Load Balancer 用語集
A
- ACK
- シーケンス・スペースを占有しない制御ビット (確認) であり、このセグメントの確認フィールドにこのセグメントの送信側が受信を予期している次のシーケンス番号が指定され、それによって、それ以前のすべてのシーケンス番号を受信したことの確認となることを示しています。
- address (アドレス)
- ネットワークに接続された各装置またはワークステーションに割り当てられた固有のコード。
標準の IP アドレスは 32 ビットのアドレス・フィールドです。このフィールドには 2 つの部分があります。最初の部分はネットワーク・アドレスであり、2 番目の部分はホスト番号です。
- advisor
- advisor は Load Balancer コンポーネントの 1 つの機能です。
advisor は、個々のサーバーからのフィードバックを集めて分析し、manager コンポーネントに連絡します。
- agent (エージェント)
- (1) システム管理では、特定の対話の場合に、エージェントの役割が想定されるユーザー。
- (2) (a) オブジェクトに関する通知を発信し、(b) オブジェクトの変更または照会のために、管理オペレーションに関する manager からの要求を取り扱うことによって、1 つまたは複数の管理対象オブジェクトを表すエンティティー。
- alias (別名)
- サーバーに割り当てられた追加の名前。
別名によって、サーバーは、そのホスト・マシンの名前と独立したものになります。
別名はドメイン・ネーム・サーバーで定義する必要があります。
- API (Application programming interface)
- アプリケーション・プログラムがオペレーティング・システムおよび他のサービスをアクセスするためのインターフェース (呼び出し規則)。
API はソース・コード・レベルで定義され、コードの移植性を確実にするために、アプリケーションとカーネル (または他の特権ユーティリティー) 間の概念のレベルを提供します。
B
- backup (バックアップ)
- Dispatcher でのハイ・アベイラビリティーでは、プライマリー・マシンのパートナー。
プライマリー・マシンの状況をモニターして、必要なら引き継ぎます。
high availability (ハイ・アベイラビリティー)、primary (プライマリー) も参照。
- bandwidth (帯域幅)
- 伝送チャネルの最高周波数と最低周波数の間の差。
特定の通信回線で 1 秒あたりに送信できるデータの量。
- begin range (範囲の開始値)
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、ルールに指定された低い方の値。
この値のデフォルトは、ルールのタイプによって異なります。
- binary logging (バイナリー・ログ)
- サーバー情報をバイナリー・ファイルに保管し、刻々収集されたサーバー情報を分析するために処理できるようにすること。
C
- caching proxy (キャッシュ Proxy)
- キャッシュ Proxy サーバーの 1 つで、高度に効率化されたキャッシング体系を使用して、エンド・ユーザーの応答時間を高速化するのに役立てることができます。
柔軟な PICS フィルターは、ネットワーク管理者が、1 つの中央設置場所で Web ベースの情報へのアクセスを制御するのに役立ちます。
- CBR (Content Based Routing)
- Load Balancer のコンポーネントの 1 つ。 CBR はキャッシュ Proxy とともに働き、HTTP または HTTPS サーバーに着信するクライアント要求を、指定されたルール・タイプを使用して Web ページ・コンテンツに基づいてロード・バランシングを行います。
- cbrcontrol
- Load Balancer の Content Based Routing コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- cbrserver
- Content Based Routing において、コマンド行から executor、manager、および advisor への要求を取り扱います。
- ccocontrol
- Cisco CSS Controller において、Cisco CSS Switch へのインターフェースを提供します。
- ccoserver
- Cisco CSS Controller において、コマンド行から consultant への要求を取り扱います。
- CGI (Common Gateway Interface)
- Web サーバーと外部プログラムの間での情報交換のための標準の 1 つ。
外部プログラムは、オペレーティング・システムによってサポートされるどの言語で書かれたものでも良く、フォームの処理など、通常はサーバーでは行われないタスクを実行します。
- CGI script (CGI スクリプト)
- CGI (Common Gateway Interface) を使用する Perl または REXX などのスクリプト記述言語で書かれた CGI プログラムで、フォームの処理など、通常はサーバーでは行われないタスクを実行します。
