バックアップ・コピー・グループの更新

コピー・グループを更新するためには、最初に以下のフィールドを完全なものにしてから、完了をクリックするか、あるいは取消をクリックしてこのタスクを終了してください。このコマンドを使って、指定したコピー・グループに関する選択したパラメーターを変更することができます。 パラメーターは、明示して更新しないと変わりません。 既存の値がフィールドに示されます。

クライアントが更新されたコピー・グループを使用できるようにするには、コピー・グループが入っているポリシー・セットを活動化しなければなりません。

コピーの宛先

バックアップ・データが保管される 1次ストレージ・プール の名前を選択します。このパラメーターは任意選択です。

コピー頻度

連続したバックアップの間の最小日数を入力します。

バージョン・データ (既存分)

現在クライアント・ファイル・システム上にあるファイルについて保存するバックアップ・バージョン の最大数を入力します。

データが削除されたバージョン

クライアント・ファイル・システムから削除されるファイルについて保存するバックアップ・バージョンの最大数を入力します。

非活動バックアップ・バージョン保存

バージョンが非活動になった後でバックアップ・バージョンを保存する日数を入力します。クライアントが最新のバックアップ・バージョンを保管するか、あるいはクライアントがファイルをワークステーションから削除して完全増分バックアップを実行すると、ファイルのバージョンが非活動になります。 このパラメーターの値は、インベントリー 満了 処理時に削除されるバージョンを決定します。

バックアップ・バージョンのみ保存

クライアントのファイル・システムから削除されたファイルの最後のバックアップ・バージョンを保存する日数を入力します。

コピー・モード

ファイルが最後にバックアップされてからそのファイルについて行なわれた変更に基づいてファイルをバックアップする必要があるかどうかを指定します。このパラメーターは任意選択です。 モード 値は全増分バックアップの場合にのみ使用され、部分増分または 選択バックアップ時には無視されます。

Modified 最後のバックアップ以後ファイルが変更されている場合にのみファイルがバックアップされることを指定します。
Absolute 変更されているかどうかに関係なくファイルがバックアップされることを指定します。

コピー 逐次化

バックアップ処理時に変更した場合のファイルまたはディレクトリーをハンドルする方法、および変更が行なわれた場合に Tivoli Storage Manager で実行する必要があるものを指定します。このパラメーターは任意選択です。

Shrstatic ファイルまたはディレクトリーは、変更中にバックアップしてはならないことを指定します。 Tivoli Storage Manager は、CHANGINGRETRIES クライアント・オプションに指定されている値に応じて、バックアップを 4 回も試みます。
Static ファイルまたはディレクトリーがバックアップ中には変更してはならないことを指定します。 バックアップの試行が行なわれているときにファイルま たはディレクトリーが変更されると、それらはバックアップされません。 Tivoli Storage Manager はバックアップの実行を1回だけ試みます。
Shrdynamic バックアップ試行時にファイルまたはディレクトリーが変更中の場合に、 Tivoli Storage Manager はそのファイルまたはディレクトリーが変更中であっても、その最後の試行でそれらのバックアップを行なうことを指定します。Tivoli Storage Manager は、CHANGINGRETRIES クライアント・オプションに指定されている値に応じて、バックアップを 4 回も試みます。
Dynamic ファイルまたはディレクトリーがバックアップ処理時に変更中であるかどうかにかかわらず、Tivoli Storage Manager はそれを最初の試行でバックアップすることを指定します