回復計画ファイルの作成
回復計画ファイルを生成するためには、最初に以下のフィールドを完了してから 完了をクリックするか、あるいは
取消をクリックしてこのタスクを終了してください。 回復計画ファイルには、この作成プロセスの前に完了している最
後のデータベース・バックアップ操作によって表される特定時点までに Tivoli Storage Manager
サーバーを回復するために必要な情報および手順が入ってい
ます。
回復計画ファイル中の情報には以下のものがあります。
- 管理担当者が定義したサイト固有のサーバー回復指示 (たとえば、連絡先名および電話番号) 。
- Tivoli Storage Manager サーバーを回復するために必要なステップの順序。
- 回復を実行するために必要な Tivoli Storage Manager データベース・バックアップ・ボリュームおよびコピー・ストレージ・プ
ール・ボリュームのリスト。
- ボリュームが入っている位置。
- データベース・バックアップおよびコピー・ストレージ・プールボリュームの読み取りに必要な装置。
- Tivoli Storage Manager データベースおよび回復ログのスペース要件。
- Tivoli Storage Manager サーバー・オプション・ファイル、装置構成ファイル、およびボリューム活動記録情報ファイルのコピ
ー。
- サーバー・データベース回復および1次ストレージ・プール回復を実行するためのコマンド。
このパネルは Tivoli Disaster Recovery Manager の使用ライセンスのあ
る環境に対してのみ適用されます。
回復計画接頭部
回復計画ファイル名を生成するために使用されるパス名の接頭部分を入力します。
- このフィールドは任意
選択です。
- この接頭部には、ディレクトリー・パス、後にストリングの続いたディレクトリー・パス、またはストリングを指定することがで
きます。
- 最大長は 200 文字です。
例: /drmplan/primsrv/
計画指示接頭部
回復指示が入っているファイルを見つけるために準備プロセスで使用されるパス名の接頭部分を入力してください。
- このフィールドは任意
選択です。
- この接頭部には、ディレクトリー・パス、後にストリングの続いたディレクトリー・パス、またはストリングを指定することがで
きます。
- 最大長は 200 文字です。
例: /drmplan/primsrv/
コピー・ストレージ・プール
コピー・ストレージ・プール名のリストを入力してください。
- このフィールドは任意
選択です。
- このリストには、1次ストレージ・プール・フィールドまたはその省略時値で指定された1次ストレージ・プールのバックアップ
時に使用されるコピー・ストレージ・プールが入っていなければなりません。
- 各ストレージ・プール名はコンマで
区切り、間にスペースを入れないようにしてください。
- 準備プロセスでは、これらのストレージ・プールに関する
ボリューム情報が収集され、適切な計画ファイル・スタンザが生成されます。
- 各ストレージ・プール名ごとにワイルドカ
ード文字 (*) を処理うすることができます。
省略時値は次の順序で決定
されます。
- 「DRM コピー・ストレージ・プールの設定」パネルでリストが定義されている場合には、準備プロセスでそのリストが使用されます。
- リストが定義されていない場合には、サーバーに対して定義されているすべてのコピー・ストレージ・プールが準備プロセスに対して適格となります。
1 次ストレージ・プール
1次ストレージ・プール名のリストを入力します。
- このフィールドは任意
選択です。
- このリストには、リストアしたい1次ストレージ・プールが入っていなければなりません。 各ストレージ・プール名はコンマで
区切り、間にスペースを入れないようにしてください。
- 準備プロセスでは、これらのストレージ・プールに関する
ボリューム情報が収集され、適切な計画ファイル・スタンザが生成されます。
- 各ストレージ・プール名ごとにワイルドカード文字 (*) を使用することができます。
省略時値は次の順序で決定
されます。
- 「DRM 1 次ストレージ・プールの設定」パネルでリストが定義されている場合には、準備プロセスでそのリストが使用されます。
- リストが定義されていない場合には、サーバーに対して定義されているすべての 1 次ストレージ・プールが準備プロセスに対して適
格となります。
装置クラス名
定義する装置クラスの名前を入力します。 装置ク
ラスには SERVER という装置タイプがなければなりません。
- 装置クラス名は固有でなければなりません。
- 最大長は 30 文字です。
ソース
回復計画ファイルの生成時に Tivoli Storage Manager が前提とするデータ
ベース・バックアップ・シリーズのタイプを指定します。
このパラメーターは任意選択です。
dbbackup |
Tivoli Storage Manager は最新のフル/増分
データベース・バックアップ・シリーズとみなします。
省略値は dbbackupです。 |
dbsnapshot |
Tivoli Storage Manager は最新のスナップショ
ット・バックアップ・シリーズとみなします。 |
完了を待機
サーバーによって作成処理がフォアグラウンドで完了されるまで待機するかどうかを選択します。
Yes |
処理がフォアグラウンドで行なわれることを指定します。 |
No |
処理がフォアグラウンドではなく、バックグラウンドで行なわれることを指定します。省略時値は No です。 |