リモート・ストレージでバックアップ・コピー全体に使用する最大のスペースを指定します。
リモート・ストレージ域のデフォルト・サイズは 40 GB です。保持するバックアップ・バージョンの数を増やす場合は、ストレージ域のサイズを増やすことを検討してください。 割り振るスペースの量がわからない場合は、状況表示パネル でスペース使用量をモニターし、バージョンとスペースの設定値を調整できます。
ストレージ・スペースがフルになると、 Tivoli® Storage Manager FastBack for Workstations は、複数バージョンのバックアップ・コピーのあるファイルについて、古いほうのバックアップ・コピー・バージョンを削除します。 バージョン管理されたバックアップ・コピーを削除しても、新しいバックアップ・コピーのために、さらにスペースが必要な場合、 Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations は、残っている最後のバックアップ・コピーのファイルを、最新のバックアップ・コピーに必要なスペースを確保できる分、削除します。
リモート・ストレージ域に割り振ったスペースより大きなファイルをリモートでバックアップしようとすると、 Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations はファイルの古いバージョンをすべて消去し、その後ファイルのバックアップに失敗する場合があります。 リモート・ストレージ域の最大スペースは、必ず 設定ノートブック の「詳細」ページにあるリモート・バックアップの最大ファイル・サイズより大きくしてください。 例えば、バックアップの最大スペースを 1 GB に減らした場合は、リモート・バックアップされるファイルの最大サイズをデフォルトの 1 GB から減らす必要があります。