用語集


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この用語集の用語は、 Tivoli Storage Manager ライブラリーに関連するものとして定義されています。 探している用語が見つからない場合には、 IBM Dictionary of Computing, New York: McGraw-Hill を参照してください。

この用語集には以下の文献からの用語と定義が含まれています。

A  上部
絶対 (absolute)
最終バックアップ以後にファイルが変更されていない場合であっても、そのファイルが増分バックアップとみなされることを示すバックアップ・コピー・グループ・モードの値。モード (mode) も参照してください。変更済み (modified) と対比してください。
アクセス・モード (access mode)
Tivoli Storage Manager がストレージ・プールまたはストレージ・ボリュームとの間で書き込みまたは読み取りができるかどうかを指定するストレージ・プールの属性またはストレージ・ボリューム属性。 アクセス・モードは、読取 / 書込、読取専用、または選択不可能にすることができます。 基本ストレージ・プールのボリュームは、破棄済みのアクセス・モードを もつこともできます。 コピー・ストレージ・プールのボリュームは、オフサイトのアクセス・モードをもつこともできます。
会計機能 (accounting facility)
クライアントのセッション活動についての統計を記録する機能。
会計レコード (accounting_records
各クライアント・セッションの終わりにセッション資源使用率を記録するファイル。
活動化 (activate)
ポリシー・セットの内容を妥当性検査し、ポリシー・セットを活動ポリシー・セットにコピーする処理。
活動ポリシー・セット (active policy set)
ポリシー・ドメインに割り当てられたすべてのクライアント・ノードにより現在使用中のポリシー規則が入っているポリシー・セット。活動ポリシー・セットは、ポリシー・ドメイン用に最後に活動化されたポリシー・セットです。ポリシー・セット (policy set) を参照してください
活動バージョン (active version)
Tivoli Storage Manager によって保管されたファイルの最新のバックアップ・コピー。 このようなファイルは、ユーザーがファイルを新しいバージョンと置き換えたか、あるいはファイルをワークステーションから削除したことがバックアップ処理によって検出されるまで、削除に適しません。 非活動バージョン (inactive version) と対比してください。
活動ログ (activity log)
サーバーによって生成された通常の活動メッセージを記録するログ。これらのメッセージには、セッションの開始時刻や装置入出力エラーなどのサーバーおよびクライアントについての情報が含まれます。各メッセージには、メッセージ ID、日付と時刻スタンプ、およびテキスト記述が含まれます。メッセージを活動記録ログに残す日数は指定することができます。
管理クライアント (administrative client)
管理担当者が管理コマンドによってサーバーを制御しモニターすることができるファイル・サーバー、ワークステーション、またはメインフレーム上で実行するプログラム。 バックアップ/アーカイブ・クライアント (backup-archive client) と対比してください。
管理コマンド・スケジュール (administrative command schedule)
特定時間内に行うよう計画された管理コマンド処理を記述したデータベース・レコード。クライアント・スケジュール (client schedule) も参照してください。
管理特権クラス (administrative privilege class)
Tivoli Storage Manager 管理担当者に許可される権限のレベル。 特権クラスは、管理担当者が実行できる Tivoli Storage Manager 管理用タスクを決定します。 たとえば、システム特権クラスをもつ管理担当者は管理用タスクを実行できます。 システム特権クラス (system privilege class)、ポリシー特権クラス (policy privilege class)、ストレージ特権クラス (storage privilege class)、操作員特権クラス (operator privilege class)、 および分析者特権クラス (analyst privilege class を参照してください。
管理用セッション (administrative session)
管理用タスクを実行するために管理担当者ユーザー ID でサーバーと通信する時間間隔。クライアント・ノード・セッション (client node session) と対比してください。
管理担当者 (administrator)
サーバーに登録されているユーザー。管理担当者には、管理特権クラス (システム、ポリシー、ストレージ、操作員、または分析者) の 1 つまたは複数を認可できます。管理担当者は、その特権によって許可された管理コマンドおよび照会を使用できます。
拡張対話式エグゼクティブ (Advanced Interactive Executive (AIX))
RISC システム /6000 コンピューターで使用されるオペレーティング・システム。 AIX オペレーティング・システムは、IBM が使用している UNIX オペレーティング・システムです。
拡張対等ネットワーク機能 (Advanced Peer-to-Peer Networking (APPN))
エンド・ユーザー・サービス向けの LU6.2 ピアの拡張。 SNA LU6.2 および システム・ネットワーク体系 (Systems Network Architecture) を参照してください。
拡張プログラム間通信 (Advanced Program-to-Program Communication (APPC))
相互接続システムが通信してプログラムの処理を共用できる SNA/SDLC LU6.2 プロトコル。 SNA LU6.2システム・ネットワーク体系 (Systems Network Architecture) および共通プログラミング・インターフェース・コミュニケーション (Common Programming Interface Communications) を参照してください。
AFS
Andrew ファイル・システム。
集合ファイル (aggregate file)
一緒にパッケージされた論理ファイルのグループから構成される1つまたは複数のストレージ・プールに保管されたファイル。 論理ファイル (logical file) および物理ファイル (physical file) を参照してください。
AIX
拡張対話式エグゼクティブ。
分析者特権クラス (analyst privilege class)
管理担当者が統計をリセットできる管理特権クラス。
Andrew ファイル・システム (Andrew file system (AFS))
UNIX オペレーティング・システム用に開発された分散ファイル・システム。
API
アプリケーション・プログラム・インターフェース。
APPC
拡張プログラム間通信。
APPN
拡張対等ネットワーク機能。
アーカイブ (archive)
ユーザーが長期保管用に 1 つまたは複数のファイルをストレージ・プールにコピーできる機能。アーカイブ・コピーには、記述情報を付けることができ、アーカイブ日付、ファイル名、または記述によってリトリーブできます。リトリーブと対比してください。
アーカイブ・コピー (archive copy)
Tivoli Storage Manager ストレージ・プールにアーカイブされたユーザー・ファイル。
アーカイブ・コピー・グループ (archive copy group)
アーカイブ・ファイルの生成、宛先、および期限切れを制御する属性が入っているポリシー・オブジェクト。アーカイブ・コピー・グループは管理クラスに属します。
アーカイブ保存猶予期間 (archive retention grace period)
サーバーがファイルを適切な管理クラスに再バインドできない時に、 Tivoli Storage Manager がアーカイブ・コピーを保存する日数。
AS/400
AS/400。
割り当て済み容量 (assigned capacity)
データベースまたは回復ログ情報を保管するために使用できる使用可能なスペースの一部。使用可能スペース (available space) も参照してください。
アソシエーション (association)
(1) クライアント・ノードとクライアント・スケジュール間で定義された関係。 アソシエーションは、スケジュールの名前、スケジュールが属するポリシー・ドメインの名前、およびスケジュールされた操作を実行するクライアント・ノードの名前を識別します。
(2) 構成管理プログラムでは、ポリシー・ドメインなどのプロファイルとオブジェクトの間で定義された関係。プロファイルのアソシエーションは、プロファイルの加入時に管理下のサーバーに配布される構成情報を定義します。
監査 (audit)
サーバーがもっている情報とシステムの実際の状態との間で論理的な不整合を検査するプロセス。 Tivoli Storage Manager には、ボリューム、データベース、ライブラリー、およびライセンスを監査するプロセスがあります。 たとえば、ボリューム監査では、 Tivoli Storage Manager はデータベースに保管された バックアップ・ファイルまたはアーカイブ・ファイルについての情報とサーバー・ストレージのそれぞれのバックアップ・バージョンまたはアーカイブ・コピーに関連した実際のデータとの間で不整合を検査します。
認証 (authentication)
ユーザーがサーバーをアクセスする前にユーザーのパスワードを検査するプロセス。認証は、システム特権をもつ管理担当者がオンまたはオフにできます。
権限 (authority)
Tivoli Storage Manager サーバーおよびクライアントによってタスクを実行するために、ユーザーに許可される権利。 管理特権クラス (administrative privilege class) を参照してください。
オートチェンジャー (autochanger)
テープ・カートリッジを1つまたは複数のテープ・ドライブに自動的に挿入する機構を備えた小型のマルチスロット・テープ装置。 媒体 (medium) またはメディア・チェンジャー (media changer) 、あるいはライブラリー (library) とも呼ばれる
使用可能度管理 (availability management)
ディスク・ドライブのヘッド・クラッシュなど、比較的に一般的なコンピューター・システムの障害からの回復管理。回復は、ディスクのミラーリングやその他の形の RAID テクノロジーを使用したり、あるいはデータのオンサイト・バックアップ・コピーを保管することによって行なわれることがあります。
使用可能スペース (available space)
データベースおよび回復ログに使用可能なスペース容量 (MB) 。このスペースは、データベースまたは回復ログの容量を拡張したり、あるいはデータベースまたは回復ログからボリュームを削除する前に充分な空きスペースを提供するために使用できます。
awk
AIX において、テキスト・ファイルを処理するためのパターン照合プログラム。 Tivoli Disaster Recovery では、 awk スクリプトを使用して、災害 時回復計画ファイルを使用可能パーツに分解できます。
B  上部
バックグラウンド処理 (background process)
バックグラウンドで実行して管理用セッションが他の作業に使用できるサーバー処理。
