SAN ファイル・システム・クラスターへの SSH 鍵の追加

このトピックでは、マスター・コンソールで、SAN ファイル・システム・クラスター内の メタデータ・サーバー・エンジンに SSH 鍵を保管する方法について説明します。

この手順を使用する前に、PuTTY を使用した SSH 鍵ペアの生成の手順に従って鍵ペアを生成しておく必要があります。

オプションで、SAN ファイル・システム・メタデータ・サーバーとの通信時に、秘密/公開鍵の使用を選択できます。SAN ファイル・システム・クラスター内にメタデータ・サーバー・エンジンの SSH を保管するには、 以下のステップを実行します。

  1. マスター・コンソールからクラスターに、公開鍵をセキュア・コピーする。
    1. マスター・コンソール上の DOS コマンド・プロンプトをオープンする。
    1. pscp を実行し、メタデータ・サーバー・エンジンにファイルをコピーする。
      pscp.exe target_key_file userID@engine_IP_address::/home/user/source_key_file 
      各部分の意味は以下のとおりです。
      • target_key_file は、マスター・コンソール上の鍵ファイルの名前および場所。
      • source_key_file は、鍵ファイルの名前。
  2. ファイルをコピーした後に、鍵ファイルを以下のいずれかのファイルに付加する必要がある。
    • RSA 鍵を作成した場合は、その鍵をファイル /home/user/.ssh/authorized_keys に付加する。
    • DSA 鍵を作成した場合は、その鍵をファイル /home/user/.ssh/authorized_keys2 に付加する。
注: SAN ファイル・システム・クラスター内のすべてのメタデータ・サーバー・エンジンに対してこれらのステップを実行する必要があります。

親トピック: デフォルト PuTTY セッションの構成

(C) Copyright IBM Corporation 2004. All Rights Reserved.