3570 装置クラスの定義

装置クラスを定義するには、最初に次のフィールドを完全なものにしてから「完了」をクリックし、このタスクを終了するには、「取消」をクリックします。

装置クラス名

定義する装置クラスの名前を入力します。装置クラス名の最大長は 30文字です。

記録形式

メディアにデータを書き込む時に使用する記録形式を選択します。

Drive ボリュームがマウントされているドライブがサポートできる最高の形式を Tivoli Storage Manager が選択することを指定します。 省略時値は Drive です。
3570B Tivoli Storage Manager が基本形式 (非圧縮形式) を使用してデータを書き込むことを指定します。この形式では、テープ容量は約 5GB になります。
3570C Tivoli Storage Manager が圧縮形式を使用してデータを書き込むことを指定します。この形式では、テープ容量は約 5GB になります。 しかし、この形式では磁気テープ装置のハードウェア圧縮機能が使用されるので、圧縮の効果によっては、実際の容量はさらに大きくなる可能性があります。

ライブラリー名

この装置クラスで使用するテープ装置が入っているライブラリーの名前を選択します。

マウント数の限界

この装置クラスで同時にマウントできるボリュームの最大数を入力します。 

使用可能な値は次の通りです。

Drives ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を指定します。省略時値は Drives です。
value 並行して使用されるドライブの最大数を指定します。  この値は 0〜 256 の任意の数値とすることができます。この値は、ライブラリーで定義されてオンラインになっているドライブの数を超えることはできません。外部ライブラリーの場合には、そのライブラリーのドライブの数を指定してください。
0 値 0 は新しいトランザクションがストレージ・プールにアクセスできないようにします。 

マウント保持期間

使用されていないボリュームを取り外す前にそれを保持する時間数 (分数) を入力します。

テープ・ボリュームの接頭部

サーバーがメディア・ラベルに書き込むファイル名の高水準修飾子を入力します。この装置クラスに割り当てられた各ボリュームでは、Tivoli Storage Managerはこの接頭部を使用してデータ・セット名を作成します。

例 : AB.CD2.E

見積容量

この装置クラスに割り当てられたボリュームの見積容量を入力します。 ドライブがデータ圧縮を実行しない限り、あるいは非標準サイズのボリュームをもたない限り、見積容量を指定する必要はありません。 値は、後にスケール因 数が続いた整数でなければなりません。

スケール因数とその意味は次の通りです。

K キロバイト
M メガバイト
G ギガバイト

マウント待機期間

ボリュームがマニュアル・ライブラリーにマウントされるまで待機する最長時間を分数で入力してください。