バックアップ (backup)
安全のために情報をコピーするプロセス。 Tivoli Storage Manager には、ユーザー・ファイル、 Tivoli Storage Manager データベース、およびストレージ・プールをバックアップするプロセスがあります。 たとえば、ユーザーは 1 つまたは複数のファイルをストレージ・プールにバックアップして、データの損傷に備えることができます。 リストアと対比してください。 データベース・バックアップ・シリーズ (database backup series) および増分バックアップ (incremental backup) も参照してください。
バックアップ/アーカイブ・クライアント (backup-archive client)
ワークステーションまたはファイル・サーバー上で実行し、ユーザーにファイルをバックアップ、アーカイブ、リストア、およびリトリーブする手段を提供するプログラム。管理クライアントと対比してください
バックアップ・コピー (backup copy)
Tivoli Storage Manager ストレージ・プールにバックアップされているユーザー・ファイル。
バックアップ・コピー・グループ (backup copy group)
バックアップ・ファイルの生成、宛先、および期限切れを制御する属性が入っているポリシー・オブジェクト。バックアップ・コピー・グループは管理クラスに属します。
バックアップ保存猶予期間 (backup retention grace period)
サーバーがファイルを適切な管理クラスに再バインドできなくなった後で、 Tivoli Storage Manager がバックアップ・バージョンを保存する日数。
バックアップ・シリーズ (backup series)
データベース・バックアップ・シリーズ (database backup series) を参照してください。
バックアップ・バージョン (backup version)
Tivoli Storage Manager サーバー・ストレージにある、ユーザーがバックアップしたファイル、ディレクトリー、またはファイル・スペース。 ストレージ・プールには複数のバックアップ・バージョンが存在する可能性がありますが、アクティブ・バックアップ・バージョンであるのは 1 つだけです。 活動バージョン (active version) および非活動バージョン (inactive version) を参照してください。
バインド (binding)
ファイルを管理クラス名と関連付けるプロセス。再バインド (rebinding) を参照してください。
ブート媒体 (boot media)
ワークステーションまたはサーバーの実行に重要なオペレーティング・システムや他のファイルが入っている媒体。
バッファー (buffer)
1つの装置から別の装置にデータを転送するときに、データの流れの速度の差を補正するために使用されるストレージ。
バッファー・プール (buffer pool)
データベースまたは回復ログ・ページを入れるためにサーバーが使用する一時スペース。データベース・バッファー・プール (database buffer pool) および回復ログ・バッファー・プール (recovery log buffer pool) を参照してください。
C  上部
キャッシュ (cache)
サーバーがファイルを階層中の別のストレージ・プールに移行するときにランダム・アクセス媒体に重複コピーを残すプロセス。
CARTRIDGE
テープ・カートリッジ (たとえば 3490 磁気テープ・サブシステム) を サポートする磁気テープ装置の分類に使用する装置クラスで、Tivoli Storage Manager では サーバーがこれをサポートしています。
カートリッジ・システム・テープ (cartridge system tape) (CST)
3480 または 3490 磁気テープ・サブシステムで使用される基本テープ・カートリッジ媒体。 Tivoli Storage Manager の媒体タイプとして指定された場合には、 CST は標準の長さのテープを識別します。 拡張容量カートリッジ・システム・テープ (enhanced capacity cartridge system tape) と対比してください。
セントラル・スケジューラー (central scheduler)
管理担当者がクライアント操作および管理コマンドをスケジュールができる機能。操作は、定期的または特定の日付に行なわれるようにスケジュールできます。クライアント・スケジュール (client schedule) および管理コマンド・スケジュール (administrative command schedule) を参照してください。
CID
構成の導入および配布。
クライアント (client)
サーバーと呼ばれる別のプログラムのサービスを要求する PC、ワークステーション、ファイル・サーバー、LAN サーバー、またはメインフレーム上で実行中のプログラム。 Tivoli Storage Manager クライアントには、管理、バックアップ / アーカイブ、および HSM の 3 つのタイプがあります。 管理クライアント (administrative client)バックアップ / アーカイブ・クライアント (backup-archive client) 、および階層ストレージ管理 (hierarchical storage management (HSM)) クライアントを参照してください。
クライアント・アクセス/400 (Client Access/400)
DOS、 OS/2、および Microsoft Windows 環境で拡張プログラム間通信機能 (APPC) をサポートし、一連のエンド・ユーザー・サービスを提供するソフトウェア製品。
ライアント・ドメイン (client domain)
バックアップまたはアーカイブ操作時に、バックアップ/アーカイブ・クライアント・ユーザーによって選択されたドライブ、ファイル・システム、またはボリュームのセット。
クライアント移行 (client migration)
クライアント・ノードから Tivoli Storage Manager ストレージにファイルをコピーし、そのファイルをクライアント・ノードのスタブ・ファイルと置き換えるプロセス。 このプロセスは、ユーザーおよび管理クラスのスペース管理属性によって制御されます。 スペース管理 (space management) も参照してください。
クライアント・ノード (client node)
バックアップ/アーカイブ・クライアント・プログラムがインストールされ、サーバーに登録されているファイル・サーバーまたはワークステーション。
クライアント・ノード・セッション (client node session)
ユーザーがバックアップ、リストア、アーカイブ、リトリーブ、移行、またはリコール要求を実行するためにサーバーと通信する時間間隔 。管理用セッション (administrative session) と対比してください。
クライアント・オプション・ファイル (client options file)
クライアントが変更でき、サーバー、通信方式、ならびにバックアップ、アーカイブ、階層ストレージ管理、およびスケジューリング用オプションを識別する処理オプションのセットが入っているファイル。また、 dsm.opt ファイルとも呼ばれます。
クライアント・ポーリング・スケジューリング・モード (client polling scheduling mode)
クライアントが作業用のサーバーを照会するクライアント/サーバー通信方式。
クライアント・スケジュール (client schedule)
特定時間内に行うよう計画されたクライアント操作処理を記述したデータベース・レコード。クライアント操作は、バックアップ、アーカイブ、リストア、またはリトリーブ操作、クライアント・オペレーティング・システム・コマンド、またはマクロとすることができます。管理コマンド・スケジュール (administrative command schedule) も参照してください。
クライアント/サーバー (client/server)
1つまたは複数のプログラム (クライアント) が別のプログラム (サーバー) に計算またはデータ・サービスを要求するシステム体系。
クライアント・システム・オプション・ファイル (client system options file)
UNIX クライアントで使用され、サービスのために接続する Tivoli Storage Manager サーバーを識別する処理オプションのセットが入っているファイル。 このファイルはバックアップ、アーカイブ、階層ストレージ管理、およびスケジューリングの通信方式とオプションも指定します。 また、 dsm.sysファイルとも呼ばれます。 クライアント・ユーザー・ オプション・ファイル (client user options file) も参照してください。
クライアント・ユーザー・オプション・ファイル (client user options file)
サーバー、通信方式、バックアップ / アーカイブ・オプション、スペース管理オプション、およびスケジューリング・オプションを識別する処理オプションのセットが入っていて、 UNIX クライアントで使用されるユーザー作成ファイル。また、 dsm.opt ファイルとも呼ばれます。クライアント・システム・オプション・ファイル (client system options file) も参照してください。
クローズ登録 (closed registration)
管理担当者がサーバーとのクライアント・ノードとしてワークステーションを登録する必要がある登録プロセス。オープン登録 (open registration) と対比してください。
コロケーション (collocation)
ストレージ・プール内にある最小数の順次アクセス媒体ボリューム上の単一クライアント・ノードまたは単一クライアント・ファイル・スペースに属するすべてのデータを保管しようとするプロセス。コロケーションにより、大容量データをリストアしなければならない時にアクセスする必要があるボリュームの数を削減できます。
コミット (commit)
変更をデータベース内で永続的にすること。データベース・ファイルに行なわれた変更は、コミットされなければ永続的なものにはなりません。
共通プログラミング・インターフェース・コミュニケーション (Common Programming Interface Communications) (CPI-C)
SNA LU6.2 を使用してプログラム間通信を可能にするプログラミング・インターフェース。システム・ネットワーク体系 (Systems Network Architecture) も参照してください。
共通ユーザー・アクセス (Common User Access (CUA))
人とワークステーションまたは端末の間の対話のガイドライン。システム・アプリケーション体系の 3 つの分野の 1 つ。
コミュニケーション・マネージャー (communication manager)
ワークステーションがホスト・コンピューターに接続して、ホスト・リソースおよびそのワークステーションが直接またはホストを介して接続されている他のパーソナル・コンピューターのリソースを使用する OS/2 の構成要素。
通信方式 (communication method)
クライアントとサーバーが情報交換に使用する方式。
通信プロトコル (communication protocol)
コンピューターが相互に通信できる定義済みのインターフェースのセット。
圧縮 (compression)
ファイルの空のフィールドまたは不要なデータを除去することにより、ストレージ・スペースを節減する処理。 Tivoli Storage Manager では、サーバー・ストレージにファイルがバックアップまたはアーカイブされる前にワークステーションで圧縮を行うことができます。 テープ装置の一部のタイプでは、ハードウェア圧縮を使用できます。
