このトピックでは、マスター・コンソール・インストール・ウィザードを使用して
IBM® Director
をインストールする方法について説明します。
コンテキスト
IBM Director をインストールするには、以下のステップを実行してください。
ステップ
- マスター・コンソール・インストール・ウィザードで、「次へ」をクリックして、IBM Director
のインストールを開始する。
- 別の CD を挿入するプロンプトが表示されたら、その CD を CD-ROM ドライブに
挿入し、ロケーション・フィールドに CD-ROM ドライブ名を入力する。
次に、「OK」をクリックします。
- IBM Director セットアップ・ウィザードが起動する。 セットアップ・ウィザードから、
以下のステップを実行して IBM Director をインストールします。
- 「ご使用条件 (License Agreement)」パネルから「使用条件の条項に同意します (I accept the terms
in the License Agreement)」をクリックして、
「次へ」をクリックする。
- 「Pack 付きサーバー (Server Plus Pack)」パネルから、「次へ」をクリックする。
- 「機能とインストール・ディレクトリー (Feature and Installation Directory)」パネルから、
「SNMP アクセスの赤い x とトラップの転送 (Red x for SNMP Access and Trap Forwarding)」をクリックする。
「この機能はローカル・ハード・ディスクにインストール (This Feature will be installed on the local hard drive)」をクリックして、「次へ」をクリックする。
- 「IBM Director サービス・アカウント情報
(IBM Director service account information)」パネルから、以下のフィールドに入力する。
- ドメイン (Domain)。マスター・コンソールのホスト名を入力する。
- ユーザー名。管理特権を持つ Windows® のユーザー・アカウントを入力してください。
- パスワード。Windows ユーザー・アカウントのパスワードを入力してください
(およびそれを確認します)。
次に、「次へ」をクリックします。
- 「暗号設定 (Encryption Settings)」パネルで「次へ」をクリックして、デフォルトを受け入れる。
- 「ソフトウェア配布設定 (Software distribution settings)」パネルから、「次へ」をクリックしてデフォルトを受け入れる。
- 「インストール」をクリックしてインストールを開始する。
- 「ネットワーク・ドライバー構成 (Network Drivers configuration)」ポップアップから、
最初のポートを選択して、「ドライバーの使用可能化 (Enable driver)」をクリックする。
- 「IBM Director データベース構成 (IBM Director database configuration)」から、
Microsoft® Jet
4.0 が選択済み (これがデフォルト) であることを確認する。 ここでは DB2® を選択しません。次に、「次へ」をクリックします。
- 「完了」をクリックしてインストールを完了する。
- システムをリブートするよう求めるプロンプトが表示された場合、「いいえ」をクリックする。
- マスター・コンソール・インストール・ウィザードで、
「次へ」をクリックする。
マスター・コンソール・インストール・ウィザードは、IBM Director のインストールを妥当性検査します。
妥当性検査が失敗した場合、「IBM
Director インストールの検証 (Verify IBM
Director Installation)」パネルにエラーが表示されます。 エラーをすべて訂正してマスター・コンソール・インストール・ウィザードを再始動します。
後で必要な事柄
インストールの完了後で、マスター・コンソール・インストール・ウィザードを継続する前に、
トラップが Tivoli
® SAN
Manager の NetView
®
コンポーネントに転送されるように、IBM Director
を構成しておく必要があります。
- 「コマンド プロンプト」ウィンドウをオープンする。
- IBM Director snmp ディレクトリーに移動する。
cd Director_installation_directory\data\snmp
ここで Director_installation_directory は、デフォルトで C:\Program Files\IBM\Director です。
- SNMPServer.properties を編集する。
- 行 snmp.trap.v1.forward.address.1= を検索する。
- 行のコメントを外し (# 符号を削除)、マスター・コンソール・マシンの名前を追加する。
たとえば、次のようになります。
snmp.trap.v1.forward.address.1=master1
- 行 snmp.trap.v1.forward.port.1= を検索する。
- 行のコメントを外し (# 符号を削除し)、trapdTrapReceptionPort
値に指定したポートを、Windows
レジストリー・キー KEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\ に追加する。
たとえば、次のようになります。
snmp.trap.v1.forward.port.1=9950
- ファイルを保管してクローズする。
- マスター・コンソールをリブートする。