガイド」と併せてお読みください。

Intel IA32 アーキテクチャー

このセクションでは、Intel(R) IA32 アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 1. テスト済みの環境
|ディストリビューション |デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|Novell Linux Desktop 9 for x86 SP3 |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) | KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise Server 9 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 3) | KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 (Service Pack 1) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-0.8.0
|anthy-7307
|
|SUSE Linux Enterprise Server 10 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 1) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-0.8.0
|anthy-7307
|
|Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.13.EL.5
|Canna-3.7p3-7.EL4
|
|Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for AMD64/Intel EM64T (Update4) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.13.EL.5
|Canna-3.7p3-7.EL4
|
|Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 32-bit x86 |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-1.2.0
|anthy-7900
|
|Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit x86_64 |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-1.2.0
|anthy-7900
|

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

AMD64 および Intel EM64T アーキテクチャー

このセクションでは、AMD64 および Intel EM64T アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 2. テスト済みの環境
|ディストリビューション |デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|SUSE Linux Enterprise Server 9 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 3) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise Server 10 for AMD64 & Intel EM64T (Service Pack 1) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-0.8.0
|anthy-7307
|
|Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for AMD64/Intel EM64T (Update4) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.13.EL.5
|Canna-3.7p3-7.EL4
|
|Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit x86_64 |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-1.2.0
|anthy-7900
|

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

iSeries および pSeries 32 ビット・アーキテクチャー

このセクションでは、iSeries(TM) および pSeries(R)32 ビット・アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 3. テスト済みの環境
|ディストリビューション |デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|SUSE Linux Enterprise |Server 9 for IBM POWER(TM) (Service Pack 3) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise |Server 10 for IBM POWER (Service Pack 1) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-0.8.0
|anthy-7307
|
|Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM POWER (Update4) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.13.EL.5
|Canna-3.7p3-7.EL4
|
|Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM POWER |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-1.2.0
|anthy-7900
|
注: このリリースは、pSeries のみでテスト済みです。

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

iSeries および pSeries 64 ビット・アーキテクチャー

このセクションでは、iSeries および pSeries 64 ビット・アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 4. テスト済みの環境
|ディストリビューション |デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|SUSE Linux Enterprise |Server 9 for IBM POWER (Service Pack 3) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1 Canna-3.7p1
|
|SUSE Linux Enterprise |Server 10 for IBM POWER (Service Pack 1) |GNOME-2.12.2 | |
sicm-1.4.4
|scim-anthy-0.8.0
|anthy-7307
|
|Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM POWER (Update4) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.13.EL.5
|Canna-3.7p3-7.EL4
|
|Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM POWER |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-1.2.0
|anthy-7900
|
注: このリリースは、pSeries のみでテスト済みです。

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

zSeries 31 ビット・アーキテクチャー

このセクションでは、zSeries(R) 31 ビット・アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 5. テスト済みの環境
|接続 |メインフレーム側のディストリビューション |PC 側の OS |言語および |
エンコード
|デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|XDM |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM S/390(R) (31 bit) (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|XDM |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|SSH X11 Forwarding |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM S/390 (31 bit) (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|SSH X11 Forwarding |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|XDM |SUSE Linux Enterprise Server 10 for IBM zSeries (Service Pack 1) |SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 (Service Pack 1) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|0.8.0
|anthy-7307
|
|SSH X11 Forwarding |SUSE Linux Enterprise Server 10 for IBM zSeries (Service Pack 1) |SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 (Service Pack 1) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|0.8.0
|anthy-7307
|
|XDM |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 31-bit IBM S/390 (Update4) |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|XDM |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|SSH X11 Forwarding |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 31-bit IBM S/390 (Update4) |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|SSH X11 Forwarding |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|XDM |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM System z(TM) |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 32-bit x86 |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|1.2.0
|anthy-7900
|
|SSH X11 Forwarding |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM System z |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 32-bit x86 |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|1.2.0
|anthy-7900
|