構成の導入および配布 (Configuration Installation and Distribution (CID))
導入を自動化する機能に対する IBM の用語。 CID 可能製品は、不在時リモート・インストールが可能です。
構成マネージャー (configuration manager)
プロファイルを介して他の Tivoli Storage Manager サーバー (管理下のサーバーと呼ばれる) に構成情報を配布する Tivoli Storage Manager サーバー。 構成情報にはポリシーおよびスケジュールを含めることができます。 管理下のサーバー (managed server) およびプロファイル (profile) を参照してください。
コピー・グループ (copy group)
バックアップおよびアーカイブ・ファイルの生成、宛先、および期限切れを制御する属性が入っているポリシー・オブジェクト。コピー・グループには、バックアップとアーカイブの 2 種類があります。コピー・グループは管理クラスに属します。頻度 (frequency)宛先 (destination)モード (mode)逐次化 (serialization)保存 (retention) 、およびバージョン (version) も参照してください。
コピー状況 (copy status)
データベースまたは回復ログに定義されたボリューム・コピーの状況。 コピー状況は、同期、失効、オフライン、または未定義とすることができます。
コピー・ストレージ・プール (copy storage pool)
基本ストレージ・プールにあるファイルのコピーが入っているボリュームの名前の付いたセット。コピー・ストレージ・プールが使用されるのは、基本ストレージ・プールに保管されたデータをバックアップする場合だけです。 コピー・ストレージ・プールは、バックアップ・コピー・グループ、アーカイブ・コピー・グループ、または管理クラス (スペース管理ファイルの場合) の宛先にはできません。基本ストレージ・プール (primary storage pool) および宛先 (destination)を参照してください。
CPI-C
共通プログラミング・インターフェース・コミュニケーション。
CST
カートリッジ・システム・テープ。
CUA
共通ユーザー・アクセス。
D  上部
デーモン (daemon)
AIX オペレーティング・システムにおいて、標準サービスを実行するために介在なしで実行するプログラム。 一部のデーモンはそのタスクを実行するために自動的に起動され、他のデーモンは定期的に操作されます。
デーモン・プロセス (daemon process)
AIX オペレーティング・システムにおいて、ルート・ユーザーまたはルート・ユーザーだけが停止できるルート・シェルによって開始されたプロセス。 一般にデーモン・プロセスは、データをプリンターに送るなどの常時使用可能でなければならないサービスを提供します。
損傷ファイル (damaged file)
Tivoli Storage Manager が読み取りエラーを検出した物理ファイル。
DASD
直接アクセス・ストレージ装置。
データベース (database)
サーバーが管理する、ポリシー管理オブジェクト、ユーザーと管理担当者、およびクライアント・ノードを含むすべてのオブジェクトについての情報のコレクション。
データベース監査 (database audit)
矛盾するデータベース参照を検査して、任意選択で訂正するユーティリティー。
データベース・バックアップ・シリーズ (database backup series)
完全バックアップ以後に行なわれた最大 32 の増分バックアップを加えたデータベースの1回の完全バックアップ。 実行されるそれぞれのバックアップでは、新しいデータベースのバックアップ・シリーズが開始されます。 バックアップ・シリーズは番号で識別されます。
データベース・バックアップ・トリガー (database backup trigger)
データベースのバックアップを自動的にいつどのように実行するかを定義する一連の基準。 この基準は、バックアップが実行される頻度、バックアップが完全バックアップか増分バックアップか、そしてバックアップの保管場所を決定します。
データベース・バッファー・プール (database buffer pool)
データベース・ページを長期間メモリーに留めて、外部ストレージからの入出力操作を要しないでサーバーが常にページを更新できるようにする、キャッシュとして使用されるストレージ。
データベース・ダンプ (database dump)
重大なエラーが起こった場合に後で再ロードするために、 Tivoli Storage Manager データベース項目を媒体にコピーする DSMSERV DUMPDB ユーティリティー (AS/400 では DMPADSM コマンド) によって実行されるアクション。
データベース・ロード (database load)
媒体から新しく導入されたデータベースに Tivoli Storage Manager データベース項目をコピーする DSMSERV LOADDB ユーティリティー (AS/400 では LODADSM コマンド) によって実行されるアクション。
データベース・ボリューム (database volume)
Tivoli Storage Manager データベースに割り当てられたボリューム。
データサーバー (dataserver)
テープ・ライブラリー・データサーバー (Tape Library Dataserver) を参照してください。
データ・セット (data set)
リニア・データ・セット (linear data set) を参照してください。
DDM
分散データ管理。
省略時管理クラス (default management class)
ポリシー・セットに割り当てられ、ユーザーがファイルに管理クラスを指定しない場合にバックアップ・ファイルまたはアーカイブ・ファイルの管理に使用する管理クラス。
削除出口ルーチン (deletion exit)
MVS または VM において、サーバーが順次アクセス媒体ボリュームをそのデータベースから削除したことをテープ管理システムまたは操作員に通知する導入システム共通出口。
区切り文字 (delimiter)
(1) 文字ストリングの始めと終わりを示すために使用される文字。
(2) 入力行の語句または値をまとめたり分けたりする文字。
デスクトップ・クライアント (desktop client)
OS/2、 DOS、 Windows、 Apple、および Novell NetWare オペレーティング・システム上のクライアントを含む Tivoli Storage Manager によってサポートされるクライアントのグループ。
宛先 (destination)
クライアント・ファイルがバックアップ、アーカイブ、または移行されるコピー・グループまたは管理クラス属性。
装置クラス (device class)
共通の特性をもつストレージ装置の名前付きグループ。それぞれの装置クラスには固有の名前があり、ディスク、ファイル、光ディスク、またはテープの装置タイプを表わします。
装置構成ファイル (device configuration file)
定義済みの装置クラスおよび一部の Tivoli Storage Manager サーバーでは定義済みのライブラリーとドライブについての情報が入っているファイル。 このファイルは、 Tivoli Storage Manager コマンドを使用するか、またはサーバー・オプション・ファイルのオプションを使用して作成できます。 この情報は、 Tivoli Storage Manager データベースの装置構成情報のコピーです。
装置ドライバー (device driver)
入出力装置アダプターとプロセッサーの間でインターフェースを制御するサブルーチンのコレクション。
装置タイプ (device type)
ストレージ装置のカテゴリー。各装置クラスは、サポートされる装置タイプ (たとえば DISK または CARTRIDGE) のいずれかで分類されます。
直接アクセス記憶装置 (direct access storage device (DASD))
アクセス時間がデータの所在地に左右されずにすむ装置。
災害時回復 (disaster recovery)
自然事象のためにシステムの場所が失われるなどの、コンピューター・システムの災害による中断からの回復。 バックアップ・データは、そのような災害に対して保護するためにオフサイトに保管されます。
災害時回復マネージャー (Disaster Recovery Manager)
Tivoli Storage Manager サーバーの災害時回復計画を準備して後で使用する時に援助する機能。 また、この機能は Tivoli Disaster Recovery としても知られます。
災害時回復計画 (disaster recovery plan)
災害が起こった場合にコンピューター・システムを回復する方法についての情報が入っている文書。 Tivoli Disaster Recovery では、この計画は Tivoli Storage Manager サーバーが使用するソフトウェアとハードウェアおよび回復媒体の 位置に関する情報が入っているファイルです。
DISK
インストール時に Tivoli Storage Manager によって定義された装置クラス。 これはディスク・ドライブ (たとえば内部ディスク装置または 3390 DASD など) を分類するために使用されます。
ディスク・オペレーティング・システム (disk operating system (DOS))
IBM PC、PS/2、およびこれらと互換性のあるコンピューターで使用されるオペレーティング・システム。
分散データ管理 (Distributed Data Management (DDM))
アプリケーション・プログラム (クライアント) がサーバー・プログラム機能を使用してリモート・システムにあるファイルで作業することができるシステム・サポート・プログラム・プロダクトの機能。
DLL
動的リンク・ライブラリー。
DLT
ディジタル・リニア・テープ。
ドメイン (domain)
ポリシー・ドメインまたはクライアント・ドメインを参照してください。
DOS
ディスク・オペレーティング・システム。
ドライブ (drive)
媒体 (たとえば磁気ディスク、光ディスク、またはテープなど) 上のデータの読み取りおよび書き込みに使用される装置。
DRM
災害時回復。また、 Tivoli Disaster Recovery としても知 られます。
dsm.opt ファイル (dsm.opt file)
クライアント・オプション・ファイル (client options file) およびクライアント・ユーザー・オプション・ファイル (client user options file) を参照してください。
dsmserv.opt ファイル (dsmserv.opt file)
サーバー・オプション・ファイル (server options file) を参照してください。
dsm.sys ファイル (dsm.sys file)
クライアント・システム・オプション・ファイル (client system options file) を参照してください。
動的 (dynamic)
ファイルがバックアップまたはアーカイブ処理中に変更されたかどうかに関係なく、 Tivoli Storage Manager がファイルをバックアップまたはアーカイブする最初の試みを受け入れるように指定するコピー・グループ逐次化値。 逐次化 (serialization) も参照してください。共用動的 (shared dynamic)共用静的 (shared static) 、および静的 (static) と対比してください。