- Cisco CSS Controller (CCO)
- Load Balancer のコンポーネントの 1 つ。 Cisco CSS Controller は Load Balancer テクノロジーを使用して、リアルタイムのロード・バランシング情報を Cisco Content Services Switch に提供します。
- Cisco CSS Switch
- パケット転送とコンテンツ・ルーティングに使用される、Cisco の CSS 11000 シリーズのスイッチ。
- client (クライアント)
- 別のコンピューター・システムまたはプロセスのサービスを要求するコンピューター・システムまたはプロセス。
たとえば、Lotus Domino Go Webserver から HTML 文書を要求するワークステーションまたはパーソナル・コンピューターは、そのサーバーのクライアントです。
- cluster (クラスター)
- クライアントの接続先であるクラスター名またはアドレス。クラスター値は、シンボル名または小数点付き 10 進数形式のいずれかになります。
0.0.0.0 というクラスター値を使用して、ワイルドカード・クラスターを指定することができます。
- cluster address (クラスター・アドレス)
- クライアントの接続先であるアドレス。クラスター・アドレスは、10 進表記 IP アドレスか、またはマシンのホスト名のいずれかを使用できます。クラスターの値を解決できない場合、物理マシンのこの IP アドレスを入力する必要があります。
- clustered server (クラスター化サーバー)
- Dispatcher を他のサーバーと一緒にグループ化して、単一の仮想サーバーにしたサーバー。
Load Balancer は、これらのクラスター化サーバーの中で TCP または UDP トラフィックのバランスを取ります。
- collocate (連結)
- ロード・バランシングが行われるのと同じマシンに Load Balancer をインストールすること。
連結は、AIX、Red Hat Linux、SuSE Linux、および Solaris オペレーティング・システムにのみ適用されます。
- consultant (コンサルタント)
- サーバー・メトリックを (ロード・バランシングされている) サーバーから収集し、ロード・バランシングを実行するスイッチにサーバーの重み情報を送信します。
- controller (コントローラー)
- 1 つまたは複数のコンサルタントの集合。
- cross port affinity (クロス・ポート類縁性)
- 類縁性 (スティッキー) フィーチャーが、複数のポートをカバーするよう拡張されたもの。
D
- daemon (Disk And Execution MONitor: デーモン)
- 明示して組み込むことはしないが、何らかの条件が発生するのを休止状態で待機しているプログラム。
考え方としては、ある状態を引き起こす犯人にデーモンが潜んでいることを知らせる必要はないということです(プログラムでは、明示してデーモンを呼び出すことが分かっているからこそ、あるアクションをコミットするということはまれですが)。
- default (デフォルト)
- 何も明示して指定しなかった場合に想定される、値、属性、またはオプション。
- destination address (宛先アドレス)
- heartbeat および応答の送信先となるハイ・アベイラビリティー・パートナー・マシンのアドレス。
- Dispatcher
- 個々のリンクされたサーバーのグループ内で TCP または UDP トラフィックのバランスを効率的に取る Load Balancer のコンポーネント。
Dispatcher マシンは、Dispatcher コードを実行するサーバーです。Dispatcher、CBR、
Site Selector、Cisco CSS Controller、および Nortel Alteon Controller は、すべて Load Balancer のコンポーネントと呼ばれます。
これらのコンポーネントのそれぞれが機能を持っています。
- DNS (Domain Name Server) (ドメイン・ネーム・サーバー)
- ホスト名をインターネット・アドレスに変換するために主としてインターネットで使用される、分散され、複製された汎用のデータ照会サービス。
また、インターネットで使用されるホスト名のスタイルのことも言います。
ただし、そのような名前は、正しくは完全修飾ドメイン名と呼ばれます。
DNS を構成して、探索している名前のドメインをベースとして、一致するものが見つかるまで、一連のネーム・サーバーを使用するようにすることができます。
- dotted-decimal notation (10 進表記)
- 基数 10 で書かれ、ピリオド (ドット) で区切られた、4 桁の 8 ビットの数字からなる、32 ビット整数に対する構文表記法。
IP アドレスを表すために使用されます。
- dscontrol
- Load Balancer の Dispatcher コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- dsserver
