Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations バージョン 6.1.0

外部デバイス」または「ファイル・サーバー」ストレージ・ロケーション

バックアップ・コピーの保管先として、ファイル・サーバーまたは取り外し可能ディスクを指定できます。 リモート・デバイスには、別のコンピューター (NAS やファイル・サーバーなど) またはリモート・ディスクや、取り外し可能ディスクなどを指定できます。

リモート・サーバーを選択する場合、「場所:」フィールドには、ドライブ名でなくファイル・サーバーの汎用命名規則 (UNC) 指定を使用することをお勧めします。 ドライブ名はリブート後に変更される可能性があり、多くの場合、自動的に再接続されません。

USB 外部デバイスを選択する場合は、ドライブ名を選択できます。 ただし、取り外し可能外部デバイスのドライブ名は変わることがあります。 USB ドライブをリモート・ストレージとして構成する場合の推奨事項と詳細な手順は、 Tivoli® Storage Manager FastBack for Workstations 技術ノート・コレクション http://www-1.ibm.com/support/search.wss?rs=2339&tc=SS3PE6&rank=8&dc=DB520+D800+D900+DA900+DA800&dtmの中の 技術ノート 1245761 を参照してください。

Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations は、 バックアップ・コピーを \RealTimeBackup\computer name という名前のサブフォルダーに作成します。例えば、コンピューターの名前が Computer1 で、リモート・ストレージの場所が \\remote\share という値を使用して構成されている場合、バックアップ・コピーは \\remote\share\RealTimeBackup\Computer1\ に保管されます。

リモートの保管場所にも有効なユーザー名とパスワードを使用してコンピューターにログインした場合、 Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations はそのネットワーク・ロケーションに透過的に認証されます。 リモートの保管場所にも有効なユーザー名とパスワードを使用してコンピューターにログインしなければ、通常の特権を持った別のアカウントで対話式にネットワークにログインする必要があります。 Net Use コマンドを使用すると、対話式にログインできます。

Windows® の一部のバージョンは簡易ファイル共用の概念を取り入れており、あるコンピューターから別のコンピューターにネットワーク経由で簡単に接続できます。 この接続の場合、限定されたファイル・システム機能のみ使用でき、バックアップ・コピーの作成は禁止されます。 アクセス制御リストやファイル・ストリームなど、一部の情報が失われる場合があります。 リモート・ストレージ域上では、簡易ファイル共用を使用不可に設定することをお勧めします。