動的リンク・ライブラリー (dynamic link library)
リンク時でなくロード時または実行時にプログラムにバインドされる実行可能コードおよびデータが入っているファイル。 動的リンク・ライブラリーのコードおよびデータは、複数のアプリケーションで同時に共用することができます。
E  上部
ECCST
拡張容量カートリッジ・システム・テープ。
拡張容量カートリッジ・システム・テープ (enhanced capacity cartridge system tape (ECCST))
容量を増やしたカートリッジ・システム・テープで、これを使用できるのは 3490E テープ・サブシステムだけです。 カートリッジ・システム・テープ (cartridge system tape) と対比してください。
企業構成 (enterprise configuration)
サーバー構成がサーバー間通信を使用して他のサーバーに配布できる Tivoli Storage Manager 機能。 構成管理プログラム (configuration manager)管理下のサーバー (managed server)プロファイル (profile) 、および加入 (subscription) を参照してください。
企業ログ記録 (enterprise logging)
Tivoli Storage Manager サーバーから指定の事象サーバーへの事象の送信。 事象サーバーは、事象を指定の受信側 (たとえばユーザー出口など) に経路指定します。 また、事象 (event) も参照してください。
エラー・ログ (error log)
サーバーまたはクライアントが検出したエラーについての情報が入っているランダム・アクセス媒体に書き込まれた文字ファイル。
見積容量 (estimated capacity)
ストレージ・プールの使用可能スペース (MB) 。
イーサネット (Ethernet)
同軸ケーブルを介してパーソナル・コンピューターとワークステーションを相互接続するデータ・リンク・プロトコルおよび LAN 。
事象 (event)
(1) Tivoli Storage Manager スケジューリングを使用して実行をスケジュールする管理コマンドまたはクライアント操作。
(2) Tivoli Storage Manager サーバーまたはクライアントが出すメッセージ。 メッセージは Tivoli Storage Manager 事象ログを使用して記録できます。
事象レコード (event record)
事象の実際の状況および結果を記述するデータベース・レコード。
事象サーバー (event server)
他のサーバーが記録のために事象を送信できるサーバー。事象サーバーは、サーバーが事象を送信できる受信側に事象を経路指定します。
除外 (exclude)
組み込み / 除外リストのファイルまたはディレクトリーを識別して、ユーザーまたはスケジュールが増分バックアップ操作または選択バックアップ操作を出した時にこれらのオブジェクトがバックアップされないようにするか、あるいはこれらのオブジェクトが Tivoli Storage Manager スペース管理を介してクライアント・ノードを移行しないようにするプロセス。
除外 / 組み込みリスト (exclude-include list)
組み込み / 除外リスト (include-exclude list) を参照してください。
出口ルーチン (exit)
コンピューター・プログラムのある部分の実行を終了させるためにその部分内で命令を実行すること。
出口マシン (exit machine)
VM サーバーで、VM システムのマウントおよび削除の施設全体の出口ルーチンを実行する仮想計算機。
期限切れ (expiration)
ファイルの有効期限または保存期間が経過したために、そのファイルが削除対象として識別されるプロセス。バックアップ・ファイルまたはアーカイブ・ファイルは、バックアップ・コピー・グループまたはアーカイブ・コピー・グループで定義された基準に基づいて Tivoli Storage Manager によって期限切れのマークが付けられます。
有効期限 (expiration date)
MVS、 VM、および VSE サーバーにおいて、 Tivoli Storage Manager がテープ・ボリュームを必要としなくなった日付をテープ管理システムに通知するために使用される装置クラス属性。この日付はテープ・ラベルに入れられるので、テープ管理システムが有効期限以前にそのテープ・ボリュームの情報を上書きすることはありません。
エクスポート (export)
管理担当者定義、クライアント・ノード定義、サーバー制御情報、またはファイル・データを外部媒体にコピーするプロセス。
エクスポート/インポート機能 (export/import facility)
インポート/エクスポート機能 (import/export facility) を参照してください。
拡張 (extend)
使用可能スペースのデータベースまたは回復ログ情報を保管するために使用できる部分を大きくするプロセス。 削減 (reduce) と対比してください。
F  上部
ファイル・レコード・エクステント (file record extent)
レコード数で列挙されたファイルのエクステント。
ファイル・スペース (file space)
ファイルのグループを入れることができるクライアントのストレージ内の論理スペース。システムが OS/2 であるクライアントの場合には、ファイル・スペースは論理区画のことであり、ボリューム・ラベルによって識別されます。 システムが AIX や UNIX のクライアントの場合には、ファイル・スペースは仮想マウント・ポイントから始まるディレクトリーとサブディレクトリーのサブセットから構成できます。 クライアントは、 Tivoli Storage Manager サーバー・ストレージからそのファイル・スペースをリストア、リトリーブ、または削除できます。 Tivoli Storage Manager では単一ファイル・スペースからのすべてのファイルを一緒に保管する必要はありませんが、サーバー・ストレージにある単一ファイル・スペースからのすべてのファイルを識別できます。
ファイル転送プロトコル (File Transfer Protocol (FTP))
TCP/IP において、ホスト間でデータを転送し、間接的に外部ホストを使用できるようにするプロトコル。
フォーマット (format)
順次アクセス媒体 (テープなど) の読み取りまたは書き込みに使用される記録形式を指定する装置クラス属性。
頻度 (frequency)
増分バックアップ間の最小間隔 (日数) を指定するコピー・グループ属性。
FTP
ファイル転送プロトコル。
完全バックアップ (full backup)
データベース全体をコピーする Tivoli Storage Manager 機能。 完全バックアップでは、新しいデータベース・バックアップ・シリーズが開始されます。 増分バックアップ (incremental backup) と対比してください。 データベース・バックアップ・シリーズ (database backup series) を参照してください。
ファジー・コピー (fuzzy copy)
Tivoli Storage Manager がファイルの変更中にそのファイルをバックアップまたはアーカイブしたために、現在このファイルに入っている内容を正確に反映していない可能性があるファイルのバックアップ・バージョンまたはアーカイブ・コピー。
G  上部
GUI
グラフィカル・ユーザー・インターフェース。
H  上部
HDA
ヘッド・ディスク・アセンブリー。
ヘッド・ディスク・アセンブリー (head-disk assembly (HDA))
ディスクおよびアクチュエーターが入っている直接アクセス・ストレージ装置の現場交換可能ユニット。
階層ストレージ管理 (HSM)クライアント (hierarchical storage management (HSM) client)
Tivoli Storage Manager ストレージとの間でファイルを移行および再呼び出しすることによって、ユーザーがワークステーションの空きスペースを保守できるようにするためにワークステーション上で実行するプログラム。 HSM クライアントは Tivoli Storage Manager スペース管理を使用できます。 スペース管理クライアントの 同義語として、 Tivoli Space Manager としても知られます。
高移行限界値 (high migration threshold)
Tivoli Storage Manager が階層中の次に使用可能なストレージ・プールへのファイルの移行を開始できる時点を識別するストレージ・プール容量のパーセント。 低移行限界値 (low migration threshold) と対比してください。 サーバー移行 (server migration) を参照してください。
HP-UX
Hewlett-Packard UNIX オペレーティング・システム。 HP-UX は、 Tivoli Storage Manager がクライアント環境およびサーバー環境としてサポートするオペレーティング・システムの 1 つです。
HSM クライアント (HSM client)
階層ストレージ管理クライアント。 Tivoli Space Manager クライアントとしても知られます。
I  上部
インポート (import)
管理担当者定義、クライアント・ノード定義、ポリシー定義、サーバー制御情報、またはファイル・データを外部媒体からターゲット・サーバーにコピーする処理。
インポート/エクスポート機能 (import/export facility)
システム管理担当者が定義およびファイル・データをソース・サーバーから外部媒体にコピーして、サーバー間で情報を移動またはコピーすることができる機能。情報のサブセットは外部媒体からターゲット・サーバーにインポートできます。
非活動バージョン (inactive version)
バックアップされたものよりさらに新しいバージョンが存在するファイルのバックアップ・バージョン。非活動バックアップ・バージョンは、そのファイルに割り当てられた管理クラスに従った期限切れ処理の対象となります。活動バージョン (active version) と対比してください。
組み込み / 除外ファイル (include-exclude file)
UNIX クライアント上では、特定のファイルをバックアップするか移行するかを決定し、バックアップ、アーカイブ、およびスペース管理に使用する関連管理クラスを決定するために、 Tivoli Storage Manager が使用するステートメントが入っているファイル。 組み込み / 除外リスト (include-exclude list) を参照してください。
組み込み / 除外リスト (include-exclude list)
ファイルの組み込みおよび除外オプション・ステートメントのグループ。 Tivoli Storage Manager はステートメントを使用して特定のファイルをバックアップするか移行するかを決定し、バックアップ、アーカイブ、およびスペース管理に使用する関連管理クラスを決定します。 除外オプションは、クライアント・ノードをバックアップまたは移行してはならないファイルを識別します。 組み込みオプションは、除外規則から除外するファイルを識別するか、あるいはバックアップ、アーカイブ、またはスペース管理サービス用のファイルまたはファイル・グループに管理クラスを割り当てます。 組み込み / 除外リストは、組み込み / 除外ファイル (UNIX クライアントの場合) またはクライアント・オプション・ファイル (その他のクライアントの場合) のいずれかで定義されます。
増分バックアップ (incremental backup)