- Dispatcher において、コマンド行から executor、manager、および advisor への要求を扱います。
E
- end range (範囲の終了値)
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、ルールに指定された高い方の値。
この値のデフォルトは、ルールのタイプによって異なります。
- Ethernet (イーサネット)
- LAN (ローカル・エリア・ネットワーク) の標準タイプの 1 つ。
複数のステーションが事前の調整なしで伝送メディアにアクセスでき、搬送波を感知して相手に譲る方法を使用して競合を避け、衝突を検出して伝送する方法を使用して競合を解決します。
イーサネット・システムで使用されるソフトウェア・プロトコルはさまざまですが、TCP/IP は含まれています。
- executor
- いくつかの Load Balancer 機能のうちの 1 つ。
executor は、TCP または UDP サーバーへの要求を発送し、新規、活動状態、および終了した接続の数をモニターし、さらに、完了またはリセットした接続のガーベッジ・コレクションも行います。
executor は、新規および活動状態の接続を manager コンポーネントに提供します。
Cisco CSS Controller または Nortel Alteon Controller の場合、executor には構成情報が保持され、Cisco CSS Switch または Nortel Alteon Switch に接続するのに必要な情報が含まれています。
F
- FIN
- 1 つのシーケンス番号を占有する制御ビット (finis) で、送信側で送るべきシーケンス・スペースを占有するデータまたはコントロールがなくなったことを示します。
- FIN state (FIN 状態)
- 完了したトランザクションの状況。トランザクションが FIN 状態になると、Load Balancer ガーベッジ・コレクターは、接続用に予約していたメモリーをクリアできます。
- Firewall (ファイアウォール)
- ビジネス用などの私設ネットワークから、インターネットなどの公衆ネットワークに接続するコンピューター。
このコンピューターには、2 つのネットワーク間のアクセスを制限するためのプログラムが入っています。
proxy gateway (プロキシー・ゲートウェイ) も参照。
- FQDN (fully qualified domain name) (完全修飾ドメイン名)
- トップレベル・ドメイン (tld) を含む、ローカル・ホスト名とそのドメイン名からなる、システムのフルネーム。
たとえば、"venera" がホスト名とすると、"venera.isi.edu" は FQDN です。
FQDN は、インターネット上のどのホストに対しても、固有のインターネット・アドレスを決定するのに十分なものである必要があります。
このプロセスは「名前解決」と呼ばれ、Domain Name System (DNS) を使用します。
- FTP (File Transfer Protocol) (ファイル転送プロトコル)
- ファイルをネットワーク・コンピューター間で転送するために使用されるアプリケーション・プロトコル。
FTP では、リモート・ホスト・システムのファイルにアクセスするために、ユーザー ID と、場合によってパスワードを必要とします。
G
- gateway (ゲートウェイ)
- 異なるアーキテクチャーを持つ 2 つのコンピューター・ネットワークを相互接続する機能ユニット。
- GRE (Generic Routing Encapsulation)
- A のパケットを GRE パケット内にカプセル化して、次にそれを B のパケット内に含めることによって、任意のネットワーク・プロトコル A を他の任意のネットワーク・プロトコル B を介して伝送できるようにするプロトコル。
H
- heartbeat
- 活動中の Dispatcher の状態をモニターするために、待機側の Load Balancer によって使用される、ハイ・アベイラビリティー・モードで 2 つの Load Balancer マシン間で送信されるシンプル・パケット。
- high availability
- ある Load Balancer が、別の Load Balancer の機能が失敗した場合に、その機能を引き継ぐことができる、Load Balancer フィーチャー。
- host (ホスト)
- ネットワークに接続され、そのネットワークに対するアクセス・ポイントを提供するコンピューター。
ホストは、クライアントである場合、サーバーである場合、あるいは同時にその両方である場合があります。
- host name (ホスト名)
- ホストに割り当てられたシンボル名。ホスト名は、ドメイン・ネーム・サーバーを介して IP アドレスになります。
- HTML (Hypertext Markup Language)
- ハイパーテキスト文書を作成するために使用される言語。
ハイパーテキスト文書には、強調表示された用語または主題に関する追加情報が含まれた、他の文書へのリンクが含まれています。
HTML は、ナビゲーション可能なリンクだけでなく、たとえば、テキストの形式とフォーム入力域の位置を制御します。
