IBM Director のインストール

このトピックでは、マスター・コンソール・インストール・ウィザードを 使用して IBM Director をインストールする方法について説明します。

IBM Director をインストールするには、以下のステップを実行してください。

  1. マスター・コンソール・インストール・ウィザードで、 「次へ」をクリックして IBM Director のインストールを開始する。
  2. 別の CD を挿入するプロンプトが表示されたら、その CD を CD-ROM ドライブに 挿入し、ロケーション・フィールドに CD-ROM ドライブ名を入力する。 次に、「OK」をクリックします。
  3. IBM Director セットアップ・ウィザードが起動する。 IBM Director をインストールするには、セットアップ・ウィザードから以下のステップを実行します。
    1. 「ご使用条件 (License Agreement)」パネルから「使用条件の条項に同意します (I accept the terms in the License Agreement)」をクリックして、 「次へ」をクリックする。
    2. 「Pack 付きサーバー (Server Plus Pack)」パネルから、「次へ」をクリックする。
    3. 「機能とインストール・ディレクトリー (Feature and Installation Directory)」パネルから、 「SNMP アクセスの赤い x とトラップの転送 (Red x for SNMP Access and Trap Forwarding)」をクリックする。 「この機能はローカル・ハード・ディスクにインストール (This Feature will be installed on the local hard drive)」をクリックして、「次へ」をクリックする。
    4. 「IBM Director サービス・アカウント情報 (IBM Director service account information)」パネルで、 以下のフィールドに入力する。
      • ドメイン (Domain)。マスター・コンソールのホスト名を入力する。
      • ユーザー名。管理者特権を持つ Windows のユーザー・アカウントを入力する。
      • パスワード。Windows のユーザー・アカウントのパスワードを入力 (および確認) する。

      次に、「次へ」をクリックします。

    5. 「暗号設定 (Encryption Settings)」パネルで「次へ」をクリックして、デフォルトを受け入れる。
    6. 「ソフトウェア配布設定 (Software distribution settings)」パネルから、「次へ」をクリックしてデフォルトを受け入れる。
    7. インストール」をクリックしてインストールを開始する。
    8. 「ネットワーク・ドライバー構成 (Network Drivers configuration)」ポップアップから、 最初のポートを選択して、「ドライバーの使用可能化 (Enable driver)」をクリックする。
    9. 「IBM Director データベース構成 (IBM Director database configuration)」から、Microsoft Jet 4.0 が選択されていることを確認する (これはデフォルトです)。 ここでは DB2 は選択しません。 次に、「次へ」をクリックします。
    10. 完了」をクリックしてインストールを完了する。
    11. マスター・コンソール・インストール・ウィザードで、 「次へ」をクリックする。 マスター・コンソール・インストール・ウィザードは、IBM Director のインストールを妥当性検査します。 妥当性検査が失敗すると、「IBM Director インストールの検証 (Verify IBM Director Installation)」パネルに エラーが表示されます。 エラーをすべて訂正してマスター・コンソール・インストール・ウィザードを再始動します。
    12. システムをリブートするよう求めるプロンプトが表示された場合、「いいえ」をクリックする。
インストールを完了した後、マスター・コンソール・インストール・ウィザードを継続する前に、 トラップが Tivoli SAN Manager の NetView コンポーネントに転送されるように、IBM Director を構成する必要があります。
  1. 「コマンド プロンプト」ウィンドウをオープンする。
  2. IBM Director の snmp ディレクトリーに移動する。
    cd Director_installation_directory\data\snmp
    ここで Director_installation_directory は、デフォルトで C:\Program Files\IBM\Director です。
  3. SNMPServer.properties を編集する。
  4. snmp.trap.v1.forward.address.1= を検索する。
  5. 行のコメントを外し (# 符号を削除)、マスター・コンソール・マシンの名前を追加する。 たとえば、次のようになります。
    snmp.trap.v1.forward.address.1=master1
  6. snmp.trap.v1.forward.port.1= を検索する。
  7. 行のコメントを外し (# 符号を削除)、 Windows レジストリー・キー KEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\ の trapdTrapReceptionPort 値に指定したポートを追加する。 たとえば、次のようにします。
    snmp.trap.v1.forward.port.1=9950
  8. ファイルを保管してクローズする。
  9. マスター・コンソール・インストール・ウィザードで、 「次へ」をクリックする。 マスター・コンソール・インストール・ウィザードは、IBM Director のインストールを妥当性検査します。 妥当性検査が失敗すると、「IBM Director インストールの検証 (Verify IBM Director Installation)」パネルに エラーが表示されます。 エラーをすべて訂正してマスター・コンソール・インストール・ウィザードを再始動します。
  10. マスター・コンソールをリブートする。

親トピック: マスター・コンソール・ソフトウェアのインストール

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