(1) 新規または最終増分バックアップ以後に変更されているファイルまたはディレクトリーを、ユーザーがバックアップできる機能。 この機能を使用すれば、組み込み / 除外リストで除外されず、ファイルに割り当てられた管理クラスのバックアップ・コピー・グループで定義された頻度、モード、および逐次化の要件に適したファイルまたはディレクトリーをクライアント・ドメインからバックアップできます。 選択バックアップ (selective backup) と対比してください。
(2) データベースで新規ページまたはデータベースの最終完全バックアップまたは増分バックアップ以後に変更されたページだけをコピーする Tivoli Storage Manager 機能。 完全バックアップ (full backup) と対比してください。 データベース・バックアップ・シリーズ (database backup series) を参照してください。
内部マウント機能 (internal mounting facility)
VM サーバーで、サーバーがマウント操作員にメッセージを送ってテープ・マウントを要求できる VM 機能。 このメッセージは、テープがマウントされるかまたはマウント待機時間が経過するまで繰り返されます。
ユーザー間通信 (IUCV)機能 (inter-user communication vehicle (IUCV) facility)
VM サーバーで、仮想計算機と VM 構成要素間のデータの受け渡しに使用される VM 通信方式。
IPX/SPX
Internetwork Packet Exchange/Sequenced Packet Exchange 。 IPX/SPX は Novell NetWare の通信プロトコルです。
IUCV
ユーザー間通信機能。
K  上部
KB
K バイト。
カーネル (kernel)
オペレーティング・システムの、ハードウェア・リソースの割り振りなどの基本機能を実行する部分。
カーネル拡張 (kernel extension)
追加のサービスや呼び出しを提供するようにカスタマイズできるカーネルの一部を変更するプログラム。 カーネル (kernel)を参照してください。
K バイト (kilobyte (KB))
1024 バイト。
L  上部
LAN
ローカル・エリア・ネットワーク。
length
次の媒体タイプの1つを指定してカートリッジ・テープの長さを指定する装置クラス属性。すなわち、標準長さのテープの場合には CST、2 倍長のテープの場合には ECCST。
ライブラリー (library)
(1) 磁気テープなどの取り外し可能記録媒体のリポジトリー。
(2) Tivoli Storage Manager では 1 つまたは複数のドライブとストレージ・ボリュームをアクセスするために使用できるロボット装置 (ライブラリー・タイプによる) の集合。
(3) AS/400 システムでは、他のオブジェクトに対するディレクトリーとしての働きをするシステム・オブジェクト。 ライブラリーは関連オブジェクトをグループにまとめて、ユーザーが名前でオブジェクトを検索できるようにします。
リニア・データ・セット (linear data set)
Tivoli Storage Manager がデータベース、回復ログ、およびストレージ・プールに使用する MVSデータ・セットのタイプ。 データ・セットは VSAM IDCAMS を使用して事前割り振りされ、使用できるように Tivoli Storage Manager によってフォーマットされていなければなりません。
ロード (load)
マウント (mount) を参照してください。
ローカル・エリア・ネットワーク (Local Area Network (LAN))
通信用に一連の装置が相互接続され、さらに大きいネットワークに接続することができるネットワーク。
論理ファイル (logical file)
1つまたは複数のサーバー・ストレージ・プールに、ファイル自体または集合ファイルの一部として保管されているクライアント・ファイル。 集合ファイル (aggregate file) および物理ファイル (physical file) も参照してください。
論理的占有 (logical occupancy)
ストレージ・プールに論理ファイルを保管するために必要なスペース。 論理的占有には集合から論理ファイルを削除したときに作成される未使用のスペースは含まれないので、物理的占有 (physical occupancy) よりは小さくなります 物理ファイル (physical file) および論理ファイル (logical file) も参照してください。
論理ボリューム (logical volume)
データベースまたは回復ログのいずれかに対して定義されたすべてのボリュームを合わせたスペース。 Tivoli Storage Manager では、データベースは 1 つの論理ボリュームであり、回復ログも 1 つの論理ボリュームです。
ログ・プール・サイズ (log pool size)
メモリー内の回復ログ・ページを保管するために使用される領域のサイズ。
低移行限界値 (low migration threshold)
Tivoli Storage Manager が次のストレージ・プールへのファイルの移行を停止できる時点を指定するストレージ・プール容量のパーセント。 高移行限界値 (high migration threshold) と対比してください。 サーバー移行 (server migration) を参照してください。
M  上部
マシン情報 (machine information)
クライアント・ノードが常駐するマシンについての詳細。
マクロ・ファイル (macro file)
1 つまたは複数の管理コマンドが入っていて、管理クライアントから実行されるファイル。 Tivoli Storage Manager コマンド・スクリプトと対比してください。
管理下のオブジェクト (managed object)
構成管理プログラムによって管理下のサーバーに配布された Tivoli Storage Manager 管理下のサーバーのデータベースでの定義。 この定義は、管理下のサーバーでローカルに変更できません。 管理下のサーバーがプロファイルに加入すると、そのプロファイルに関連づけられているすべてのオブジェクトが管理下のサーバーのデータベースで管理下のオブジェクトになります。 オブジェクトには、ポリシー、スケジュール、クライアント・オプション・セット、サーバー・スクリプト、管理担当者登録、およびサーバーとサーバー・グループの定義を含めることができます。
管理されたサーバー (managed server)
1 つまたは複数のプロファイルに加入することで構成管理プログラムから構成情報を受け取る Tivoli Storage Manager サーバー。 構成情報には、ポリシーやスケジュールなどのオブジェクトの定義を含めることができます。 構成管理プログラム (configuration manager) 加入 (subscription) 、およびプロファイル (profile) を参照してください。
管理クラス (management class)
ユーザーがそれぞれのファイルをバインドしてサーバーのファイル管理方法を指定できるポリシー・オブジェクト。管理クラスには、バックアップ・コピー・グループ、アーカイブ・コピー・グループ、およびスペース管理属性を入れることができます。 コピー・グループは、 Tivoli Storage Manager サーバーがファイルのバックアップ・バージョンまたはアーカイブ・コピーを管理する方法を決定します。 スペース管理属性は、ファイルがどのような条件下でクライアント・ノードから Tivoli Storage Managerストレージへの移行に適するかどうかを決定します。 コピー・グループ (copy group)バインド (binding) 、および再バインド (rebinding) も参照してください。
マスク (mask)
別の文字またはビット・パターン位置の保存、削除、またはテストを制御する文字パターン。
最大拡張 (maximum extension)
データベースまたは回復ログを拡張できるストレージ・スペースの最大容量 (MB) を示します。
最大削減 (maximum reduction)
データベースまたは回復ログを削減できるストレージ・スペースの最大容量 (MB) を示します。
最大使用率 (maximum utilization)
データベースまたは回復ログによって使用される割り当て容量の最大パーセント。
MB
メガバイト。
メガバイト (megabyte (MB))
(1) プロセッサー・ストレージと実および仮想メモリーの場合には、220 または 1 048 576 バイトです
(2) ディスク・ストレージ容量および伝送速度の場合には、1 000 000 バイトです。
移行 (migrate)
(1) 1つのストレージ・プールから階層中で次のプールとして指定されたストレージ・プールにデータを移動すること。 このプロセスは、最初のストレージ・プールの高移行限界値と低移行限界値によって制御されます。 高移行限界値 (high migration threshold) および低移行限界値 (low migration threshold) を参照してください。
(2) クライアント・ノードから Tivoli Storage Manager ストレージにファイルをコピーすること。 Tivoli Storage Manager はファイルをクライアント・ノードのスタブ・ファイルと置き換えます。 このプロセスは、組み込み / 除外リストと管理クラスのスペース管理属性によって制御されます。
移行 (migration)
1つのストレージ位置から別のストレージ位置にデータを移動するプロセス。 クライアント移行 (client migration) およびサーバー移行 (server migration) を参照してください。
ミニディスク (minidisk)
DASD の連続シリンダーでストレージを提供する VM 物理ディスクの論理的な小区分。 VM サーバーでは、ミニディスクは、データベース、回復ログ、またはストレージ・プールに使用できるディスク・ボリュームと定義することができます。
ミラーリング (mirroring)
データベースまたは回復ログ内のデータの損傷に対して、同じデータを複数のディスクに同時に書き込んで保護する機能。 ミラーリングは、それぞれのデータベースまたは回復ログ・ボリュームの最大3つまでの正確なコピーをサポートします。
mm
ミリメートル。
モード (mode)
最後にファイルがバックアップされてから後で変更されていないファイルをバックアップするかどうかを指定するコピー・グループ属性。 変更 (modified) および絶対 (absolute) を参照してください。
変更 (modified)
最終バックアップ以後に変更された場合にだけファイルを増分バックアップの対象とみなすことを示すバックアップ・コピー・グループ・モード値。ファイルは、その日付、サイズ、所有者、または許可が変更された場合に変更されたとみなされます。モードを参照してください。絶対 (absolute) と対比してください。
Motif
ウィンドウ管理を実行し、アプリケーション・プログラム開発用の高水準のツールキットを含むグラフィカル・ユーザー・インターフェース。 UNIX ファイル・システムのアイコン・ビューを提供します。 X-Windows/Motif または Motif X--Toolkit とも呼ばれます。
マウント (mount)
データ媒体 (テープ・カートリッジなど) をドライブの操作位置に入れること。
マウント出口 (mount exit)
VM サーバーで、VM システム上のサーバーのためにテープ・マウントを要求する導入全体の出口ルーチン (DSMMOUNT EXEC) 。
マウント限度 (mount limit)
同じ装置クラスから同時にアクセスできるボリュームの最大数 (すなわち、最大マウント・ポイント数) を指定する装置クラス属性。 マウント・ポイント (mount point) を参照してください。