- HTTP (Hypertext Transfer Protocol)
- ハイパーテキスト文書の転送と表示に使用されるプロトコル。
- HTTPS (Hypertext Transfer Protocol, Secure)
- ハイパーテキスト文書の、SSL を使った転送および表示に使用されるプロトコル。
I
- Internet (インターネット)
- インターネット用のプロトコルの組を使用して公開アクセスを可能とする、ワールドワイドの相互接続ネットワークの集合。
- ICMP (Internet Control Message Protocol)
- ホスト・サーバーおよびゲートウェイとインターネット間のメッセージ制御およびエラー報告のためのプロトコル。
- IMAP (Internet Message Access Protocol)
- クライアントがアクセスして、サーバー上の電子メール・メッセージの操作を可能にするプロトコル。
ローカルのメール・ボックスと機能的に同等の方法を使用して、リモートのメッセージ・フォルダー (メール・ボックス) を操作できます。
- intranet (イントラネット)
- 組織の既存のコンピューター・ネットワーク基盤を使用して、インターネットの標準とアプリケーション (Web ブラウザーなど) を組み込んだ、保護された私設ネットワーク。
- IP (Internet Protocol) (インターネット・プロトコル)
- ネットワークまたは相互接続ネットワークを介してデータを発送するコネクションレス・プロトコル。
IP は、より高いプロトコル・レイヤーと物理レイヤーの間の仲介として働きます。
- IP address (IP アドレス)
- インターネット・プロトコル・アドレス (Internet Protocol address)。
ネットワーク内のそれぞれの装置またはワークステーションの実際のロケーションを指定する固有の 32 ビット・アドレス。
インターネット・アドレスとも呼ばれます。
- IPSEC (Internet Protocol Security) (IP セキュリティー)
- ネットワークまたはネットワーク通信のパケット処理レイヤーでのセキュリティーに関する開発中の標準。
L
- LAN (Local Area Network) (ローカル・エリア・ネットワーク)
- 通信のために地理的に限定されたエリアで接続された装置のコンピューター・ネットワークであり、より大きいネットワークに接続が可能なもの。
- loopback alias (ループバック別名)
- ループバック・インターフェースに関連する代替 IP アドレス。
代替アドレスは、実際のインターフェースが公開されることがないという、便利な副次作用があります。
- loopback interface (ループバック・インターフェース)
- 情報が同じシステム内のエンティティーに宛てたものである場合に、不必要な通信をバイパスするインターフェース。
M
- MAC address (Media Access Control address) (MAC アドレス (メディア・アクセス制御アドレス))
- 共用ネットワーク・メディアに接続された装置のハードウェア・アドレス。
- managed node (管理ノード)
- インターネット通信においては、ネットワーク管理エージェントが含まれるワークステーション、サーバー、またはルーター。
IP (インターネット・プロトコル) においては通常、管理ノードには、Simple Network Management Protocol (SNMP) エージェントが含まれます。
- manager
- すべてのコンポーネントに存在する、いくつかの Load Balancer 機能のうちの 1 つ。
manager は、executor 内の内部カウンターと advisor が提供したフィードバックを基にして重みを設定します。
次に executor は、その重みを使用してロード・バランシングを行います。
- mark down (マーク・ダウン)
- サーバーとのすべての活動状態の接続を切断して、そのサーバーから新しい接続またはパケットが送信されるのを停止すること。
- mark up (マーク・アップ)
- サーバーが新しい接続を受信できるようにすること。
- metric (メトリック)
- ネットワーク上でロード・バランシングに使用できる数値 (たとえば、現在ログオンしているユーザー数) を戻すプロセスまたはコマンド。
- metric address (メトリック・アドレス)
- メトリック・サーバーが接続するアドレス。
- metric collector (メトリック・コントローラー)
- コンサルタントに常駐し、メトリックの収集を担当します。
- metric server (メトリック・サーバー)
- 以前は Server Monitor Agent (SMA) と呼ばれていました。
メトリック・サーバーは、Load Balancer コンポーネントの manager にシステム固有のメトリックを提供します。
- MIB
- (1) 管理情報ベース (Management Information Base)。
ネットワーク管理プロトコルを使用してアクセスできるオブジェクトの集合。
- (2) ホストまたはゲートウェイから使用可能な情報および許される操作を指定する、管理情報の定義。
