保護するファイルを指定するには、ワイルドカードを使用することができます。
保護するファイルの完全なパスを入力できます。 たとえば、C:\Documents and Settings\Administrator\My Documents\Soccer\2005AYSO\Parent Info U8B.doc のように入力します。 完全なパスは、あいまいさなしで 1 つのファイルに一致します。 ただし、すべてのファイルをこの方法で指定すると、非常に時間がかかります。 アスタリスクとブランクをワイルドカードとして使用し、複数のファイルを指定します。
アスタリスクは、ファイル・パス内の任意の数の文字に一致します。 アスタリスクがない場合、 Tivoli® Storage Manager FastBack for Workstations は、完全に展開したパス名のパスまたはファイル名のどこかに完全に一致するパターンがあるすべてのファイルにマッチングします。 パターンは大文字小文字を区別しません。
パターンにアスタリスクが含まれない場合は、パターンの前後にあるブランク・スペースがアスタリスクと解釈されます。 このため、\myDocs\ と *\myDocs\* のマッチング結果は同じです。 パターンにアスタリスクが含まれる場合は、パターンの前後にあるブランク・スペースは文字にマッチングしません。 このため、次の表に示す例のように、\myDir\、*\myDir\、 および \myDir\* のマッチング結果は 3 つとも異なります。
一例としてパターン fish を想定します。 このパターンは、 C:\dir\fish.doc および C:\fish\anyfile.doc および c:\Dirfishfood\something と一致します。
このパターンの前後に円記号 (逆スラッシュ) があると (\fish\)、 パスの中に \fish\ を含むどのオブジェクトとも一致します。 このパターンは、C:\fish\anyfile.doc に一致しますが、C:\dir\fish.doc や c:\Dirfishfood\something には一致しません。
パターン ... | … コンピューター上の一致するフォルダーおよびファイル: |
---|---|
\myDir\ または |
c:\myDir\ |
*\myDir\ | c:\myDir\ |
\myDir\* | |
d:*\mydir\* | d:\Notes\myDir\ |
\my best | c:\Books\My Best.doc |
.jpg | c:\Photos.jpg\ |
*.jpg | c:\Photos.jpg\ |
E:\ |
E: ドライブ上のすべてのファイルおよびフォルダー |