マウント操作員 (mount operator)
VM サーバーで、サーバーからテープ・マウント・メッセージを受け取ることができる VM ユーザー ID。
マウント・ポイント (mount point)
Tivoli Storage Manager が順次アクセス装置クラスのボリュームをアクセスする論理ドライブ。 取り外し可能媒体装置タイプ (たとえば、CARTRIDGE) を装備する装置クラスでは、マウント・ポイントは物理ドライブと関連づけられた論理ドライブです。 装置タイプが FILE の装置クラスでは、マウント・ポイントは入出力ストリームと関連づけられた論理ドライブです。 装置クラスのマウント・ポイントの数はそのクラスのマウント限度によって決定されます。 マウント限度 (mount limit) を参照してください。
マウント要求 (mount request)
サーバーは、順次アクセス媒体からデータを読み書きできるように、順次アクセス媒体ボリュームのマウント要求を出します。
マウント保存期間 (mount retention period)
サーバーが順次アクセス媒体ボリュームを取り外す前に、使用中でないマウント済みの順次アクセス媒体ボリュームを保存する最大分数を指定する装置クラス属性。
マウント待ち期間 (mount wait period)
サーバーが要求を取り消す前に順次アクセス・ボリューム・マウント要求を待機する最大分数を指定する装置クラス属性。
多重仮想記憶 (Multiple Virtual Storage (MVS))
MVS/ESA などの、システム /370 またはシステム /390 用の IBM オペレーティング・システムのファミリーの 1 つ。 MVS は、サポートされるサーバー環境の 1 つです。
MVS
多重仮想ストレージ。
N  上部
名前付きパイプ (Named Pipes)
Windows NT または OS/2 オペレーティング・システムに組み込まれている通信プロトコル。これは、同一システム上の Tivoli Storage Manager サーバーと Tivoli Storage Manager クライアント間で通信を確立するために使用できます。
NetBIOS
ネットワーク基本入出力システム。
ネットワーク・アダプター (network adapter)
プロセッサーまたは制御装置をネットワークに接続できる物理装置とそれに関連したソフトウェア。
ネットワーク基本入出力システム (Network Basic Input/Output System (NetBIOS))
IBM トークンリング・ネットワークに接続された IBM パーソナル・コンピューターで使用されるアプリケーション・プログラム用のオペレーティング・システム・インターフェース。
ネットワーク・ファイル・システム (Network File System (NFS))
TCP/IP ネットワーク・ファイル・サービスを拡張する Sun Microsystems によって定義された、TCP/IP ネットワーク・ファイル・サービスを拡張するプロトコル。 NFS は、リモート・ノード・ファイルをローカル・ワークステーション上に保管されているかのように表示するのを許可します。
ネットワーク・サービス/DOS (Networking Services/DOS (NS/DOS))
DOS および Microsoft Windows 3.1 環境で拡張プログラム間通信機能 (APPC) をサポートするソフトウェア製品。 NS/DOS によって、ユーザー・ワークステーション上の通信アプリケーションは、 APPCをサポートする他のシステム上のパートナー・アプリケーションと「対話」します。
NFS
ネットワーク・ファイル・システム。
ノード
サーバーに対してワークステーションを識別するために使用される固有の名前。 クライアント・ノード (client node) も参照してください。
通知操作員 (notify operator)
重大エラーおよび異常条件についてのメッセージを受け取る操作員を指定する VM ユーザー ID。
 
O  上部
オブジェクト (object)
単一のエンティティーとして管理されるデータのコレクション。
オフサイト回復媒体 (offsite recovery media)
コンピューター・システムの本来の場所で災害が起こった場合に、その安全性を保証するために別の場所に保管されている媒体。この媒体には、 Tivoli Storage Manager サーバーおよびクライアントの回復に必要なデータが入っています。 DRM の一部であるオフサイト回復媒体管理プログラムは、オフサイトに移動してオンサイトに戻される回復媒体を識別して、媒体の状況を追跡します。
オフサイト・ボリューム (offsite volume)
マウントして使用することができない場所にある取り外し可能媒体ボリューム。
オープン登録 (open registration)
ユーザーが自分のワークステーションをクライアント・ノードとしてサーバーに登録できる登録処理。クローズ登録 (closed registration) と対比してください。
オペレーティング・システム /2 (Operating System/2 (OS/2))
IBM PC AT、PS/2、およびこれらと互換性のあるコンピューターで使用されるオペレーティング・システム。
操作員特権クラス (operator privilege class)
管理担当者がサーバーの操作を制御するコマンドを出すことができる管理特権クラス。 この特権クラスによって、保守を行なうためにサーバーを使用不可にするかまたは停止し、サーバーを使用可能にし、サーバーの処理を取り消し、あるいはテープを管理することができます。
光ディスク・ライブラリー (optical library)
光ディスク・ドライブおよび光ディスクを内蔵し、ストレージ域と光ディスク・ドライブの間で光ディスクを移動する機構が入っているストレージ装置。
OS/2
オペレーティング・システム /2。
OS/400
オペレーティング・システム /400。
オーナー (owner)
AIX などのマルチユーザー・クライアント・ノードから送られたバックアップ / アーカイブ・ファイルの所有者。
P  上部
ページ (page)
(1) 指示、データ、またはその両方のブロック。
(2) Tivoli Storage Manager において、データベース・ボリューム内のスペース割り振り単位。
(3) 仮想ストレージ・システムにおいて、仮想アドレスを持ち、実ストレージと補助ストレージの間で 1 単位として転送される固定ブロック。
ページング (paging)
(1) 実ストレージと外部ページ・ストレージの間で、指示、データ、またはその両方を転送するアクション。
(2) データが必要になったときのメモリーと大容量ストレージ装置の間のデータの移動。
パターン照合式 (pattern-matching expression)
1 つまたは複数の Tivoli Storage Manager オブジェクトを指定するためにワイルドカード文字を使用するストリング式。ワイルドカード文字 (wildcard character) も参照してください。
物理ファイル (physical file)
1つまたは複数のストレージ・プールに保管された、単一の論理ファイルまたは一緒にパッケージされた論理ファイルのグループのいずれかから構成されるファイル。 集合ファイル (aggregate file) および論理ファイル (logical file) も参照してください。
物理的占有 (physical occupancy)
ストレージ・プール内の物理ファイルの占有。これは、集合から論理ファイルを削除したときに作成される未使用のスペースを含む、物理ファイルの保管に必要な実際のスペースです。 物理ファイル (physical file)論理ファイル (logical file) 、および論理的占有 (logical occupancy) も参照してください。
プラットフォーム (platform)
プログラムが稼働するオペレーティング・システム環境。
ポリシー・ドメイン
クライアント・ノードのグループによって使用されるポリシー・セット、管理クラス、およびコピー・グループが入っているポリシー・オブジェクト。ポリシー・セット (policy set)管理クラス (management class) 、およびコピー・グループ (copy group) を参照してください。
ポリシー特権クラス (policy privilege class)
管理担当者がクライアント・ノードのポリシー・オブジェクトを管理し、クライアント・ノードを登録し、クライアント操作 (バックアップ・サービスなど) をスケジュールすることができる管理特権クラス。 管理担当者は、無制限または制限付きポリシー特権を認可されることがあります。
ポリシー・セット (policy set)
ポリシー・ドメインに存在する管理クラス定義のグループが入っているポリシー・オブジェクト。任意の時点でポリシー・ドメイン内に多数のポリシー・セットを入れることはできますが、活動状態にできるポリシー・セットは 1 つだけです。管理クラス (management class) および活動ポリシー・セット (active policy set) を参照してください。
事前移行 (premigration)
HSM クライアントにおいて、 Tivoli Storage Manager ストレージに移行する対象であり、しかしローカル・システムに元のファイルをそのまま残しておくファイルのコピー処理。
基本ストレージ・プール (primary storage pool)
ファイルのバックアップ・バージョン、ファイルのアーカイブ・コピー、および HSM クライアント・ノードから移行したファイルを保管するために、 Tivoli Storage Manager が使用する名前の付いたボリュームのセット。 基本ストレージ・プールは、コピー・ストレージ・プールにバックアップされる場合があります。 宛先 (destination) およびコピー・ストレージ・プール (copy storage pool)を参照してください。
特権クラス (privilege class)
Tivoli Storage Manager 管理担当者に許可される権限のレベル。 特権クラスは、管理担当者が実行できる Tivoli Storage Manager 管理用タスクを決定します。 たとえば、システム特権クラスをもつ管理担当者は管理用タスクを実行できます。 システム特権クラス (system privilege class)、ポリシー特権クラス (policy privilege class)、 ストレージ特権クラス (storage privilege class)、操作員特権クラス (operator privilege class)、 および分析者特権クラス (analyst privilege class を参照してください。
プロファイル (profile)
管理サーバーの加入時に構成管理プログラムから配布できる構成情報の名前のついたグループ。 構成情報には、登録済みの管理担当者、ポリシー、クライアント・スケジュール、クライアント・オプション・セット、管理スケジュール、サーバー・コマンド・マクロ、サーバー定義、およびサーバー・グループ定義を含めることができます。 構成管理プログラム (configuration manager) および管理下のサーバー (managed server) を参照してください。
保護状況 (protection status)
MVS サーバー上のこの装置クラスに関連づけられたカートリッジ・テープにアクセスしているユーザーを識別するために RACF プロファイルを更新するかどうかを指定する装置クラス属性。
Q  上部
QIC
4 分の 1 インチ・カートリッジ (磁気テープ媒体のタイプ) 。
R  上部