- multiple address collocation (複数アドレス・コロケーション)
- 複数アドレス・コロケーションにより、カスタマーは、構成内の nonforwarding アドレス (NFA) と異なったものになるように配列されたサーバーのアドレスを指定できます。
- mutual high availability (相互 high availability)
- 相互 high availability により、Dispatcher マシンは、お互いにプライマリー側とバックアップ側の両方になることができます。
N
- nalcontrol
- Load Balancer の Nortel Alteon Controller コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- nalserver
- Nortel Alteon Controller においては、Java 仮想マシン内で Nortel Alteon Controller を開始するスクリプト。
- netmask (ネットマスク)
- インターネット・サブネットワーキングでは、IP アドレスのホスト部分のサブネットワーク・アドレス・ビットを識別するために使用される 32 ビット・マスク。
- network (ネットワーク)
- ハードウェアおよびソフトウェアのデータ通信システム。
ネットワークは、しばしばその地理的な広がりによって、ローカル・エリア・ネットワーク (LAN)、首都圏ネットワーク (MAN)、広域ネットワーク (WAN) にクラス分けされ、また使用されるプロトコルによってもクラス分けされます。
- Network Address Translation (NAT または Network Address Translator, Virtual LAN) (ネットワーク・アドレス変換)
- 異なる IP アドレスへの要求に応答するために、1 つの物理サーバー内に複数のサーバー・デーモンを構成できるようにすること。
- Network Address Port Translation (NAPT) (ネットワーク・アドレス・ポート変換)
- ポート・マッピングとも呼ばれます。
これにより、異なるポート番号で listen するために、1 つの物理サーバー内に複数のサーバー・デーモンを構成できます。
- network management station (ネットワーク管理端末)
- Simple Network Management Protocol (SNMP) においては、ネットワークのモニターと制御を行う、管理アプリケーション・プログラムを実行する端末。
- network proximity (ネットワーク接近性)
- ラウンドトリップ時間を計測することによって Site Selector が決定する、
ネットワーク接続された 2 つのエンティティー (たとえば、サーバーとクライアント) の接近性。
- NIC (Network Interface Card) (ネットワーク・インターフェース・カード)
- ネットワークへの物理接続を提供するために、コンピューター内にインストールされたアダプター回路ボード。
- NNTP (Network News Transfer Protocol) (ネットワーク・ニュース転送プロトコル)
- ニュース・アイテムを転送するための TCP/IP プロトコル。
- nonforwarding address (nfa) (nonforwarding アドレス)
- 管理と構成に使用される、Load Balancer マシンのプライマリー IP アドレス。
- Nortel Alteon Controller
- Load Balancer のコンポーネントの 1 つ。
Nortel Alteon Controller は Load Balancer テクノロジーを使用して、リアルタイムのロード・バランシング情報を Nortel Alteon Web Switch に提供します。
- Nortel Alteon Web Switch
- パケット転送およびコンテンツ・ルーティングのために使用される、
Alteon Switching ポートフォリオによる Nortel Alteon ACE Director Series Switch および Nortel Alteon 180 Series Switch。
P
- packet (パケット)
- インターネットまたはその他のパケット交換ネットワークにおいて、発信元と宛先の間で伝送されるデータの単位。
- PICS (Platform for Internet Content Selection)
- PICS が可能なクライアントにより、ユーザーは、どのレーティング・サービスを使用したいか、および各レーティング・サービスにおいてどのレーティングが受け入れ可能か、あるいは受け入れ不能かを判断することができます。
- ping
- 応答を受信することを期待して、Internet Control Message Protocol (ICMP) エコー要求パケットを送信するコマンド。
- POP3 (Post Office Protocol 3)
- ネットワーク・メールを交換し、メール・ボックスにアクセスするために使用されるプロトコル。
