このトピックでは、マスター・コンソールで、SAN ファイル・システム・クラスター内の
メタデータ・サーバー・エンジンに SSH 鍵を保管する方法について説明します。
オプションで、SAN ファイル・システム・メタデータ・サーバーとの通信時に、秘密/公開鍵の使用を選択できます。SAN ファイル・システム・クラスター内にメタデータ・サーバー・エンジンの SSH を保管するには、
以下のステップを実行します。
- マスター・コンソールからクラスターに、公開鍵をセキュア・コピーする。
- マスター・コンソール上の DOS コマンド・プロンプトをオープンする。
- pscp を実行し、メタデータ・サーバー・エンジンにファイルをコピーする。
pscp.exe target_key_file userID@engine_IP_address::/home/user/source_key_file
各部分の意味は以下のとおりです。
- target_key_file は、マスター・コンソール上の鍵ファイルの名前および場所。
- source_key_file は、鍵ファイルの名前。
- ファイルをコピーした後に、鍵ファイルを以下のいずれかのファイルに付加する必要がある。
- RSA 鍵を作成した場合は、その鍵をファイル /home/user/.ssh/authorized_keys に付加する。
- DSA 鍵を作成した場合は、その鍵をファイル /home/user/.ssh/authorized_keys2 に付加する。
注: SAN ファイル・システム・クラスター内のすべてのメタデータ・サーバー・エンジンに対してこれらのステップを実行する必要があります。