ランダム・アクセス媒体 (random access media)
非順次方式でアクセスされるボリューム。 Tivoli Storage Manager では、ボリュームは DISK 装置クラスに入っている場合には非順次方式でアクセスされます。
ランダム化 (randomization)
サーバーがスケジュールに関連づけられた別のクライアント・ノードの始動時間をランダム化するために使用できる始動ウィンドウのパーセント。
再バインド (rebinding)
ファイルを新しい管理クラス名のバックアップ・ファイルと関連づけるプロセス。たとえば、再バインドはファイルと関連づけられた管理クラスが削除されたときに行なわれます。バインド (binding) を参照してください。
再呼び出し (recall)
ユーザーが HSM クライアントを介してそのワークステーションから Tivoli Storage Manager ストレージに移行したファイルをアクセスできる機能。 移行 (migrate) と対比してください。
再利用 (reclamation)
残りのデータを多数の順次アクセス媒体から小数の新規順次アクセス媒体に統合するプロセス。
再利用限界値 (reclamation threshold)
サーバーが順次アクセス媒体ボリュームを再利用できるまでに、そのボリュームに必要な再利用可能スペースのパーセント。スペースは、ファイルが期限切れになるかまたは削除されると再利用可能となります。このパーセントはストレージ・プールに設定されます。
回復ログ (recovery log)
データベースに書き込もうとしている更新事項のログ。 このログは、システムおよび媒体を障害から回復するために使用することができます。
回復ログ・バッファー・プール (recovery log buffer pool)
新しいトランザクション・レコードを回復ログに書き込み可能になるまでの間保存するのに使用します。
回復媒体 (recovery media)
Tivoli Storage Manager サーバーおよびクライアントの回復に必要なデータが入っている媒体。
削減 (reduce)
データベースまたは回復ログからボリュームを削除できるだけの充分なスペースを解放するプロセス。拡張 (extend) と対比してください。
REEL
テープ・リールをサポートするテープ装置(たとえば 3420 9トラック・テープ装置など) の分類に使用する装置クラスで、Tivoli Storage Manager ではサーバーがこれをサポートしています。
登録 (register)
(1) サーバーにアクセスできるクライアント・ノードまたは管理担当者を定義します。 登録 (registration) を参照してください。
(2) サーバーに対して購入されたライセンスを指定します。
登録 (registration)
サーバーに対してクライアント・ノードまたは管理担当者を識別するプロセス。
応答操作員 (reply operator)
VM サーバーで、サーバーのテープ・マウント要求に応答する操作員を指定する VM ユーザー ID。
リストア (restore)
バックアップ・コピーを使用する活動ストレージ位置に戻すプロセス。 Tivoli Storage Managerには、そのデータベース、ストレージ・プール、ストレージ・プール・ボリューム、およびユーザーのバックアップ・ファイルをリストアするためのプロセスがあります。 たとえば、ユーザーはファイルのバックアップ・バージョンをストレージ・プールからワークステーションにコピーできます。 ストレージ・プールのバックアップ・バージョンは影響しません。 バックアップと対比してください。
保存 (retention)
非活動バックアップ・ファイルまたはアーカイブ・ファイルが削除されるまでストレージ・プールに保存される時間(日数)。コピー・グループ属性およびドメインの省略時保存猶予期間が保存を定義します。
保存期間 (retention period)
MVS サーバーで、順次アクセス媒体にファイルを保存する期間を指定する装置クラス属性。使用時に、 Tivoli Storage Manager はこの情報を MVS オペレーティング・システムに渡して、他のテープ管理システムが保存データの入ったテープ・ボリュームを上書きしないようにします。
リトリーブ (retrieve)
ユーザーがストレージ・プールからワークステーションにアーカイブ・コピーをコピーできる機能。 ストレージ・プールのアーカイブ・コピーには影響しません。アーカイブ (archive) と対比してください。
ロールバック (rollback)
最後のコミット点以後にデータベース・ファイルに行なわれた変更を除去すること。
ルート・ユーザー (root user)
AIX 環境および UNIX 環境では、スーパーユーザー権限をもつユーザー。このユーザーはログインして、制限付きコマンドの実行、システムの遮断、保護ファイルの編集または削除ができます。
S  上部
スケジュール (schedule)
スケジュールされたクライアント操作または管理コマンドを記述するデータベース・レコード。 管理コマンド・スケジュール (administrative command schedule) およびクライアント・スケジュール (client schedule) を参照してください。
スケジューリング・モード (scheduling mode)
サーバーおよびクライアントのスケジューリング操作セットのタイプ。 Tivoli Storage Managerは、クライアント操作の 2 つスケジューリング・モード (クライアント・ポーリングとサーバー・プロンプト) をサポートします。
スクラッチ・ボリューム (scratch volume)
Tivoli Storage Manager に使用できるボリューム。 このボリュームはラベル付けされ、ブランクであるかまたは無効なデータが入っていて、 Tivoli Storage Manager に定義されていません。
スクリプト (script)
Tivoli Storage Manager コマンド・スクリプト (command script) を参照してください。
SCSI
SCSI。
選択バックアップ (selective backup)
ユーザーがクライアント・ドメインから特定のファイルまたはディレクトリーをバックアップできる機能。この機能を使用して、組み込み / 除外リストから除外されていない、ファイルに割り当てられた管理クラスのバックアップ・コピー・グループで定義された逐次化の要件に適したファイルまたはディレクトリーをバックアップできます。増分バックアップ (incremental backup) と対比してください。
順次アクセス媒体 (sequential access media)
ランダム方式とは対照的に、順次方式でアクセスされるボリューム。 Tivoli Storage Manager では、ボリュームは DISK 以外の装置クラスに入っていると順次にアクセスされます。
逐次化 (serialization)
バックアップまたはアーカイブ処理中にファイルが変更された場合に Tivoli Storage Manager が実行する内容を指定するコピー・グループ属性。 この属性の値が、処理を続行するか、再試行するか、または停止するかを決定します。 静的 (static)動的 (dynamic)共用動的 (shared static) 、および共用動的 (shared dynamic) を参照してください。
サーバー (server)
クライアントにバックアップ、アーカイブ、スペース管理、および管理サービスを提供するプログラム。 サーバー・プログラムは、これらのサービスのすべてを提供するために必要なレベルでなければなりません。
サーバー移行 (server migration)
1つのストレージ・プールから高移行限界値または低移行限界値によって制御される次のストレージ・プールにデータを移動するプロセス。 高移行限界値 (high migration threshold) および低移行限界値 (low migration threshold) を参照してください。
サーバー・オプション・ファイル (server options file)
通信方式、テープ・ハンドリング、プール・サイズ、言語、および日付、時刻、数値形式の処理オプションを指定するファイル。
サーバー起動スケジューリング・モード (server-prompted scheduling mode)
スケジュールされた操作を実行する必要がある時に、サーバーがクライアントに接続するクライアント / サーバー通信方式。
サーバー・ストレージ (server storage)
サーバーがユーザーのファイル (バックアップ・バージョン、アーカイブ・コピー、および HSM クライアント・ノードから移行したファイル (スペース管理ファイル)) を保管するために使用する基本およびコピー・ストレージ・プール。基本ストレージ・プール (primary storage pool)コピー・ストレージ・プール (copy storage pool)ストレージ・プール・ボリューム (storage pool volume) 、およびボリューム (volume) を参照してください。
セッション資源使用率 (session resource usage)
クライアント・セッション中に使用またはリトリーブされる待機時間、CPU 時間、およびスペースの大きさ。
共用動的 (shared dynamic)
バックアップまたはアーカイブ操作中にファイルが変更されないように指定するコピー・グループ逐次化値。 Tivoli Storage Manager はバックアップ操作またはアーカイブ操作を複数回再試行し、ファイルがそれぞれの試みの間に使用中の場合には、最後の試行時にそのファイルが使用中であっても Tivoli Storage Manager は バックアップまたはアーカイブします。 逐次化 (serialization) も参照してください。動的 (dynamic)共用動的 (shared dynamic) 、および静的 (static) と対比してください。
共用静的 (shared static)
バックアップまたはアーカイブ中にファイルが変更されないように指定するコピー・グループ逐次化値。 Tivoli Storage Manager はバックアップ操作またはアーカイブ操作を複数回再試行し、それぞれの試みの間にファイルが使用中の場合には、 Tivoli Storage Manager はファイルをバックアップまたはアーカイブしません。 逐次化 (serialization) も参照してください。 動的 (dynamic)共用動的 (shared dynamic) 、および静的 (static) と対比してください。
シェル (shell)
AIX および UNIX 環境で、ユーザーとコンピューターのオペレーティング・システムの間のソフトウェア・インターフェース。シェル・プログラムは、キーボード、ポインティング・デバイス、およびタッチ検知画面などの装置のコマンドおよびユーザー・インターフェースを変換し、それらをオペレーティング・システムに接続します。
SMIT
システム管理インターフェース・ツール。
SNA LU6.2
システム・ネットワーク体系論理装置 6.2。
ソケット (socket)
(1) プロセスまたはアプリケーション間の通信用のエンドポイント。
(2) TCP ポートと IP アドレス、または UDP ポートと IP アドレスから構成されるペア。
ソース・サーバー (source server)
データを仮想ボリューム の形で別のサーバーに送ることができるサーバー。ターゲット・サーバー (target server) と対比してください。
スペース管理ファイル (space-managed file)
Tivoli Storage Manager HSM クライアントを介して、クライアント・ノードとの間で移行および再呼び出しされるファイル。