- port (ポート)
- 抽象化された通信装置を識別するための番号。
デフォルトでは、Web サーバーはポート 80 を使用します。
- primary (プライマリー)
- Dispatcher での high availability では、活動状態でパケットを送信するマシンとして開始するマシン。
そのパートナーであるバックアップ・マシンは、プライマリー・マシンの状況をモニターして、必要なら引き継ぎます。
backup (バックアップ)、high availability も参照。
- priority (優先度)
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、任意のルールに対して設定された重要性のレベル。
Dispatcher は、最初の優先レベルから最終の優先レベルまで、ルールを評価します。
- private network (私設ネットワーク)
- パフォーマンス上の理由から、Load Balancer がクラスター化サーバーと通信する別個のネットワーク。
- protocol (プロトコル)
- 通信が行われる場合に、通信システムの機能ユニットのオペレーションを管理するルールのセット。
プロトコルにより、マシン間のインターフェースの低レベルの詳細を決定することができます。
また、プロトコルにより、ファイル転送などのアプリケーション・プログラム間での高レベル交換も決定することができます。
Q
- Quality of Service (QoS) (サービス品質)
- ネットワーク・サービスのパフォーマンス特性であり、スループット、伝送遅延、および優先度が含まれます。
プロトコルによっては、QoS 要件を組み込むためのパケットまたはストリームが可能なものがあります。
- quiesce (静止)
- オペレーションを通常に完了させることによって、プロセスを終了させること。
R
- reach (リーチ)
- Dispatcher では、特定のターゲットに対して ping を実行して、そのターゲットが応答しているかどうかを報告する advisor。
- reach address (リーチ・アドレス)
- Dispatcher での high availability では、ターゲットが応答しているかどうかを調べるために、advisor が ping を実行する必要があるターゲットのアドレス。
- return address (リターン・アドレス)
- 固有の IP アドレスまたはホスト名。
Dispatcher マシン上で構成され、クライアントからサーバーへの要求のロード・バランシングのときに、その送信元アドレスとして Dispatcher によって使用されます。
- RMI (Remote Method Invocation) (リモート・メソッド呼び出し)
- 異なるコンピューター上のオブジェクトが、分散ネットワーク内で相互作用できるようにするオブジェクト指向プログラムを作成するために、Java プログラム言語と開発環境を使用しているプログラマーによって使用されるメソッド。
- root user (ルート・ユーザー)
- AIX、Red Hat Linux、SUSE Linux、または Solaris のオペレーティング・システムのどの部分でもアクセスして変更するための無制限の権限であり、通常、システムを管理するユーザーに関連付けられます。
- route (経路)
- 発信元から宛先までのネットワーク・トラフィックのパス。
- router (ルーター)
- ネットワーク間でパケットを転送する装置。
転送の判断は、ネットワーク層と、ルーティング製品で構築される場合のあるルーティング・テーブルに基づいて行います。
- RPM
- Red Hat Package Manager。
- rule (ルール)
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、サーバーが宛先のアドレスとポート以外の情報に基づいて選択できるような、サーバーをグループ化するためのメカニズム。
- rule type (ルール・タイプ)
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、ルールが真であるかどうかを判断するために評価する必要のある情報のインディケーター。
S
- scalable (スケーラブル)
- 使用、量、または要求の度合いをより大きく、またはより少なくするのに、容易に適合させることができるシステムの能力のこと。
たとえば、スケーラブル・システムでは、複雑さが変動するタスクを実行するのに、より大きな、またはより小さなネットワークを使用して処理するよう効率的に適合できます。
- server (サーバー)
- ネットワークを介して他のコンピューターに共用サービスを提供するコンピューター (たとえば、ファイル・サーバー、プリント・サーバー、またはメール・サーバー)。
- server address (サーバー・アドレス)
- ネットワークを介して他のコンピューターに共用サービスを提供する各コンピューター (たとえば、ファイル・サーバー、プリント・サーバー、またはメール・サーバー) に割り当てられた固有のコード。
標準の IP アドレスは 32 ビットのアドレス・フィールドです。サーバー・アドレスは、10 進表記 IP アドレスまたはホスト名のいずれかが可能です。
