ビジネス・インテグレーション・データ・ソース

「ビジネス・インテグレーション・データ・ソース」ページを使用して、システム内の構成済みビジネス・インテグレーション・データ・ソースを確認および編集します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」 > 「JDBC」 > 「ビジネス・インテグレーション・データ・ソース」をクリックします。

このタスクで必要なセキュリティー・ロール: セキュリティーとロール・ベースの許可が有効になっている場合、このタスクを実行するには、管理者または構成者としてログインする必要があります。
「ビジネス・インテグレーション・データ・ソース」ページには、システム内のビジネス・インテグレーション・アプリケーションで必要とされる構成済みデータ・ソースがリストされます。 例えば、このページには以下のコンポーネントのデータ・ソースがリストされます。 「データ・ソースの構成」ページでデータ・ソースの詳細を編集するか、ビジネス・インテグレーション・データ・ソース・テーブルでテキスト・フィールドを編集するかを選択できます。 これらの編集は、「OK」をクリックすると保存されます。 「適用」をクリックするとテーブル内のすべてが保存されます。 「リセット」、「テスト接続」、および「プロバイダーの編集」は、選択している行でのみ機能します。

編集が他のデータ・ソースと矛盾した場合、警告メッセージが表示されます。 情報を保存できますが、矛盾が解決されない限り警告メッセージは表示され続けます。

以下のボタンをクリックして、説明されているアクションを実行します。

データ・ソース・リンク
データ・ソースの構成ページを開きます。
リセット
選択した行のデータ・ソース・パラメーターを、現在構成済みの値にリセットします。
テスト接続
選択した各行に表示されるデータ・ソースの構成でデータベースにアクセス可能かどうかをテストします。 データ・ソースがコンポーネントによって使用されている場合、テスト接続では、データ・ソースが構成済みのスコープから到達可能かどうかの検査も行われます。 コンポーネントおよびデータベースのタイプによっては、テスト接続ではスキーマが正しく構成されているかどうかについても判別します。
プロバイダーの編集
「JDBC プロバイダー構成」ページを開いて、更新を行うことができます。

テーブルではデータ・ソース構成のためのキー・パラメーターがリストされています。

選択
この列のチェック・ボックスを選択して、データ・ソースを含む行を選択します。 「リセット」または「テスト接続」などのテーブル・アクションは、特に示されていない限り、選択している行でのみ発生します。 テーブルに行が 1 つしかない場合、選択列は表示されません。
名前
構成済みデータ・ソースを必要とするコンポーネント名を表示します。
データ・ソース
データ・ソース・リンクをクリックすると、データ・ソースの詳細ページが開きます。
JNDI 名
データ・ソースの JNDI 名を識別します。
スコープ
データ・ソースのスコープが、セル、クラスター、サーバーのうち、どのレベルであるかを識別します。 サーバー・スコープは、そのノード名によって完全修飾されます。 例えば、NodeA/TestServer は完全修飾サーバー・スコープです。

(online) という印のあるリンクはインターネットに接続されます。

このトピックに関する更新情報を確認してください (オンライン)

データベース名

データベースの名前を識別します。

表 1. データベース名
プロパティー
データ型 String
デフォルト 共通データベース: WPRCSDB

スキーマ

データベースのスキーマ名を識別します。 スキーマ名は、データベース・プロバイダー、およびデータ・ソースを使用するコンポーネントによって異なります。 動的スキーマをサポートするコンポーネントとデータベース・プロバイダーの場合は、構成時に固有のスキーマが生成されます。

動的スキーマをサポートするその他のすべてのデータベース・プロバイダー・タイプの場合:
  • サービス統合バスのメッセージング・エンジンは、動的スキーマをサポートします。 スキーマ名は、メッセージング・エンジンのメッセージ・ストア構成に保存されます。
  • (Business Process Manager のみ) Business Process Choreographer コンテナーは、動的スキーマをサポートします。 スキーマ名は、Business Process Choreographer 構成に保管されます。
  • Common Event Infrastructure イベント・データベースは、動的スキーマをサポートしません。 フィールドは使用できません。
表 2. スキーマ
プロパティー
データ型 String
デフォルト コンポーネントおよびデータベースに従属

テーブルの作成

データ・ソースへの初回アクセス時にコンポーネントがテーブルを作成できるようにするには、このチェック・ボックスを選択します。 サイト・ポリシーによってテーブルの作成がデータベース管理者に限られている場合は、このチェック・ボックスをクリアし、「data source link」をクリックしてデータベース・スクリプトがある場所に移動します。

Common Event Infrastructure (CEI) コンポーネントは、CEI サーバーの構成時にテーブルを作成します。 CEI コンポーネントを構成すると、テーブル作成のフラグが使用不可になり、テーブルを再度構成することはできなくなります。
重要: コンポーネントがデータベースへのアクセスを試みる前に、すべてのテーブルが作成されている必要があります。

ユーザー名

データベースで認証可能なユーザー名を識別します。 目的の操作に対するすべてのアクセス権がユーザーに与えられていることを確認してください。 ユーザーがスキーマおよびテーブルを作成する必要がある場合、ユーザーがこれらのスキーマやテーブルを作成するのに必要な適切な権限を持っていることを確認してください。

表 3. ユーザー名
プロパティー
データ型 String
デフォルト なし

パスワード

データベースを認証するために使用するユーザーのパスワードを識別します。

表 4. パスワード
プロパティー
データ型 String
デフォルト なし

サーバー

データベースのサーバーを識別します。

表 5. サーバー
プロパティー
データ型 String
デフォルト なし

プロバイダー

データベース・ベンダーまたはファイル・ストアを識別します。

コンポーネントが構成済みでない場合、ユーザーはドロップダウン・リストからデータベース・ベンダーを選択できます。 「ファイル・ ストア」オプションは、スタンドアロン・サーバーのインストール時のみ使用可能になります。 コンポーネントの構成後は、プロバイダー・フィールドを編集することはできません。