注: System z システムにはグラフィカル・ディスプレイがありません。グラフィカルな Java アプリケーションを System z で使用するには、別のシステムで X サーバーを実行し、System z 上の XDM または SSH X11 Forwarding を使用する必要があります。 XDM 接続では、System z システムのウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。SSH X11 Forwarding 接続では、PC 側 OS のウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

zSeries 64 ビット・アーキテクチャー

このセクションでは、zSeries 64 ビット・アーキテクチャーのユーザー向けの情報を取り上げます。

テスト済みの環境

IBM SDK for Linux, v6 は、複数の Linux ディストリビューション、ウィンドウ・マネージャー、およびインプット・メソッドを使用してテスト済みです。

以下の日本語環境が IBM SDK for Linux platforms, Java Technology Edition, Version 6 についてテスト済みです。

|表 6. テスト済みの環境
|接続 |メインフレーム側のディストリビューション |PC 側の OS |言語および |
エンコード
|デスクトップまたは |
ウィンドウ・マネージャー
|インプット・メソッド
|XDM |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|SSH X11 Forwarding |SUSE Linux Enterprise Server 9 for IBM zSeries (Service Pack 3) |SUSE Linux Enterprise Server 9 for x86 (Service Pack 3) |日本語 (UTF-8) |KDE3-3.2.1 | |
kinput2-v3.1
|Canna-3.7p1
|
|XDM |SUSE Linux Enterprise Server 10 for IBM zSeries (Service Pack 1) |SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 (Service Pack 1) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|0.8.0
|anthy-7307
|
|SSH X11 Forwarding |SUSE Linux Enterprise Server 10 for IBM zSeries (Service Pack 1) |SUSE Linux Enterprise Server 10 for x86 (Service Pack 1) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.12.2 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|0.8.0
|anthy-7307
|
|XDM |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|SSH X11 Forwarding |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 64-bit IBM zSeries |Red Hat Enterprise Linux AS v.4 for 32-bit x86 (Update4) |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.8.0 | |
iiimf-*-12.1.
|13.EL.5
|Canna-3.7p3-
|7.EL4
|
|XDM |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM System z |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 32-bit x86 |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|1.2.0
|anthy-7900
|
|SSH X11 Forwarding |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 64-bit IBM System z |Red Hat Enterprise Linux 5 Server for 32-bit x86 |日本語 (UTF-8) |GNOME-2.16.0 | |
scim-1.4.4
|scim-anthy-
|1.2.0
|anthy-7900
|

注: System z システムにはグラフィカル・ディスプレイがありません。グラフィカルな Javaアプリケーションを System z で使用するには、別のシステムで X サーバーを実行し、 System z 上の XDM または SSH X11 Forwarding を使用する必要があります。XDM 接続では、System z システムのウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。SSH X11 Forwarding 接続では、PC 側 OS のウィンドウ・マネージャーおよびインプット・メソッドが使用されます。

日本語かな漢字変換

Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。

Input Method Editor (IME)

IME を使用する場合の既知の制限と解決策

Motif AWT を使用して TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、文字列を確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再アクティブ化してください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合、ウィンドウ・フレームの「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作により、kinput2 が停止される可能性があります。

|Red Hat Enterprise Linux 4 でインプット・メソッド・サーバーとして IIIMF を使用している場合、Java は IIIMF パッケージ (iiimf-*-12.1.13.EL.3) 以上を必要とします。このパッケージは、Red Hat Enterprise Linux 4 Update |3 以降に含まれています。

|インプット・メソッド・サーバーとして SCIM を使用している場合、文字合成を行ってからフォーカスを変更してください。Java がキー・イベントを適切に受信しない場合があるため、キー入力で急速にフォーカスを変更しないでください。

Canna

引用挿入モードで Canna を使用する場合の制限。

「Ctrl + Q」を入力して引用挿入モードに切り換える場合、制御文字を入力することで予期しない動作を引き起こすことがあります。この問題を避けるためには、$HOME/.canna に次の行を追加して、引用挿入モードを使用不可にしてください。$HOME/.canna が存在しない場合は、default.canna をホーム・ディレクトリーに $HOME/.canna としてコピーし、次の行を追加してください。

(global-unbind-key-function 'quoted-insert)

FreeWnn

FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、テン・キーの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。

特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。

本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。 国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

商標

IBM、iSeries、pSeries、および zSeries は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Intel は、Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。