- server machine (サーバー・マシン)
- Dispatcher を他のサーバーと一緒にグループ化して、単一の仮想サーバーにしたサーバー。
Dispatcher は、サーバー・マシン間でトラフィックのバランスを取ります。
clustered server (クラスター化サーバー) と同義。
- service (サービス)
- 1 つまたは複数のノードで提供される機能。たとえば、HTTP、FTP、Telnet。
- Nortel Alteon Controller では、サービスとは、サイトからエンド・ユーザーによって要求された機能または情報です。
サービスは、エンド・ユーザーが要求した仮想 IP アドレスおよび仮想ポート番号によって識別されます。
スイッチでは、仮想サーバー ID (整数) と、仮想ポート番号またはサービス名で定義されます。
- Cisco CSS Controller では、サービスは、コンテンツの断片が物理的に位置する宛先ロケーションです。
(たとえば、ローカルまたはリモート・サーバーおよびポート)
- shell (シェル)
- ユーザーのワークステーションからコマンド行を受け入れて処理するソフトウェア。
bash シェルは、使用可能な幾つかの UNIX シェルのうちの 1 つです。
- site name (aka host name) (サイト名 (aka ホスト名))
- サイト名とは、クライアントが要求する、解決できないホスト名です。
たとえば、ある Web サイトに 3 台のサーバー (1.2.3.4、1.2.3.5、および 1.2.3.6) があり、
サイト名 www.dnsload.com で構成されているとします。クライアントによりこのサイト名が要求されると、
3 つのサーバーの IP アドレスのうちの 1 つが、解決方法として戻されます。サイト名は、
完全修飾ドメイン名 (例 : dnsload.com) でなければなりません。無修飾名 (たとえば dnsload) は、有効なサイト名ではありません。
- Site Selector
- Load Balancer のコンポーネントの 1 つ。 Site Selector はネーム・サーバーとの組み合わせで作動して、それらのサーバーで実行中のメトリック・サーバー・コンポーネントから収集された測定値と重みを使用してサーバーのグループ間でロード・バランシングを行います。
- SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
- インターネットのプロトコルの組において、インターネット環境内のユーザー間でメールを転送するためのアプリケーション・プロトコル。
SMTP では、メール交換シーケンスとメッセージ・フォーマットを指定します。
基本となるプロトコルは、TCP であることが想定されています。
- SNMP (Simple Network Management Protocol)
- IP ネットワーク上のノードを管理するために開発された、STD 15、RFC 1157 で定義されたインターネット標準プロトコル。
SNMP は TCP/IP には限定されません。
コンピューター、ルーター、ワイヤリング・ハブ、トースター、ジュークボックスを含む、すべての種類の機器の管理とモニターのために使用できます。
- source address (送信元アドレス)
- Dispatcher での high availability では、heartbeat を送信する high availability パートナー・マシンのアドレス。
- SPARC
- スケーラブル・プロセッサー・アーキテクチャー (Scalable processor architecture)。
- sscontrol
- Load Balancer の Site Selector コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- SSL (Secure Sockets Layer)
- Netscape Communications Corp. が RSA Data Security Inc. と一緒に開発した一般的なセキュリティー機構。
SSL により、クライアントはサーバーの認証を行い、すべてのデータと要求を暗号化することができます。
SSL によって保護されたセキュア・サーバーの URL は、http ではなく、https から始まります。
- ssserver
- Site Selector において、コマンド行から nameserver、manager、および advisor への要求を取り扱います。
- sticky time (スティッキー時間)
- 1 つの接続をクローズしてから新しい接続をオープンするまでの時間間隔で、その間に最初の接続中に使用した同じサーバーにクライアントが送信して戻すことになります。
スティッキー時間の後は、クライアントは最初のサーバーとは異なるサーバーに送信できます。
- strategy (ストラテジー)
- Dispatcher での high availability では、活動状態のマシンの障害の後でリカバリーを行う方法を指定するためのキーワード。
- subnet mask (サブネット・マスク)
