Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations バージョン 6.1.0

監査ログの表示

中央管理コンソール・サーバーのログを表示することにより、データ保護システムの正常性をモニターします。 監査ログは、central administration consoleとクライアントとのすべての相互作用を 記録します。

このタスクについて

監査ログは、中央管理サーバーからのイベントを記録します。 個々のクライアントのイベントにのみ関心がある場合は、 そのクライアントのアクティビティー・ログを参照してください。

監査ログは、IBM® WebSphere® Application Server のプロファイル・フォルダーの ¥FB4WSCA¥ サブフォルダーにあります。 デフォルトのインストール・パスの監査ログ・フォルダーは、C:¥Program Files¥Tivoli¥TSM¥IBM FB4WCA Console¥isc71¥profiles¥FB4WSCA¥ です。 監査ログは、audit.log.0audit.log.1...audit.log.9 という 10 個のファイルから構成されます。 ファイル audit.log.0 には最新のアクティビティーが記録され、 audit.log.9 には最も古いアクティビティーが記録されます。

  1. ヘルス・モニター」タスクを開きます。ヘルス・モニター」パネルには次のセクションが表示されます。
    • クライアントの要約
    • 監査ログ
    • アラート
    監査ログ」セクションには、最新のイベントがリストされます。
  2. オプション: イベントをさらに表示するには、「ログ項目の詳細 . . .」をクリックします。
  3. オプション: 表示されるログ項目をフィルターに掛けます。
    1. 「フィルター・テキスト」フィールドにテキスト・ストリングを入力します。
    2. 「フィルター・テキスト」フィールドの左にある矢印をクリックします。
    3. フィルター・オン」ボックスで、1 つ以上の列名を選択します。
    4. OK」をクリックします。 ログ項目は、フィルター基準によってフィルターに掛けられます。

      例えば、*fail と入力して「メッセージ・テキスト」列名を選択すると、メッセージ・テキストに fail の 含まれる項目がすべて表示されます。

      フィルター・テキストでワイルドカードを使用すると、さらに多くのストリングが一致します。 1 個のアスタリスクは複数の文字を置き換えます。1 個の疑問符 (?) は 1 文字を置き換えます。 フィルター・テキストでアスタリスクまたはワイルドカードを使用すると、 フィルター・テキストの終わりの後のブランク・スペースは、どのテキストにも一致します。

      表 1. フィルター・ストリングと一致するテキスト
      フィルター・テキスト・ストリング 一致するテキスト
      Jupiter Jupiter
      Jupiter?

      Jupiter
      Jupiter_bright_moon_light
      Jupiter_moon

      Jupiter?moon

      Jupiter_moon

      *moon

      Jupiter_bright_moon_light
      Jupiter_moon
      moon
      Saturn_moon
      Saturn_moon_light

  4. オプション: 任意の列の値でソートして、項目を配列します。
    1. 列見出しをクリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って昇順で配列されます。
    2. 同じ列見出しを再度クリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って降順で配列されます。
    3. 別の列見出しをクリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って昇順で配列されます。
次のタスク
1 つ以上のクライアントで問題を発見した場合、 「クライアント」タスクで、クライアントの属性、ログ、および現在の構成を調査することができます。