トラスト・サービスのターゲット・コレクション

このページを使用して、アプリケーション・サーバーのサービス・エンドポイントであるターゲットのリストを表示します。 特定のエンドポイントへのアクセスが要求された場合に発行されるべきトークンを指定して、トークンを管理することができます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サービス」>「トラスト・サービス」>「ターゲット」をクリックします。

ランタイムの更新コマンドの確認の表示

ランタイムの更新 (Update Runtime)」をクリックした時に、WebSphere Application Server トラスト・サービス構成が更新される前の確認ウィンドウの表示を使用可能または使用不可にすることを指定します。

設定」をクリックし、次に「ランタイム・コマンドの更新時に確認を表示 (Show confirmation for update runtime command)」チェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択すると、トラスト・サービス構成への更新が実行される前に確認ウィンドウが表示されます。このチェック・ボックスを選択しないで、「ランタイムの更新 (Update Runtime)」をクリックすると、確認ウィンドウを最初に表示せずに、トラスト・サービス構成を更新します。

データ型: チェック・ボックス
デフォルト: 使用可能にします (チェックを入れる)
選択

この先のアクションに選択したいサービス・エンドポイント Universal Resource Locator (URL) のチェック・ボックスを指定します。

既存のエンドポイントについては、サービス・エンドポイントのチェック・ボックスを選択し、次に以下のいずれかのアクションを選択します。

アクション 説明
トークンの変更
エンドポイントへのアクセスが要求される場合に発行されるトークンを変更します。トークンの変更メニューから「デフォルトを継承 (Inherit Default)」を選択すると、以下のアクションが発生する原因になります。
  • エンドポイントのためにセキュリティー・トークンの割り当てが除去されます。
  • トラスト・サービスのデフォルトとして割り当てられるトークンが、エンドポイントへのアクセスのために発行されます。
  • エンドポイントは、明示的に割り当てられているトークンを持つエンドポイントのリストに表示されなくなります。
セキュリティー・トークンが明示的に割り当てられるエンドポイントのみがリストに表示されます。デフォルトを継承するエンドポイントはリストには表示されません。
新規割り当て

新規サービス・エンドポイントを定義します。

初めに、各エンドポイントにトラスト・サービス・デフォルト・トークンが明示的に割り当てられます。デフォルトでは、事前構成されたセキュリティー・コンテキスト・トークン (SCT) が割り当てられますが、これは変更可能です。

データ型: ボタン
ランタイムの更新

変更された添付、ターゲット、およびトークン情報に対してトラスト・サービス構成を更新します。

ランタイム・コマンドの更新時に確認を表示 (Show confirmation for update runtime command)」の設定を使用可能にした場合、トラスト・サービス構成の更新を確認することができるパネルが表示されます。設定を使用できない場合は、確認なしですぐにトラスト・サービス構成を更新します。

データ型: ボタン
サービス・エンドポイントの URL

明示的に割り当てられたトークンのサービス・エンドポイントの Universal Resource Locator (URL) を指定します。

この列には、http://localhost:9080/EcommerceSTS などの、エンドポイントに明示的に割り当てられているトークンを持つデフォルト・サービス・エンドポイント、トラスト・サービスのデフォルトおよびカスタム・サービス・エンドポイントがリストされます。

データ型: ストリング
デフォルト: トラスト・サービスのデフォルト
トークン名

エンドポイントへのアクセスが要求される場合に発行されるトークン名を表示します。

デフォルトのトークンを継承するには、カスタム・サービス・エンドポイント URL の脇にあるチェック・ボックスを選択し、「トークンの変更 (Change Token)」>「デフォルトを継承 (Inherit Default)」をクリックします。

トラスト・サービスのデフォルトとして明示的に割り当てられているトークン・タイプを変更することはできますが、トークン・タイプを割り当てずにそのまま残すことはできません。トークンが明示的に割り当てられていない場合、エンドポイントはトラスト・サービス・デフォルト・トークンとして割り当てられているトークンを継承します。

トークン名のリンクをクリックして、トークンの詳細情報にアクセスします。トークン情報は、トークン名以外は変更することが可能です。デフォルト・トークン・タイプ、セキュリティー・コンテキスト・トークンのクラス名またはトークン・タイプ・スキーマ URI を変更しないことをお勧めします。

トークンのプロパティーへの変更は、エンドポイントのために発行されるこのタイプのすべてのトークンに適用されます。

データ型: ストリング
デフォルト: セキュリティー・コンテキスト・トークン
トークン・タイプ・スキーマ URI

トークン・タイプ・スキーマ Uniform Resource Identifier (URI) を指定します。

この列では、明示的に割り当てられたトークン・タイプ・スキーマ URI (例えば、セキュリティー・コンテキスト・トークン) を有効な URI 形式で表示します。トークン・タイプ・スキーマ URI は、トークン名のプロパティーで、セキュリティー・トークンのために実装される仕様のバージョンを説明します。

データ型: ストリング
デフォルト値: http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/02/sc/sct



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関連タスク
関連資料
トラスト・サービスのターゲット設定

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