- インターネット・サブネットワーキングでは、IP アドレスのホスト部分のサブネットワーク・アドレス・ビットを識別するために使用される 32 ビット・マスク。
- SYN
- 着信するセグメントの中の制御ビットであり、1 つのシーケンス番号を占め、どこからシーケンス番号が開始するかを示すために接続の開始時に使用されます。
T
- TCP (Transmission Control Protocol) (伝送制御プロトコル)
- インターネットで使用される通信プロトコル。
TCP は、ホスト間の信頼できる情報交換を提供します。
基本となるプロトコルとして IP を使用しています。
- TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol) (伝送制御プロトコル / インターネット・プロトコル)
- それぞれのネットワークで使用されている通信テクノロジーには関係なく、ネットワーク間で通信ができるよう設計されたプロトコルの組。
- TCP server machine (TCP サーバー・マシン)
- Load Balancer が他のサーバーと一緒に単一の仮想サーバーにリンクするサーバー。
Load Balancer は、TCP サーバー・マシン間での TCP トラフィックのバランスを取ります。
clustered server (クラスター化サーバー) と同義。
- Telnet
- 端末エミュレーション・プロトコルであり、リモート接続サービスのための TCP/IP アプリケーション・プロトコルの 1 つ。
Telnet により、サイトのユーザーは、そのユーザーのワークステーションが直接そのリモート・ホストに接続されているかのように、リモート・ホストにアクセスできるようになります。
- Time to Live (TTL) (存続時間)
- DNS TTL とは、クライアントがネーム・レゾリューション応答をキャッシュできる秒数です。
- timeout (タイムアウト)
- 何らかのイベントが発生していない場合に、エラーをあげるまでの時間。
一般的な例としては、メッセージの送信があります。
事前に設定されたタイムアウト期間に受信側がメッセージに応答しないと、伝送エラーが発生することが想定されます。
- TOS (Type of Service)
- SYN パケットの IP ヘッダー内の 1 バイトのフィールド。
U
- UDP (User Datagram Protocol)
- インターネットのプロトコルの組では、信頼性のない、コネクションレスのデータグラム・サービスを提供するプロトコル。
このプロトコルにより、ある 1 つのマシンまたはプロセスのアプリケーション・プログラムが、別のマシンまたはプロセスのアプリケーション・プログラムにデータグラムを送ることが可能になります。
UDP はデータグラムを送るために、IP (インターネット・プロトコル) を使用します。
- URI (Universal Resource Identifier)
- HTML 文書、イメージ、ビデオ・クリップ、プログラムなど、任意の Web 上のリソースに対するエンコードされたアドレス。
- URL (Uniform Resource Locator)
- インターネット上で、オブジェクト (通常は、Web ページ) のロケーションを指定するための標準的な方法。
URL は、Web 上で使用されるアドレスの形式になっています。
これらは HTML 文書で使用され、ハイパーリンクのターゲット (別の HTML 文書であることが多く、別のコンピューターに保管されている場合もあります) を指定します。
V
- VPN (Virtual Private Network) (仮想プライベート・ネットワーク)
- 複数のネットワークに接続された、1 つまたは複数のセキュア IP トンネルから構成されるネットワーク。
W
- WAN (Wide Area Network) (広域ネットワーク)
- ローカル・エリア・ネットワークまたは首都圏ネットワークがサービスするよりも地理的に広いエリアに対する通信サービスを提供し、公衆通信機能を使用または提供できるネットワーク。
- WAP (Wireless Application Protocol)
- 無線通信 (たとえば、携帯電話からのインターネット・アクセス) を使用するアプリケーションのオープンにされている国際規格。
- WAS
- WebSphere アプリケーション・サーバー。
- Web
- プログラムおよびファイル (それらの多くは HTTP サーバー上の他の文書へのリンクが含まれるハイパーテキスト文書) が含まれる HTTP サーバーのネットワーク。
World Wide Web とも呼ばれます。
- wizard (ウィザード)
- 特定のタスクについてユーザーをガイドするために、ステップバイステップの指示を使用するアプリケーション内のダイアログ。
- WLM (Workload Manager)
- Dispatcher と一緒に提供される advisor。
これは、MVS Workload Manager (WLM) コンポーネントが実行されている OS/390 メインフレーム上のサーバーとともにのみ作動するように設計されています。
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