Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations バージョン 6.1.0

クライアントのアクティビティー・ログの表示

単一クライアントのアクティビティーのログを表示します。アクティビティー・ログには 1 つのクライアントの情報があります。

始める前に
このタスクでは、central administration consoleがいくつかのクライアントを検出していることを想定しています。
このタスクについて
アクティビティー・ログは、単一クライアントのイベントを記録します。 中央管理サーバーのイベントに関心がある場合は、監査ログを確認してください。
  1. クライアント パネルを開きます。クライアント」パネルには、 正常性ストレージ、 およびデプロイメントの 3 個のタブが表示されます。
  2. 正常性」タブをクリックします。
  3. 参照するログのクライアントを選択します。
  4. アクション」メニューをクリックします。
  5. アクティビティー・ログの表示」をクリックします。 ログ項目が表示されます。
  6. オプション: 表示されるログ項目をフィルターに掛けます。
    1. 「フィルター・テキスト」フィールドにテキスト・ストリングを入力します。
    2. 「フィルター・テキスト」フィールドの左にある矢印をクリックします。
    3. フィルター・オン」ボックスで、1 つ以上の列名を選択します。
    4. OK」をクリックします。 ログ項目は、フィルター基準によってフィルターに掛けられます。

      例えば、*fail と入力して「メッセージ・テキスト」列名を選択すると、メッセージ・テキストに fail の 含まれる項目がすべて表示されます。

      フィルター・テキストでワイルドカードを使用すると、さらに多くのストリングが一致します。 1 個のアスタリスクは複数の文字を置き換えます。1 個の疑問符 (?) は 1 文字を置き換えます。 フィルター・テキストでアスタリスクまたはワイルドカードを使用すると、 フィルター・テキストの終わりの後のブランク・スペースは、どのテキストにも一致します。

      表 1. フィルター・ストリングと一致するテキスト
      フィルター・テキスト・ストリング 一致するテキスト
      Jupiter Jupiter
      Jupiter?

      Jupiter
      Jupiter_bright_moon_light
      Jupiter_moon

      Jupiter?moon

      Jupiter_moon

      *moon

      Jupiter_bright_moon_light
      Jupiter_moon
      moon
      Saturn_moon
      Saturn_moon_light

  7. オプション: 任意の列の値でソートして、項目を配列します。
    1. 列見出しをクリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って昇順で配列されます。
    2. 同じ列見出しを再度クリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って降順で配列されます。
    3. 別の列見出しをクリックします。 項目は、その列のセル内のテキストに従って昇順で配列されます。
次のタスク
アクティビティー・ログの表示後に、さらに情報を収集したり、アクションを実行することができます。

例えば、client23 がリモート・ストレージの最大容量に近いため、そのアクティビティー・ログを調査すると想定します。 client23 のアクティビティー・ログは、client23 が多くの音声ファイルとムービー・ファイルをバックアップしたことを示しています。 音声ファイルとムービー・ファイルをバックアップから除外するグループに client23 が属していることがわかっています。

client23 の現在の構成ファイルを表示して、 グループと同じ設定が含まれていないことを確認します。

エンド・ユーザーに確認して、音声ファイルとムービー・ファイルはバックアップ不要であることを決定します。 client23 をグループに再度割り当てることによって、 client23 にグループ構成を再送することができます。