スペース管理 (space management)
ファイルを Tivoli Storage Manager ストレージに移行して、クライアント・ノードで使用できる充分な空きストレージ・スペースを保持するプロセス。 ファイルは、ファイルがバインドされる管理クラスおよび組み込み / 除外リストで定義された基準に基づいて移行されます。 階層ストレージ管理 (hierarchical storage management) の同義語として、 Tivoli Space Manager としても知られます。 移行 (migration) も参照してください。
スペース管理クライアント (space management client)
階層ストレージ管理クライアント (hierarchical storage management client) の同義語で、Tivoli Space Manager としても知られます。
コピー失効状況 (stale copy status)
ボリューム・コピーがデータベースまたは回復ログに使用できないことを示します。
スタンザ (stanza)
共通機能を共に持つか、またはシステムの一部を定義するファイル内の行のグループ。 通常、スタンザはブランク行またはコロンで区切られ、それぞれのスタンザは名前を持ちます。
始動ウィンドウ (startup window)
スケジュールを開始しなければならない時間間隔。
静的 (static)
バックアップまたはアーカイブ中にファイルが変更されないように指定するコピー・グループ逐次化値。試行中にファイルが変更されると、 Tivoli Storage Manager はそのファイルをバックアップまたはアーカイブしません。 逐次化 (serialization) も参照してください。動的 (dynamic)共用動的 (shared dynamic) 、および 共用静的 (shared static) と対比してください。
ストレージ階層 (storage hierarchy)
システム特権をもつ管理担当者によって定義された基本ストレージ・プールの論理的順序付け。一般に、順序付けはストレージ・プールが使用する装置の速度と容量に基づいて行なわれます。 Tivoli Storage Manager では、ストレージ階層はストレージ・プール定義の次のストレージ・プールを識別して定義されます。 ストレージ・プール (storage pool) を参照してください。
ストレージ管理サービス (storage management services)
セントラル・システムが、ローカル・エリア・ネットワーク・ファイル・サーバーおよびワークステーションのファイル・バックアップ、アーカイブ、およびスペース管理サーバーとして動作できるようにする構成要素。
ストレージ・プール (storage pool)
Tivoli Storage Manager がクライアント・データを保管するために使用するストレージ・ボリュームの名前のついたセット。 ストレージ・プールは、基本ストレージ・プールまたはコピー・ストレージ・プールです。 基本ストレージ・プール (primary storage pool) およびコピー・ストレージ・プール (copy storage pool) を参照してください。
ストレージ・プール・ボリューム (storage pool volume)
Tivoli Storage Manager ストレージ・プールに割り当てられたボリューム。 ボリューム (volume)コピー・ストレージ・プール (copy storage pool) 、および基本ストレージ・プール (primary storage pool) を参照してください。
ストレージ特権クラス (storage privilege class)
管理担当者が、データベース、回復ログ、およびサーバー・ストレージのモニターなど、サーバーのストレージ・リソースの割り振りおよび使用を制御できる管理特権クラス。 管理担当者は、無制限または制限付きストレージ特権を認可されることがあります。
スタブ・ファイル (stub file)
ファイルがクライアント・ノードから Tivoli Storage Manager ストレージに移行される時に、クライアント・ノードの元のファイルを置き換えるファイル。
加入 (subscription)
管理下のサーバーが構成管理プログラムの特定のプロファイルに関連した構成情報を受け取るように要求する方式。 管理下のサーバー (managed server)構成管理プログラム (configuration manager) 、およびプロファイル (profile) を参照してください。
スーパーユーザー (superuser)
ルート・ユーザー (root user) を参照してください。
同期コピー状況 (synchronized copy status)
ボリュームが唯一のボリューム・コピーであるか、またはデータベースまたは回復ログの他のボリューム・コピーと同期化されていることを示します。 同期化されると、ミラーリングが開始されています。
システム特権クラス (system privilege class)
管理担当者がすべてのサーバー・コマンドを出すことができる管理特権クラス。
システム・アプリケーション体系 (SAA) (Systems Application Architecture (SAA))
システム全体を通して一貫性のあるアプリケーションの設計および開発のためのフレームワークを提供するソフトウェア・インターフェース、規則、およびプロトコル。
システム・ネットワーク体系 (Systems Network Architecture (SNA))
ネットワークでデータを伝送する規則のセット。アプリケーション・プログラムは、拡張プログラム間通信機能 (APPC) と呼ばれる SNA のレイヤーを使用して相互に通信します。
T  上部
テープ・ライブラリー (tape library)
(1) テープ・カートリッジのコレクションを参照するために使用される用語。
(2) 操作員が介入しないでテープ・カートリッジのマウントおよび取り外しを実行する自動化された装置。
テープ・ライブラリー・データサーバー (Tape Library Dataserver)
機械的な構成要素、カートリッジ・ストレージ・フレーム、IBM テープ・サブシステム、および制御用のハードウェアとソフトウェアから構成される自動化されたテープ・ライブラリー。 テープ・ライブラリー・データサーバーは、操作員の介入なしでテープ・カートリッジのマウントおよび取り外しを実行します。
テープ・ボリューム接頭部 (tape volume prefix)
標準テープ・ラベルのファイル名またはデータ・セット名の高位修飾子である装置クラス属性。
ターゲット・サーバー (target server)
別のサーバーから送られたデータを受信できるサーバー。 ソース・サーバー (source server) と対比してください。仮想ボリューム (virtual volumes) も参照してください。
TCP/IP
伝送制御プロトコル / インターネット・プロトコル。
Telnet
TCP/IP において、システムへの接続をオープンするプロトコル。
伝送制御プロトコル / インターネット・プロトコル (TCP/IP) (Transmission Control Protocol/Internet Protocol (TCP/IP))
ローカル・ネットワークと広域ネットワークの両方の対等接続機能をサポートする通信プロトコルのセット。
承認通信エージェント (trusted communication agent)
クライアントまたはサーバーのために通信タスクを実行し、通信の機密保護を保証するプログラム。
U  上部
装置名 (unit name)
MVS サーバーでは、MVS サーバーと一緒に使用されるテープ装置グループを指定する装置クラス属性。 装置名は、総称装置タイプ、非公式装置名、または物理装置とすることができます。
UNIX システム・サービス (UNIX System Services)
オペレーティング・システム、サーバー、分散システム、およびワークステーションが共通インターフェースを共用する環境をサポートする MVS/ESA サービス。 UNIX システム・サービスは、マルチベンダー・システム全体の標準アプリケーション開発をサポートし、POSIX 標準に適合するアプリケーションを作成および使用するために必要です。 UNIX システム・サービスは、以前は OpenEdition MVS と呼ばれていました。
使用率 (utilization)
特定時点にデータベースまたは回復ログで使用される割り当て済み容量のパーセント。
V  上部
妥当性検査 (validate)
活動ポリシー・セットに省略時管理クラスが入っていることを確認し、コピー・グループ定義エラーを報告するプロセス。
バージョン (version)
ファイルおよびディレクトリー用に保存されたバックアップ・コピーの最大数。 バージョンの基準を定義するコピー・グループ属性は、存在するバージョン・データと削除されたバージョン・データです。
仮想計算機 (Virtual Machine (VM))
VM/ESA を含むシステム /390 プロセッサーの IBM オペレーティング・システムのファミリーの 1 つ。
拡張仮想記憶 (Virtual Storage Extended (VSE))
VSE/ESA を含むシステム /390 プロセッサーの IBM オペレーティング・システムのファミリーの 1 つ。
仮想ボリューム (virtual volume)
ソース・サーバー 上の順次媒体ボリュームとして表示されるが、実際にはターゲット・サーバー上にアーカイブ・ファイルとして保管されているボリューム
VM
仮想計算機。
ボリューム (volume)
Tivoli Storage Manager データベース、回復ログ、およびストレージ・プール用のストレージの基本単位。 ボリュームには、 LVM 論理ボリューム、標準ファイル・システム・ファイル、テープ・カートリッジ、または光ディスク・カートリッジがあります。 それぞれのボリュームは固有のボリューム識別子で識別されます。データベース・ボリューム (database volume)スクラッチ・ボリューム (scratch volume) 、およびストレージ・プール・ボリューム (storage pool volume) を参照してください。
ボリューム活動記録ファイル (volume history file)
データベースのバックアップおよびデータベースのダンプに使用されるボリューム、管理担当者、ノード、ポリシー、またはサーバー・データのエクスポートに使用されるボリューム、並びに追加、再利用、または削除された順次アクセス・ストレージ・プール・ボリュームに関する情報が入っているファイル。この情報は、 Tivoli Storage Manager データベースのボリューム情報と同じタイプのコピーです。
VSE
拡張仮想ストレージ。
W  上部
WDSF/VM
ワークステーション・データ保管機能/VM。
ワイルドカード文字 (wildcard character)
検索ストリング内の不明の数字または文字セットを指定するために使用される文字または文字セット。パターン・マッチング・キャラクター (pattern-matching character) とも呼ばれます。
ワークステーション・データ保管機能 /VM (Workstation Data Save Facility/Virtual Machine (WDSF/VM))
Tivoli Storage Manager の前に出された製品。
WORM
書き込みだけが可能で消去できない光ディスク媒体のタイプ。
X  上部
X Windows
MIT によって開発されたネットワーク透過ウィンドウ・システム。これは、 AIX オペレーティング・システムで稼働する拡張 X Windows などの他の製品の基礎になっています。