ヘルプ(Caching ProxyH)

要求ルーティング について

URL 要求をファイルへマッピングするときに使用する、サーバー用のルールのセットを作成または変更できします。 マッピング・ルールのリストを使用して、サーバーの Web リソースの仮想レイアウトを定義することができます。 サーバーは仮想レイアウトを使用して、要求を実際のファイルにマッピングします。 これにより、ファイルとディレクトリーの物理的な位置を、要求を出したユーザーに影響を与えることなく変更することが可能になります。 また仮想レイアウトを使用すると、サーバーが他のファイル・システムおよびサーバーから、そのサーバーが持つリソースのセットの一部としてリソースを表示することができます。

サーバーは要求された URL を受け取り、マッピング・ルールのリストを通じてこれを処理します。 処理はリストの上から始まって下に向かうため、リスト内のルールの順序は重要です。 処理は、要求が受け入れられたとき、拒否されたとき、または他のサーバーへリダイレクトされたときに終了します。 Map アクションでは、処理中に URL を変更することができます。 サーバーは変更された新しい URL を後続のルールの処理に使用します。

複数の IP アドレスまたは仮想ホストを使用している場合には、サーバーに複数のマッピング・ルールのセットを指定し、要求が到着したアドレスまたは要求が出されたホストに応じて使用することができます。

たとえば、アドレス 9.67.106.79 で受け取った、または hostA について 受け取った /cgi-bin/ で始まる要求は /customerA/cgi/ ディレクトリーへ マッピングされるように、またアドレス 9.83.100.45 で受け取った、または hostB に ついて受け取った同じ要求は /customerB/cgi/ ディレクトリーへマッピングされるように 指定することができます。

関連情報