Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations バージョン 6.1.0

クライアントのアップグレードの考慮事項

クライアントは前のリリースからアップグレードすることも、現行リリースの前のビルドからアップグレードすることもできます。

新しいクライアント・インストーラー・ファイルの名前は、ストリング FB4WKSTNS を含み、 .exe で終わる必要があります。例えば、標準的な名前は Tivoli_FB4WKSTNS_6.1.0.0_x86_windows.exe です。

新しいインストーラー・ファイルの日付は、現在の製品レベルに使用されたインストーラー・ファイルの日付より新しくなければなりません。

アンインストール後のクリーンアップ

クライアントをアンインストールする場合、クライアントの再インストールの前にデータ・ファイルをクリーニングする必要があります。クライアントをアンインストールしたとき、 インストーラーによって削除されないファイルがあります。古いファイルが新しいクライアント・インストール済み環境で問題を引き起こすことがあります。

クライアントをアンインストールした後でそれを再インストールする前に、以下の領域のファイルを削除します。

ローカル・ストレージ域
ローカル・ストレージ域はローカル・ドライブの RealTimeBackup フォルダーにあります。 バックアップ・コピーの保管が必要な場合は、このフォルダーを名前変更してください。
コンピューターのリモート・ストレージ域
リモート・ストレージ域は、前のインストールのために構成したリモート・デバイスの RealTimeBackup\コンピューター名 フォルダーにあります。 バックアップ・コピーの保管が必要な場合は、このフォルダーを名前変更してください。
インストール・フォルダー

デフォルトのインストール・フォルダーは、c:¥Program Files¥Tivoli¥TSM¥FastBack_for_Workstations です。

プログラム・データ・フォルダー
プログラム・データ・フォルダーは、 オペレーティング・システムおよびインストールされている前のバージョンにより異なります。

Continuous Data Protection for Files からのアップグレード

Tivoli® Continuous Data Protection for Files からアップグレードする場合、 ご使用の Tivoli Continuous Data Protection for Files クライアントのレベルは 3.1 以上でなければなりません。

3.1.5.9 より古いバージョンの Tivoli Continuous Data Protection for Files は、TivoliCDP_CDPForFiles_3.1.0.0_windows.exe のような 名前のクライアント・インストーラー・ファイルを受け入れます。 インストーラー名は、CDP を含み、ファイル・タイプは .exe でなければなりません。 Tivoli Continuous Data Protection for Files バージョン 3.1.5.9 以降は、ファイル名に CDP または FB4WKSTNS が付くクライアント・インストーラー・ファイルを受け入れます。Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations クライアントのインストーラー・ファイル名は、 Tivoli_FB4WKSTNS_6.1.0.0_x86_windows.exe のようになります。 Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations クライアントのインストーラー・ファイル名は、FB4WKSTNS を含まなければなりません。したがって、バージョン 3.1.5.9 よりも前の Tivoli Continuous Data Protection for Files クライアントに Tivoli Storage Manager FastBack for Workstations へのアップグレードをプルさせる場合は、 以下の 2 つの選択肢が可能です。